2005/4



--------------------------------------------2005/4/28
インドの電子タブラーだが、値段が間違っていた。
現地で安いのを探して、4,800ルピーだそうだ。
1ルピーは2.4円くらいだから、1万円ちょっとということになる。
タモリくらぶで1万円とは現地の値段だったのだ。
日本で買ったら3万円くらいになるだろう。

いずれにしても現地ではお金持ちしか買えないということになる。




先日NHKにいく為に渋谷の裏道を歩いていると、悪戯書きがあった。
でもよくみると、実にうまいドラえもんがあったのでデジッってみた。

しかもこの壁のといめんは、保育園だった。うーん、悪戯書きはよくないが、ちょっとは子供のためになってるかも。
→拡大→




イラクのサマワにいった自衛隊員がお土産でよく買ってくるのが、下の写真のガラス製の文鎮だ。
日本とイラクの友好をうたったものだ。

←クエート、バスラ、バグダッド、サマワと書いてある。

もちろん、自衛隊員からもらったものではない。

このガラス文鎮を作っている人からいただいたものだ。
イラク現地でこれだけのものを作る余裕がないから、当然日本で製作したというわけ。

とはいえ、日本製品でもmade in chinaであったり、外国の文具がサンリオだったりするわけだ。
どこで作られたかは問題ではない。
日本全国ご当地土産だって、製造元が私の近所だったりする。

問題は遙か彼方まで運んで、そこで販売して、そこで買ってくることに意義があるのだ。

つまり現地でしか買えないというところがお土産のお土産たるゆえんなのだ。

私の手元にあるこの文鎮と、自衛隊員の持ってきたものとは雲泥の差があると思うのだよ。


--------------------------------------------2005/4/26
列車事故やポール牧・師匠の自殺など世の中いやな話しばかりだ。

しかし、息子がサラリーマンになって初めての給料日に、私に「ミニ・ししおどし」を買ってきてくれた。

いい話だろ?

思えば植木家は古来から自営業だったから、サラリーマンは長い家系の中で初めてのことだ。
もっともマジシャンも初めてだが…。

さて、水を入れスイッチを入れると、なんかもう隠居の気分だ。
水が循環していてポコっと音がする。気分が休まるな。

BGMに先日の電子タブラーをonにすると、なんとも異様な空間になったヨ。。。。。



少しは気分が落ち着く。




あのラスベガスのスター、ランス・バートンから久しぶりにメールがきた。
「ちょっとたのみたいことがある」という内容。
代演でラスベガスの舞台に出てくれというのかと思ったが違った。(当たり前だ)
でも
頼りにされるのはうれしいね。




猫の絵はがきをもらった。ファンの人からは結構おもしろい猫グッズをもらうが、
これは見るたびにほほえましくなる。

嫌な世の中から、少し逃避できる。

←ネコくん、君はこの人間社会をどう思う…?


--------------------------------------------2005/4/24
先日、「タモリくらぶ」で江戸川区でインド人のコミュニティができていて、その集会を取材していた。

そこで、電子タブラーなるリズム装置をインド人が持っていて、
♪ポカチャカ、ポカチャカ♪とインド風タイコのリズムを鳴らしていた。
テンポやリズムを変えることができて実に楽しそうだ。

そこでたまたまインドにテレポートしていた娘に「買ってこい」とテレパシーで頼んだ。

それが写真の物体。現地で日本円にして4000円くらいする高いものだ。

←インド人が発見した0の数字が燦然と輝く。

番号を組み合わせることによっていろんなリズムがでる。
リズムによって、瞑想にも使えるし、またインドマジックのBGMにも使える。

笑っちゃうくらい、心地いい。

左スピーカーが太鼓を擦る低音部の音。右は普通に叩いている音。
おもしれーよ、これ!
しばらく聞いていると、なぜ楽しいかわかった。
自然と身体が動くのだ。ジャズやロックを聴くより、実に素直に身体が動く。
恐るべしインドリズム。。。。保証書がついているんだが、壊れたらニューデリーに持って行くのかなあ…




リズムといえば、ダンスだ。ダンスといえば私の中では、古いけどフレッド・アステアかジーン・ケリーだ。

駅前に仮設のCD販売店がたまにある。
覗いてみると古い映画のDVDも陳列されていた。

「雨に唄えば」(1952年)があったので購入。

共演の女優はデビー・レイノルズだが、ジーン・ケリーがシド・チャリス(チャリシー)と踊っているところがある。
当時はCGがないからまさに神業としか考えられないダンスなのだ。

長いスカーフを風になびかせながらダンスをするのだ。機会があったら見るといい。まるでシュールレアリスムの絵画を見ているようだ。

このスカーフ、あとから書いた絵じゃなく本物でっせ!
 
