2005/1


--------------------------------------------2005/1/30
久しぶりにジャズとマジックのライブ――ジャマ・ライブをジャズバー「なあーじゅ」でしました。

店が大きくないので、あまり告知はしなかったけど、めざとい人達?がだいぶ集まってくれた。
ありがとう。
私は新曲の「スターダスト」を歌った。もちろんスライハンドマジックも交えてね。

ピアノはなんでも弾ける野田ユカさん。ボーカルは素直なセクシーボイスの峰村泉さん。
  ←星くずライトの前でスターダストを熱唱。

今度は3月3日ですが、プロアマとわずマジシャンお断りですのであしからず。
また予約が必要です。
この店は料理がとってもうまいですよ、他のライブの時にもきてください、私がカウンターで飲んでることもあるから。


ところで伴奏で使った「ペルシャの市場にて」が耳にこびりついてはなれない。
コマーシャルソングでも使っていたなあ。

「ゆ、ゆ、夕月、かまぼこ〜」、あるいは、「ちゅ、ちゅ、ちゅぶりらちゅぶりら〜」グリコパピコ



今回、スライハンドもの(手わざのマジック)は、コインプロダクション、カードプロダクション、ビリヤードボール、タバコルーティンを演じた。
毎回、手順がちょっとづつ違うが、生演奏のためその場の雰囲気で変えることもできるので、アドリブ・スライハンドと自分では呼んでいる。

このライブはトータルで4回目だが、今年はかなりの回数をやるつもりだ。
テレビではなくここでしかボナ植木のマジックが見れないという場所があってもいいかなという気がしてきた。回数も増えるごとに歳もとるわけだけど、将来どんな枯れたマジシャンになっていくのか、自分が楽しみだね。




あしたは日本テレビの「情報ツウ」に出演するよ。9時過ぎの出演だ。みてね。



DVD「ナポリニコフの魔術学校」(コロンビアミュージックエンターテイメント)が発売されています。
ゲストは前田知洋。マルチアングルや怪しげなロシア人二人がご案内役をつとめているという変なDVDです。


--------------------------------------------2005/1/25
福岡のファンの方から手編みのマフラーをプレゼントされた。グレーと黒のリバーシブルだ。
私の好みの色をよくご存じだ。ありがとう。物を作るっていうのは大変なんだよね。

さて、酒も飲み出したし、体調はよくなってきたぞ。あっははは、と意味のない笑いをしてみたくなるもんだ。




SFマニアの諫Yさんから、「スピリッツの美味しんぼでマジックがネタになっている」とメールがきた。
読んでみたが結構イリュージョンが正確に表現されていたな、でもお茶漬けがそばに変わるか!!

そんなことより山岡と栗田ゆう子が結婚したとは知らなかった。
協力:テンヨーとあった。

ビッグコミック系はここのところマジックネタが多い。
あ、そうそう、ビッグコミックの表紙に載ったら「あんたら、ひょうしにノリやがって!」と言った人がいたな。



阿寒湖の水死事故で、報道会見が始まる前の席上、副署長がトランプ手品を披露して、ひんしゅくをかったらしい。
憶えたてで、見せたかったんだろうな。。。。。




えーみなさんにお願いがありますが、そろそろヴァレンタインデーですが、どうでしょう?
今年はひとつ取りやめということにしてはいかがでしょうか?

実はここ数年、お返しもままならない状態で、乙女のような私の胸は、心痛で心が痛いのです。

ホワイトデーのお返しを積年で考えているという恐ろしい女性もいるくらいなのです。

ここはいっぺんチャラにして、心休まる2月と3月を送ろうではありませんか。
以上、これをもってブッシュさんの就任基調演説とさせていただきます。ありがとうございました。

