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PC-9801NS/Rとは

 PC-9800シリーズでPC本体を持ち運ぶと言う発想は、1985年 5月発表の PC-9801U2 (V30 8MHz) の頃から有り、専用のプラズマディスプレイ 「N5915」 (今の液晶ディスプレイのようなもの) も用意されていました。

 実際に、液晶モニタとPC本体、キーボードが一体となった、ノートタイプの原型とも言えるラップトップタイプが初登場したのは、翌年、7月の PC-98LT model 2です。本体と同色 (黒) の小型の熱転写プリンタが付属しましたが、PC-9801型番との互換性がないため、人気が有りませんでした。
 その後、PC-9801型番との互換性のある PC-9801LV等が発売されましたが、本体が大きくて重く手軽に持ち運ぶというには程遠い物でした。

 それから、3年後の 1989年 11月、同年 9月に発売された EPSON製 98互換機 「PC-286NOTE exective」 に対抗する形でPC-9801N (V30 8MHz) が、「98NOTE」 という愛称で登場しました。レジューム機能は見送られた物のバッテリ駆動が可能で専用設計のカスタムチップを採用し、大幅な軽量化と小型化が実現され、携帯性が向上しました。これが、A4サイズ 「98NOTE」シリーズの始まりです。

 その中でPC-9801NS/R (98NOTE NS/R) は、1993年 1月に PC-9801NS/T (i386SL (PC-98) 20MHz) の後継として「3.3V駆動の 486ノート登場。ハイコストパフォーマンスを実現したスタンダードモデル。」というキャッチコピーで登場しました。

 PC-9801NS/Rの特徴は、CPUに、低電圧動作を実現した、i486SX (J) が採用され、処理速度が格段にアップし、バッテリ駆動時間も延びました。別売りの大容量バッテリとパワーセーブモードを併用すれば、実に 10.5時間もバッテリのみで駆動でき、98NOTEシリーズでは、最長を誇ります。(^-^)

 また、内蔵のフロッピィディスクドライブ (FDD) が、3モード対応となり、1.44MBの読み書きも可能になりました。

 他に、筐体のデザインが、NS/Tから少し変わりました。ちなみに、筐体のデザインは、後に、98 MATEシリーズのデザインを手がけた米国 IDEO社との共同開発です。

 ラインナップは以下の通りです。当時、上位機種としては、1992年 11月発売の PC-9801NA (i486SX 20MHz) とカラーノートの PC-9801NA/C (i486SX 20MHz) が有りました。

 PC-9801NS/Rは電源不良で故障した PC-9801NS/Tの後継として購入しました。いまのところ親が使っています。

商品名 FDD HDD 添付 OS 標準価格 (税別)
PC-9801NS/R 3.5インチ 3モード対応 1ドライブ オプション なし 288,000円
PC-9801NS/R40 3.5インチ 3モード対応 1ドライブ IDE 40MB MS-DOS 5.0A 378,000円
PC-9801NS/R120 3.5インチ 3モード対応 1ドライブ IDE 120MB MS-DOS 5.0A 428,000円

マザーボード

● CPU

 PC-9801NS/Rに搭載されている CPUは intel 486SX (J) (16MHz) でキャッシュメモリを 8KB内蔵しています。キャッシュメモリを内蔵したため、従来の i386DXより高速な処理を実現しています。

 このCPUは、PC-9800シリーズ用に、NECと intelが共同開発した物で一般の i486SXは 5V動作なのに対し、i486SX (J) は 3.3Vで動作させることができ、消費電力が抑えられ、バッテリによる駆動時間が飛躍的に延びました。
 なお、i486SXとは、動作電圧以外に機能、性能共に違いはなく、ベンチマーク上でも同クロックの i486SX (PC-9801FA) と変わった所はないようです。

 マザーボードのベースクロックは、16MHzです。俗にいう 8MHz機に該当するため RS-232Cの通信速度は、9,600bpsまでしか出せません 。他に、一部のベンチマークソフトでは、正常に測定ができません。(^ ^;;

