2005/3



--------------------------------------------2005/3/31
目がかゆいので近所の眼科にいってきた。

寛平さんじゃないが、「せんせー、目、かいーの」とは言わなかったが、
診察を受けると「あらら、花粉症デビューですね」と言われた。

げ!まじかい!と心で叫んだ。

「目薬つけてください。2種類です。明日にはただれは治るでしょう」
「えーと、これから生放送なんですが…」
「あら、じゃあ、こっちの目薬をお持ちなさい。夕方には楽になるでしょうから」

最後に出した薬はきっと強烈なもので値段も高いにちがいない。
でも夕方は楽になった。
目尻などがただれると軟膏をぬりがちだが、そのまま外を歩くと花粉をくっつけることになるので、寝る時に付けましょうとのことでした。なるほど。




漫才のおぼんこぼんさんのおぼんさんのライブにいってきた(ややこしい)

おぼんさんはトロンボーンを趣味でやるのでそのバンドのライブだ。
もちろんプロも入っているので、みんなうまい。
笑わせながらのバンド演奏はさすがにベテランだ。

私もそうだが、コンビで長くやっていると時として自分だけでライブをしたくなるようだ。
そしてまたそれが新しい芸を生むことになるに違いない。

会場も満員で暖かい雰囲気でそして幸せな気分になれた。

幸せになれるライブ――それを私もめざしたい。




食事中、不覚にも舌を強烈に噛んでしまった。
私の舌が長いのは知ってる人は知っているが、だからセリフで噛むことはあるが、こんなに強く舌噛んだのは初めてだ。

確かに舌を噛んで自殺できるということは可能だとわかったが、こんなに痛いんじゃあ、死んだ方がましだ。
みんなも食事の時は気を付けよう。

だ、誰だ!「2枚あるから大丈夫だろ」と言ったヤツは!!

明日はエイプリールフールだよ。

--------------------------------------------2005/3/28
中村勘三郎襲名披露公演にいってきた。
10年前くらいにプリンセス・天功さんのショーのゲストで歌舞伎座の舞台に立ったことはあるが、客席に座ったのは何十年ぶりかも。

勘三郎さんの「一條大蔵譚」のバカ殿ぶりは見事だった。志村けんさんのバカ殿の原型かと思った。

幸四郎さんの「俊寛」もよかった。舞台の仕掛けも楽しめたし、流刑の島からひとり乗れなかった赦免船を見送るシーンは目頭が熱くなったし、ジャン・ギャバンの古い映画「望郷」と重なったよ。



しかし客席の人々はご老人が多い。40歳くらいの女性がえらく若く美人に見える。

それにしても椅子が狭い。外国の方はきついだろうと思った。客席に入るのに段差はあるし、もうちょっとバリヤフリーにお金を使った方が、客も増えると思うよ。殿様商法じゃあ、歌舞伎もすたってしまうかも。
昔は大衆演劇だったんだからもっと安くお気楽に見られる策もあるだろうに。



これって結構重要なことで、マジシャンでもそうだが舞台の上でいいショーを見せようと一生懸命考えたりすることは演技者にとって大事なことであるが、見落としがちなのが鑑賞する側の快適さだ。


パフォーマーは舞台上では気を使うが、果たして観客側に座ってみて快適かどうかも気を使っているだろうか。
折りたたみ椅子の会場なら見やすいように交互にずらすとか、後ろは高くしてあげるとか、サイドでも見やすいように向きを変えるとか、考えるべきだ。


私の個人ライブショーの時でも、満員になるときは男と女を交互に座らせれば多少は詰めてくれる。酒癖の悪い客ならその男同士で座るように配慮もする。

マジシャンは、時としてホールの支配人もするのだよ。
それぐらい気を使っているということさ。えへん!

--------------------------------------------2005/3/25
文具のコクヨから「カドケシ」という消しゴムが発売されている。
こういうのを見ると、なんでいままで気が付かなかったんだろうとつねづね思う。

アイデアは絶対に無限にあるといっていいのだ。

(C)コクヨ

この消しゴム、いつでも角ができていて細かいところまで消せるという優れものだ。
人との関わりで角がたつのはよくないが、消しゴムならいいだろう。

消しゴムといえば子供の頃は、プロレスごっこに使ったな。
自分の消しゴムを鉛筆の先でひっくり返して相手の消しゴムの上に乗ったら、フォール勝ちというものだ。これを交互にやるのだ。あれ?みんなそんな遊びしなかった?




