Tenderness
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詩ごとあそび -six




こごと

ひとこと こごと
こどもが いった
こまった おとなは
おこって ぶった
こどもは まったく
だまって ないた
たまらず おとなは
よわって くいた



じゃまいか

ちゃんと きいてよ おとうさん
これが れげえさ じゃまいかの

おとを ちいさく してくれよ
よなかじゃ ないか じゃまなんだ

じゃあ おとうさん きいてない 
これが じゃまいか おとじゃんか 

かんにんしろよ じゃんけんぽん

かったほうが かってだよ

なかなかじゃんか かなりじゃないか
けっこうよかった たのしんだ
だんすも だんだん じゃあいいか



とおく

むこうに いたんだ ずっととおく
ままも みえない なんにもない 
こどもが なにも ままならない
そんなとおくに きたんだ ぼく

くぼんだ ばしょが しょっぱいかおり
かおを あげたら ぱぱのとこ
とことこ あるいて ちかよった
かよったばしょの くうきが したよ

よたよた あひる ちかくにみえた
たまったみずに はいってきえた
きもちは とってもたまらない
ままと はいった おふろみたい

もっと とおく おくのほう
ぼくが きたみち しおがみち
ちがった うみに みちがあり
つないだ ての まま とおくにみえた



こんれい

あれは れんこん こんりんざい
りこんにしたいよ よかんがするよ

かんかんでりだよ こんなひの
こんれいびに れんこんかい

かいものれんちゅう どこいった
れんたいせきにん ぜったいだ
いったいぜんたい にんたいだ

たいへんたいへん れんあいだ
あいだを こわす いんねんだ

ねんにいちどの こんなひに
りんざいするのは かみさまだ
だまって こいよ こんれいび



かっぷる

ぺたぺた かっぷる ほっぺた くっつけ
つっつく ゆびで くっきり ほっと

とっくに つきも ぽっくり よぞら

ぽっぷにきめろ ひっぷ ほっぷ
たっぷりきくよ ゆっくりねるよ

らっぷで くるんだ くるみの やしょく
しょっくで つまる らっぷな げんしょう

しょうしょう げんきの ちゃを わかそうか
いちゃいちゃ なのに ぷんぷん おこる
ぷくぷく やかん こっぷじゃ いかん



おと

らっぱのおとが こっぷでするよ
こすったおとと かっぷがいるよ

ろっくで ふいてよ ぽっぷそんぐ
そんなに きような かっこじゃないさ

ぽっとで さんかだ かんたんさ
さっきょく したって よかったものさ

さっきは けっきょく がっきでひいた
ひいた いっきょく ゆっくりろっく

きょろきょろ するよ こんさーと
きっぷは ないけど がっかりせんさ
すったもんださ さっぱりしたさ


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◆ かなしみ、そして
人として生まれあなたも 12月の語らい わかれ かなしみをのりこえるもの