
SOMETHING2005

--------------------------------------------2005/12/30
「東京タワー」はやっぱり泣かせるなあ。前半、プチ笑いがちりばめられている分だけひどいなあ…。
さて、先日、ベントリロキスト(腹話術師)のいっこく堂さんとミュージシャン(音楽家)の西 司さんとマジシャン(手品師)のボナ植木とでミーティング(打ち合わせ)兼パーティ(飲み会)をしました。
さらにシアトリカル・カンパニー(劇団)のスーパーエキセントリックシアター(超・奇矯劇場)のアクター(俳優)兼プレジデント(社長)のエイト・ツリー・ブリッジ(八木橋)さんがランデブー(合流)。
ふー、疲れたこの書き方。。。。
↑
八木橋・ボナ・いっこく堂・西(敬称略)
いっこく堂さんのいっこくって本名なんだって。
一石と書く。近所の博識のおじさんがアインシュタインの名からとって命名したそうです。
ドイツ語でアインはひとつ、シュタインは石。
さて、今年の更新もこれでお休みにしますね。(といっても明日31日だ)
今年はなんといってもライブを月一でやったことが私の中ではエポック。
ナポレオンズは大いなるマンネリ目指して進むのみ。
出版関係では、原稿があるのに出せなかったので来年に頑張ろう。
以上、はなはだ簡単ではありますが今年の総括にかえさせていただきます。
--------------------------------------------2005/12/27
「お願い、私を嫌わないで…。せめて、せめてこの冬だけはつきあって下さい、また暖かくなったらいなくなるから…お願い…」
と彼女は私にしなだれかかった。その柔らかな彼女の感触を味わいながら言った。
「そ、そうだね。。。。この冬だけは一緒にいてあげるよ…」
「まあ、うれしい…」
彼女の名は中国美人の「タイ・シーボウ」
漢字で書くと「体脂肪」つーんだけど。
あははは! 筋トレさぼってまぁーす。
てゆうかあー、寒くなってきたら不思議なもんだねー、身体が「脂肪をためましょうよ」とささやいてるんだよ。
人間はうまくできている。
といっても、新型ステッパーをやりだしたよ。
どういうものかというと、足踏み機械なんだがよくあるタイプではなくて、身体を左右にゆらしてむしろ左右にステップを踏むタイプだ。脇腹や他の部位も鍛えてくれるという。
以前のは膝にこたえるのだがこれはいいかもね。。。。。
しかもステップが下についてはいけないから結構バランス感覚も養える。
音楽聞きながらテレビみながら本をみながら…実に有効な時間を過ごすことができるよ。
私のスライハンドマジックは落語で言えば志ん生だと書いたが、もちろん芸の高さにおいてはその域にいっているとは思わない。
ただそうなりたいなあという気持ちは真打ち級だと思っている。
たびたび私の話にでてくる尊敬するフレッド・カップスのDVDをみると、どうも彼も志ん生タイプだったと思う。
同じ手順のようだけどそうは思えないし、きっちりした手順ではないように見える。
もちろん裏打ちされた個々のテクはすごいから、手順のいい加減さと人間性とが相まって不思議で魅力的な演技になる。
私はそれを目指しているのだよ。
志ん生師匠の長女が書いた『おしまいの噺』(アスペクト社刊)にいろんな話が載っている。
志ん生師匠はいいかげんに見えても実は家ではよく練習をしていたという。
そうは見えないから面白いね。
(私も家では練習しています)
そしてその師匠に追っかけが一杯いたのは、毎回、高座内容が違うからなのだという。
「今日は落語やらずに踊ったよ」とか、「昨日はいまいちだが、この高座はノっているぞ」とか「今日は高座で寝ていた」――つねに一定ではないというのだ
演目は同じでも、毎回見たい舞台――素敵だねそういう芸風、私もそうなりたい。
と、暮れの寒いある日にたまにはまじめに芸を考えるのもいいでしょ?
