ダージリンティー とは?
ダージリン紅茶とは、ヒマラヤ山脈の麓にある、インドのダージリン地方で生産された紅茶です。
インドの北東部になります。
かつて、イギリス人が150年ほど前に、中国からお茶の樹をもってきて移植して、茶園を作ったのが、ダージリンのティー生産の始まりでした。
ダージリンティー 霧が発生する標高の高いところ(標高1000メートルから2000メートルの高地)に茶園があります。
ダージリンティー 茶園は90茶園ある
ダージリンには、茶園は90茶園ぐらいあります。そのうち、70茶園はインド人オーナーの茶園で、 1人のオーナーで1茶園や3茶園など所有しています。20茶園はイギリス人オーナーの茶園で そのイギリス人は1人で20茶園を所有しています。
ダージリンの茶園は、ヒマラヤ山脈のふもとにあり、標高1000〜2000メートルぐらいのところに茶園が点在しています。
山岳地帯になるので、の比叡山ぐらいの大きな山がたくさんあり、 山1つが1つの茶園あり、茶園は非常に大きいです。 1つの茶園に1000人ぐらいの人が働ています。
茶園が大きいため、茶園によって、天候や日のあたり具合、また土壌、 その茶園の作り手である茶園マネージャーの技術などに影響されて それぞれの茶園で、ティーの薫おりや味に違いででてきます。
そのような違いがあるため、ダージリンは、茶園ごとの個性を楽しむことができます。
ダージリン 紅茶 【茶園から直輸入】
特に有名な茶園は、キャッスルトン茶園
ダージリンの中でも特に有名な茶園は、キャッスルトン茶園です。
キャッスルトン茶園は、茶葉を乾燥させるときに、高温の空気で乾燥させます。
乾燥時に高すぎる温度で乾燥させると、茶葉が焦げてしまい良くないのですが、
絶妙な高さの温度で乾燥ができると、ほどよく茶葉が煎ったされ、香ばしくなって、薫おり高いティーになります。
キャッスルトン茶園は、このように絶妙な高さで乾燥させる技術をもっているので、
天候などに左右されずに、いつも安定的に美味しいティーを作ることができるため、
高感度が高いティーになりました。
ちなみに、キャッスルトン茶園のオーナーはイギリス人で1人で20茶園を所有しており、その会社は「グッドリックル・グループ」と呼ばれています。
キャッスルトン茶園以外には、マーガレッツホープ茶園、サングマ茶園、
バダンタム茶園などが、同じグループに属しています。
ダージリンティー 季節の違い 「ファーストフラッシュ」「セカンドフラッシュ」「オータムナル」
ダージリンには1年に3つの茶摘みの季節があり、
3月ごろの春摘みは、「ファーストフラッシュ」
6月ごろの夏摘みは、「セカンドフラッシュ」
11月ごろの秋摘みは、「オータムナル」
と呼ばれます。
ダージリンにも、日本と同じように四季があり、季節によって、天候・気温が違うので、その違いで、味の違いで出てきます。
ファーストフラッシュは、3月ごろの涼しい時期に摘まれるため、
発酵度を20%〜70%ぐらいに抑えて、緑色のリーフを作ります。
薫おりを楽しむティーです。ストレートティーとして薫おりの繊細さを堪能します。
緑色の繊細なリーフのため、日本茶の新茶と同じように、新茶の季節に薫おりを楽しみます。
セカンドフラッシュは、夏の熱い時期に摘まれたティーで、熱い時期に摘むので、
しっかり100%発酵された黒色のリーフになります。
味わいに自然のあまいがあるものが多いため、味わいの豊かさを楽しむティーです。
中でも、特にあまいある味わいがあるものを「マスカットフレーバー」といい、
マスカットの果実のような薫おりがあると言われています。人工的な薫おり付け
ではなく、自然の茶葉の体にいい成分が作る、ほののか上品なあまいです。
セカンドフラッシュは、発酵されていて黒いので、比較的、日持ちがします。
オータムナルは、強い薫おりと味が特徴です。
日持ちがいいのは「セカンドフラッシュ」
発酵度の低い緑色の茶葉より、発酵度の高い黒色の茶葉のほうが、日持ちがします。
ダージリンの中では、セカンドフラッシュの茶葉が、発酵度が高く、もっとも日持ちがします。時間が立っても茶葉のお茶のレベルが悪くなりにくいです。
そのため、当店が通年が販売している、定番商品の「!ダージリン」は、セカンドフラッシュの茶葉を使っています。
逆に、ファーストフラッシュは、煎茶や玉露と同じように、日持ちがしないので、新茶の季節に新茶の薫おりを楽しむのがおすすめです。
