2005/6



--------------------------------------------2005/6/30
岩手県の久慈は涼しかったなあ。




「ゴルフほど簡単なものはないのになんでみんなへたなんだろう。テニスだって野球だってみんな動いているボールを打っているのに、ゴルフボールは止まってるんだぜ。
いくらボールが小さいといっても卓球だってあのサイズのボールを打たなきゃならないんだ」

と、ある人が言ったので、ゴルフをしている人にそのことを話すと、

「それは違うなあ。止まってるから難しいんだ」と反論してきた。

なぜかと聞くと、動くボールというのは両目で追うから距離感がつかめる、だからバットでひっぱたけるんだという。
ゴルフは止まっているから距離感がでない。だからゴルフの方が難しいのだ。

なるほど。
私はスポーツは合コンしかしないからよくわからない。

ならばゴルフでボールを打つ時、ボールは動かないから自分がクラブを振りかざして走り込んで打てば距離感が出て、ナイスショットといくかもしれないな。

でもなんだか暴力をふるってるような感じで怖いな。

あれ?それって反則なのかな。
今度、ゴルフを商売にしているN原先生に聞いてみよう。



そういえばゴルフのギャグでこんなのがあった。

ゴルフマニアの男が、やはりゴルフマニアの友人に深夜、電話をした。

<大変なことをした!>

『どうした?こんな夜中に』

<女房をゴルフクラブのパターで殴り殺してしまった!!>

『え!!!  で、何打でうった?』





さて指の痛みはだいぶよくなったが、不思議なことに前より親指の可動範囲が広くなったような気がする。
昔から左親指を拡げようとすると少し疼いていたのだが、今回、違和感があるがスムーズな感じがする。

間接がはずれちゃったのかなあ。。。。

まだボールやカードの練習はやっていない。もうしばらくしたら手順をやってみるか。
営業ネタはスライハンドがないから大丈夫。あとは小石のしゃべりに任そう。

これから新潟だ。雨は大丈夫かなあ。




ところで関西地方のかた。7月2日の昼の1時から『なんぼDEナンボ』というお金にまつわるバラエティ番組に出演しますので見てください。

関西テレビです。結構、ばかばかしい話しをしていますよ。


あ、今日で一年の半分終わりかあ。
--------------------------------------------2005/6/26
とある御利益のある神社の宮司さんから、メールが来た。

猫はほぐさないほうがいいと思います」

なんのことかと思ったら6月15日のこのコーナーでの傘の話しだ。

「手ほぐし織洋傘」と書いてあるが正しくは「手ほぐし織洋傘」(てがきほぐしおり)だ。

確かに猫の手は借りたいが、ほぐさないほうがいいに決まってる。

関係ないけど、四谷に「ねこや」という三味線屋があるらしい。店先には三毛猫がいつもいるという。
ちょっと見てみたい。





先日のライブの時、ファンの方からいろんなプレゼントをもらった。
お気遣いなくね。今度はてぶらでいいからね。みなさんありがとう。

その中で「ペコちゃん焼き」をもらったのだが、写真にとったらホラーになってしまった。
←土偶ではない。

割って食べたらよけい怖かった。顔面崩壊だもん。





ところで、手はほぼ完治してきたぞ。

ボルタレンというゲル状と湿布用の薬をもらっているが、その包装紙にあるデザインされた人間は、あきらかに腰が悪いとわかる絵だ。

デザイナーの力はすごいなあと改めて感じたし、それを見る人間がそう認知してしまうという脳の働きもすごいなあと思うよ。

マジックでも、観客の脳みその勝手な思いこみがあるからトリックが成立するんだよね。

だからバカではマジックの観客になれない。ただしバカでもマジシャンにはなれるぞ。

←この人型、非常口のシンボルの人間だったらちょっとかわいそう。腰が痛くて逃げられないということだからね。。。。。。

こんなサイトがあったよ。非常口

--------------------------------------------2005/6/25
手はよくなっている。

写真はレントゲン写真。M上先生が示している親指の間接部分の軟骨がちょっとへたっている。
焼き鳥でよく軟骨を食っているが、関係ないらしい。



右の形は、金をくれと要求したらレントゲンをとられた、わけではないですよ。

「じゃあ、ボルタレンをすり込んであげましょう。ボルタレンね」と美人看護士(女性・推定28歳と11ヶ月)に声をかけたから、てっきり彼女が治療してくれるのかと思ったら、M上先生みずからが私の左手を両手でやさしく包み、軟膏を塗り始めた。