さて暮れのうちに一気に読もうと本を用意したよ。
○「東京タワー」 リリーフランキー
○「容疑者Xの献身」 東野圭吾
○「世の中ついでに生きてたい」 古今亭志ん朝
○「ツチヤ教授の哲学講義」 土屋賢二
○「エレキング・6」 大橋ツヨシ
東京タワーはもうすぐ終わる。
さて今夜NHK総合夜7時30分からテンペストのマジックがあるよ。
あれ?なんじゃこの新聞のテレビ欄は「…ナポレオンズもお笑いネタで対抗」って。
--------------------------------------------2005/12/24
ああ、ここ数日間あわただしかったよ〜。
21日は昼間、演歌四人姫のテレビ撮り。終わってそのままジャマライブに向かった。
今年最後のジャマライブの二日間。
25人で一杯の会場だけどいつも熱気と笑いが感じとれるからこの会場は好きです。
4年前くらいから年に一回くらいやっていたジャマライブですが、今年の1月から毎月やることにしました。
長い芸能生活で初めてだったので、もつのかなあと心配しましたが、途中から2日間にしたりしてなんとか今年が終わりました。しかもへたな歌も毎回歌えたし、そのぶん意外と健康に気を使っていたのかもしれませんね。
このライブでは漫才の昭和こいる師匠や演歌の瀬口侑希さんや先日はものまねの中島マリさん、香港の仕事でお世話になった人も見に来てくれました。
ありがとうございます。
先日のジャマライブのレポートは
にありますよ。
来年もやりますのでよろしく。
しかし我ながらなんとスライハンドマジック――つまり手わざのマジックのいい加減なこと!と実感します。
毎回ビデオを撮っていますが、見るたびにタイミングやカードなら出す回数など全然一定ではありませんね。
マーカ・テンドーやカズ・カタヤマなんかは音に合わせているから、カードを出す回数や時間は安定しています。
はっきりいえば私の方がテクニックなどが確実ではないということですが、この歳になって安定した演技は無理ですね。
ま、それが味ということで勘弁していただきたいし、別の言い方をすれば、生ものだからそれが面白いといえる。
落語でいえば、いい加減に見える志ん生と確実な文楽の違いと同じといえるかも。
先日そのジャズバーなあーじゅであのジャズボーカルの中本マリさんが初出演。
さすがにベテラン、実によかった。

サインもらったよ。
さてみなさんは、冬になると手袋はかかせないと思うかもしれませんが、マジシャンは夏でも手袋をすることがあります。
ちょっとしたものを移動させる時に使いますね。例えば楽屋で机を移動させたり、ジャマライブでのセッティングなんかのときでもすぐに手袋をしますね。
実は簡単な作業の方がケガしやすいんですよ。
特にトゲなんかは嫌ですね。。。。ギターも弾きずらいし…。
さて、公式な仕事はあとひとつ。その他は飲み会やら個人的打ち合わせとなります。
もうすぐちょっとで息がつけるよ。
で、今日はメリー・クリスマス!!
みなさんにとって素敵な一日になりますように。。。。。
(といっても何が素敵かは個人個人違うよね。恋人と過ごすという人もいれば、家でテレビを見て、がははと笑う人もいるだろうし、働いている人もいる。教会でお祈りする人もいる。そうすると、今の世の中、何が素敵かといえば無事に一日が過ぎればラッキーということなのかもね。なんという時代だ。
私は久しぶりにある人のお見舞いにいきます。喜んでくれると私もうれしいね)
--------------------------------------------2005/12/20
あれ? もしかしたら今年は初詣にいってないかも。。。。。
あと10日あるから『今年もあとはよろしく』と行ってみるかなあ。
でも『いまごろ来たのかよ!!』と亀戸天神も迷惑だろう。
四字熟語でいうなら師走初詣という。
つまり無駄なことをいう――といっても今、作った造語だから憶えなくてもいいよ。
世の中、偽装だの不正だのが多いね。
マンションもそうだがトラックの積載量も偽装があったらしい。
偽装だの目くらましはマジックだけの世界にしておきたい。
私なんぞはマジシャンのくせに正直だから、スポンジボールを2個お客さんに持たせるときに『では、3個もってください』とホントのことを言ったことがあるくらいだ。
ごまかしが本職なのにそれではいかんだろうな。
もっと厚かましくしなければだめだろう。
四字熟語でたとえるなら厚顔無恥。
ヒューザーの社長みたいのがいいかも。
あ、でもおしゃれではないからだめだね。
マジシャンは紳士でなければならないのだ。
厚顔無恥という言葉はマジシャンには近そうでほど遠い。
紅顔無知だと美少年でバカだという意味になる。
これはよくない造語だ。
あの監禁罪にとわれている皇子とやらに最適な言葉だろう。
↓写真は鍵盤に肘をおいてるという不謹慎な「なあーじゅバンド」のピアニストのNちゃん。
ピアノの気持ちは鍵盤苦痛
そのなあーじゅで、明日、あさっては今年最後のジャマライブ。まだ席がほんの少しありますのでぜひどうぞ。
予約はジャズ・バー なあーじゅ 03-3635-8366
忙しさももう少し。月末は身体も楽になるよ。
あ、でも油断大敵
みんなも風邪には気を付けよう。
話はちがうけどお友達の演歌歌手瀬口侑希(せぐちゆき・クラウン)さんの新曲『海 峡』は実にいいよ!!!
