横田<miskij>萬や 文字放送と字幕放送


おしながき

最近のニュース:

メモ:FF式石油暖房機のリコールの連絡先
松下電器(パナソニック) FAX 0120-870-779 URL http://panasonic.co.jp/ha/info/important/heating/index.htm
メモ:電気式浴室換気乾燥暖房機リコールの連絡先
三菱電機: FAX 0120-203-393 URL http://www.nisa.meti.go.jp/8_electric/kansouki.html(経済産業省)

2009
InterBEE 2009を見物。NEW MEDIA誌が字幕放送を深く掘り下げてくれている。
編集の方との話もできたのは望外。
少しして、NHKのインターネット・オンデマンド放送の仕様を変更して字幕放送も提供可能になったとの報道。

2007.8.17
NHKが緊急「地震」速報を10月から本格的に開始するのだけど、システムは殆ど完成しているようなので、前倒ししても良さそう。
単純に、事件や災害は「待ってくれない」から。
それか、年度の境目(上期:4〜9月末、下期:10〜3月末)に合わせてるだけだったりしません?

東芝液晶TVの高級モデルは2画面表示機能があり、外部入力と放送波(字幕放送表示)の両立は可能でした。ただ、字幕をonするのに少しまごつきますが。
ソニーの高級モデルも2画面表示は可能ですが、字幕放送の表示の両立は無理なようでした。ツメが甘いのが惜しい。
シャープのデジタル波レコーダを弄ってみたけど、字幕放送はHDDへのTS記録のみで、DVDへの録画時に字幕を表示して変換する機能は搭載されてませんでした。今になっても出来ないの?

2005.8.12
NHK サラリーマンNEO 3(放送日:Aug.10-12)
思わず下記のようなファンレターを送っちゃいました。
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深夜に字幕放送付きバラエティ番組が出てくる向こうを
張ったのみならずNHKティスト(料亭手法ともいう)
あふれる良質なコントに仕上がっている所も喝采もの。
朝ドラマのキャラクタを少し崩して出演させるあたりが
微妙なギャップ感覚を醸し出してるのが一種の快感です。
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2005.6.5
日本テレビの久米宏が出演する番組に字幕放送。そういえば、久米宏の番組で字幕放送が実施されたのはこれが初めてかもしれない。もっとも、TV朝日に出ずっぱりで、他の番組に出にくかった事情もあるのかもしれないけど、ザ・ベストテンの再放送特番くらいはやってもおかしくはないのかな。
ちなみに昨年に衛星放送で再放送されてた朝ドラマ「澪つくし」、明石家さんまが脇役?で出てた。これと呼応するのかどうか、深夜の「さんまのまんま」等、さんまがメインの番組にも字幕放送が付くようになったんだっけ。もっとも、未だに実施してない長寿番組もあるけど。

2005.5.20
NHK技研公開。地上デジタル波放送のモバイル放送を受信し表示する携帯電話の展示が目玉。
担当に、枕として「デジタル放送受信機は字幕放送の表示機能搭載が標準仕様となってますが」と置いて、 「これも字幕放送を表示するんですか?」と聞いたらば、間を入れず「はい、表示します」との返事。
ちょっとだけ不安だったんだよね、これだけ小さい画面だと字幕放送の文字も相対的に小さくなる分、実用性はないだろう、と勝手に決めつけられて除外されたりしないかと。
もっとも、携帯電話のブラウザ機能の文字自体も同じように小さく表示され、利用されている手前、実用性がないという言い訳は通じなくなったという見方を考えると、この方向の高解像化はまんざらでもないといえそう。
それからホテルの部屋のテレビはどうなるのだろう、と聞いたらば、
・受像器をデジタル波に対応したものに置き換えるか、
・STBをデジタル波に対応したものに置き換える
ということになるそう。館内の配線自体は既存のものが流用できる(という前提)わけだから。
そうすると、やはりいずれかの「総入れ替え」が次第に起こりつつあるのかな…。

2004.11.21
NHKアーカイブス「パパいってらっしゃい」は妻を失った父子家庭のドキュメンタリー。
冬の朝の出社シーンから始まる20年前の東京。治療後の激痛に苦しむ妻をターミナルケアとしてクリスマスイブに外泊の形で自宅に仮退院。これを強く勧めた医者にも拍手を送りたい。
朝ドラマの「わかば」も出社前の朝には辛すぎて見ることができない。