先日、ジャパンカップの表彰式にいってきた。
驚いたのは、スタッフやお客さんにずいぶん若い人が多いということだ。
それも我々が長年活動してきたたまものと言えるのかもしれない。
写真は代表の田代茂氏と。



--------------------------------------------2005/3/21

●近鉄「津」駅で万博会場への乗り換え方の看板があった。
アシスタントの中村が「あれ?星ヶ丘じゃなくて藤が丘なんだけどなあ…おしい」

おしいのかい!

早速駅員にいうと、あわてて紙を貼って書き換えた。これと同じ看板が近鉄の各駅にあるという。

さっそく、連絡するらしい。
これを作った看板屋さん、お金もらえるだろうか?

→結果こうなった→





●さて、今年からジャズとマジックのジャマライブを個人的にしているが、月いちで自分のライブをやるということは長い人生で初めてのことだ。

なんと、そうすると次々にアイデアが浮かんでくる。つまり、脳みそが次回のアイデアをつねに考えている状態が日常になるから、外のちょっとした刺激でなんでも反応することができることに気が付いた。


はっきりいって、この月いちライブをするということは、オススメだ。

マジシャンに限らず、芸事をやっている人は、非常にいいと思うのだ。
落語家さんの勉強会といってもいいだろうね。


アマチュアでマジックをしている人でも、月いちで自分のショーを持つのは大変有効だということだ。
たとえば、小学生のマジックマニアなら、月いちで家族の前で演ずる日を決めればいい。

中学高校なら、先生に頼んで放課後マジックショーをしてみるといい。

プレッシャーに強くなるし、アイデアも出てくるよ。


大人がやってもいいけど、落語の「寝床」のように押し売りして迷惑がられても困るが。
例えば……こんな感じ。。。。


家に帰ると小学3年生の子供がお父さんを迎える。
「お父さん、お帰り」
「どうだい、今日はみんな見に来るだろ?」
「うん、でも来られない人もいるみたいだよ」
「そりゃ、都合でな」

気が付くと奥さんがいない。
「あれ? おかあさんどこいった?」
「今日はお父さんの家庭ライブの日だから親戚の家にいくって」

「しょうがねーな。で、隣の鈴木さんの旦那は?」
「風邪ひいたって」

「そうか、鈴木のご隠居も長くないなあ。電気屋は?」
「新築の電気工事でどうにも来れないって」

「うーん、で、町会長は?」
「孫が生まれそうなんで、今日はちょっとだって」
「アソコの嫁はよく生むねえ…猫じゃねーんだから。で、すると、一体誰が来るんだ?」
「誰が、は……来ないんだよ」
「まったくしょうがねーなあ。。。。お前は見るだろう?」
「…これから友達の家で宿題をやりに…」
「みんな、ばかやろー!!」

というように他の人に迷惑をかけないように、ライブをしましょうね。



以下、ひとりごと…

どうも最近お酒を飲み過ぎてる。ああ、自己嫌悪。。。。

--------------------------------------------2005/3/19

駐車違反でそく切符かあ。

違反車のタイヤに付けていたチョークの業者さんも仕事がなくなるなあ。チョーク使っているのはあと学校だけか…。
多分学校もいずれホワイトボードになるだろうな。
そういえば、ケーシー高峰さんもいまはホワイトボードだ。

学生のころ、いねむりしていた生徒に先生がチョークを投げていたけど、将来はできなくなるんだ。。。。

チョークというとプロレスワザで首締めだが、それはchoke。管などを閉じるという意味もある。
白墨はchalk。チャークといったほうがいいかも。。。
いずれ消えゆく物だろうな。。。。

