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カテゴリ[実篤] - 日日是白樺派

2012-10-14 Sun

* 「世界を賭ける恋」を東京国立近代美術館フィルムセンターで上映 [実篤]

東京国立近代美術館フィルムセンター[http://www.momat.go.jp/fc.html]では、11/6〜来年2/3に「日活映画の100年 日本映画の100年」を開催する。そこでは映画の上映もあり、リストを見ると「世界を賭ける恋」(実篤の「愛と死」が原作)もあった。監督は滝沢英輔で、出演は石原裕次郎と浅丘ルリ子ほか。上映は11/20(火)19:00、1/19(土)13:00の2回。くわしくは同館ホームページを参照ください。

2012-10-14 Sun

* 宮崎県木城町の観光ガイドの電子ブック [新しき村][実篤]

宮崎県発の書籍に特化した電子書籍のサイト「ミヤザキイーブックス」がオープンし、そこに宮崎県木城町(新しき村がある)の観光ガイドも掲載されていた。パソコンでも読むことができる。新しき村の近くにある「えほんの郷」なども掲載されていた。

ミヤザキイーブックス miyazaki-ebooks | 宮崎県の電子書籍サイト ≫ Blog Archive ≫ 木城町「キジョウ」
[http://www.miyazaki-ebooks.jp/?bookinfo=%e6%9c%a8%e5%9f%8e%e7%94%ba%e3%80%8c%e3%82%ad%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%82%a6%e3%80%8d]

2012-09-22 Sat

* 竹中直人の実篤のモノマネ [実篤]

竹中直人がテレビに出始めたころ、いろいろな人のモノマネをしていたが、その中に実篤のモノマネがあった。面白かったという評判をあちこちで聞いたが、私は実物を見たことがなかった。
今回ようやくYoutubeに上がっているのを見ることができた。戯画化されているが、なんとなく放送当時(昭和58年とあった)の実篤の受け入れ方がわかる。ネタは芥川龍之介、実篤、遠藤周作、松本清張の順。

竹中直人 (笑いながら怒る人, 日本文学全集)
[http://youtu.be/7V5sykjo84U]

2012-09-17 Mon

* 「お目出たき人」がラジオ番組で取り上げられた [ラジオ][実篤]

昨日(9/16)の「パナソニック メロディアス ライブラリー」(TOKYOFM系、10:00〜10:30)で、実篤の「お目出たき人」が取り上げられた。パーソナリティは小川洋子で、毎週1つの作品について語る番組。昔のメモを見たら、この番組では2010年2月に「友情」が取り上げられていた。

「パナソニック メロディアス ライブラリー」ホームページ
[http://www.tfm.co.jp/ml/]

聞きもらしたので、番組に関連したtweetを拾ってみた。全体像はむずかしいが、少しは情報があると思う。

「パナソニック メロディアス ライブラリー」武者小路実篤「お目出たき人」 - Togetter
[http://togetter.com/li/374260]

2012-06-03 Sun

* 実篤公園の花菖蒲 [実篤]

「手紙に見る実篤への思い」が最終日だったので、実篤記念館へ。岸田劉生、長与善郎、千家元麿の実篤への熱い思いが伝わる、いい展示だった。 実篤公園に寄ると花菖蒲がきれいに咲いていた。写真はホームページのトップに掲載。それから最近ニジマスを放流したと友の会ニュースにあった、上の池を見に行く。小さいのが十匹ほど元気に泳いでいるのが見えて安心した。元からいる大きなニジマスも確認。

2012-05-20 Sun

* 「お目出たき人」と「童貞スピリット」 [実篤]

ぱろすけさんの「童貞スピリット、武者小路実篤『お目出たき人』」というエントリーが話題になっていたので読んでみた。
「お目出たき人」を童貞小説と呼ぶのには抵抗はないが、「童貞精神」について何か書いている作品ではないと思う。そういうところにフォーカスして読むこともできるが、この作品で問うているのは「自我」についての問題であり、私がやはり拘泥してしまうのは最後に出てくる「無意識・意識下」への接し方である。
なお、この作品は実体験を描いたものでは到底なく、自己戯画化であると声を大にして言いたい。これが元で「実篤って気持ち悪い」と思われると困るのだ。実篤の作品は生真面目でストレートであるため、すべて実体験と思われがちだが、「お目出たき人」はわざわざお目出度い人物を創作して描いた作品である。

童貞スピリット、武者小路実篤『お目出たき人』 | ぱろすけのメモ帳
[http://parosky.net/wordpress/?p=361]

2012-04-28 Sat

* 日本近代文学館「今こそ人間愛の文学を 『白樺』の時代」 [展覧会][白樺][実篤][志賀][有島]

朝日新聞デジタルで、日本近代文学館(東京・駒場)で開催中の「今こそ人間愛の文学を 『白樺』の時代」が紹介された。実篤の「戦争はよくない」の扁額(小牧近江が天井裏に隠していたもの)や志賀直哉の「暗夜行路」の草稿、有島武郎の「かんかん虫」の米国留学中の初稿と「白樺」に発表した原稿なども展示されるようだ。
新発見や新しい切り口での紹介ではなく、貴重な原稿などの現物を見ることがメインの展示のようなので、そのつもりで見に行く必要がある。未見だが、かなり地味というかアカデミックな展示を想像している。展示は6/9まで。日曜と月曜、5/24が休館。

朝日新聞デジタル:白樺派の理想主義を再発見 日本近代文学館で展示 - 文化トピックス - 文化
[http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201204260378.html]
日本近代文学館
[http://www.bungakukan.or.jp/]


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