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自分が嫌い


最近はブログでもいろいろな文章を書いています。「心の癒しと意識の目覚めのために」もご覧下さい。

楽になっていくために大切なことの一つは「自分自身を受け入れていく」ことです。それがすべてだと言えるかもしれません。

生きることが辛くなっている人は自分が嫌いです。自分を好きになることができません。場合によっては、「自分が嫌い」ということすら意識していません。

「わたしは自分の事をちゃんと受けいれているよ」とおっしゃる方がいます。本当にそうであれば、たぶんわたしのところには来ないでしょう。その方の心の中には、自分でも気が付いていない何かがあります。それはいつか感じたはずの、悲しみや辛さかもしれません。

自分自身を受け入れることができているかどうかを簡単に知ろうと思ったら、鏡を見て下さい。どんな人がそこにいるでしょうか。笑っていますか?怒っていますか?嬉しそうでしょうか。悲しそうでしょうか。そこに映っている人を見て、あなたはどう感じますか?

そのときに何かの感覚、フィーリングが心の中に起こってきたら、それはあなたを心の癒しへと導いてくれる大切な道しるべです。それが、たとえあなたにとっていやな感覚であっても、しっかりと味わってて下さい。そこからあなたの新しい人生が開けてきます。

何も感じなかったり、ただ無表情な人がそこにいるだけだったら。少し時間とエネルギーを使って、意識的に内面を探っていく必要があるかもしれません。

もっとも、このメールを読んでいるあなたであれば、新しい人生の入口はすぐそこにあります。焦らず、少しずつ自分自身を探っていきましょう。

【まほろば通信】vol.94掲載2003/11/30)


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Written by Shinsaku Nakano <shinsaku@mahoroba.ne.jp>
Last Update: 2004/10/14