日本のジャズ・バラードだな。

←男と女の間にある海峡に横たわる瀬口さん。
ヒット祈願!! 先取自慢!! 4649!!
--------------------------------------------2005/12/17
いまだクリスマス・プレゼントを見てない人がいると思えば、アップしたときに偶然見たという人もいる。
面白いね。。。。。
写真、時々増やしています。
株の誤発注で他の証券会社が儲けたことについて、批判があった。
それはそれで法的には問題ないと思うのだけど、それが悪いとなると、だったらスポーツマンシップのある野球でエラーして塁を進んだら、野球解説者が『エラーしたからといって先の塁を行くのはどうでしょう?美しくないですね』というかなあ。
株の世界で同じ仲間が批判されるなら、同じ野球人でも批判されるべきだろう。
隠し玉は卑怯だ、となれば、フォークボールなんかもってのほかだ。直球勝負しろと批判があってもしかるべきだ。
アメリカの証券市場ならそんな批判はないだろう。
野球もアメリカ産のものだから人のエラーにつけこんでもいいルールなのだ。
もっともアメリカの歴史は西部開拓の歴史だから、生き馬の目を抜くような状態が当たり前なのかもしれないね。
つまり、日本の市場も日本の野球も、そのへんのところが感覚的にちがう。
「美しくない行為」と言われて儲け分を寄付するくらいだから、日本人はやっぱり美しいといえるかもね。
昔のロス五輪柔道決勝戦の山下対エジプトのラシュワンの試合だが、山下の痛めた脚をラシュワンは攻めなかったのだ。
柔道がアメリカの競技で、ラシュワンがアメリカ人だったらその脚を攻めただろうね。
アメリカとはそういう国だ。
さて
そのアメリカのブッシュさんから小泉首相にプレゼントがあった。
官邸であの電動二輪車、セグウェイに乗っていたのだ。
そういえばセグウェイの昔の名前はジンジャー。
小泉首相は、きっとあれを印象づけようとしているに違いない――靖国ジンジャー。
明日、鳥取なんだけど飛行機とぶかなあ…寒いなあ。
-------------------------------------------2005/12/14
マンションの一階ロビーの掲示板に『当マンションは姉歯設計士とは関係ありません』とあった。
さらに耐震についての報告が続いていた。
ちょっと安心かも。
小学生が塾の講師にさつがいされた事件だけど、関係が危うくなったら「改善」という解決の方向もあるが、今の世の中そんな論理が通る人間が多いとは思わない。
職場で何かあったら自分の命の為に会社を辞めた方が得策だ。そのままがんばって居続けて何も事件が起こらなくても、精神的に自分がダメージを被っているのは間違いない。
あるいは自分が相手を駆逐するまで頑張っても、いずれ自分がストレスで死んでしまうこともある。
だから職場を辞めて替えるというのは今の社会にとっていい防衛手段だろう。
また回りにへんな住民がいたら、お金がかかっても引っ越した方がいい。
相手を取り除く時間と苦労は並大抵ではないのだ。
昔からこんなありがたい言葉があるではないか。
『孟母三遷の教え』
孟子の母は三回も子供の環境の為に引っ越したという。
