潰瘍性大腸炎 内科・外科治療体験と生活習慣をアドバイス
内科治療(入院)
2002年11月12日
熱がすごい。39度台。ジフルカンの影響か、投与してからしばらくすると一端急激に寒気に襲われる(電気毛布頼んだ)。その後今度はすごい高熱がでる。死にそう。血液検査の結果、(血液中に)真菌が普通の人より3倍多いと言われた。
(カルテの記録)
日中39度台の熱。血液培養施行。
患者本人の自覚症状は、弱い頭痛のみ。
抗生物質をパンスポリンからチエナム1g+ジフルカン400mgへ変更。
下痢回数変わらず(8〜10回/日)
血性はやや薄くなってきた。
腹部の痛みは減少。
明日、大腸内視鏡予定。潰瘍の評価→ステロイドパルス 又は その他方法を検討。
(投薬)
アミノフリート500ml*2
アドナ50g*2
ラクテック500ml*2
アドナ50g*2
ジフルカン200mg*2
チエナム0.5g+生食100ml *2
2002年11月13日
大腸内視鏡検査をする。ニフレックはパイナップル味を頼んでおいた。けど、やはり何回飲んでも飲みづらい。
せっかくニフレック飲んでも、なかなか全部出し切るのに時間がかかり、午前中に検査予定だったところ、午後に回された。検査が始まって、内視鏡を入れるも、S状結腸までしか入らず、それから奥には入らない(というか、腸壁を突き破りそう)。
主治医いわく、「うわぁ〜、こんなひどいの見たことない」と。仕方なく、検査終了。
やはり、手術したほうがいいのかなぁ、考えるものの、「手術したら(一時的に)ストーマだよなぁ」と不安に思った。ストーマのある生活がどのようなものなのか、まったく想像つかなかったため、それが手術を決心するのに大きな障害になった。
(カルテの記載)
CF(大腸内視鏡)施行。
麻薬35mgオピスタン1A 1ml
S状結腸まで挿入。
直腸からS状結腸まで全周状に潰瘍多発 深い。
重症型
11/14 注腸検査
(検査記録の記載)
S状結腸まで挿入。直腸からS状結腸まで全周状に潰瘍多発、易出血性
直腸はU2B2V3 S状結腸はU3B3V3
(薬剤)
アミノフリート500ml*2
アドナ50g*2
ラクテック500ml*2
アドナ50g*2
ジフルカン200mg*2
チエナム0.5g+生食100ml *2
ドルミカム2mg+生食1.6ml
オピスタン35mg
ナロキソン1A
2002年11月14日
大腸内視鏡検査がS状結腸までしか入らなかったので、今日は注腸検査を実施した。
もともと注腸は苦手な上に、体調が良くなかったので、苦痛だった。特に、バリウムを十分腸管に行き渡らせるために、バリウムを入れると医師がおなかをギューギューに押しまくる。これがまた痛い。
夕方、職場の人が見まいにきてくれたが、高熱と痛みと検査後の苦痛で、ろくに口をきくこともできなかった。
(カルテの記載)
達筆すぎて判読できず。
[大腸の絵が描いてあり、直腸から下降結腸全体までが、潰瘍等に犯されてぼろぼになっている]
(薬剤)
アミノトリパ850ml
MVJ−3 1v
エレメンミック 1v
アミノトリパ850ml
MVJ−9 1v
ガスター1A
ジフルカン200mg*2
チエナム0.5g+生食100ml *2
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