誤解では


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記載者:toshi jinnai on December 30, 2105 at 02:06:21:

元の記事:耐震偽装問題の背景にある 建築家の立場について /記載者:猪井政広 on December 18, 2105 at 10:48:38:

建築家と構造家を入れ替えて表現すべき内容だと察します。
「誇りを傷つけられた建築家」ではなく、「誇りを傷つけられた構造家」ではないでしょうか。
また、「弱い建築家の立場がますます軽視されることとなりかねません」においても、「弱い構造家の立場がますます軽視されることとなりかねません」と言い換えるべきでしょう。
建築家が構造家と兼業しているなら別ですが。
確かに、日本では一級建築士の資格あれば、建築家であり、構造家でもあり得る。現実は、その知識を共に持ち合わせている方は稀です。建築家は構造家による助言、構造計算なしには建物を設計することができない。しかし、このような不可能というべき万能な資格が一般社会でも混乱をきたしている。一級建築士の資格のある人は意匠、構造、設備なんでもできると思われている。建築の法律の権限を掌握している政治家さえも。
建築家は構造家の責任を負うことができない以上、一級建築士に内在する既得権を放棄すべきである。欧米の社会には存在しない、意匠、構造、設備万能の建築士の資格は改善すべきである。
日本建築家協会(JIA)も日本建築構造技術者協会(JSCA)に協力し、構造技術者の社会的地位向上に手を差し伸べるべきです。構造技術士や設備士まで建築家協会に所属している現在のJIAは真の建築家協会と言えるのでしょうか。
米国建築家協会(AIA)はArchitect & Engineerの方はいますが、構造専門の方は所属されていませんし、また加入資格がありません。しかし、JIAには加入資格あります。たとえ設計の経験ななくても。
AIAやRIBAと同等に建築家の団体として世界にアピールするにはJIAの加入資格にも大きな問題はある。団体としの存在意義を見直す時期だと思う。建築家と構造家の職能的役割を明確にする必要がある。


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