 ちなみに、一世代前の NS/Tには、 intel 386SL (20MHz)が採用されており、こちらも特別製でなんとCPUの表面に 「PC-98」 のロゴが入っています。

i386SL (PC-98)

 コプロセッサは intel 487SXに対応しています。PC-9801NS/R用のコプロセッサは、i487SXの載ったボード形式で「PC-9801NS/R-01」に対応しています。標準価格は、110,000円 (税別) でした。(^ ^;;
 コプロセッサは、現在の CPUの浮動小数点演算ユニットにあたり、CPUと共に動作して、関数計算などを専門に担当します。当時は、CPU自体が非常に高価だったのでオプションになっていました。

 なお、i487SXは、i486SXに浮動小数点演算ユニットを内蔵したものでi486DXと同等品です。

● メモリ

 メモリは標準で 1.6MB内蔵し、うち 1MBを RAMドライブに割り当てることができます。その場合、内蔵メモリの容量は、1MB差し引かれ 640KBになります。

 RAMドライブは HDDより高速に読み書きができ、フロッピィディスクドライブ (FDD) を 2ドライブ必要とするアプリケーションを利用する場合に便利な機能です。

 メモリの増設は、本体下部の専用メモリソケットでは 8MB分、正面から見て本体左側の拡張カードスロットでは 16MB分増設でき、合計最大 14.6MB (RAMドライブ分を除く) まで増設できます。

 ただし、メモリが増えると発熱や多くなるほか、消費する電力が増え、バッテリーが消耗しやすくなります。

補助記憶装置

 FDDは、全モデルで3.5インチ 3モード対応 2HDタイプの FDDを 1ドライブ搭載しています。外付けの FDDユニットを接続するためには、拡張バスに、別売りの接続ケーブル 「PC-9801N-15」 が必要になります。

 ハードディスクドライブ (HDD) は、PC-9801NS/R40では 40MB、PC-9801NS/R120では 120MBの IDEタイプ 2.5インチ HDDを内蔵しています。ともに、MS-DOS 5.0Aが、プリインストールされています。
 FDDモデルでは、増設用 2.5インチ HDDの 「PC-9801NS/E-35 (40MB)」、「PC-9801NA-37 (120MB)」等が内蔵できます。こちらには、OSは付属しません。

 ちなみに、HDDは、サードパーティー製の物で120MB以上の HDDについては、付属のフォーマッタを利用したり、他機種でフォーマットする等、フォーマットに工夫をすることにより最大 544MB (未フォーマット時) までの IDEタイプの HDDパックを内蔵できます。

液晶ディスプレイ

 ディスプレイは 8.9インチ CLF (Cold Fluorescent Light: 冷陰極管) サイドライト付 8階調のモノクロ液晶ディスプレイを採用しています。

グラフィック、サウンド機能

● グラフィック機能

 グラフィック機能は、最大 640 x 400ドット 4096色中 16色でEGC (Enhanced Graphic Cherger) により描画の高速化が図られています。ただし、カラーで表示するためには、別売りの CRTパック 「PC-9801NS/E-14」 をバッテリー部分に装着し、アナログ CRTを接続時に可能となります。

 また、Windows 95を利用する場合には、別売りの I/O拡張ユニット 「PC-9801N-08」 にグラフィックアクセラレータボードを増設したり、マルチメディアボックス (CD-ROMドライブに、グラフィックアクセラレータや、サウンド機能を一体化させたもの) を接続し、アナログカラー CRTを接続することになります。

● サウンド機能

 サウンド機能は有りません。サウンド機能が必要な場合、別売りの I/O拡張ユニットにサウンドボード 「PC-9801-26K等」 を増設したり、サードパーティー製のサウンド機能拡張パックを装着します。

インターフェースと拡張スロット

● 本体のコネクタ

位置 種類 形状
本体後部 テンキーボード ミニ Din 8p
バスマウス D-Sub 9pin
1MB FDD I/F と I/O拡張ユニット兼用 I/F アンフェノールハーフ 110pin
RS-232Cシリアル I/F D-Sub 25pin、最高 9,600bpsまで対応
プリンタ I/F アンフェノールハーフ 20pin、双方向非対応