これは教育に限らず、安全神話のくずれた今の日本で有効な言葉と心得ておくべきだろうね。
逃げるが勝ちなのだ。頑張るのはよそうよ。。。
年末年始のテレビ報告をしておきます。みてね。といってもテレビ業界は不確定だから間違ったらごめんなさい。
●12月25日(日)
『奇跡の指先劇場』
日本テレビ系 12:55~14:25 出ずっぱり
●12月25日(日)
『グレイト・マジック大集合』
NHK・BS2 19:30~21:00 出ずっぱり
●12月27日(火)
『驚異のバーチャルマジックだ』
NHK総合 19:30~20:39 出ずっぱり
●1月1日(日)
『演歌四人娘・すっぴん!』
テレビ東京 朝7:30~9:00
●1月3日(火)
『初笑い寄席』(生放送)
NHK総合 12:00~15:00
●1月22日(日)
『笑点2000回』
日本テレビ系 17:30~18:00
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
●1月2日(月)
『ますだおかだの初パア!』
大阪・朝日放送 14:30~16:00
以上です。よろしくね。
注:出ずっぱり=MCをしているという意味。
あ、まだ私のクリスマス・プレゼントに気づいてない人がいるかも…
--------------------------------------------2005/12/12
マルコ・テンペストのスペシャルマジック番組を収録したとき、ルービック・キューブのマジックがあった。
でもNHKでは商品名をいわないため、実にばかばかしい名前で呼んでいた。
アナウンサーの山本美希さん始め、タレントさんは打ち合わせの段階で馬鹿笑い。
他にもNHKでは制約があって、ブスの人のことは「顔の作りに不具合のある人」という。
そんなことはともかく
――ルービック・キューブを何と呼ぶのか、想像してくださいね。
先日どこかのブログで、猫の仰向けになった写真のキャプションで
『うちの猫はよく仰向けになるんだけど、猫ってこの格好するのってデフォルトなのかな』
と書いてあった。
デフォルト――いわゆる初期設定のことだが、普通の文章にも使われていたので思わず吹き出した。
私はもう10年以上前からこの言葉を知っていたよ。
そのころはパソコンを自作していたからね。パソコン本体のマザーボード上にあるジャンパーという接点をつなぐ部品なんかによく書かれていたね。
デフォルトでは「1と2」、なんてね。チューンナップする時に変更するわけだ。「2と3」とか「3と4」とかにつなぎ変える。
で、うまくパソコンが作動しないと、あらゆる設定をデフォルトにもどすというわけ。
猫のデフォルトねえ。。。どうやって設定を変えるんだよ。
ちなみにナポレオンズ・ショーのデフォルトはふたつ。<頭ぐるぐる>と<人体浮揚>だ。
先日なあーじゅバンドの鬼のバンマスと赤坂のセッションができるジャズクラブに行ってきた。
私も歌ったりマジックをしたりしたが、かなり勉強になったよ。

←美人のママさんも歌うのだ。。。。
昨日は大阪で正月番組のテレビ撮り。みんなテンション高いなあ…。
とくに漫才のアメリカザリガニは声がデカイぞ!