(C)office YK Pictures

--------------------------------------------2005/4/21

仕事先の楽屋でスタッフとNHK夜7時のニュースを見ていると、天気予報になった。

そこに登場した気象予報士の半井小絵(なからいさえ)さんを見ていた私に、美人マネージャーの滝沢が声をかけた。
「植木さん、こういうタイプの女性好きでしょ?」

げ、きっと口をポカンと開け、ヨダレを大量に流していたのだろうか、どうしてわかったんだろう?

確かに前から半井さんの天気予報はよく見ていたが、いつも結局、あしたの天気がなんだったのかわからなかったことがあった。
それは、彼女の説明が悪いのかと思っていたが、私が彼女ばかりを見ていてちゃんと聞いていなかったのだ。
あははは!

滝沢が続けた。
「こういう顔の女性って、男心を動かすのよね」

さらに鋭い滝沢は「スケートの村主さんも好きでしょ?」

げっ!!!!!

恐るべし滝沢マネージャー。

な、な、なんで、わ、わかった?

私は動揺しながら「さ、さて、マジックのネタでもセットするかなあ…」といいながらその場を立ち去った。

マジシャンの私がマインド・リーディングされたのは初めてかも…

調べたらこういうサイトがありました。ファンはいっぱいいるようだ。テキトーに頑張れ、半井小絵!。





事件があると「腹が立ったのでやった」なんてコメントがある。

おかしいよなあ、ホームで老人をつき落としたヤツもそうだし、学校に嫌がらせをしつづけた男もそうだ。
年齢に関係なく、キレやすいのだ。

自分のことを無視されると、人間というものは腹が立つ。しかしそれを暴力などで昇華させるのはどうだろう。
それによって自分の人生が台無しなるということに気が付かないのだ。

私だって無視されたり侮辱されることもある。
そんな時、自分より年下なら「あーあ、可哀想になあ、これからの人生つらいぞ」と同情するようにする。
これで心の平静を保てる。

年上なら「あーあ、長い人生を歩んできたのに、無駄に過ごしてきたんだなあこの人は、可哀想に」と同情する。

つまりどんな形でも相手のことを可哀想に思えると、心の平静が保てるのだ。
同情って自分の方に余裕がないとできないからね。

例えば「私よりブスのくせに」とか「マジックへたなくせに」とか「口が臭いくせに」とか。
些細な優位でも心に思えば、落ち着けて「キレることはない」のだよ。

昔は「腹が立ったら親を思え」とある。
自分がかんしゃくをおこして事件を起こせば、親がどんなに辛い目にあうだろうと思えというのだ。

もっともこの話は江戸歌舞伎の「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」の中にでてくるものらしい。

そんな200年以上前の時代と今とでは親子の絆も違う。
と思うとそれも寂しい気がするな。



あ、それから腹を立てながら書いたメールは、絶対翌日に出すべきだ。
冷静になって読んでみると、「ああ、出さなくてよかった」と100%思うに違いない。

ネット時代の新しい格言も必要かも。

「腹立ちメール、それは心のジャンクメール」、なんちってね。


--------------------------------------------2005/4/18

例えば、
のび太(注1)クラス委員(注2)に立候補したとする。

するとジャイアン(注3)が『なんでお前なんかが立候補するんだ?!』と文句を言う。

のび太がちょっと背伸びして言い返す。
『だって、みんなの為に毎日掃除(注4)を手伝ってるし、朝だって早くきて掃除してるんだよ』
『そんなのお前が勝手にやってるだけじゃんか!』
『だって、みんなの為にやってるんだよ』
『うるせー、のび太! お前、赤ちゃんの頃、オレの家に来ておしっこもらして汚したらしいな(注5)
『それは謝ったじゃん、それにジャイアンに悪いと思ってプラモデルもあげたじゃん』
『それくらいじゃたらねーよ』
『うえーん、ジャイアンがいじめるよ、ドラえもーーーん!(注6)

