インターネットの普及以前から、コンピュータの応用・活用は、驚く程古くから始まっている。日本での淵源は60年代末に遡り(野川遺跡)、70年代後半には本格的な取組みが拡がっている。80年代中葉になると、情報化の問題点の認識も、現在と変わらないものになっていく。考古プロパーの取組みは、概ね、オートメーション化、数理的(計量)分析、データベース指向に収斂する。おそらく、数理的分析が最終目標(無論、真の最終目標は考古学的知見の増大)であり、そのためにデータベースの構築(あるいはデジタルデータの蓄積)が期待される。実際には(筆者の考えでは)、データベース構築の前提として、デジタルドキュメント指向も必要だったのである。
以下、入手できた範囲で過去の文献の各論稿のメタデータを掲載する。
※タイトルは原文のままだが、発表者名のかわりに所属機関名を表示した場合がある。また主旨(本サイトオリジナル)を用意した場合もある。
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●人文科学とコンピュータ研究会
●シンポジウム「考古学とコンピュータ」1991
●『考古学におけるパーソナルコンピュータ利用の現状』論稿目録
●『考古学における計量分析』論稿目録
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