これがお互い私服で電車の中ならあやしい男同士になってしまうが、院内だからお互いの尊厳?は守られている。
そのあと彼女がガーゼで軽くぬぐってくれた。

「さて、じゃ、1枚カードひいて憶えてください」と言われる前に診察室を後にした…





鬼のバンマスからメールがきた。
「本業に支障をきたすと困りますから、ギターは適当にやってください」とのこと。

意外とやさしいじゃん、バンマス。

本人も長年のトロンボーンで、医者に言わせれば珍しいという左手中指が腱鞘炎だそうです。

ま、うちのバンドにはもうひとりギタリストがいるから大丈夫か。あ、でもこの間、彼は右手を下にしたまま横向きで寝ていて自重で手が動かなくなっていたなあ…。

病人ばっかだな、うちのバンドは。

名前変えるか、ザ・ホスピタル、ザ・シッカーズ、ザ・カウントダウンズ…

でも幹事長の私が毎回メンバーに「今日は練習に来れるかどうか」聞かなきゃならないから、バンド名は決まった。

――ザ・インフォームド・コンセンツ




なあーじゅに19歳のバイトの学生がいる。下の写真はそのツーショット。
ジャマライブにくると会えるよ。。。。

←彼女の左肩にある手は、なあーじゅのマスターの手、かも。



指は痛いし、朝早いのに、私は何をしてるんだ!!と自戒している今日この頃。。。。

--------------------------------------------2005/6/24
明治ミルクとなあ〜んだ?
明治ミルクと、明治ミルクと、オ、オレと佐野さん…
だめ、明治ミルクと珈琲だから…

なんて素晴らしいCMだろう。
日常を15秒切り取っただけなのに、感動すらおぼえる。

しかも、東京駅の近くにこの飲料の大きな看板があって、珈琲という文字が3/4くらい隠れて見えないのだ。

この商品戦略は誰が考えたのだろうか?
素晴らしい。

莫大な費用のかかるCGや豪華なタレントを使ったコマーシャルより低予算だ。
なのに、インパクトは絶大。

なんでもアイデア次第だということがよくわかる。
マジックでもそうなんだよね、感動させるのはアイデアなんだよね。

勉強になるなあ…。





関西テレビの収録があったので大阪にいく。
夕方には終わったのだが、なあーじゅバンドのS久間さんが転勤していたので久しぶりに会う。
同僚のカンちゃんも一緒。

まずはJAZZ・ON TOP福島店にいく。
たまたまそこにいたカップルの女性が誕生日だというので、マジックをプレゼント。

彼らすごく喜んでいたなあ…。ちょっといいことをした気分。
←幸せそうな笑顔を見れば、いかに楽しかったかがわかるね。



さらになじみの新地のJAZZ・BAR ムルソーに。
なんとそこに偶然、日本テレビの知り合いの人に遭遇。あー驚いた。

さらにその店の出来たばかりの姉妹店を尋ねる。

そこはピアノがあってちょっとしたライブができる。いい空間だ。
うーん、将来ここでジャマライブをしてみようかな。その為には大阪でファンを増やさないといかんな。

また楽しみが増えた。


しこたま飲んでウエスティンホテルに宿泊。
マッサージを頼んで2時すぎに就寝。

あー楽しかった。またくるね、S久間さんとカンちゃん。それまでにさらに店を開拓するように。よろしく。




さて、指の痛みはまだ完治していない。これからまた病院にいってくるよ。。。


--------------------------------------------2005/6/20
左の親指だが、少しよくなってきた。
でもちょっとまだ疼く。