さて上の文章の注を以下に置き換えて読んでみてください。

注1:日本
注2:国連常任理事国
注3:中国、韓国
注4:ODA(政府開発援助)
注5:日中戦争
注6:残念ながら、のび太と違って日本国が頼る<なんでも解決してくれるドラえもん>は、現実にはいません。。。。。

日中戦争で日本が行った蛮行は許し難いと認めるが、しかし、今回のデモや暴挙は「原因は日本にある」とは、ある意味、コントのようで笑ってしまうよ。

カードマジックでお客さんの選んだカードを当てられなくて
『カードが当たらなかったのは、お客さんが悪い』
つー感じだ。

中国マジックの大御所、周良鉄(そーりゃんて)さんなんか気のいいおじさんなのになあ…。元気かな。。。。



〜SF『日本引っ越し』〜
小松左京さんの『日本沈没』の続編(ウソです)

しりあがり寿さんの漫画で、隣人とのトラブルで相談員が『引っ越しなさい』とすすめるのだが、『隣国がごちゃごちゃいっても国は引っ越しできないなあ』とぼやくシーンがあった。


そこで思いついたSFがこのタイトル『日本引っ越し』
世界地図があるなら見てください。
東に経度分20度、日本全体を引っ越したとする。するとうまく主張すれば南はサイパンを領土にできるかもしれないし、北はカムチャッカも領土だといいはることができる。
稚内に「ふとんたたきおばさん」をつれていき『おらおらおら、カムチャッカは日本のもんだ!!』と大声でいわせる。

いかんいかん、こんな考えをしていたら、世界平和は望めない。

ま、バカ者の戯れ言と、許してくだされ。




--------------------------------------------2005/4/16

奈良の「嫌がらせ騒音おばさん」はすごいなあ。
毎日毎日騒音を流し、布団をたたきながら大声で怒鳴る。

反日暴徒デモに対抗できる日本人は、小泉総理ではなく、あのおばさんひとりで充分だろう。

しかしあの嫌がらせが10年以上も続いていたというから、迷惑を受けた近所の心痛はいかばかりかだ。
裏を返すと、人間のエネルギーは凄まじいということがわかる。

つまりどんな人にも何か動機があれば、そのパッションは想像を絶するほどの力があるということの例とみれば逆に何か勇気づけられる。

つまりどんな事象に対しても、のめり込めば人間は力を発揮するものだというのがわかる。
ただし
その事象が問題であって、嫉妬や憎悪やあるいは屈辱の反動に向けられると歪んだ力になるが、趣味や仕事に向ければいい方向に生かせるということだ。

しかし残念ながら、人間の情熱は歪んだ方にむきやすい。
だから犯罪が起きる。

私もいまのところギターやマジックをやってはいるが、その情熱はあの「奈良おばさん」ほどではないなあ、生ぬるいなあ、と感じる。

従って誰か煽ってくれ、「ギター何年もやってるのにヘタクソだなあ!」
あるいは「マジックベテランのくせにどべただなあ」と。

すると私は言うだろう。
「うるせー、てめーでやってみろ。毎日ワン切りしてやるぞ、このやろ!!オレのギターをテープにエンドレスに入れて毎日毎日きかせてやるぞ。あるいはカードをだして『一枚ひいておぼえてくれ』とつきまとうぞ!!このやろ!」

あ、いかんいかん、やはり、人間はねじ曲がった方向に行きやすい……から気を付けよう。



話しは違うが、先日、マリックさんのことを書いたが、同感だというメールをたくさんいただいた。
中には私のあやふやな表現に「自信を持ってしっかり主張しなさい!」とおしかりのメールもあった。

小学生の子供に「なんでタネ見破ると100万円くれるの?」ときかれて困った、というお母さんからのメールもいただいた。
だからといってそれに対してマリックさんに文句をいう情熱は、まったくない。
前にも書いたけど、あの手の番組を止めるのはマリックさん本人しかいないのだから。。。。


とにかくいつも読んでくれてるファンの方々にこの場を借りてお礼を。
また何かあったらメールでご感想を送ってください。

それが私のパッションになるから。

--------------------------------------------2005/4/13

人から聞いた話だが、いろいろな泥棒のしかたがある。

お年寄りがATMでお金をおろしていると、なんと隣の機械で「カードをお取りください」と音がしている。
しかしその隣の女性は、カードを取らずにさっさとそこを離れてしまった。