2004.Sep
NHK「天花」放送終了。
家族ドラマとしては無理のある設定が尾を引いたかどうか、評価は今ひとつだったらしいけど、 農家と保育の諸問題を上手に盛り込んだというのは秀逸だった。

2004.3.26
TV朝日の長寿番組「ニュースステーション」が終了。
でも最後の最後まで字幕放送をやらなかったのね…それが事実。
のちに、非言語型手段を用いたコメントの付け方が、逆に告訴されにくいものだったという評価記事を見る。
なるほど。今度は全く別の分野で完璧な番組を創出してくれるかな。

BSで放送されているNHK朝ドラマの再放送「ひまわり」も最終回。
一度も揃って夕食をとったことがなかった家族が、離婚でバラバラになり、全員が収まる所に収まってから、 初めて揃って夕食、という締めくくりは秀逸だった。

2004.Feb.22
自室での字幕放送視聴環境が復活。2台のノートPCを拡げるぜいたくさ:)
実際、デスクトップ+液晶モニタだとずっとパフォーマンスがいいんだけどね。
ま、これでいつ入院しても持ち込んで字幕放送が視聴可能になるのさっ♪
しかし背面のアンテナ端子のコネクタ、抜くのが凄く硬くて大変…簡単に抜けたらいけないのは判るけど。

2004.Feb.19
やっとこさ、LaVie LT500/6Dが到着。

2004.Feb.15
kakaku.comで最安の店に注文。
TBSの"DOLL HOUSE"は妙に「ナースのお仕事」に被ってる気がする… これはこれでNHKも含めてお馴染みの俳優が揃ってるのは、妙な安心感がある。

2004.Feb.14
昼前に有楽町のソフマップで待ち合わせて、難聴の奥様のPC選びにお付き合い。
もっとも、難聴の娘さんが学校の授業でパソコンを使ってるので、家でも使えるようにしたいので、この機に、と。
まずはLaVie T LT500/2D。CPUがPen3-933MHzなのが気になるものの、値段も値頃感。
店員にアンテナ線につないでTV放送を見せて、と聞いたら「動かせないんです」…FLET'Sのジャンパーってことは、 派遣されたNTTの営業さんか。ソフマップ店員を捕まえて、動かしてもらってアンテナ線を接続。
起動はまずまず…タイムシフトモードなので字幕は出ないんだっけ。ライブモードに切り替えてと…あれ?
時間軸ブレが酷いなあ。電源切って再起動しても解消せず。字幕放送は表示されてるんだけどなあ。
どうも故障っぽいので、別の所にあるLT500/6Dを紹介。こちらは未使用展示品で3万円高。
もっとも性能は倍、DVDも焼けてスーパーシャイン液晶にSXGA+の解像度で、16万円はお買い得ではある。
(ちなみに現時点の最新モデル LL500/8DTは液晶がXGAになっている)
こっちは大丈夫だよね?と聞いて電源を入れてもらったら…XPの妙な画面…げっ、XPのインストール画面だ。
この調子だとあと15分待たされる…なんとかNHKの字幕放送の時間に間に合う。
全画面表示にしてもアラがあまり目立たない。奥様も、もうすっかり字幕放送の見やすさに納得された様子。
本当は私がこれを買うつもりだったので、奥様にはちょっと恐縮されちゃったけど。

ちなみに12日に下見して見つけたVALUESTAR T VT1000/6J は13日のうちに売れたみたい。
15.3"のワイド液晶でデジタルBSチューナー搭載(ただし録画不可、90分までのタイムシフトのみ)で8万円弱、 というのは、デジタルBSも見られる液晶TVとしては破格な値段だったと言える。
その前に、これって受注モデルだったんでは、だとしたら希少な出物だったか…オークションに出したら、 もうかってたのかな、と悪い考えも少しよぎってしまった:)

2004.Feb.11
NHKが初めて「紅白」を再放送。この日は総合テレビでの放送。13日はBS、29日はハイビジョン。
生放送の生字幕のもどかしさを感じたのはNHKのスタッフも同感だったのかどうか、字幕も改めての放送。
綾小路きみまろ氏の爆笑トーク、輪唱、となかなか見応えのあるものだった。
そういえば小林幸子さんの登場、もしかして差し替えてたのかしらん?
生放送の時は電飾の点灯に不備があったそうだけど、この日に見た分はそうは感じなかったなあ。
なんにせよ、大晦日のうきうきとなる気分がそっくり2月の寒い夜にまた蘇るのはいい気分。thank you.