先生に言わせれば、潤滑剤がなくなってきてるから「ぽきぽき」音がするのだという。
オートバックスにいってオイルでも入れるか。



とうとう携帯が壊れた。

時々、接触不良をおこしていて画面が真っ白になることがあった。

その時にメールが来ると、バグって赤く表示される。



赤い手紙。

昔なら徴兵のお知らせ――赤紙の召集令状だ。

うーんすると、近未来、もし兵役があるなら、若者のところにこういうメールが携帯に否応なしに来るわけだな。。。

「けさあー、俺んとこのケータイにさあー、赤メールがさあ、きちゃってよ〜。まいったよなー、オレよー、みっちゃんと別れたくねーし、へーたい行きたくねーなー」


日本は必ず負ける…




私の携帯は2003年の10月に換えているから、1年と半年使ったことになる。
みんなはどのくらいのサイクルで換えているのかな。
連絡とメールだけだから壊れなければ、ずうーと使うつもりだ。

ついでに機種変に際して、データをフロッピーにバックアップしてもらった。
ころばぬ先のバックアップ、というわけだ。


原稿や文章を書くときでも、頻繁にCtrl + S でバックアップすることにしている。
どんなに順調に文章書きが進んでも、無意識のうちにはそのキーを押しているのだ。
(今でもそうだよ)


でもお酒の席での泥酔の記憶のバックアップはないんだよな、幸いなことに…


さ、今週も、何があっても大丈夫。困ったことは起こらない、 のだ。

--------------------------------------------2005/6/18
16日、17日は、ジャズ・バー なあーじゅでソロライブのジャマライブをした。
2日間は初めてだ。いつも一杯で入れない方のために開催したものだ。

両日とも余裕をもってお客さんは楽しんでくれた。

しかし! しかしだ。

二日目の朝おきたら、な、なんと左親指がぴくりとも動かない。強引に動かすと痛みがともない、なおかつ力が入っていない。ためしにカードを持とうとしたが、持てない。
もちろんファンもひろげられない。

夜はライブだ。スライハンドものもある。飛び起きて、すぐさま、行きつけのM上整形外科に飛んでいった。
しかも片手運転。

左手の親指の付け根に痛み止めの注射。

なんとこの痛み止め注射が痛いの痛くないの、この痛み止めの注射のための痛み止めがほしいくらい痛かった。

思わず横にいた美人看護婦さんに右手でしがみつこうとしたが、肩すかしで避けられた。


しばらくしびれていたが夜にはなんとか、コインやカードマジックを無難にこなした。
むしろ普段より力が抜けているから、丁寧でいいかもね。

そうそう、ヤンキースの松井もそうだけど、けがをしてから絶好調。
ホームランを量産している。

人間、力を抜くということが、どんなに重要かがよくわかるよ。



新ネタも好評だったが、ここに書くと今度見に来た人のネタバレになってしまうから全部は書けないが、一番うけたのが、映画――アメリのスプーン曲げだ。


アメリのポスターを見てみよう。まるでこれから曲げますよという風情だ。



で、このポスターのスプーンが曲がるんだよね!



でもこれは明らかに著作権侵害だと思うから、内緒でね。

あのパロディ作家のマッド・アマノでも訴訟で負けたもんね…。
これをプレゼントされた観客の方、貴重品ですよ。


今回は特別にトランペットの伊勢秀一郎さんを隠れゲストに頼んだ。客席からの登場にお客さんは大喜び。

写真はボーカルの峰村さんと。


来月は残念ながらワンデイです。(7月27日



明日は笑点ですので、見てくださいね。よろしく。
あー、まだ指、痛ー。

--------------------------------------------2005/6/15
急遽、今夜の「トリビアの泉」にちょこっとでますよ。

昨今のテレビには驚く。
昨日ロケして今夜放送とは、まさに撮って出しだ。

ロケ時間は移動も含めて5時間にもおよんだ。

それがどのくらいの出演時間になるのか、みてのお楽しみ。

「ロケってそんなにかかるのか! まさに、へえ〜へえ〜へえ〜」だ。

というわけで、お知らせのみです。

「トリビアの泉」・フジテレビ・夜9時から。

見てね。





朝の折り込み広告に時節がら傘の広告が多い。

東京大丸の職人展の広告に「手猫ほぐし織洋傘」というのがでていた。
値段は¥126.000!!