親切なお年寄りは、その隣のATMのカードを抜いて「カード忘れてますよ」と声を掛けたのだ。

その数秒の間に、自分が引き出した置き放しのお金を盗まれたというのだ。

実際どういうタイミングの連携プレーで行われたのか知りたいが、人の親切につけ込んだ犯罪だ。
いろいろアイデアはあるもんだ。
みんなも気を付けよう。うっかり親切もできない世の中なのだ。




さて箱根の話しの続きだが、クロースアップ祭とはいえ、観客は100人いる。

そこに参加した若手のクロースアップマジシャンは、どう観客を楽しませるかを状況に応じて考えるべきだ。

客を笑わせたりリラックスさせたりするのは若手ではまだ無理ではあるが、少なくともどういうマジックかを伝えるのが最低の仕事だ。

であるならば、後ろの観客まで通る声で演技するのが当たり前だ。
マジックを勉強する前に発声練習をするべきだろうね。

それにマジックの現象をわかりやすくするのも親切というもんだ。

カードマジシャンなら、ジャンボインデックス(写真)を使おうと考えるべきだろう。
←数字が大きいからよく見える。


バイスクルブランドで販売しているのだからあやしいものではない。選んだカードが何なのか後ろの観客にもわからせるのが最低条件だろう。

あるいは大きなサインをさせるのも一考だ。

そこを指摘したりすることも、ブッキングだけでなくプロデューサーの仕事でもあるよ。




その箱根湯本の旧東海道側に「正眼寺(しょうげんじ)」というお寺がある。曾我兄弟をまつってあるところだ。
その本堂にいってみると、『大震災で壊れたのだが松竹芸能の寄付によって建て替えられた』とある。

そして横に寄付した人の名前が彫られた板があった。

なんとそこに松旭斎天一師の名前があった!!

←他に松旭斎天榮師。松旭斎鶴子師の名前があるが、どなたかはわからない。

なるほどね、昔のマジシャンはこういうこともしていたのだ、とちょっと感動したよ。

--------------------------------------------2005/4/11
珍しく桜満開の箱根クロースアップ祭に参加してきた。

デビッド・リーガルのハートウオームなカップ&ボールを見られてうれしかったね。

それにタマリッツのマジックはまさに魔法だった。
レクチュアの解説を聞いてさらにびっくり。(当然、ここには書けない)


いつもの会と違って今年は二日目の夕方までびっしりで、満足したし、刺激になった。
マジックのアイデアと演技は無限にあると実感してうれしかったよ。

それに行き帰りとも電車でジャンさんと並びの席で楽しめました。
プロデューサーの小野坂さとし君をはじめ、いろいろな人々にありがとう…。


もちろん漫画家の高井毛位置老・巨匠と新宿に戻っても、飲み続けていたのは当然のことだ。



唯一の問題は、相部屋の人々だ。

誰とは言わないが、やな●わ先生とト●さんとさと●君だ。

お二方は大イビキ!お一人は歯ぎしり!
まじで寝られなかった。。。。今度はボーズのヘッドフォンを持ってこよう。

翌朝オビー・オブライエンに「歯ぎしりを英語でなんというんだ?」とジェスチャーを交えて聞くと。
「Grind teeth」と答えた。鉄を削る機械をグラインダーというが、まさにその通りだった。

お陰で英語を一個覚えた。さ●し君ありがとう。

それにしても、素晴らしいマジックをみることは、実に身体にいいことだ、とつくづく思った。
なにせ明日への希望が湧くから不思議だね。。。。。

その反対にどうでもいいマジックは見ない方が精神衛生上、絶対にいいと言い切れる。
そっちのマジシャンにならないように勉強しよっと…

--------------------------------------------2005/4/8
ボナさんは女性のほめ方がうまいと、とあるブログに書き込んでいた人がいたが、そうかもしれないと思った。

太った女性なら→「なにかこう男性がそそるようなスタイルだね」
痩せてがりがりなら→「うーん、スレンダーよりスレンダーだ。まさにモデルのベーシック形みたいだな」

女性に限らず男性でも褒める。
ネクタイなんかは褒めやすい。
「あれ?変わったネクタイですね、高かったでしょう?」
「ガラが面白いですねえ」
ってね。
自分をよく見ていてくれるという印象が、相手にとっては心地いいわけだ。

オレは銀座のホステスか!!



