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スリムタワー型 タイプME

スリムタワー型 タイプME PC-MK33L/E-D

 NECの企業向け パソコン PC98-NX Mate NXモデル MEシリーズ。この項では、以下のモデルが対象です。

モデル名発売時期搭載 CPU動作
クロック
搭載
チップセット
拡張バス備考
MK28H/E-C2011/ 5Core i7 2600S2.80GHz〜 3.80GHzintel Q67
Express
PCI Express (x16 Gen2対応 LowProfile) 1スロット,
PCI Express x1 1スロット,
PCI 1スロット
Vpro対応
MK27M/E-C2011/ 5Core i5 2500S2.70GHz〜 3.70GHzVpro対応
MK25M/E-C2011/ 5Core i5 2400S2.50GHz〜 3.30GHzVpro対応
MK33L/E-C2011/ 5Core i3 21203.30GHz-
MK31L/E-C2011/ 5Core i3 21003.10GHz-
MK28H/E-D2011/11Core i7 2600S2.80GHz〜 3.80GHzintel Q67
Express
PCI Express (x16 Gen2対応 LowProfile) 1スロット,
PCI Express x1 1スロット,
PCI 1スロット
Vpro対応
MK27M/E-D2011/11Core i5 2500S2.70GHz〜 3.70GHzVpro対応
MK25M/E-D2011/11Core i5 2400S2.50GHz〜 3.30GHzVpro対応
MK34L/E-D2011/11Core i3 21303.40GHz-
MK33L/E-D2011/11Core i3 21203.30GHz-

 MJ型番はSOHO、中小企業向けモデル、MK型番は企業、官公庁向けでサポート体制が若干異なる。

 基本的な仕様や操作方法、BIOSの設定については、電子マニュアルが NECの公式サイト「121ware.com」の「商品情報検索」よりダウンロードできますので説明を省きます。
 ここでは、マニュアルに記載のない非公式情報が中心です。ですので当ページの内容を NECのサポートに問い合わせること等は、サポートに対し迷惑な行為ですので絶対にしないでください。
 また、当ページ内の情報をもとに機器の拡張や接続を行った場合は、改造行為に該当する可能性があります。この場合はメーカー保証が適用されなくなりますのでご注意ください。万が一故障した場合でもすべて自己責任でお願いします。

特徴

● 全般

 E-Cモデルからチップセットが Q67 Expressに変わりました。先代の E-9、E-A、E-Bモデルと比較すると第二世代 Corei7の Sandy Bridgeに対応している点が大きな変化です。それに合わせてソケットも新しい LGA1155に変わりました。目立った変化としては動作クロックの向上と消費電力の低下、内蔵グラフィック機能の大幅な強化、SATA600 (Serial ATA3) への対応が挙げられます。それ以外のメモリ回りや拡張バスなどには目立った変化はありません。
 マザーボードのファームウェアは、従来通りの BIOSで UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) は搭載されていません。
 CPUの選択は、先代同様にチップセットと CPU内蔵グラフィック機能の関係から下位モデルでも Celeronや Pentium Gでは無く Core i3が搭載されたことにより結果として底上げが図られていますが、Core i3搭載モデル二機種の間で明確な性能差が無いためラインナップに少々疑問が残るものになってます。かつて存在した PC-98シリーズ (正式には PC-9800シリーズ) でいうところの PC-9801FS (Intel i386SX 16MHz) と PC-9801FX (同 12MHz)、PC-9821As (Intel i486SX 33MHz) と PC-9821Ae (同 25MHz) の様な感じです。

 すべてのモデルで Windows 7 Professionalを搭載しています。サポート期限は延長分も含めて 2020年 1月 14日までです。32ビット版と 64ビット版を選択できます。内蔵グラフィック機能はフルに使おうとするとメモリをかなり食いますので約 3GB以上のメモリを使用できる 64ビット版を選ぶといいかもしれません。

 下位モデルでは第二世代 Core i3を搭載していますがコア数 2でハイパースレッディングに対応し、グラフィック機能として Intel HD Grapics 2000を内蔵しているので、Windows 7で Wordや Excel等のビジネスソフト中心、ネット閲覧、動画の観賞、2D中心のゲーム程度であれば吊るしでも余裕です。
 HD Grapics 2000は動画のハードウェアアクセラレーション機能が有るので、高画質な動画の再生も可能です。ただし、フルに活かすにはメモリの増設をお勧めします。標準で DVI-D (HDCP対応) 出力も有るのでグラフィックカードを追加する必要性は感じられません。グラフィックカードを追加するにしてもロープロファイルに限られ、ハイエンド GPUのカードは形状、電源、冷却と全ての面で実装不可能なので、本機では高負荷な 3Dゲームには不向きです。
 Geforce GT520クラスが電源と冷却を考えると限界かと思いますが、HD Grapics 2000自体がローエンドグラフィックカード並みの能力を持っているので、このクラスだとメモリの節約以外に増設する意味は薄いかもしれません。

