潰瘍性大腸炎 内科・外科治療体験と生活習慣をアドバイス
内科治療(入院)
2002年11月21日
この日、オペの執刀医(外科医)がやってきて、私と家族にオペの概要を説明してくれた。
手術は内視鏡を使っておこなうこと、オペ予定時間は5時間程度を予定していること、体のどの部分を切開する、などといったことを説明してくれた。とはいえ、それほど詳細な説明があったわけではなく、説明を聞いても内心は「大丈夫なのだろうか」と不安を強くしてしまった。
この時に、寸志でも提供しておけばよかったのだろうか?
(カルテの記載)
[外科医が記入]
家族と本人に説明。
1.UCの手術は大腸全摘が必要です。
2.オペは25日、内視鏡下の手術を予定しています。
3.オペ日以降は外科病棟に転床する予定です。
4.詳細は23日までにお話します。
(薬剤)
アミノトリパ850ml
MVJ−3 1v
エレメンミック 1v
アミノトリパ850ml
MVJ−9 1v
ガスター1A
ジフルカン200mg*2
チエナム0.5g+生食100ml *2
(検査記録)
白血球 11300
CRP 7.3
2002年11月22日
相変わらず熱、下痢つづく。壊疽性膿皮症も痛い。ずっと寝てばかりで、トイレ以外は歩いていないので、足が細くなったように感じる。
(カルテの記載)
腹部の痛み変わらず。
のどの痛み変わらず。
体温37.4度 血圧105/79
(口の中の絵が書いてあり)白苔or口内炎?
発疹+
(足の絵が描いてあって)左ふとももの潰瘍:肉芽がやや盛り上がったか。
その他、右前胸部、左前腕部、背部にも同様の病変+。
洗浄、消毒す。
UCは25日にオペ予定。
(薬剤)
アミノトリパ850ml
MVJ−3 1v
エレメンミック 1v
アミノトリパ850ml
MVJ−9 1v
ガスター1A
ジフルカン200mg*2
チエナム0.5g+生食100ml *2
2002年11月23日
手術まであと2日。もうこうなると手術が待ち遠しい。
内科治療でステロイドパルスを続けるよりも、外科手術のほうが、早く退院できるだろうと思っていた。
手術の成功談を紹介したサイトでは、術後3週間程度で退院でるた例がほとんどのようだ。
しかし、これが甘い認識だとは、このとき想像もできなかった。。。。
(カルテの記載)
この日の記載はなし。
(薬剤)
アミノトリパ850ml
MVJ−3 1v
エレメンミック 1v
アミノトリパ850ml
MVJ−9 1v
ガスター1A
ジフルカン200mg*2
チエナム0.5g+生食100ml *2
2002年11月24日
カルテの記載にもあるように、手術前の数日間は、咳や痰が随分でていたらしい(実は、内科病棟での出来事はほとんど覚えていない。これは、1期オペ不調後に思いもよらぬ出来事が原因。。。)
明日はいよいよ手術だ。手術は成功するのか、ストーマなって不自由はないだろうか、ストーマを持つ生活ってどんな状況なんだろうか、いろいろ不安が大きかった。その一方で、これでいよいよ病気とはおさらばになる、薬からも解放される、トイレの心配をせずにすむ生活がやってくる、などなど、期待も大きかった。内科病棟の看護士さんたちにも、随分いろいろ良くしてもらってすっかりうち解けることができてよかった。オペに備えて、昼にニフレック。
この時、オペがどんなに怖いものかなんて、想像すらできなかった。。。。
(カルテの記載)
ふともも等の潰瘍、消毒す。
変化なし。
咳と痰がとまらないと。
本日のみ、メジコンで対応。
明日朝、一応、咽頭培養、痰培養をオーダーしておく。
口腔内、発疹+。
白苔+。
ファンギゾンうがいぐすり使っているが。。。。
(薬剤)
アミノトリパ850ml
MVJ−3 1v
エレメンミック 1v
アミノトリパ850ml
MVJ−9 1v
ガスター1A
ジフルカン200mg*2
チエナム0.5g+生食100ml *2
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