 NS/A以降のノートパソコンとは違い、標準では、カラー CRT用のコネクタはありません。また、一般のデスクトップ機とは、プリンタ I/Fの形状が違うので専用のケーブルが必要です。

● 拡張スロット

 PC-9801NS/Rの拡張には、以下の 4か所があります。

拡張スロット 主な対応機器 補足
拡張カードスロット 増設 RAMカード、不揮発 SRAMメモリカード、モデムカード。 ただし、規格化される前の拡張カードスロットなので現在の PCMCIA/JEIDA規格の PCカードは使えません。
バッテリースロット CRTパック、大容量バッテリパック、ACパック。 CRTパックを装着するとアナログ CRTが接続可能になります。
セカンドバッテリースロット モデムパック。  
110pin I/O拡張バス B4680 I/Fパック Tや、サードパーティー製の SCSIパックや PCカードパック、サウンドパック、GAパック、外付け FDDユニット、拡張ボックス (PC-9801-N08) 等、多数あり。 Cバスボードを利用するためには、拡張ボックスが必要になります。

本体ディップスイッチの設定

 ハードウェア Dip SWはなく、動作環境設定から、FDコピーまでが画面上でできる 「98NOTEメニュー (デスクトップ機でいうセットアップメニューに相当)」 があります。呼び出し方は、電源投入後もしくは、リセットボタンを押してから 「HELP」 キーを押し続けます。

 また、本体後部にバックアップメモリスイッチがあり、通常に本体を使うときは ONにしておきます。特に、レジューム機能等を使うためには、ONにしておかなければなりません。
 ただし、内蔵する周辺機器を取り付けるときは、必ず OFFにしてから行わなければなりません。でないと周辺機器を壊してしまう可能性があります。

 この他、注意点として、メモリカードや、モデムカードを使う場合や、ハードウェアの状態が変化した場合には必ず本体付属のセットアップディスクが必要になります。実際には、無くても時に問題はありませんが、起動時に必ず「セットアップが初期化されました、セットアップを実行してください」というメッセージが出てうっとうしいです。(^ ^;;
 中古や、ジャンクで購入する場合、注意しましょう。もし、無くしたり付属してなかったときは、NECより購入できます。

バッテリ駆動時間

 バッテリ駆動時間は、バッテリパック 「PC-9801N-11」 装着時に FDDモデルで約 2.3〜2.8時間、HDDモデルで約 2.0〜2.4時間、セカンドバッテリパック 「PC-9801NV-13」 を装着することにより FDDモデルで約 4.8〜6.6時間、HDDモデルで約 4.6〜6.0時間に延長することができます。この二つは、標準で付属しています。

 さらに、別売りの大容量バッテリパック 「PC-9801N-16」 装着時には、FDDモデルで約 7.1〜9.5時間、HDDモデルで約 6.2〜8.0時間と驚愕の駆動時間を実現し、98NOTEシリーズでは、最長を誇ります。(^-^)

 また、パワーセーブモードを設定することにより、さらに、約 1時間ほど延長できます。今となっては、i486SX (J) では性能が低すぎますが、最近のマシンに比べ、駆動時間が大幅に長くなっています。

 一方、バッテリ充電時間は電源 ON時には、約 6.0時間、電源 OFF時には約 1.5時間となっています。ただし、これらは、動作環境やバッテリの状態によって変化します。

 ちなみに、ACアダプタは、「PC-9801N-12L」 が付属しています。

 もちろんノートパソコンなのでレジューム機能に対応しています。これで突然停電になっても安心ですね。(^-^)

