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カテゴリ[有島] - 日日是白樺派

2012-10-14 Sun

* 薩摩閥と有島家 [有島][里見]

南日本新聞社のサイトにあった、さつま人国誌「町田久成の波瀾の生涯(下)」の中に、有島兄弟の父・有島武(文中では「武記」となっていた)が出てきた。上野の博物館の初代館長であった町田久成(ひさすみ)は、郷里の後進のために、英学塾を開いたり学費を給付して大学に進学させたりした。その中に有島武がいたというのである。

さつま人国誌「町田久成の波瀾の生涯(下)」 | 373news.com
[http://www.373news.com/_bunka/jikokushi/kiji.php?storyid=2554]

2012-09-30 Sun

* 「飢餓海峡」の陰に有島武郎(北海道岩内町郷土館) [有島]

北海道岩内町郷土館で「飢餓海峡」の企画展が開催中である(11/12まで)。有島武郎が死の前年、1922年に岩内町で講演したのをきっかけとして始まった青年たちの文化活動(白水会)が、水上勉を岩内に招いたことで書かれた作品ということで、不思議なところでつながっている。その資料も展示されているとのこと。

小説「飢餓海峡」の企画展 岩内−北海道新聞[道央]
[http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/407870.html]

岩内町郷土館 ホームページ
[http://www.iwanaikyoudokan.com/]

2012-05-01 Tue

* 有島武郎研究会の夏季大会 [有島]

有島武郎研究会のホームページによると、第51回全国大会(2012年度夏季大会)は、6/2(土)に関西学院大学で開かれるとのこと。参加自由・聴講無料。発表要旨等は公式ホームページに掲載されている。今回は「特集《相互扶助の系譜》」ということで、鳴門市賀川豊彦記念館・田辺館長の講演「『賀川豊彦と相互扶助』をめぐって」がある。

有島武郎研究会ホームページ
[http://d.hatena.ne.jp/arishimaken/]

・鳴門市賀川豊彦記念館ホームページ
[http://www.tv-naruto.ne.jp/kagawa-kan/]

2012-04-28 Sat

* 日本近代文学館「今こそ人間愛の文学を 『白樺』の時代」 [展覧会][白樺][実篤][志賀][有島]

朝日新聞デジタルで、日本近代文学館(東京・駒場)で開催中の「今こそ人間愛の文学を 『白樺』の時代」が紹介された。実篤の「戦争はよくない」の扁額(小牧近江が天井裏に隠していたもの)や志賀直哉の「暗夜行路」の草稿、有島武郎の「かんかん虫」の米国留学中の初稿と「白樺」に発表した原稿なども展示されるようだ。
新発見や新しい切り口での紹介ではなく、貴重な原稿などの現物を見ることがメインの展示のようなので、そのつもりで見に行く必要がある。未見だが、かなり地味というかアカデミックな展示を想像している。展示は6/9まで。日曜と月曜、5/24が休館。

朝日新聞デジタル:白樺派の理想主義を再発見 日本近代文学館で展示 - 文化トピックス - 文化
[http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201204260378.html]
日本近代文学館
[http://www.bungakukan.or.jp/]


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