『何がありがとうございましたじゃあああ!!!』という声がちょっと聞こえましたが、というわけでよろしくね。




今日は日本テレビの「汐留スタイル」だよ。
--------------------------------------------2005/1/21

「おーい、みんなあ、集まってくれ! 心臓も腎臓も胃も大腸小腸それから十二指腸も、みんなあつまれー」

「どうしたんだ、肝臓さん?」

「いえね、ウチの主人、知ってるだろ?ボナ植木――スケベで酒飲みでシルクマジック不得意、ね、やっこさんさ、最近忙しいのによく酒飲んでたろ?」

「えー、そうですなあ、去年忙しいのに、家に帰らず飲みにいってましたね」

「でね、人並みより強いと言われている肝臓ですよ、私は。でもね、こう休みがないとまいりますよ」

「そりゃ、確かに」

「で、そろそろ風邪ひかそうかと思ってるンだけど、どう?みんな賛成してくれる?」
みんなが「そうしよう、そうしよう」の声の中、胃だけが浮かない顔。

「胃さん、どうしたの?」
「いや、風邪ひかせるのはいいんだけど、おしいなあ、明日寿司くいにいく予定がはいっているのに」
「なんだ、なんだ、自分だけおいしい物をいつも食ってるじゃん、肝臓さんとこはアルコールしか回ってこないんだよ! しばらく我慢しなよ…」

すると別の声が。
「まだ肝臓さんはアルコールだからいいですよ、あたしんとこは残りカスしかこないよ」

「ぼやくな!膀胱!」

と、身体が会合をもったかどうかは知りませんがそのお陰で(せいで)禁酒6日目に入った。

これを奇跡と言わずなんと言う。天変地異がおきなければいいが。
でも、熱のある時の生放送は辛かったなあ……しかもしゃべると鼻水がでてきた。




寝るときに、かたっぽの鼻がつまって寝苦しかったので、薬箱(実際は引き出し)を引っかき回したら「ブリーズ・ライト」が一片見つかった。装着するとなんとトンネル開通!
よく眠れた。

「ブリーズ・ライト」は又の名を「鼻孔拡張テープ」という。細いテープ状のものを鼻に貼ると伸びる力で鼻孔がひっぱられ鼻の穴が開くというわけだ。

しかし、なんでこれを今までの人類は気が付かなったのだろう。1993年に発売。
つねづね思うのだが、アイデアは無限にあるといっていいんだよね。
昔テレビでこの発明者がでていた。本人が風邪をひいた時、鼻がつまって寝苦しかったという経験から思いついたという。
しかもこの形状は、近所のスポーツセンターの蒲鉾型ドームを見た時浮かんだという。
日本人だったらそのドームを見ても「あんなにデカイ蒲鉾があったら、何人分だろう?」ぐらいのことしか思わない。
その人がアメリカ人でよかったよ。




ギネス・クロースアップ版のことをここに書いたら、大阪の<マジちゃん>からDVDにして送ってくれた。
ありがたい。
1989年のお正月の番組らしい。いまから16年前だ。ブリーズ・ライト発売の4年前だ。
テンポがないし、やってるマジックは実にばかばかしかったが、笑ったよ。
  NHK「世界のマジックショー」より
巨大テーブルに呆然としているボナ。

テーブルの方が動いていく。
ちなみに白い服の女性はいまの石原伸晃衆議院議員の奥様の里沙さん。




宮廷料理人「チャングム」という韓国ドラマがおもしろい。
今回は、味覚を失った主人公が「蜂の針」での針治療で治るという話しだった。

蜂の針治療は現代でも行われているらしい。


治る確率はハチ割だそうです。(なんちって。この一行はウソです)

--------------------------------------------2005/1/17
光浦亜弥――いたとしたら、うーん、どんな女性だろうか?