放送は2006年1月2日(日) 朝日放送 午後2時30分〜。「ますだおかだの初パア!」関西ローカルです。
今日は午後から別番組の収録。これはマジック特番だよ。放送は確か12月25日の昼。
詳しくはまたね。お楽しみに。
--------------------------------------------2005/12/9
なあーじゅバンドの屈強ベーシストやタフな絵露マンガ家もそうだが、予防接種したあと風邪をひいたという。
どうやら今年の予防接種はそうなるらしい。もっともそうやって抗体を作っているから、それ以降はかからないというわけだ。ただ、いずれにしても風邪をひいてしまうというのは嫌だなあ。仕事に支障をきたすからな。
大人になってから予防接種をしたことがない。注射怖いしね。
いたるところで書いているけど、私の風邪予防は加湿器。
そして夜寝るときは、枕元近辺に濡れタオルを下げておく。
先日そのタオルが口にかかって苦しくて眼が醒めたが、事故かなあ、それとも誰かの故意かなあ……。
最近知った商品で「ひっぱリンクル」というのを見た。
目尻の皺に貼ってぱちっと伸ばすのだ。すげーなダイレクトじゃん。
伸長をのばすといって首と脚持って引っ張るようなもんだなあ。自分の顔を見たけど目尻に皺ないからいらないけど、誰かやってる人いないかなあ。。。。マネージャーの滝沢は皺ひとつないし。
うーん、ぱちっとやってみたい。
近所の吉野家が閉鎖され困った。隣にめしや丼があるしその隣はカレー屋さんだ。
牛丼がない吉野家なんて、ジャズを歌わないボナ植木のソロライブのようで味気ない。
(誰だそれのがいいと言ったヤツは)
なぜ困っているかというと、ソロライブのDMに現場の「ジャズバー・なあーじゅ」への目印に吉野家を書いているからだ。
DMもらって初めて来るお客さんは困るだろうな。
看板もとりはずしてあるから、夜中に大きな字で「もと吉野家」って書いてみるかな。
それって捕まったら器物損壊になるんだろな。そんなんで新聞に出たくないなあ。
「マジシャン、シャッターに落書き」
ナポレオンズのボナ植木容疑者は駆けつけた警官に『吉野家にもと吉野家と書いて何が悪い!』と大声でどなりさらに『そりゃ、松屋と書いたらいかんだろうよ!』と続け、たくさん集まった野次馬からは失笑がもれた。
検察:「あなたは元・吉野家の店舗のシャッターに吉野家と落書きしましたね」
ボナ:「いいえ、私は吉野家ではなく吉里予家」と書いたんです。
検察:「…往生際が悪いので死刑を求刑します」
今月のジャマライブは21日と22日です。まだ席はありますのでぜひ予約をしてください。
ジャズバー・なあーじゅ 03-3635-8366
お越しの際はその落書きが目印です。(嘘)
殺伐とした事件の続く世の中だけど、楽しそうな街中だよ。
ビルに昇るサンタ。おいしそうなパン屋さんの車。
← 昭和通りを新橋方面に向かう。
--------------------------------------------2005/12/6
川平慈英さんと久しぶりに仕事で一緒になったけど、彼が英語を話すのを初めて聞いたよ。
番組の中ではなく休憩中に外国人マジシャンのマルコ・テンペストと会話していたのだ。
やはりうまかったしナチュラルだった。あたりまえか。
この『これが驚異のバーチャルマジックだ』の放送は12月27日(火)夜7:30〜9:39。地上波のNHKです。
お楽しみに。
先日ラジオを聞いていたら、お笑いの友近さんのCDをかけていた。
漫談ではなく、歌だ。実にうまかった。確か井上陽水の「東京」という結構むずかしい歌だ。
後日テレビをつけたら、今度は彼女が広瀬香美の「ロマンスの神様」をなんとジャズアレンジで歌っていた。
いやーまいった!実にうまかった!
――私の歌のライバルは友近だな。
先日、マジックランド主催の厚川昌男賞があった。奇術界の直木賞といわれているもので、そうそうたるマジシャン、あるいはマジック研究家が受賞している。ちなみに私――ボナ植木も数年前に受賞している。
お笑いからの受賞は初めてだった――(言っとくけど、この部分は冗談だからね)
コンテストとゲストショーを楽しんだ。中でも女性マジシャン喜代野さんの演技がよかったナ。
以前にも彼女の演技を見たことがあるが、ますますいいパフォーマーになっていた。
まず演技がやり慣れていること、そしてマジックの現象が観客にわかりやすく見やすいこと。そして笑いがある。
褒めてあげると「まだまだです」と謙虚だったが、これから期待しているよ。
そしてスペシャルゲストショーは久しぶりにマックス・メイビン。相かわらずチョー不思議で、なおかつ勉強になったよ。
写真は司会のゆみさん、そして年齢不詳のすみえ師匠。
--------------------------------------------2005/12/4
●メジャーを持ちながら…●
このタイトルから、野球好きな人は「大リーグが来るのを待っているんだな」と思うかもしれないが、待つではなく持つ、だ。
なんのことかというと、
テレビのマジック番組の小道具で、美術さんがトラがでてくるオリの模型を作った。
で、そこの秘密の隠し場所に入るぬいぐるみのトラが必要なのだ。もちろんサイズが決まっているから、美術さんの彼はメジャーを持っておもちゃ屋さんにいき、ぬいぐるみの大きさを測りまくったというわけ。
店員さんやお客さんにはあやしい人に見えたことだろう。
実は私もそのようなことをしたことがある。
缶詰めのマジックでネタの都合上、ある決まった大きさの缶が必要なのだ。
で、食品売り場にいき、これはと思う缶詰めの直径を測りまくったというわけ。
何か缶詰めの事件があったら、ビデオに映った私の姿をみて、逮捕されたかもね。
さて、その美術さんの彼は、おもちゃ屋さんを数件回ったが、適当なのがない。
焦っていたがやっと二子多摩川のトイザらスで発見!
