耐震偽装問題の背景にある 建築家の立場について


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記載者:猪井政広 on December 18, 2105 at 10:48:38:

これほどまでに世間の信用を失墜し、誇りを傷つけられた建築家の実態について、建築家協会として、きちんとした形で公に声明を出すべきだと考えますが、報道されたり、家協会や士会の代表者がTVに出ていることを見たことがありません。
これは正しく業務を行っている建築家の立場を釈明せず、実際、弱い建築家の立場がますます軽視されることとなりかねません。

今回の問題は、多くの要因で起こった事件ですが、
その一つに、建築設計料が低すぎるという点が、まったく指摘されていないと思います。
姉歯氏が吐露しているように、生活もままならないほどの建築家の立場の弱さと報酬実態があり、世間にはまったく知られていないので、今回の事件を契機として見直すことも併せて行って貰わねば、建築家の責任ばかりが見直し強化され、報酬が伴わないこととなります。

それでなくとも多くの新たな規制業務やコストダウンのための追加業務ばかりが増えている状況のなかで、建築家という職業が誇り以外には何も成り立たなくなっています。

今回の事件は、報道機関から注目される大変良い機会ですから、この今こそ、苦境でも正しく誇りを持って仕事をしている建築家のありようを、世間に認識して貰えるように、なんらか声明発表すべきと考えますが、皆様いかがでしょうか。


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