第三研究所 Third Reserch Institute


           
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ご注意

この企画のページの文章や表、データの無断転載は禁止します。
このページには独自研究な内容が多分に含まれるほか、メーカー保証範囲外の内容が含まれます。
企業、商店ユーザー向けの産業用モデルは PC型番とはサポート体制が異なります。
メーカー保証範囲外の内容について各メーカーに問い合わせる事はお止めください。

はじめに

 PC-9800シリーズは初代 PC-9801が 1982年 10月に発売されて以来 18年の間に多種多様のモデルが発売されました。一言に 98と言っても企業向けにのみ販売されたマシンや実験的要素の強いマシンなど、一般に知られていないマイナーなマシンもたくさん登場しました (ちなみに、ごく少数ながら漢字圏向けの輸出仕様 PC-9801FC等もありました)。
 80年代後半の全盛期の頃には、日本国内でパソコンと言えば 98を指すと言うのが暗黙の了解で、セイコーエプソン (EPSON) やシャープ (SHARP)から、98互換機が登場するほどの強大なシェアを誇っていました。
 しかし、90年代に入り HYPER 98 (PC-H98) や PC-9801FA登場以降、低価格で高性能な CPUを搭載した PC/AT互換機 (DOS/V) の登場によって徐々にそのシェアを奪われ続け、1995年にハードウェアの違いを OS側で有る程度吸収できる Windows95が登場以降、PC-98の PC/AT互換機に対する優位性 (漢字表示能力等) はついになくなり、低価格競争が始まりました。OSとソフトのセット販売と抜群の知名度により98MATE VALUESTARで一時的に盛りかえす物の最終的に、大本営 (NEC) は PC-9800シリーズとはアーキテクチャの異なる、 PC98-NX (Microsoft策定の、PC97, PC98規格の意味) に移行してしまいました。
 そんな中、大本営よりデスクトップでは PC-9821Ra43がノートでは PC-9821Nr300が最終モデルとなり、2002年に受注生産に移行、さらに、2003年で受注終了と発表しました。
 また、サードパーティーの撤退 (倒産含む) や、Windows 2000以降の新 OSに対応しないうえ (別に、Win98を焼きなおして、いらんソフトをセットにした重い OSである Meは、必要無いですが (^ ^;;))、終息が現実の物となりました。
 そのためか、2003年頃には本体を含む 98関連商品が中古ショップやジャンクショップで投売り状態となっていました。その後、最終モデルの本体のサポート期限も 2010年 10月末をもって終了となったため、秋葉原でもついにPC-98は店頭から (と言うより店ごと) 完全に姿を消しました。それと同時に正常動作する個体が減ってきているため相場は値上がり傾向にあります。(T_T)

 だがしかし (ぉぃ)、 まさに、98を買うなら今です (^-^) (注:2003年当時)。数年前まで高すぎて買えなかった本体もタワー型ですら、お小遣い程度の手ごろな値段で入手できます。逆に、今買い逃すと汚れていたり、黄ばんだ状態の悪いマシンばかりになっていたり、過去の PC-88や MSXのように、気が付くとどこの店にも置いていないと言う状況にもなりかねません。もっとも、出荷台数がまるっきり違うので今すぐにはそうならないと思いますが (^ ^;; 、「98カタストロフィ」は確実にやってきます。(T_T)

 そこで、このページでは歴代 PC-98シリーズの全機種をタイプ毎に分類し一覧表にまとめてみました。なお、98MATE VALUESTARシリーズにあるような細かい型番はここでは省略しています。また、並び順は PCの出荷順ではなく搭載 CPUを基準に intel 8086から並べています。同じ枠内に複数の型番が並ぶ場合はアルファベット順が優先され、次ぎに番号順となります。