思わずそのぬいぐるみを抱きしめたそうだ。気持ち悪い。。。
「…というわけで大変だったんですよ」
と彼がいうから、私が
「先にぬいぐるみを買ってからそれに合わせてオリを作ったら?」
というと、彼は
「あ……」
と一言発して以来、彼の消息がいまだわからない。
(嘘です)
●祭りの後●
先日、名古屋にいったけど、途中、駅を壊しているのに遭遇。
タクシーの運転手さんに聞くと「万博八草駅ですよ。拡張したから半分壊しているんです」
万博八草駅が普通の在来線の八草駅にもどるというわけ。
普段は半分の大きさで乗降客をまかなえるというわけか。
♪〜The party is over〜♪
なんかさみしいね。
●笑点収録●
ひさしぶりの笑点の収録があったので、各師匠に息子のかっ好のことをよろしくと声をかけておいた。
もちろん仕事先ですでに会っている師匠もいらした。
「〜師匠から祝儀もらった」という報告をよく聞いていたからね。
好楽師匠からは「なかなか物覚えが早いよ」と褒められたので「頭、空っぽですから」と謙遜?しておいた。
--------------------------------------------2005/12/1
とうとう今年のSOMETHINGのコーナーも最終月になったね。
いい話だったので思わず私もエントリーして感想を書いたよ。素敵なご両親と素敵なご近所だね。
先日NHKのBSのマジック特集を収録した。このあとも笑点2000回スペシャルやマジック特番や演芸特番で3本ほどの収録が待っている。なんかあわただしくなってきたなあ。それにまだマジックがブームの様子。
結構長く続いているな。
周辺で風邪ひきさんが多い。私も寒くなるとよく風邪ひいたが、今年はまだだ。といっても別にひきたいわけじゃない。
今年の1月からジャマライブというソロライブを毎月やっているが、風邪をひいたとしてもその日までにはなんとか直していた。なぜなら歌うからだ。普通のマジックのときは私はしゃべらないから多少声がでなくても鼻が垂れていてもかまわない。(きたないマジシャンだな)
私の場合、歌うという使命感みたいなのが風邪を治すということもありうるね。
そうしてみると本業の歌手の人はたいしたもんだと思うよ。
美空ひばりさんなんかは風邪ひいたことあるのかな。。。。。
というか人前にでる職業の人が風邪ひいたらまずいよ。お寿司屋さんだってバーテンダーだってそうだ。
げほげほ咳き込んだりして寿司は握れないし、シェーカーふりながら「へーくしょん!」なんてことはできない。
やはり風邪は、気の緩みが大いなる原因に違いない。
そして予防には加湿器だ。さらに枕元には濡れタオルを。
果実のむべをもらった。アケビの仲間であるが、あけびのようにぱかんと割れないそうだ。
むべは漢字でかくと郁子あるいは野木瓜と書く。
郁子(いくこ)さんという女性がいたらむべさんと呼んであげよう。
むべの木にむべの実がなるのは当たり前であるが、
そのもっともであるという意味の「むべなるかな」とむべの実は――――まったく関係がない。