もう一枚広告が入っていた。
「雨傘・大バザール」
¥100より!!
少々難あり、B級品。

万人に平等に降る雨なのに、

12万円の傘をさす人、100円の傘をさす人。

なんだろうな……とふと梅雨に思うよ。

--------------------------------------------2005/6/13

他の芸人さんと一緒に旅にいくと、いろいろな話しが聞けて面白い。

寄席芸で紙切りというのがある。昔、その道の大師匠が紙切りでお客さんからお題を求めたところ、ひとりの客が『季節がら白梅紅梅を切ってくれ』と言った。

梅の木の形を切ることは可能だが、色までは切れない。

するとその大師匠は『坂道を上っていく白バイ』を切った。


まさに白バイ勾配だ。場内は大爆笑だったという。




今の橘家円蔵師匠が月の家円鏡時代、そのころの師匠はバカ売れしていた。

今回「戦国自衛隊」がリメイクされるが、そのおおもとを書いた直木賞作家の半村良とゴルフをしたときの話しだ。
半村良が稼ぎの話しになって「3000万円くらいだな」というと円鏡師匠も「オレもそんなもんだな」と言った。

しかしよくきくと半村良のは月収だったと知ってゴルフどこではなくなったそうだ。

30年くらい前の年収で3000万もすごいが半村さんはもっとすごいお金を稼いでいたのだ。
もちろん親しい女性にはマンションを買ってあげていたようだ。



その円鏡さんが売れ始めるちょっと前の頃、他の師匠達と飲みに行った時のことだ。

飲み屋で当時、高級品だったスコッチのジョニ黒を飲んだりしていざ支払いの時になった。

当時、売れはじめとはいえ円鏡さんより他の師匠のが大看板だから、当然、お金持ちの師匠連が払うと思ったのだが、その大師匠がこう言った。

「おい、円鏡、おまえ最近うれてるようじゃないか、じゃあ、ここはお前が払え」

売れ始めというのは実は金がまだ入ってこない状態だ。
当時はカードなんかないから、あわてて金策に走って支払ったという。


お金は持っていなきゃいけないなと師匠連に教わった、と感慨深げにお話していたなあ。

だから仕事を一生懸命して稼ぐことができたというのだ。



先輩は芸だけではなく、他のことまで教えなければならないんだなと感じたよ。

そうかよし、後輩のマジシャンには奢らせよう!!

さっそく今売れっ子のマギー審司に電話してみよう。

<…おかけになった電話番号は現在、使われておりません>

げっ!!あの野郎、電話かえやがったな!!
なかなかいい勘してる。。。。。






Michael buble(マイケル・ブーブレ)のCDを買った。
いい声をしている。

中でも I've got you under my skin(あなたはしっかり私のもの)は実にいいなあ。

めざせ、ブーブレ!!

ところで誰が外国人アーティストの日本語読みを決めるんだろうな。
この人だって発音からいえば、マイケル・バブルだろうに。

実際の泡はbubbleでbがひとつ多いんだよね。

でもマイケル・バブルじゃあ、泡と消えそうで縁起が悪いと配給会社が判断したんだろうな。


『ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い』

昔の翻訳本を皮肉った川柳だが、実際の日本語発音をMichael bubleに聞かせてみようかな。

『ブーブレとは俺のことかとbuble言い』


さ、今週も『困ったことは起こらない』そして『何があっても大丈夫』でいこう。

--------------------------------------------2005/6/9
祝・W杯ドイツ出場!!!