2003.Aug.28
甲子園での阪神vs巨人中継放送。リアルタイム字幕放送を地上波、ハイビジョンの2波で実施という念の入れよう。
7月5日にも実施してたけど、7月5日は歴史的な大量得点。
8回目に、石毛投手と聞いて、あれ、と思ったら巨人→近鉄→阪神と回ってきたと。
なかなかリーグ優勝に至ってくれない近鉄から阪神、そして清原をフライで抑えるとはねえ…

2003.Aug.1st(Fri)
ちょっと年休を取って埼玉のSKIPシティへ。
バリアフリを意識しているという力の入れ込みだったようだけど、施設案内ビデオからして字幕なし…
併設されてるNHKアーカイブスは、確かに字幕放送付きも収録されてる。
NHKアーカイブスで放送する際、改めて字幕を起こしたもの…と考えると、今後の放送によりもっと増えるのかな。
しかし、埼玉県のコンテンツは字幕付きは一本もなし。
配信の仕組みをNHKのものと共有してるのなら、字幕を後から追加するのは可能なんじゃないのかな。
なんとなく居心地がよろしくなかったので、感想に「埼玉県に聴障者って一人もいないんですね」と書いてしまった。
後に聞くと、担当がかなりカチンと来てしまったらしい。
しかし、当事者として感じたことをストレートに伝えない限り、いつまでたっても理解してくれるとは思いにくい。
表現が過激(失言級)ではあったとは思うが、奮起されることを期待したい。
そして次回には「おみそれいたしました」と私にいわしめるまでに向上してくれれば、本望ではある。

次世代DVDについて

たしか、Blu-Rayは、デジタル放送のMPEG-TS(トランスポンダ・ストリーム:搬送した時の信号)を丸ごと記録再生してくれるので、再生したMPEG-TSをチューナに通せば、データ放送や字幕放送を再生できる…のに対し、まだ製品が見えないHD DVDはどうなってるのでしょうね。
もし、HD DVDで、MPEG-TSの丸ごと記録再生(メーカーによってはDSモードと呼ぶようになってる模様)が顧みられないのであれば、優劣の決着は付いたも同然ですが、これに着目している所が皆無な様子。
一応、Audio-Video関係の情報サイトの編集部には進言してあります。
HD DVD 陣営は東芝だけど、ちゃんと考えてるのかしら?
今のDVD レコーダの仕様を見ていると、DVD-VRフォーマットで字幕データの扱いをろくに考えていない(注:字幕トラックを有するDVDビデオソフトは、DVD-Videoフォーマットであり、パソコンソフトのAdobe Premiere等でDVDを焼く時もDVD-Videoフォーマットになる)ようなので、単純に高密度化しただけと見えるようなネーミングに見えるHD DVDというのには非常に危惧感を感じるのです。

りんく:
有限会社アクセスビジョン
ハードディスク録画情報サイト『秋都』
SmartVisionPro for USB


ごあいさつ


どうもお待たせしました。
つくば万博の1985年に放送が開始された文字放送について、様々な情報を提供いたしたく開店しました。

私に様々な情報をもたらして頂いた各関係者に感謝の意を表します。まず、字幕放送研究会。放送局の文字放送担当からは「S−VHSで字幕放送の信号記録/再生ができるようだよ」とヒントを教えていただき、パソコン通信等ではこれを裏付ける情報をいただきました。

そして毎年各地持ち回りで開催される「字幕放送シンポジウム」、文字放送10周年目の1995年12月、「文字放送フォーラム」。こちらには石ノ森章太郎さんがパネリストとしておいで頂いたものですが、つい最近、手塚治虫さんらの所へ逝かれてしまいました。石ノ森さんいわく、「文字放送に私の漫画を掲載したいですね」でしたのに、それも叶わなくなりました。

ちなみに「文字放送フォーラム」は、主催者がマスコミを呼び忘れたらしく、新聞等にはほとんど報道されなかったという悲運にも見舞われてしまいましたが…。この日は、東芝主導のIT放送(のβ版)が初めて公開された日でもあります。

また、私が参加している「聴覚障害者コンピュータの会」で運営されているメーリングリストにおいても、文字放送、字幕放送に関する応答質疑、情報交換をしてきましたが、それらの中からもいくつかを抜粋しながら掲載していきますので、今後ともご期待ください。

RTS
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