消えゆく物といえば、いま文藝春秋で「消えた昭和」という特集をしている。つまり今はあまりない昭和にあったもののエッセイ集だ。

そろばん、卓袱台、月給袋、百科事典、物乞い、書斎、駄菓子屋、肥後守ナイフ、慰安旅行、などなど。。。。
なかでも小川洋子さんの「蠅取り紙」が秀逸だったなあ。

私の中の「消えた昭和」はなんだろうとふと思った。

思えば「子供が大人の仕事を見ている風景」だ。

私の生まれは下町だから、町工場が一杯あった。
学校の帰りや外で遊んでいる時など、大人の仕事ぶりをみていた。また他の子供もそうだった。

溶接の火花をしゃがんで見ている子供達がいた。大工仕事のかんなけずりの側にも子供の姿があった。
ガラス瓶を作っているのを、「あぶないよ」とおじさんに言われながらも、工場の中まで入ってみた。
自転車のパンクしたところを探しているおじさんを見ていた。
ギタリストの白井良明さんのお父さんの仕事ぶりも見ていた。

その子供達の中に当然私もいたわけだ。

みんな大人は働いていたのだ。

そんな姿を子供は見ていた。大人は働くものなんだと…。

昨今の犯罪者をみると、無職が多い。きっと子供の頃、そいつらは大人の働く姿を見ていなかったに違いない。
犯罪を犯す時間があるなら働けといいたい。。。。

と同時に子供に働く姿を見せなかった親も馬鹿野郎だと思う。

まったく人を殺したりするバカな人間が多すぎるぞ。




私の子供達もそういえば、家でネタをしこしこと作っている作業を眺めていたなあ…。


ところで藤山新太郎のお嬢さんのすみれちゃんが今度、博品館でおひろめをする。
水芸 江戸の手妻〜娘太夫誕生

きっとすみれちゃんもお父さんの働く姿をみていたはずだ。
水芸する姿をどう見ていたんだろう?

「ああ、なんでウチのお父さんは、いつも舞台を水浸しにしてるんだろう?」と思ったに違いない。
今度聞いてみよう。

ゲストは我々ナポレオンズ
4/2、4/3だ。見に来てね。
ちなみに4/3は私の誕生日だ。関係ないが…。




写真は信号待ちで隣にならんだ運送屋さん。
アメリカ人がやっているのかな…。



♪こここここっけっこー私はミネソタのタマゴ売り…♪なんて歌があった。

--------------------------------------------2005/3/16
秋田では吹雪の中、着陸しようとしたが、ゴーアラウンドでやり直し。その上昇中『バア〜ン!』と機体に落雷。
2度目で着陸成功。ふー。

写真は空港から現場に向かう途中。
このポールさえあれば、行き倒れでも『ああ、自分はいま秋田にいるんだな…』とわかるわけだ。
ま、そんな場面には遭遇したくないけどね。






JRの通信販売雑誌にすごいのが載っていた。

『2トンまで耐えられるシェルター・ベッド』だ。

地震の時や、いざというときにベッドの下に、はいれて中から鍵がかかる。
パニックルームみたいだ。

写真の男性はどうみても、女房の攻撃から逃れている夫のように見えるのは、私だけか。



出られなくなって、白骨化したらいやだな。。。。

--------------------------------------------2005/3/13
強制わいせつの議員は「もう酒は飲まない」
と誓ったそうだが、飲まないでするんじゃないだろうな。

うちの近所の都立病院の先生もわいせつ罪で捕まった。

誰だ、あんたも気を付けろといったのは!

大丈夫、捕まった人は「普段はいい人なんだけどね」で通っているから、私は違う、ってまたまた何を言わせるんだ!!




さて、朝くだらない夢で眼が醒めたよ。

場所は、洞窟の採掘現場みたいなんだよな。ベルトコンベヤーが動いていて、石ころが流れてくる。
そばに立っているのはヒッチコック監督だ。

すると石に混じって女性の帽子が流れてくる。

次にカバン

次にブラウスブラジャー

次はスカートパンティ

彼が次ぎを期待して待っていると、白骨死体が乗ってくる。

そこであの熊倉一雄さんの声でひとこと。

「……発掘が遅すぎましたね

夢のわりにはよく出来た話しだから、昔のヒッチコック劇場に本当にあった映像なのかもしれないが、そうだとしたら、なんで浮かんできたか人間の脳みそはよくわからんもんだし、私の創作なら天才かも。




先日の消えかかったチェシャ猫消えかかったダイヤのKにも使えると思いついたよ。
(あ、でも、この手のアイデアはもう誰か演じてるかもね)




消えかかったダイヤのKマジックランドで売ってま。。......