新幹線移動中で見れなかったけど、おめでとう。。。。


ロスタイムに相手のラフプレーがあったけど、あれはDF田中誠が自分が倒されたことに対して、起きあがるときにワザと相手の頭に脚を当てたことが原因だが、あれを見ると、日本も成長したなと思ったよ。


昔の試合など思い出すと、日本と対戦したあまたのサッカー先進国は、あざといことをしていたのを結構みて、悔しい思いをしたことがある。

日本人が手を出していないのに、わざと殴られたようなアクションで倒れたりして、日本人にカードがでたりしたもんだ。
時間をとるために、相手キーパーがケガをしたふりをしたりして、それに対して日本選手が手を出したりすると逆に反則をとられてしまう。

そうしてみると、あの田中誠の偶発的に見える行為に、切れてしまった北朝鮮選手の行為は、以前の日本選手と同様にまだサッカー界では熟成されていないことの表れだろう。


鑑みると、日本外交もそれに似ていて、紳士的にやればいいというだけではだめなのだ。
サッカーに見られる、自国を守り勝利するためにはいろいろな裏テクニックが必要なんだと思う。
そうしてみると、まだ日本は外交先進国にはほど遠いと感じるんだよね。

いっそサッカーの監督が外国人であるように、日本の首相も外国人にしてみたらどうだろうな?





東北に二泊三日ツアーに行って来た。
日にちは短いが公演地を列挙してみると、過酷だとわかる。

6/6 郡山→山形→盛岡・泊
6/7 盛岡→秋田→青森・泊
6/8 青森→八戸→帰京

移動で一日が過ぎてしまうのだ。この歳には疲れるね。
メンバーは楽太郎師匠、円蔵師匠、紙切りの二楽さん、三味線の小円歌さん、楽麻呂さん、愛楽さん。




写真は宝塚風の小円歌さんとのツーショット。

八戸で、移動中のタクシーから見た会社の看板に「風穴建設」というのがあったけど、微妙な名前の会社だな。
板橋の方に「あいそ内科」というのもあったけどね。。。。。
地方に行くと結構看板で面白いのがある。

それも旅の楽しみかも。

↓下の写真は盛岡にあったホーロー看板が飾ってある居酒屋さん。



これはねじ止めしてるだけなんだけど、よく盗まれないなあ…。
盛岡の人はいい人ばかりなんだな…
--------------------------------------------2005/6/5
●日−ソ



日本 対 ソ連かと思ったら。

日本ハム 対 ソフトバンクだった。




●久しぶりになあーじゅバンドの練習に出た。
今日はプロのトランペッター伊勢秀一郎さんにご指導を請うた。

教え方のうまい人のレッスンを聞いていると音楽だけではなく、実に為になる。

難しい譜面の場合、その通りに演奏しなくてもジャズは心地よく聞こえるすべがあるというのがよくわかる。

もともとジャズは感性だから音符ありきではないのだ。

それってマジックのテクニックにも似ている。
無理して教本通りやったらタネがばれるけど、はしょってやればうまくいくこともあるのだ。

要は観客に不思議に見えればいいのだ。



それから、音の大きさは最初に抑え目でいくといいとのこと。
自分のマックスの音を初めからだしたら後が続かなくなる。

これもマジックでも同じ。はじめからではなく、最大の効果を出せるときに得意のテクを一気に披露し爆発させるのだ。

まさに芸術は爆発だ!!!



●北見伸&スティファニー。そして瞳ナナさんと仕事をしましたよ。
その様子はジェミーの日記にあります。




ところで月曜から木曜まで東北ツアーにでますので、更新はありませんのであしからず。
メールも読めませんのでよろしくね。

では。。。。
--------------------------------------------2005/6/4
ガードレールに謎の金属片。

が話題らしいが、謎とつくとちょっと考察してみたくなる。

調べたら全国にあるようだ。数にすれば1万8000以上。

一体誰が?


なんてね。
でもどうやら車が接触したときにはがれた車体の一部らしい。

それで間違いないでしょう。

いまある事実を調べてみればそうなる。

さびているのもあるから長年の蓄積だ。1万以上といっても驚かない。気が付かなかったのは車道側にあるからだ。

もし悪意ある人の行為なら、歩道側につけるだろうし、しかもそんな数を人間がとりつけているなら、誰かに見られるに違いない。

たぶん、猛スピードでなくても、ゆっくりバックして駐車しようとしてガードレールに擦っても、つなぎ目にひっかり剥離すると想像できる。

誰かがケガをしなかったら永久に話題にならない話しだったな。

知らないところで知らない現象が起きているとは、なんか不思議な気持ちだよ。


ただ注意しなければいけないなと感じたのは、『広範囲におきてるからネットで何がメッセージがあるかもしれない』と思った人がいたようだけど、そう考えてもおかしくはない時代だが、だからこそ安易にそこに答えを求めようとする風潮が危険かもしれないし、犯罪者のいいわけや逃げ道にもつながる可能性がある。