いかん、風邪をひいたようだ。
土曜日は小松で仕事。なんとなく楽屋でうたたねをしたのが悪かったようだ。
日曜も個人的な仕事をこなしたがあまり声が出なかった。

さっき医者にいって薬もらってきた。少し楽になったよ。
しばらくお酒は控えよう……。




ところで青色ダイオードの裁判で和解金額が200億円が8億円になった。
それを聞いて、江戸文字を書いている通称「ウノさん」がぽつりといったね。

「200億が8億! そんなおまけしたんじゃあ、浅草の熊手屋ならつぶれてるな…」
いやいや熊手屋はそんなに値引きしないだろう。。。。




ちょっと前、関西の若手マジシャンと一緒だったとき、「いやー、ギネスに挑戦をやってますけど、あれはうけますねぇ」と平然と言われた。
「マジックはあなたがするなら、解説は誰がしてるの?」
「はい、店のマスターがしてます」

どうやらそういう店でやってるらしい……

マジック業界では人のネタを勝手にやるのに抵抗がないんだろうか。もちろん悪気があるならそんな本人を前にいわんだろうが。
ひとりのマジシャンが一生懸命マジックをして、横でもうひとりが解説をしゃべりまくる。そのパターンはナポレオンズのスタイルだから、やっていいかどうかくらいわかりそうなもんだな。。。。

また、3つの缶を当てるマインドカントロールも「いやー、この間、やったらうけちゃってね」とアマチュアのオッサンに言われたことがあるけど。

芸はコピーから入るというが「ギネスに挑戦」や「カントロール」なんて、コピーしたあとの発展性がない。

ジャズのアドリブはレコードを聴きながら、あるアーティストのフレーズをコピーするのだが、そのあと、自分で発展させることできるから、その場合の部分コピーはある意味、認められている。


20年以上も前だろうか、お笑い番組のリハーサルで、あるコントの人が「コント赤信号」のやっていたネタをシャレで真似してやっていたら、赤信号の小宮さんが突然現れて「おまえら、人ネタやるなよ、ばかやろ!」と怒鳴ったのを見たことがある。

芸の世界とはそういうふうにきびしいものなんだよ。

マジックブームで、興味を持つ人が多くなればなるほど、そういうモラルやルールや仁義?も、マジック以上に学習する必要があるかもね。




たまたま今日はショーの仕事がないからゆっくり休める。たまったビデオやDVDでもみるか。
いや、寝たほうがいいか。

明日は日本テレビの「汐留スタイル」だよ。

--------------------------------------------2005/1/13
ノロウイルスってどうしても野呂ウイルスって感じちゃうのはオレだけかな。

腹痛でハラを押さえていると『どっきり』の看板もって「どっきりでした!」と野呂圭介がでてくるイメージなんだよな。
亡くなった方には不謹慎な話しだが……

ちなみに今、野呂さんは鹿児島で陶芸家をしているようです。




去年、録画したDVDは11枚だった。ビデオは5本くらいしかない。
DVDは明らかに省スペースに貢献している。

もっとも、忙しくて(飲んでて)テレビをチェックする時間がないことと、見たい番組があまりなかったからかもしれない。実際にそれらのDVDを見たかといえば、ほとんど見ていないのだ。

とはいえ、ちゃんとタイトルはメモしている。これさえ録画時に怠らなければ、あとの整理の作業に支障はない。




スポンジボールをやってみると、やはり重要なのはボールを片方の手に渡すフリをするところだ。
これは消失と同じだから、考えてみるとマジックでは<消失>がすべての基本だと実感する。

コイン、カード、四つ玉、シンブル、スポンジ、カップ&ボールの玉、ウオンド、シルク、拡大解釈して動物、人間、自動車、建物。

などの消失だけのレクチャービデオでも作ってみるか。動きは残念ながら文章だけでは説明できないからだ。

『ザ・消失』――近日発売(だといい)




彗星探査機<ディープ・インパクト>が打ち上げられた。
彗星に金属の塊を衝突させて飛び散った成分を分析するのだが、そんなことしていいのかなあ。。。。ビリヤードみたいに弾んで太陽系がぐちゃぐちゃになったりして…。