これから秋田なんだけど、寒そうだなあ…。
--------------------------------------------2005/3/11
注文してあった本がきた。
2冊とも付録付き。

ひとつは伊藤佐智子と宮沢りえの「STYLE BOOK」
なんとこの特装版には「爪付き手袋」が付録でついてくる。
瓜付きではない、ツメだ。色は5色。私は黒を選んだ。

講談社:特装版は注文しないとないようですよ。

手袋の外に付いている赤い爪、なんかこれ、マジックで使えそうでしょう?


それからもうひとつは
「不思議の国のアリス」(日本ヴォーグ社)

この本に付録がついているのを知ったのは
マジェイアの魔法都市案内
からです。



この<消えかかったチェシャ猫>フィギュアは、なんと海洋堂だった。




話しは違うが先日、居酒屋で同じカウンターの2−3席離れた知らない女性客が声をあげた。
「このカメおいしいねえ〜!」

げ、カメを食ってるんだ!
とカウンターの全員がその女性の食べているものを見た。

マグロの「カマ」だった。

よくきいたら片言の日本語。その女性、韓国の人のようだ。、
ああ、びっくりした。



前にも同じマンションの近所の女の子のことは書いたかもしれないけど、
今日、彼女にすれ違った。

小学生の頃はエレベーターやらマンションのロビーで会うと「手品みせてー」と腕をひっぱったり、ため口をきいていたけど、中学生になるとちゃんと会釈してすれちがったよ。

大きくなったね。。。。。なぜか口元がほころんだよ。

昔の子供の頃がなんだかなつかしいね。


春だね…。

--------------------------------------------2005/3/9
●先日、私のライブに来てくれたFM江戸川のパーソナリティ鈴木久美子さんの番組に、お礼のメールとリクエストをした。

昨日はNTVの「汐留スタイル」がなかったので、税金の計算をしながらラジオを聞いていたら、彼女が私のメールを読んでくれてリクエストに応えてくれたのだ。


ラジオにリクエストして、名前を呼ばれた初めての経験は、中学生くらいだったかなあ。
たしかベンチャーズの曲をリクエストしたら私の名前が流れたので、びっくりして家族中に知らせた記憶がある。
でも、知らせた時はもう遅いんだよね。
でも、うれしかったんだね。

その時のDJは今は亡きロイ・ジェームスさんだった。日本語が達者で白人なのに外国にいったことがないとよくテレビなんかで言っていたなあ。
インスピレーションクイズの司会なんかもしていた。

そのゲームはヒントをひとつずつ出していって、分かった時点での早押しだ。
連想ゲームみたいなものだ。

最後の勝ち抜いた人にはヒントひとつで当てなければならない。

まだ記憶に残っているのに次のような問題があった。

ロイ・ジェームスが言う。
『それは落ちました。それとは何でしょう?』

こんなのわかるか?
でも勝ち残った回答者は正解を答えたのだ。答えはこのページの最後に。


それはともかく、ラジオでリクエストがかかるって結構うれしいことがわかったよ。
彼女が名前をラジオで言うってことは、それだけで人に幸せをあげてるようなもんだと思うよ。

私もマジックでお客さんにカードを引いてもらうってことは、結構、幸せをあげてるかもね。
長くやってると、そんな相手の感動も忘れがちだから気を付けよう。

関係ないけど近所のT井歯科の若先生の好きなキャンディーズがかかっていたよ。
♪もうすぐは〜るですねえ〜♪ってかあ?
そろそろ春かも…

あ、私のリクエスト曲はナット・キング・コールの「プリテンド」




●いま、ジャーナリストの櫻井よしこさんの本「何があっても大丈夫」を読んでいる。
この言葉は彼女の母の口癖の言葉。
なんとなく勇気が湧いてくるから不思議だ。まるで呪文のようだね。