あ、そうそう銀座のホステスで思いだしたが、
「Mrマリック、タネを見破ったら100万円」のテレビで、細木数子との対決で100万から200万に賞金をつりあげ、さらに彼女は高価な指輪を差しだしたシーンがあった。

もはやそこには華麗な夢のあるそしておしゃれなマジックの姿は微塵もなかった。

それを飲み屋で一緒に見ていたある人がぽつりと言った。

「まるで銀座のホステスに手品の道具屋さんがネタを売ろうと頑張ってるようだなあ、あはは…」

なるほど、そう、そこには超魔術師Mrマリックではなく、その衣装をまとった単なるネタのディーラーさんがいたように見えたよ。
でも、もともとそれがマリックさんの本質なのかもしれないなあ…。マジックの知識はすごいもんね。。。

ところで、アタッシュケースに詰め込んだ札束を見せて「見破ったら100万円!」って、マジックに夢を持っている子供の教育にいいわけないと思うのだが、この私の考えって今の時流に乗っていないのかな。つまり間違ってるのかなぁ…。

最近、53歳になって歳くった?から善悪の判断がつかん…。誰か教えてくれ。



あ、明日は箱根クロースアップ祭だ。
なんと、あの奇才タマリッツがゲストだ!!
(タマリッツって猫専用の高級ホテルみたいな名前だけどすごい人です…)

そして漫画家の高井嫌一漏巨匠とも一緒だ、マジックも楽しみだが、深酒も楽しみ。。。。
その報告は次回。。。


注:銀座のホステスを侮辱している記載ではありません。「間違ったイメージ」での表現です。だって銀座好きだもん。

--------------------------------------------2005/4/5

春になるといろいろ人が動く。なあーじゅバンドの硬派サックスのS久間さんが大阪に転勤した。
1番サックスだから、結構痛手だ。他のメンバーがんばれ!ってオレもか。



さて
桜が咲き陽気もよくなればなるほど、逆にへこむことがある。人間の心理は微妙なものなのだ。

しかしそういう時が自分を育て、成長させるチャンスだと思う。

なぜならへこむという字は「凹む」と書く。
この漢字のまさに凹んだ部分が問題だ。

この時期、ボーっとしていると、そこにゴミや埃しか溜まらない。あるいは雨水も溜まるだろう。

しかし、本や映画や劇などを見たり、いろいろな行動をして様々な体験をすると、この凹んだ部分に知識や経験がたまっていくわけだ。そしてやがて平らになる。
つまり
凹→□となる。
これで普通の状態になる、と同時にうれしいことにランクアップされた自分がそこにいるというわけ。


人生はこれの繰り返しだ。

と、なんだかんだしながら、53歳になったのだよ。
いろいろな人からの誕生日祝いありがとう!!



先日のジャマライブの事を日記に書いている方がいるので紹介します。

すずきひよこのきままな日記


--------------------------------------------2005/4/3
今日は私の誕生日だ。
53歳です。以上ご報告まで…。

昨日今日と藤山新太郎さんの娘、すみれちゃんの水芸初披露公演だ。なかなか面白いショーだ。
生お囃子で和妻をやるのは、私のライブと共通するものがあるな。



そのジャズとマジックのジャマライブを4月1日に行いました。
エイプリルフールにマジックは似合うでしょ?

競演はいつものピアノの野田ユカさんとボーカルの峰村泉さん。

←銀河?の前で初めての記念撮影。ボナの目も美女2人に囲まれて光ってる。


いつも満員でホント感謝しています。今回見れなかったお客さんは次回いらしてください。すいませんでした。
マスターとママにも感謝。
マジシャン関係をお断りにしているのは、一般のお客さまにもっとマジックの楽しさを分かってもらいたいからです。
なにせ定員に限りがありますので。
それにマジシャンはもうすでにその楽しさをご存じでしょうから…。



写真はタバコの演技。


あ、それからお友達の女優・キムラ緑子さんがお土産を持っていらしてくれた。翌日早い仕事なのにわざわざありがとうございました。

次回は5月23日。6月は二日間やります。6月16日17日。
予約がないと絶対に入れませんのでご了承ください。
予約はジャズ・バー「なあーじゅ」まで。