でもこの名前、なんかすごいな。




FISM2位で酒豪のYUMIさんのHPに「天覧マジック」の話しが載っていた。それから「森羅万象ドットコム」にその話しの発展が載っていた。


パン時計の話しの他に、こういう話しがあった。

アダチ龍光師匠か井上天遊師だか確かな記憶はないのだが、陛下にカードマジックを披露して、途中、選んだカードが一枚しかないということを証明するためにサインをしてもらおうと陛下にペンを渡した。

陛下はペンをお取りになり、カードに書き始めた。

マジシャンは「おお、これで陛下のサインが手に入る!」と思ったのだが、戻されたカードには「○」が書かれてあったという。。。。。確かに印ならなんでもいいわけだが……。

この話し、誰に聞いたか憶えていなんだよなあ。しかも本当かどうかも、たしかめる術がない。。。

--------------------------------------------2005/1/11
コンビニ、電車の広告、いたるところにビッグコミックの表紙が目に付く。
やっと逃亡者リチャード・キンブルの気持ちがわかった。
品行方正に生きることにしたよ、次の号が出るまで…。




銀座トイパークにいったら「膝まくら」という商品があった。
ミニスカートをはいた女性の正座した下半身部分なのだ。
つまりその膝をまくらがわりにするのだが、買う人がいるんだろうか?

欲しい人がいたとしても、けっこう買うのに勇気がいると思うが。
(注:私は興味ありません)




最近、知り合いから頼まれて、複数の人にクロースアップ・マジックを教えている。
人に教えることは自分も勉強になって実に面白い。

例えばマジックでよく見るスポンジボールって一体どういう物体なんだろう?
と考えてもみたりした。

いきなり見た観客は何だと思うのだろう?
エクスキューズは必要なんだろうか?
などなどいろいろ考える。

ピエロの鼻? マイクの先? 赤マリモ? 赤マシュマロ?

どれを選ぶかによってセリフも違ってくるわけだ。
「この鼻は有名なピエロからもらったものです。不思議なことが起こるんですよ」
「これからこの赤マリモの自然増殖をお見せしましょう」
などなど…

この歳になっても学習することがまだまだあるのに驚くよ。




今年は例年にくらべて、私自身いろいろ動いている。
書きかけの本の仕上げももうすぐだ。

少し、酒を減らそうかな。。。。
それから
今年は、世界で災害がないことを祈ろう…まだ初詣してないな。


あ、今日は4時から「汐留スタイル」に出演だ。ムッシュピエールとね。
おフランス対決か?
--------------------------------------------2005/1/8
とうとうビッグコミックの表紙になった。
うれしいね。

(C)小学館

本物よりいい男だ。しかもメガネが素通しというのもちゃんと描かれている。さすが日暮修一さんだ。
表紙だけはがして、額に入れておこう。

アメリカのマジック雑誌のGEIIの表紙になった時もイラストだったな。。。オレたちゃあ、写真うつりが悪いんか。
(C)GENII




昨日、腰をちょっと痛めた。注意はしていたんだが、ペットボトルのゴミをひょいと持ち上げた時、やっちまったようだ。冬場は特に注意していたのに。あ、歳のせいか。

この前は靴をはこうとした時だし、その前は机の下に落ちた書類をとろうとした時だ。

みんなも腰には気を付けよう。

腰という字を見てみると、普通の解釈なら「月」偏は身体を表すし、つくりの方は「要」と読める。
身体で主要な部分という意味だ。

しかしさらに分解すると月・西・女と読める。
つまり夜のぼった「月」が明け方になって「西」の天空にいくまで、一晩「女」といたという意味にもとれる。

…そりゃあ、腰に悪いわナ。
--------------------------------------------2005/1/6
先日、人からもらったバイスクルカードの手触りが悪かった。
セコンドかもしれない。
ちょっと出来の悪いのをSECOND(2番)と呼ぶ。パッケージにもその文字が大きく書いてある。
どこでイイ悪いを分類するのかわからない。
そのカードはレギュラーケースに入っていたけど、よくなかったな。


「せこいね」とか「せこだね」
などというのは、二番目という意味ではなく、
SECOND HAND――つまり中古という意味で「そのギター、セコハンだね」などと使う。