 最後に、PC-9801NS/Rと言うより旧 98NOTEに言えることですが、液晶ディスプレイ (蓋) を支えるヒンジ部分に問題があり、何度も開け閉めしているとそこに負荷が掛かり、ヒンジ部分を固定しているねじ部分の土台 (説明しづらい (^_^;;) ) が内部で砕けて蓋が 「バコバコ」 になってしまいます。
 このヒンジ部分には、レジューム機能を作動させるためのスイッチが付いていて、フィルム状のケーブルで本体に接続されていますが、さらに 「バコバコ」 状態がひどくなるとそのフィルム状のケーブルが切断され、液晶ディスプレイが写らなくなってしまいます (でも修理は意外と簡単だったりします) 。現役で使用している方は注意しましょう。

CPUアクセラレータ の搭載

● はじめに

 さて、だいたい PC-9801NS/Rのことが分かったところで CPUの換装です。と言いたいところですが、この PC-9801NS/Rの CPUである i486SX (J) は、CPUの周りにピンが出ているの QFPタイプ (PC-9801FAの項を参照) でマザーボードに直付けされているので簡単には換装ができません。

 そこで本体の裏側にあるコプロセッサボード用ソケットを使用し、CPUアクセラレータを使います。この PC-9801NS/Rに採用されている i486SX (J) 用のコプロセッサ i487SXは、従来の 386用 (386用の場合のコプロセッサは CPUを止めず、CPUと協調して動作します) とは異なり、実は i486DXと同等 (正確にはピンが 1本多い) で動作の際に i487SXは、元の i486SX (J) を止めて i486DXとして動作します。
 なのでこのコプロセッサボード用ソケットには i487SXの他に、実は i486DXや i486DX2等が載った CPUアクセラレータが載せられます。

● CPUアクセラレータについて

 ここで自分が実際に使用したものは、ジャンクで購入した I-O DATA製の 4倍クロック (ベースクロックをボード上で 2倍 CPU内部で 2倍) の 「PK-NSR75」 と言う CPUアクセラレータです (仕様は以下の表参照)。

 この製品は、現在全て生産終了で手に入れるには中古在庫を探すしか有りませんが、ネット上でもまず出てきません。

 なお、CPUアクセラレータによっては、レジューム機能に対応していない場合があるので注意が必要です。

代表例

メーカー 商品名 種類 クロック倍率 動作クロック 搭載 CPU 内部キャッシュ コプロセッサ 現状
NEC PC-9801NS/R-01 コプロセッサボード 等倍 16MHz i487SX 8KB CPU内蔵 生産終了
メルコ HNR-C コプロセッサボード 等倍 16MHz i487SX 8KB CPU内蔵 生産終了
HNR-16TS CPUアクセラレータ 3倍 48MHz iDX4 16KB CPU内蔵 生産終了
PK-NSR75 I-O DATA CPUアクセラレータ 4倍 64MHz iDX4 16KB CPU内蔵 生産終了

● CPUアクセラレータの取りつけ

 取り付けは非常に簡単です。本体下部のコプロセッサボードとメモリ増設用の裏蓋を外し、向かって右側に付いているソケットに CPUアクセラレータ本体を向きに注意して (逆刺しできないようになっています) 取り付けます。

 取り付けた後、裏蓋を元通り取り付け、電源を入れて 「ピポッ」 と鳴れば成功です。搭載している CPUが iDX4なのでキャッシュコントローラ等を別途インストールする必要はありません。そのままで今までが嘘のように高速に動作します。いくら高速と言っても新型のノートパソコンとは比較になりませんが、DOSや Windows 3.1ベースで使うには十分でしょう。(^-^)

 

● 結果

 最後に、CPUアクセラレータを使い、 DOS Ver 3.3D上でベンチマークを取ってみましたので参考にしてください。使用ソフトは、I-O DATAの 「INSPECT Ver 1.03」 です。

CPU 動作周波数 Dhrystone(点) Whetstone(点) 総合(点)
i486SX (J) 16MHz 7915 なし 7900
PK-NSR75 (iDX4) 64MHz 23076 23975 27780

 測定当時メモリは、メルコ製メモリカードで 4MB増設してありました。現在の機器の構成については、電算機管理室の項を参照してください。参考までに、「INSPECT Ver 1.03」 のデータベースでは、ノーマルの PC-9821Af (Pentium 60MHz) が総合で 40000点です。