つまり、冷静にものを見ようという姿勢は今の時代だからこそ、いろんな状況や情報があるからこそ、必要だと思えるのだ。



とまじめな話しをしたけど、おとといの私はぐだぐだべろべろぐちゃぐちゃだった。
久しぶりに飲んだ。

急性アルコール中毒死の寸止め状態だった。

銀座のマジックバーの記念日だったので顔を出したら、どんどんお代わりがきたので、飲み続けたよ。
回りは美人だらけだしね。


二日酔いの朝って、結構うつになるね。
ああ、こんな人生でいいのだろうか?
と思った。

飲み過ぎはやはりいかんなあ…。
もう酒はやめよう――と思ったのは何回めだろう

正の字でも書くか。

あ、正の字で思い出したが、なあーじゅに新しい19歳のバイトの女の子がきた。

初めての日にたまたま私がいったのだが、伝票を見て驚いた。
ビールをかなりお代わりしたんだけど、正の字ではなく、ビールと書いたところの下の欄に一、一、一、一、一とずうらーっと書かれていた。

マスターが笑いながら「これじゃ、書く欄がなくなっちゃうよ!」と言った。

なんでもバイトは初めてだったらしい。

めげるなよ!




クールビズ開始。

NHKのアナウンサーは上着にネクタイをしてたな。

でもズボン履いてなかったりして…。

あ、まだ酒残ってるかも。。。。
--------------------------------------------2005/6/1
私の家のトイレには日めくり英会話カレンダーがある。

今日のを見て感心した。こんな表現があるんだ。

I have an ax to grind.

直訳すると「私には磨くべき斧を持っている」となる。
意味は、昔、ベンジャミン・フランクリンという政治家で物理学者が、人をおだてて斧を磨かせたという逸話から、

「話したいことがある」あるいは「胸に一物ある」という意味らしい。

(そういえば、「胸に一物、手に荷物」なんていうのもあるし、「胸に一物、股にも逸物」なんてのもある。あ、下品で失礼しました)

で、毎回いうセリフ――『世の中にはまだ知らないことがあるモンだなあ…』と思ったよ。



斧で思い出したが、アメリカ初代大統領のワシントンが子供の頃、大事な桜の木を切ったことを正直に父親に告白したら、許してくれたというのがあった。

なぞなぞで「どうしてワシントンのお父さんは許してくれたのでしょう?」と問うと、たいていは
『正直だったから』と答えるが、正解は『まだ、ワシントンが手に斧を持っていたから』


「シャイニング」という映画で、逃げ込んだ部屋に外から狂人が斧でドアをぶち破るのは、かなり恐ろしい光景だったな。

外国ではパブリックの場所でよく廊下なんかに斧がケースに入っている。いざという時使え、というのだが、その発想がよくわからん。西部開拓で木の家しかなかった頃の遺物だろうと思う。

(まさかスタートレックに出てくる宇宙船にはないだろうな。。。。あったりして…世界第2位で酒豪でSFマニアの女性マジシャンYUMIちゃんなら知っているかも…)

アメリカの一コママンガで殺人現場に来たポリス達が言う。
『凶器が見つからん…』
マンガの絵では、頭に斧が刺さったままの死体が横たわっているのに、警官達が回りを捜索している絵だ。
あまりにも凶器が大きすぎてわからないというギャグだ。


冗談はともかく、今の斧というのはもしかして金属シャッターでも叩ききれる高性能なのかもしれんな。。。。

それでも、脱出できなかったらアメリカ人はこういうだろう。

『オーノー!!』

(たびたび失礼ぶっこきました)


写真は新幹線の出口付近にあった非常ドアの注意書き。



↑長い日本語も英語にすると、みじけーっ!!オーノー!!(もうえーちゅーの!)