 標準のアナログ RGB出力は、旧機種とは異なり 1920 x 1200ドット (WUXGA)でもぼやけたりせず、特にデジタル出力にこだわる必要を感じさせないほど綺麗な印象です。

● マザーボード

PC-MK33L/E-Dの内部

 マザーボードは、MSI製 MS-7480 (E-Dモデル, LGA1155)で、筺体に合わせた独自の形状になっており同じシリーズ間での交換は可能ですが、一般のマザーボードとの交換は不可能です。CPUの交換は、Sandy Bridge系の CPUに交換可能ですが、(恐らく) チップセットの関係で Celeron、Pentium Gに交換すると内蔵グラフィック機能が使えなくなります。
 CPUクーラは、先代の E-9、E-A、E-Bモデルに残っていた FDDベイが無くなった事も有り、従来の正面から吸気する Mate NXスリムタワー専用クーラでは無く、上部から吸気する一般の CPUクーラが使用可能です。高さや周囲のスペースに注意すれば別のものへの交換も可能だと思います。

 すべてのモデルで、暗号化をハードウェアでサポートする TPMを装備、Core i5、Core i7の VT機能を組み合わせることで、ネットワークから BIOS設定等を管理できる Vproテクノロジーに対応しています。
 なお、Vpro機能を使用するためには、本体添付の「マニュアル/ アプリケーション CD-ROM」に収録されているソフトが必要です。

 このマザーでは、プリンタ等の接続に使用するパラレルポートがオプションとなり標準では無くなりましたが、マザーボード上に端子 (ピン配置は調査中) があるのでコネクタ付きのブラケットを入手し、BIOSでパラレルポートを有効にすれば使用可能です。

 ちなみに、PCIライザーボード上に「USB30」なる端子がありますが、これは、オプションの USB 3.0 I/Fボードに電源を供給するためのケーブルを繋ぐ端子です。(^ ^)b

● 内蔵 SATA I/F

 SATA I/Fはマザー上に 3ポートあります。転送速度 6.0Gb/s (SATA-3.0) に対応した HDD/ SSD用ポートが 2個、転送速度 3.0Gb/sまでの光学ドライブ用ポートが 1個です。UEFI非搭載なので 3TB以上の HDDをシステムドライブとして使用することはできません。データドライブとしては使用可能です。Windows XP 32bit版では、2.2TBで分割が必要ですが、Windows XP 64bit/ Vista/ 7では、GPTフォーマットにすれば一括で全領域が使用可能です。
 SSD内蔵モデルも選択できるようになり標準は AHCIモードです。ミラーリング機能に対応した RAIDモードもあり、BIOSセットアップで IDE, AHCI, RAID各モードの切り替えが可能です。ただし、RAIDモデル以外での RAIDモードでの運用は保証外です。

 RAID機能搭載モデルは、ミラーリング (RAID1) のみ対応です。デフォルトで RAIDモードに設定されており、ソフトウェア RAID機能を使用します。RAIDモデルでは、再セットアップ時にいくつか注意点があるので実行する前に「再セットアップガイド」を必ず参照してください。
 RAIDの設定は、起動時にメッセージが表示されるので、その時に [CTRL] + [I]キーを押す事で設定メニューに入ります。

 DVDドライブと云った ATAPI機器はスリムライン SATA接続です。従来のピンピッチの狭い IDEタイプのコネクタは有りませんので交換する際にはご注意ください。

● 筺体

 スリムタワー型ということもあり、筺体内の空間に余裕がありません。かつては PCI Express x16スロットの横に小型の排気ファンがあるのみでしたが、E-Cモデル以降では側面に CPUクーラの吸気口が追加されているので、従来モデルよりも冷却は幾分強化されています。

 筺体のカバーは、従来のスリムタワー型と同じです。開けるには、横置きにした後、背面の二個のストッパーを下側に押し、ルーフカバーを一度手前に引きます。次に上に持ち上げると外れます。
 このタイプでは、カバーの裏にある爪かみ合わせ部分が分かりにくく、ケーブルを挟んでしまったり、爪がずれてはまってしまったりとルーフカバーの閉めるのにコツが要ります。
 ずれた状態で無理に閉めると、フロントマスクの部分で ボリュームのつまみを破損したり、ルーフカバーの内側に付いている爪が曲がってしまったり、ルーフカバーが歪んで開けにくくなるので必ず噛みあわせを確認してからゆっくり閉めるようにしましょう。(^ ^)b