二番太鼓や二ベルなんていうのは、歌舞伎や舞台の「開演」を意味するから、同じ二番でも感じがいい。

でもお茶の二番煎じとなると悪い意味だね。

このマジック業界、今、需要が多いからお客さんの目も見慣れてくる。
だから「あ、そのマジック見た」といわれないように日々勉強しましょう。
二番煎じはいけません。いつも新鮮に見えるように考えましょう。

ところで志ん朝師匠の「二番煎じ」という落語の中に、火の用心の夜回りが番小屋で内緒で「しし鍋」を食べるくだりがある。
実にうまそうに食べるのだ。

どんな味なんだろうなぁ…と、つい暮れに思っていたら、偶然、食べるチャンスに恵まれた。
イノシシは臭みがあると思ったがそうでもなく、実においしかった。

少し硬いが私の歯でかめないことがないくらいだから、大したことはない。
味噌味でねぎと一緒に食べる。

志ん朝師匠の真似をしながら本物のしし鍋を食べるというわけのわからんことになったが、2倍?楽しめて実にうまかった。
そして暖まったよ。




交通安全の成田山新勝寺の参道で車が突っ込んだ。
去年の御札が期限切れだったんだろうね。早めに行くべし。




近所の寿司屋で粋な帽子をかぶったオジサンがいた。
褒めると「さっき浅草の帽子屋で買ってきた。しかも5分で買った」「ずいぶん選ぶのはやいですね」というと、
「なあに、北欧の漁師がかぶってるようなのくれ、といったらこれを出してきたんだ」

なるほど、なかなかおしゃれな注文の仕方だな。。。。

マジックショップにいって「なんか面白いのあります?」って聞くのはやめようぜ。





自分を高揚させる方法は一杯ある。

アニマル浜口なら「気合いだあ」とさけぶ。

小川直也なら
「ハッスル!ハッスル!」

ケーキ屋さんなら
「ワッフル!ワッフル!」

マックユーザーなら両手にリンゴを持って
「アップル!アップル!」

そしてクロースアップマジシャンなら当然カードを半分ずつ両手に持って
「シャッフル!シャッフル!」

か?

とバカなことを思いつつ正月が過ぎていく。
--------------------------------------------2005/1/3
うちの娘が今年も神社で巫女のアルバイトをしてる。
娘がやってるようじゃ御利益ないかもと思ったが、昨日、宮司さんから越乃寒梅をもらってきた。
よくやった!私には御利益あったぞ。

そんな神社にエールを送ろう。(ジンジャーエール、なんちって)



2月には「ナポレオンズへの道・2」がでる。
中味のマジックより好評?の袋は、今回は濃紺でシックな色あいだ。いろいろ使えて重宝だよ

さらに第三弾を童友社は計画していて、それらの見本が送られてきた。
中に「大きいダイスを透明な箱に入れて振ると、たくさんの小粒のダイスに分裂する」というマジックがあった。

確かもう20年くらい前にあった商品で、ドクター沢浩のオリジナルだと思ったので、電話してみた。

ボ:「あれって沢さんのですよね?」
沢:「そうですよ。ダイス爆弾でしょ?」
ボ:「この中国製って許可してるの?」
沢:「いやいや、コピー品でしょ」
ボ:「じゃ、これはナポレオンズの名前のグッズではだせませんよね」
沢 :「ださないほうがイイと思うよ、ちゃんとした会社から将来でるからね…」

確認の話しはそれで終わったのだけど、沢さんが懐かしいことを言った。

沢:「あのダイスのやつって、あなた、ギネス・クロースアップ版でやってたよね?」

ギネス・クロースアップ版???!!!

あった、あった。もう15年前くらいになるだろうか?

