神奈川地域会が会員集会を開催し声明文を発表


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記載者:高木つねひで on December 24, 2105 at 19:39:05:

元の記事:今こそ設計監理者の独立の重要性を訴えるべき /記載者:高木つねひで on December 19, 2105 at 18:39:00:

JIA関東甲信越支部神奈川地域会は、12月13日に、構造計算書偽装問題について緊急会員集会を開き、12月20日付けで声明文「神奈川県民の皆様へ」を公開しました。

一部を、引用させていただきます。
なお、全文は、下のURLで見ることができます。
http://www.jia-kanto.org/members/news/2005/0511gizou_mondai/051220seimei.html

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(前略)この事件は、一特異グループが引き起こした事にとどまらず、広く建築界全体の実状に関わり出現した事ととらえます。また戦後60年の社会が築いてきた文化の在り方に強く関わることととらえます。それは開発と経済発展を第一義とする偏った価値観、社会システムの歪みを「建築」において象徴する事件であります。経済優先のために「人間性」のための多くの原理原則を破壊して、様々な解釈により現状追認を「やむなし」としてきたことの結果であると考えます。(後略)

1)設計料入札制度を廃止し、設計者選定法の設立を

(全略)

2)設計・施工の分離

この度の偽装事件は、木村建設が施工を行い、その子会社である平成設計が設計監理を行っています。また姉歯元建築士は、平成設計の下請けで構造計算書を作成しています。現在の建設業法や建築士法では、施工者が設計監理をすることが許されています。しかし、コスト至上主義のもとで施工と設計監理を一貫して行った場合どうなるか、その危険性を今回の事件は示しています。設計監理は施工から独立した第三者の建築家が行うことで、はじめて良好な環境を得るべき建築主の、また市民の権利を守ることが出来ます。

3)建築士資格制度の改正

(全略)
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