 フリーセレクションメニューの場合はフロントマスクのアクセントカラーが、ダークブルー、NeCycleTMシャインブラウン、エレガントシルバーの 3色から選択できます。標準は、ダークブルーです。

 E-7モデル以降からフロッピーディスクドライブ (FDD) がオプションになりましたが、E-9モデルから廃止 (FDD I/Fコネクタ、取り付け金具は有る) され、E-Cモデル以降 CPUクーラの変更により FDDベイ自体が無くなったので FDDを内蔵する事はできません。USB接続の外付け FDDを使用する事が出来ますが、新規に製造するメーカーが減ってきているので今後入手が困難になることが予想されますので注意が必要です。

 ちなみに、正面の USBコネクタのそばに有ったケーブル抜け防止のフックは廃止されました。あれ邪魔だもんなぁ。(^ ^;;

● 騒音

 CPUファンの音は、従来の二連の小型ファンから、一般の CPUファンに変わったので非常に静かな印象です。筺体ファンの音は、CPUファンの音にかき消されてしまうので、まず気になりません。
 自分の感覚的には周囲に何らかの雑音 (家庭ではテレビとか、企業では電話や会話、空調とか) がある場合は、傍にいても殆ど気にならない程度の静かさです。なお、冷却ファン付きのグラフィックカードを増設した場合はこの限りではなく、格段にうるさくなるので要注意です。

 なお、TV録画での運用を考えておられる方は、マニュアルを参照して設置場所に気を付けてください。AVラックなどの狭いスペースに収納して運用すると熱が籠ってHDDやカード、本体、電源が壊れる可能性があります。

● 電源

 電源は DELTA製で定格出力 250W、コネクタの仕様は一般の ATX規格と同じものです。出力が 250Wですが 元々消費電力の少ない Sandy Bridgeの Corei7系 CPUなので他に回す余裕が幾らか有りますが、グラフィックカードを増設する場合は特に注意が必要です。搭載できるグラフィックカードの目安としては、GeForce GT520、Radeon HD 6450等のローエンド向けが発熱も含めて限界だと思います。また、冷却ファンの付いたものを選ぶ方が無難です。それでもあまり長持ちはしません。(^ ^;;

● 再セットアップ時の注意点

 このモデルでプリインストール OSを再セットアップする場合、再セットアップ領域 (一般にリカバリ領域、DtoD領域ともいう) がある場合は、NECのロゴが出ている時に「f・11」キーを押し続けることで「マニュアル/ アプリケーション CD-ROM」が無くても再セットアップを開始できます。
 なお、一度でも再セットアップ領域を呼び出してしまうと、それ以降は再セットアップ領域から起動するようになってしまうので必要な時だけ「f・11」キーを押すようにしましょう。元に戻すには起動領域の設定を直す必要があるので手間がかかります。

 再セットアップする場合、外付けドライブからは実行できないので注意が必要です。必ず内蔵ドライブでなければできません。

 当然ながら違う機種用のメディア (E-Dモデルに E-Cモデル用など) ではチェックの段階で弾かれるので再セットアップはできません。

Mate NX タイプME 互換機

 Mate NX タイプMEシリーズを流用した互換機ともいえるモデルが存在します。Mate NXシリーズとはハードウェアに違いはありませんが、搭載する CPUが異なっていたり、筺体のアクセント色が異なっていたり、BIOSの一部や、保証内容、サポート体制が異なります。もちろん OSのバックアップが入ったリカバリー CD等の使いまわしはできません。もっとも、それが出来たとしてもライセンス違反になるのでしてはいけません。
 定番ともいえる Express5800/50シリーズのワークステーションでは、本モデルを流用したモデルはありません。ちなみに、51Lgは Q57チップセットの E-9モデルがベースになっています。

● 三菱 apricot CXシリーズ

 三菱電機 (三菱電機インフォメーションテクノロジー) の法人向けパソコン apricot CXシリーズで、E8シリーズが本稿で該当する機種です。アクセント色はエメラルドグリーンで本家よりも爽やかな印象 (^ ^;;)。ハードウェアの仕様などは全く同じです。
 同社では、2012年 3月をもって NECから OEM供給を受けていた apricotシリーズの受注を終了しました。以降、取り扱うパソコンやサーバは全て HPの製品を供給するようになっています。