お茶の発酵度の高さは、気温の高さに、比例します。
お茶には、緑茶(=発酵度0%)、烏龍茶(=発酵度10%〜90%)、ティー(=発酵度100%)があります。
これは、そのお茶を作る生産場所の気温の高さに応じて、どのお茶を作ったら美味しくなるか決まります。
日本は、世界のお茶の生産場所の中では、北のほうにあり、涼しいので、気温が低い日本では、発酵度が低い緑茶(煎茶・玉露など)を作ると、美味しいお茶になります。
逆に、赤道の近くで、1年中、30度を越えるような天候のインドのアッサム地方や、スリランカなどでは、発酵度が高いティーを作ると、美味しいティーになります。
ダージリンはインドにありますが、標高が高いため、気温が日本と同じぐらいで、四季があります。
3月の春に摘まれるファーストフラッシュは、気温が低い時期に摘まれるため、発酵度が低い、緑色の混じったお茶を作ります。
6月の夏に摘まれるセカンドフラッシュは、夏で気温が高いため、発酵度の高い、黒色のティーを作ります。
お茶を入れるお湯の温度は、発酵度の高さに比例させる。
緑茶(=発酵度0%)は、40度〜70度などの比較的、低い温度のお湯で入れると美味しくなります。
烏龍茶(=発酵度10%〜90%)は、緑茶とティーの中間なので、お湯の温度もその中間の70度〜90度で淹れます。
ティー(=発酵度100%)は、95度と高い温度のお湯で淹れます。
このように、お湯の温度は、そのお茶の発酵度の高さに比例させると美味しく淹れられます。
ただし、ダージリンのファーストフラッシュは、発酵度は低いですが、通常のティーと同に、95度のお湯で入れたほうが美味しくなります。
ダージリンでは、農薬を使わない栽培の茶園が増えている
ダージリンの90茶園のうち、ほぼ半数の茶園はすでに完全に農薬を使わない栽培(農薬を使わない)になっています。
ダージリンが標高が高く涼しい場所にあるため、元々、害虫がすくなかったため、農薬を使わない栽培を作りやすい地域でした。
また、ダージリンティーは、日本だけでなく、ドイツなどのヨーロッパにも多数、輸出されますが、
ヨーロッパでは農薬を使わない栽培が重視されているため、ダージリンの茶園も農薬を使わない栽培をする茶園が増えました。
農薬を使わない栽培(農薬を使わない)ティーの味は「スムーズ」で「体に染み渡る」ような味わいになるのが特徴のため、
最初の印象はそれほど強くはありませんが、飲めば飲むほど体に馴染むようなスムーズな味わいが特徴です。
ダージリンの歴史は、150年前から
約150年前に、イギリス人がインドの北東部のダージリン地方を開拓して、ティー作りを始めました。
当時、イギリス国内では、ティーが大変人気で、たくさんの人に飲まれていて、中国からお茶をたくさん輸入していました。
あまりにも、中国からのお茶の輸入が多くなったため、イギリス人自らがお茶作りをする必要がでてきて、
当時、イギリスの植民地であったインドのダージリン地方に、中国から持ち込んだお茶の苗木を植えて、
ティー作りが始まりました。今から約150年前の話で、日本では幕末・明治維新の時期にあたります。
レベル=茶葉の大きさにより決まってきます。
FTGFOP1 F FINNER より良い
薫おり高い T TIPPY 新芽(TIP)の
G GOLDEN 黄金、もしくは装飾語(いいの意味)
F FLOWERLY 花のような薫おり、もしくは装飾語(いい意味)
O ORENGE オレンジ・ペコー(茶葉の2番目と3番目の茶色のリーフ)
P PEKOE
1 1
BOP B BROKEN 崩した(細かく砕いた)
標準的 O ORENGE オレンジ・ペコー(茶葉の2番目と3番目の茶色のリーフ)
P PEKOE
手もみ 手もみの茶葉は、茶園独自の薫おりや味が出やすいため、
特別なレベル名がつけられています。
*アリヤ茶園 ルビー・ティー (RUBY TEA)
リーフに赤い部分があり、ルビーティーと名づけ。
あまいがあり、熟成したコクのある豊かな味わい。
*ゴパルダラ茶園 レッド・サンダー (RED THUNDER)
レッド=赤みがあるリーフが一部ある。
サンダー=稲妻のように、白く長い新芽がある。
独特の薫おりがあるティー。
*キャッスルトン茶園 ムーン・ライト (MOON LIGHT)
朝早く、月明かりの下で摘んだティー。
白い新芽が多く、薫り高いティー。
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