新潮社

テレビ討論なんかを見ていると、どんな偉そうな議員だろうが評論家だろうが、彼女の物静かな語り口には手も足もでない。ぎゃあぎゃあ大声をあげている評論家達が、アホに見えるよ。
ディベートでも絶対勝ちそうな不思議な力があるね。

あのゆっくりした、そして人を諭すようなしゃべり方でカード当てをされたんじゃあ、カッパーフィールドでも太刀打ちできまい。

「いいかしら、そちらのお客さんのお選びになった、カード。ハートのQかしら?」
「ち、違いますが…」
「あら、違うのかしら?でもね、もういちどよくごらんになったほうがいいと思いますけど、そう思いませんか?」
「…あ!、あ、当たってました。ぼ、ぼくがみ、見間違いました。。。。。す、すいません」
「そう、やはりそうでした。いいのよ、あやまらなくて、ね、何があっても大丈夫」

私も諭されたいもんだ……。


インスピレーションクイズの答え→それはリンゴです。
そう、ニュートンのリンゴのこと。
--------------------------------------------2005/3/5
今年2回目のジャズとマジックのジャマライブが無事終わった。
スターダストも、よりまともに歌えたよ。

前回より満杯になって窮屈な思いをさせて申し訳ないと思う。
予約がないと入れない状態になってしまったので将来は2日間でゆったりやろうかと思う。

メンバーはピアノの野田ユカさんとボーカルの峰村泉さん。


今回秘密兵器を用意した。

この店(なあーじゅ)はパフォーマーとピアニストが背中合わせになるため、振り返って合図を確認しなければならなかったが、秘密兵器の凸面鏡カーブミラーをホームセンターから買ってきてピアノの上に置いた。

これで私の様子が野田ユカさんから見えるというわけだ。これはうまくいったぞ♪
かの手鏡の教授に教えてあげよう。

私のこのライブはアマプロとわずマジシャンお断りだが、東大と早稲田の青年2人が店に予約してきた。
「学生マジシャンかい?」ときくと「いえいえ、ボナさんのファンです」と言ったが、あやしいぞ。
ま、いいか。

一般客にうけたマジックの演目に『ビル in レモン』がある。
私の場合は2個あるいは3個のレモンの中からひとつを選ばせて、その中からお客さんのお札を出す。もちろん破片と合うから不思議さは倍増する。

当然選ばれなかった方には、お札はない。

次回は4/1のエイプリルフール。予約は早めになあーじゅにメールか電話を。
満員の時はご容赦を。その次の回によろしく。
(注:マジシャンお断りですのであしからず)



翌朝、起きたら大雪だった。少し時間がずれていたらライブのお客さんは帰れなかったな。

←下町の雪風景

--------------------------------------------2005/3/2
日テレのエレベーターで、またまた、みのもんたさんと遭遇した。
「しかし、あなたたちは偉いね、息が長いねえ〜、たいしたもんだ」
とほめられてしまった。

内心は「それほどでもないんだよなあ…ただだらだらと生きてきただけなんだよなあ」と思った。


控え室にいくとマネージャーの滝沢から郵便物をもらう。

<ジャパンカップのマジシャン・オブ・ザ・イヤーにナポレオンズが決定しました>
という手紙だ。


代表の田代茂氏ならびに選考委員の皆様にまずは感謝。
ありがとうございます。

書面の選考理由を読んで、ちょっと感慨深かったよ。

長く芸能活動をしていると『オレは一体いままで何をしてきたんだろうか?』とふと思うことがある。
もし今度そう感じたことがあったら、この選考理由を何度も読んで勇気づけることにしよう。


意外とこの私はデリケートなんだよ。。。。ありがとう。
そして、同じ日に私たちを持ち上げてくれた、みのもんたさんにもありがとう。




写真は控え室から撮った某ビル。



上の階は、携帯がつながりやすいように窓際で話す女性。
下の階は、エレベーターを待つ女性。

もし、何年も逢いたいと思っている男女がいて、上の階と下の階にいても本人達にはわからないんだよね。

実際にこういうことが起こりうるんだ…ちょっとさみしいね…。