CPUの交換

 CPUの交換は動作保障外で、保証期間内でもサポートが受けられなくなるので自己責任でお願いします。

 チップセットが、Intel Q67 Expressなので、第二世代 Corei7の Sandy Bridge系 CPUのほとんどが使用できます。第三世代の Ivy Bbrideは、BIOSに情報が無いため正常動作しません。
 Core i3搭載モデルでも VT対応の上位の CPUに交換し、BIOSで VT機能を有効化すれば Vpro (ネットワーク経由で BIOSにアクセスできる機能等) の機能を使用できるようになります。
 Core i7 2700K等の Kタイプの CPUを搭載しても BIOSが動作倍率設定機能に対応していないので定格外の倍率に設定する事は出来ません。
 Q67チップセットでは Pentium G、Celeronの内蔵グラフィック機能が使えません。別途グラフィックカードが必要になります。CPU無しのジャンク PCやベアボーンを入手した際にはご注意ください。

● 交換できる CPU

  • Core i7 2000シリーズ
  • Core i5 2000シリーズ
  • Core i3 2000シリーズ
  • Pentium G800、G600 シリーズ (未チェック)
  • Celeron G400、G500 シリーズ (未チェック)
 製品ラインナップでは TDP 77Wの Core i7 2600Sが最上位です。TDP 95Wの Core i7 2600のような処理能力が高い CPUは消費電力、CPUクーラの冷却能力的に注意が必要です。

 交換できる CPUで最上位の物は、Core i7 2700K (3.5GHz、最大 3.9GHz)となります。ただし、Vpro機能は CPUが非対応のため使えなくなります。

● 不具合の出る CPU

 Intel Q67 Expressとの組み合わせで使用できる CPUでも、機種固有 BIOSの影響で動作に支障が出る CPU。

  • Xeon シリーズ
 Xeon シリーズに交換した場合は、OSの起動は正常にできるものの電源ボタンを押すとシャットダウンするがファンが回りっぱなしとなり、もう一度電源ボタンを長押ししないと電源が切れない等と云った不具合が出ます。

● 交換できない CPU

  • Core i7 3000シリーズ
  • Core i5 3000シリーズ
  • Core i3 3000シリーズ

メモリの増設

 一般的な 240pin DDR3 SDRAM DIMMモジュールが使用可能です。ECCや Registered bufferには非対応。ここでは、マニュアルに書かれていない裏情報を少々。ただし、これらの内容は、非公式でメーカ保証の範囲から外れます。保証期間内でもサポートが受けられなくなるので自己責任でお願いします。

● PC3-10600 (DDR3-1333) 対応

 全モデルで PC3-10600 (DDR3-1333) に対応します。ただし Pentium G600系, Celeronに交換した場合は、PC3-8500 (DDR3-1066) 止まりとなります。

● 増設できる最大容量

 メモリの最大容量は公式には 8GB (一ソケット辺り 4GB)までですが、CPUに内蔵されているメモリコントローラ自体は 32GB (一ソケット辺り 8GB) まで対応しているので一枚 8GBのモジュールも使用可能です。
 当方では、シリコンパワー (SILICON POWER) の DDR-1600対応 8GBのメモリモジュール二枚組「SP016GBLTU160N22」を取り付け、64ビット版 Windows7 Professionalにて 16GBの全容量を正常に認識しエラーが無い事を確認しています。
 なお、認識、使用できるメモリの容量は、OSにより異なるので注意が必要です。32ビット OSの場合は、最大 4GB (ユーザーが使用できるのは 3.25GB)となります。ちなみに、認識されない 4GB以上の部分は「Gavotte Ramdisk (フリー)」、「Ramphantom シリーズ (I-O DATA製、シェアウェア)」等のソフトでデータの一時保管場所用の RAMディスクとして利用することができます。(^-^)b

 他に、一般的にメモリモジュールを 2枚実装する場合は、メモリクロックと CASレイテンシ (CAS Latency, CL) に注意が必要です。メモリクロックや、CL数が異なるモジュールを増設すると、メモリクロックが低い方に合わせられてしまいパフォーマンスが低下します。

● デュアルチャネルに対応

 デュアルチャネルに対応し 2枚の同タイプのメモリモジュールを使用することでメモリのパフォーマンスが若干向上します。容量を合わせる必要はありません。1GBと 2GBのペアの場合、1GBと 1GBのデュアルチャネル構成となり、残りの 1GBは通常のアクセスになります。この機能は、古いチップセットでは全体的に効果がありましたが、最近のチップセットでは内蔵グラフィック機能を使用する場合等に効果が限定されるようです。