 ちなみに i486SX-16 搭載の PC-9801FA/U2でも総合で 7900点と変わらずでした。

メモリの増設

● はじめに

 さて、CPUアクセラレータを使って高速化したら、さっそく、メモリを増設しましょう。メモリの増設の仕方は、専用メモリソケット、メモリカードスロットの 2つの方法があり、専用メモリボード単体で9.6MBまでさらに、増設 RAMカードを増設することにより、合計で 14.6MBまで増設できます。なお、14.6MBを超えた部分に関しては無視されます。

 ちなみに、メインメモリのうち 1MBを RAMドライブに割り当てていると通常は、8.6MB -> 7.6MBのようにメインメモリから 1MB差し引かれて認識されますが、合計で 14.6MBを超えるメモリを増設するとメインメモリ 14.6MBと 1MBの RAMドライブが使えるようになります。つまり、結果として、15.6MB使えることになります。(^-^)

● 専用メモリ

 まず、専用ソケット用メモリでは、純正品以外では、I-O DATA製の 「NR34X/NR34シリーズ」 やメルコ製の 「ENRシリーズ」 があります。どちらも容量を最大 8MBまで増やすことができます。ちなみに、I-O DATA製品には、専用の裏蓋がついています。

 残念ながら、現在は全て生産終了で手に入れるには中古在庫を探すしか有りません。2001年 7月現在の相場は、8MBのものが千円程度です。

 代表的な専用メモリボード

メーカー 製品名 容量 標準価格(税別) 現状
NEC PC-9801NS/R-02, 03, 04 2/4/8MB - 生産終了
メルコ ENRシリーズ 8MB 19,800円 生産終了
I-O DATA NR34Xシリーズ 4/8MB 30,000〜56,800円 生産終了
I-O DATA NR34シリーズ (ローコストタイプ) 4/8MB 22,000〜42,000円 生産終了

● メモリカード

 もう一つの方法は、メモリカードスロットで増設します。純正品以外では、I-O DATA製の 「98NTIIシリーズ」 やメルコ製の 「RCDシリーズ」 があります。
 I-O DATA製の 「98NTIIシリーズ」では、最大 8MBまで増設できます。この製品の特徴としては、「CARDドライブ機能」に対応し、カード上のメモリを、RAMドライブ (ハードディスク互換) のようにできることです。
 一方、メルコ製の 「RCDシリーズ」 では、最大 24MBの製品が有り、あまったカード上のメモリを EMSメモリとして使えます。

 ちなみに、このメモリカードの対応機種は、PC-9801NS/R以外にもPC-9801N, NS, NV, NS/E, NC, NS/T, NL, NS/L, NAの他、コンパクトデスクトップの PC-9801US, UF, UR、さらには、PC-98DO+にも対応しています。

 代表的な専用メモリカード

メーカー 製品名 容量 標準価格(税別) 現状
NEC PC-9801N-01, 02, 03, 04 2/1/4/8MB - 生産終了
メルコ RCDシリーズ 4〜24MB 12,000〜52,000円 生産終了
I-O DATA 98NTIIシリーズ 4〜8MB 26,000〜50,000円 生産終了

 ただし、このスロットのメモリは非常にアクセスが遅いのでメモリ専用スロットでの増設を優先した方がベターです。どのくらい遅いかと言うと電源投入時のメモリカウントではっきり違いが分かるくらい遅いです。(^ ^;;

 これもやはり現在は、全て生産終了で手に入れるには中古在庫を探すしか有りません。4MBの物は良く出てきますが、8MB以上は殆ど見かけません。有ってもPC-9801USや、PC-98DO+ユーザが血眼で捜しているため、すぐになくなってしまいます。(^ ^;;

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PC-9800, PC-9801, PC-9821, 98NOTEは NEC社の商標または登録商標です。

i486, iDX2は Intel社の商標または登録商標です。

Windows, MS-DOSは Microsoft社の商標または登録商標です。

この他、製品名、型番等は、一般に各メーカーの商標または登録商標です。