東塩尻信号場駅

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中央東線
東塩尻信号場駅

1983年7月3日撮影
(許可を得て撮影)
東塩尻信号場駅を通過する183系「あずさ」

東塩尻信号場駅の構内配線図です。 東塩尻信号場駅は東京駅起点232.9Km(1980年10月1日における)に位置し、標高は811.7m長野県塩尻市にありました。スイッチバック式の信号場で、本線(有効長309m)と引き上げ線(有効長375m)の他に保線用の引き込み線がありました。
なお駅構内の配線は一見ただのシーサスクロスですが、実際には保線用の分岐が連動されていて(A)、列車がこの駅を通過出来る状態の時は本線は保線用の引き込み線へ開通するようになっていました。
歴史
1939年(昭和14年)7月1日 輸送力増強のため開設されました。
1948年(昭和23年)1月28日 専用線貨物の取り扱いを開始。
1949年(昭和24年)10月1日 旅客乗降の取り扱いを開始。
1953年(昭和28年)9月1日 貨物の取り扱いを廃止。
1965年(昭和40年)5月20日 辰野−塩尻−松本間電化
1983年(昭和58年)7月5日 新線開業に伴い「みどり湖」駅開業にて旅客乗降を廃止。
1983年(昭和58年)10月12日 廃止
*Wikipediaの記述を参考にしました。
東塩尻信号場駅で使用されていた硬券 東塩尻信号場駅で使用されていた軟券(補助券) 東塩尻信号場駅で発売された乗車券
通常近距離の場合は写真左のような硬券が使用されました。東塩尻信号場駅は仮乗降場の扱いだったため辰野方面へ行く場合は塩尻駅が発駅となり、松本方面へ行く場合は小野駅が発駅となる取り扱いでした。発売時は降車駅となる部分で切り落として使用されました。
右は出札補助券で硬券では対応できない場合や硬券そのものが無くなった場合に使用されていました。なお硬券にある東塩尻のハンコは記念に押してもらったものです。
東塩尻信号場駅跡地を通過する「風っこうとう」最近の様子
2010年11月21日 東塩尻信号場駅跡地を訪問しました。
本線の跡は木々に覆われてしまい定かではありませんでしたが、引き上げ線の築堤は草に覆われながらも残っていました。地元の方に聞いた所、線路も残っているそうです。
写真をクリックして頂くとジャンプします。

長野県鉄道全駅信濃毎日新聞社発行の「長野県鉄道全駅」が発売されました。私は東塩尻信号場駅のページで協力しています。
長野県下の本屋さんで発売中ですが、写真をクリックして頂くと信濃毎日新聞社のホームページにジャンプします。

またこちらでも購入出来ます→






東塩尻信号場駅の施設
駅構内の施設や信号所室内(継電連動装置や使われなくなった閉塞機)、構内配線などを紹介しています。
写真をクリックしていただくとジャンプします。
2010/12/24 信号所室内の写真を追加しました。
東塩尻信号場駅のホームにあった駅名標

列車交換風景
駅での列車交換風景を紹介しています。なお連続写真で紹介しているコーナーもあります。
画像をクリックして下さい。
東塩尻信号場駅を発車する428M

 当時の列車たち
1980年代初期の列車です。
写真の183系「あずさ」を別にすれば、地味な列車ばかりでしたが国鉄末期の姿です。(許可を得て撮影)
画像をクリックして下さい。
東塩尻信号場駅を通過する「あずさ」

 「未明」という時刻
夜明け前のまだ「未明」という時間帯。
夜とはまた違った世界があります。
幻想的な世界をお楽しみ下さい。
画像をクリックして下さい。
東塩尻信号場駅の信号機。2段あるが上が「下り出発信号機」下が「引き上げ線場内信号機」


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