● 増設時の注意事項

 メモリモジュールが 1枚のときは必ず内側のメモリスロット 0に取り付けなければいけません。外側のソケットに取り付けた場合でも動作はしますが、Vproに関連する Intel Me が起動しなかったり、デバイスマネージャに不明なデバイスが現れたりといろいろ不具合が出ます。

Windows 7の対応

 すべてのモデルでWindows 7に対応していますが、中古で入手した時や、64ビット版への変更と云った理由で市販の Windows7パッケージから新規にインストールする際に気が付いた事を少々。

● ドライバ

 パッケージ版の Windows7をインストールした場合は AHCIモードでインストール可能ですが、LANポートと内蔵グラフィック機能のドライバはインストールされません。他に「PCIシリアルポート」と「PCIシンプル通信コントローラ」に黄色「!」が出ます。

 前者は、「インテル AMT ローカル・マネージャビリティー・サービス (LMS) および シリアル・オーバー LAN (SOL) ドライバー」で、後者は「インテル AMT マネジメント・エンジン・インターフェース」です。
 どちらもメーカーの用意した Intelのソフトウェアをインストールする必要があります。NECのサイトにあるビジネス PCのサポートページから本項のモデル用の全てのドライバがダウンロード可能です。

● BIOSアップデート

 現在、本機用のアップデートは有りません。

● 電子マニュアルについて

 Windows7で NECのサイトからマニュアル (chmファイル) をダウンロードした時に、これを開こうとするとトピックが表示できない事があります。これは OSのセキュリティの設定によるものです。
 ダブルクリックしてファイルを開こうとした時、セキュリティの警告ダイアログが出るので、「この種類のファイルであれば常に警告する」のチェックボックスを外します。
 もしくは、ファイルを右クリックしてプロパティから「ブロックの解除」ボタンを押せば OKです。

電源の挙動

 Mate NXでは、電源ケーブルを抜き差しするなど AC電源の供給が断たれた後、再び AC電源を供給すると一時的に電源が入って数秒たつと切れるという動作をします。これは、仕様の問題なので異常ではありません。

 しかし、その後に不規則に勝手に電源が入ったり、切れたりすることを繰り返す事があります。マザーボードの故障が考えられますが、拡張カード、PCIライザーボード、メモリモジュールの故障や接触不良で発生することの方が多いです。
 もし、このような症状が出る場合は、まずはじめに CMOSクリアもそうですが、拡張カード、PCIライザーボード、メモリモジュールを挿し直すことをお勧めします。(^ ^)b

Windows 10の対応

 PC-MK33L/E-Dは公式には Windows 10に非対応ですが、メーカー保証外で Windows 10のインストールは可能です。ドライバもすべて当たります。ただし、運用するにあたって注意点があります。

● 内蔵サウンド機能の不具合

 PC-MK33L/E-Dの内蔵サウンド機能を有効にしているとハードウェアのエラーで強制的に再起動が掛かる頻度が格段に高くなります。ドライバを Realtekの最新版に変更しても改善しませんので、内蔵サウンド機能は使用しない、または、適当なサウンドカードを追加してください。

 筆者のマシンでは、サウンドカードとしてはエントリーモデルの Creative ハイレゾ対応 サウンドカード Sound Blaster Audigy Fx PCI-e (SB-AGY-FX) に変更して以降、ハードウェアのエラーは出なくなりました。

● 高速スタートアップ

 Windows10では、起動時間の短縮のため「高速スタートアップ」という従来の休止状態を応用した機能があります。PC-MK33L/E-Dに限った事ではありませんが、Wi-Fiやメモリ等の USB機器を接続している、もしくはシャットダウン後に外して環境が変わると、次回起動時に「問題が発生しました」となって再起動が掛かることがあります。この場合は、高速スタートアップを無効にすることで回避できます。

 無効にする方法は、NECの民生向け公式サイト「121ware」のこちらのページを参考にどうぞ。「Windows 10で高速スタートアップを無効にする方法

 無効にして以降、起動時の強制再起動は無くなりました。本機では、この機能を無効にしても起動時間は大して変わりません。(^ ^;;

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PC-9800,PC98-NX, Mate NX, Valuestarは NEC社の商標または登録商標です。

Core, Xeon, Pentium, Celeronは intel社の商標または登録商標です。

Windows, MS-DOSは Microsoft社の商標または登録商標です。

この他、製品名、型番等は、一般に各メーカーの商標または登録商標です。