マジックでギネスに挑戦というパフォーマンスはすでにステージマジックでやっていた。

発端は、イギリスのポール・ダニエルという有名なマジシャンが4分間で47個のマジックをしたというのを見て、早速挑戦したのだ。

それのクロースアップ版を一回だけNHKの「世界のマジックショー」でしたことがあったのだ。

当時はテーブルマジックと呼ばれていたから、私は椅子に座って演技する。
だからステージの様に机に道具を並べて動きながらそれらを手にとってマジックするわけにはいかない。

そこでキャスターをつけた長いテーブルを作ってもらって、私は座ったまま動かずに、テーブルが動いていくという方式をとったのだ。

いまから思えば実にばかばかしいが、あのビデオあったかな?

たしかβテープだからデーターベースに入ってない。
探してみるか? ちょっと見てみたい気もする……。

しかしよく沢さん憶えていたなあ、それほど印象的だったのかもね。

いまなら回転寿司屋さんを借り切ってやっても面白いかも。




昨日はホテルオークラ東京で「北見伸とスティファニー」「山上兄弟」とのマジックショーをやった。
魔女達の動きをステージ裏でみていると活動的だね。終わったイリュージョンは分解してどんどん片付けていく。

その作業をしていたポロンちゃんが突然、手を止めて
「あ、出番だ! 私を入れてー!」と叫びながら舞台袖に走って行った。

「私を入れてー」って何?



あ、ナナちゃんの入浴写真、頼むの忘れた…



みんな年賀状まだ届いていないよね。。。。。
--------------------------------------------2005/1/1
あけおめ! ことよろ!
はやめろ!!!!


コホン。
みなさま、
金が信念(きんがしんねん)
じゃなかった、おめでとうございます。



昨夜つまり大晦日の10時くらいに年賀状を出しに行った帰りにコンビニに寄った。

レジに40歳くらいのオジサンがいて、風体はジャンパー姿、といってもホームレスではない。
彼は弁当1個とおでんを数点、指さし選んで店を出た。
きっとまずおでんで一杯飲んで、それから弁当を食べ、新年を迎えるのかな…。

妻に逃げられたのか、出稼ぎの仕事で居残っているのか、いろいろ想像したが、ちょっとわびしかったよ。
とはいえ、まったく別のハッピーな事情があるかもしれないが、それは本人しかわからないが。

そういえば、歯科医師のT井先生は、家族は温泉、自分は仕事でひとりでパソコン作業をしている、とメールがきた。

あっ、T井先生だったか????

←自宅から見た大晦日の雪景色


さて
今年は個人的になんか今までと違う年になりそうな気がする。

ナポレオンズはナポレオンズで大いなるマンネリを目指していくが、自分自身、つまり<地球のゴミ>であるボナ植木はあらゆるゴミ――<不燃ゴミ><粗大ゴミ><再生ゴミ>を目指して、活動していくつもりだ。

それはマジックに限らずいろいろなことをしてみたいということ。

でもまずマジックでいえば、自分の個人ライブを増やしていきたい。

もうすでに1月27日にジャズバー「なあーじゅ」でジャズとマジックのジャマライブをする予定。

そして若手には私の持っているマジックのノウハウを教えていくつもりだし、援助もするつもりだ。

そうそうFISM用のネタ作らなきゃ……

また別の分野では、やはり出版だな。
マジック以外の本を出したい。
ひとつは原稿がすでにある。
そして整理術の本もアウトラインは書いてある。
また小説も書いてみたいな、とも思っているよ。

もちろんジャズ・ギターも人の迷惑を考えずにぎんぎんにやる。

なんか「ハンズ大賞」だしてみたいな、と今思った。


そして相変わらず飲み続け、そしてわいわいやるだろうな。
身体は気を付けよう。


所信(初心)表明はいろいろ書くのは自由だからいいでしょ?

あ、1/8発売のビッグコミック買ってね。


さて今年の暮れにはここに書いたことがどうなっているかが楽しみだ。
時間のかかる予言というのもおもしろい。


あ、それから、みなさんのご健康とご多幸をお祈りします。

指のうずきは癒えたよ。

これからニューオータニでショーだ。