 それだけではさびしいので、説明書には無い補足説明と拡張性、CPUのパワーアップ、そのパワーアップによる体感度の 3つの項目を追加しましたので、仕事にはもちろん改造やコレクション、予備としてもう一台欲しい時の機種選定などの何かの参考にして頂ければ幸いです。(^-^)

 ちなみに、自分は、98ユーザーが 一人でもいる以上、「98は永遠に不滅」だと思います。無い物は作るの精神で、MSXや X68Kのユーザーを見習い、周辺機器や OS等、無い物はユーザーの手で、団結し力を合わせて作れば良いのです (自分には無理ですが (^ ^;;)) 。自分もソフトが無くなるか、本体が完全に壊れるまで使いつづけるつもりです。(^-^)

 ただし、このページの分類は自分の独断と偏見で分類しているので (^ ^;;) 、特に、拡張性や、パワーアップについては、実際とは異なることがあります。詳しい性能や仕様は 121ware.com やそのマシンを持っているユーザーのホームページなどで調べてください。また、このページの内容で気を悪くされた方は、ごめんなさい。m(_ _)m

 あと、このページに載ってない機種をご存知の方はメールなどで情報をお知らせください。間違いのつっこみも歓迎です。m(_ _)m

表の最後に記されている 3つ項目について

E: 拡張バス等、PCの拡張性。 (同一タイプと比較した場合)

記号 説明 例 (デスクトップの場合)
× かなり低い、または無し。 Cバス x1搭載の場合など。
低い。 Cバス x3 または、Cバス x3 + PCIバス x1搭載の場合など。
普通。 Cバス x4 または、Cバス x3 + PCIバス x2搭載の場合など。
高い。 Cバス x2 + C/ローカルバス x2 + 専用SCSIバス + ファイルスロット搭載の場合など。

* あくまでも例なので、記号のついている各機種で実際にそうなっているとは限りません。

P: CPUのパワーアップ。

記号 基準
× 対応する CPUアクセラレータが無い。
パワーアップはメーカー保証範囲内まで、それ以上にはハードウェアの大規模な改造が必要。
i8086、V30、Klamath搭載機、P54C搭載の 98NOTEなど。
対応する CPUアクセラレータが限られる。
CPUアクセラレータ以外では特別なパーツ (下駄) やハードウェアの改造が必要。
i386SX機、PC-9821An/Ce2など。
対応する CPUアクセラレータ、ODPが多種ある。
CPUアクセラレータ以外でも方法があるが何らかの問題あり。
i386DX、486機、PC-9821Xaの CKR型番など。
対応する CPUアクセラレータ、ODPが多種ある。
CPUアクセラレータ以外でも方法がある。
PC-9821Xaの W型番、SV-98/2など。

* 問題とは、魔法機能 (A20ピンマスク機能) やメモリ周りのバグ、CPU周りのスペース、本体の分解が難しい等、機種により異なります。ただし、ここでは詳しく取り上げません。基本的に○印や◎印であれば簡単に行えます。

T: そのパワーアップに対する体感度。

記号 説明
× 体感上ほとんど変化無し。(T_T) PODP5V83から Am486DX5-133への交換の場合など。
わずかに速く感じる。(^ ^;; i386SX-20から TI486SXLC2-40への交換の場合など。
かなり速く感じる。(^-^) i486SX-33から Am486DX5-133への交換の場合など。
段違いに速く感じる。(ToT) 感動。 Pentium-133から K6-III-400への交換の場合など。

* もちろん個人差があります。(^ ^;;





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PC-98, PC-9801, PC-9821, PC-H98, PC-9800, FC-9801, FC-9821, FC-9800, SV-98, 98SERVER, VALUESTAR, CanBe, 98NOTE等は、NEC社の商標または登録商標です。

i486, Pentium/Pro/II/III, MMX, ODP, Celeronは、intel社の商標または登録商標です。

Windows, MS-DOSは Microsoft社の商標または登録商標です。

この他、製品名、型番等は、一般に各メーカーの商標または登録商標です。