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日日是白樺派 2012-06

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2012-06-30 Sat

* 実篤記念館の歴史散歩に参加してきた [調布]

今日は実篤記念館主催の「つつじヶ丘歴史散歩〜野川・入間川周辺〜」に参加してきた。暑かったが、ときどき曇ったり涼しい風が吹いたりして、休憩しながらつつじヶ丘駅の南側をぐるっと歩いた。講師は調布史談会の山岡博氏。参加者は年配の方が多い。実篤記念館13:30出発、つつじヶ丘駅16:00解散のルートは次の通り。
実篤記念館→田中稲荷→糟嶺神社→明照院→庚申塔→土地改良之碑(神代団地)→常楽院→金子八反田稲荷→つつじヶ丘駅南口
入間川は「いりまがわ」と読む。「いるま」は埼玉の方。深大寺用水の東堀と西堀が野川に合流する地点など、現地で聞く話はとても勉強になる。地元でこんなにゆっくりと話が聞けるとは。カワウが一羽やってきて、もぐって魚をとっていた。多摩川では見たことがあるが、野川では初めて見た。

2012-06-17 Sun

* 映画「道〜白磁の人〜」を見てきた [民芸]

今日「道〜白磁の人〜」を見てきた。どんな映画になるか心配だったが、2時間しっかり入り込んで見ることができた。浅川巧が朝鮮の人々に愛されたという最後の方のシーンは実話なのだが、映画になると虚構と思われないかちょっと心配になった。
観客の年齢は高め。教育映画っぽくて若い人は敬遠するのだろう。日本と韓国の関係を、安易に「わかりあえる」とするのではなく、それぞれの見方を描きながら、主人公たちが悩んでいく。最後は「これからがスタート」と見る側にゆだねられているので、これからの日韓関係を築いていく若い人たちにもぜひ見てほしい作品。私も一緒に考えなければならない問題ではある。
浅川巧役の吉沢悠のしっかりした演技で2時間もったと思う。チョンリム役のペ・スビンも好感をもって見た。塩谷瞬の柳宗悦が心配だったが、髪型とひげが柳だったのでOK。

映画「道〜白磁の人〜」公式サイト
[http://hakujinohito.com/]

2012-06-10 Sun

* 映画「道〜白磁の人〜」封切 [民芸]

浅川巧を描いた映画「道〜白磁の人〜」が昨日6/9(土)に封切られた。前売券は買っていないが、見に行くつもりだ。近くだと新宿バルト9だが、上映館は多くはない。千葉市美術館に浅川兄弟展も見に行ったので、だいぶ勉強したつもりだが、映画となるとどう感じるだろうか。芸能ニュースで一躍有名人になった塩谷瞬が出演している(なんと柳宗悦役!)ので、話題になったりしているが、日本と朝鮮を結んだ浅川巧のことをもっと知ってもらいたいと思う。
日韓友好の先駆者、浅川巧の生き方に学ぶ〜日韓共同制作映画「道―白磁の人―」公開:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース
[http://www.data-max.co.jp/2012/06/05/post_16446_dm1742_2.html]
塩谷瞬「信じたものをやるべき」:芸能:スポーツ報知
[http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120610-OHT1T00037.htm]
[展覧会][民芸]「浅川伯教・巧兄弟の心と眼」(千葉市美術館)(日日是白樺派)
[http://d.hatena.ne.jp/musha-gumi/20110925/p3]

* ハウステンボスでゴッホ展 [ゴッホ]

急にニュースになったようで、ちょっとびっくりしたのはハウステンボスでのゴッホ展。オランダのゴッホ美術館が改修工事中に作品を借り出すようだ。

幻のゴッホ展−パリ時時代のゴッホ、空白の2年間−
2012/7/29(日)〜10/28(日)
ハウステンボス美術館(長崎県佐世保市)

幻のゴッホ展|イベント&ニュース|ハウステンボスリゾート
[http://www.huistenbosch.co.jp/event/gogh/]

朝日新聞デジタル:日本初公開が36点 ゴッホ展、長崎で7月29日から - 文化
[http://www.asahi.com/culture/update/0607/SEB201206070012.html]

なお、オランダのゴッホ美術館の改修工事に関するスケジュールは下記サイトに紹介されていた。工事期間中もゴッホの主要作品は同じアムステルダム市内の「エルミタージュ美術館アムステルダム」にて展示されるそうだ。

オランダ・アムステルダム、改修工事のため「ゴッホ美術館」一時クローズ-続報 | 旅行業界 最新情報 トラベルビジョン
[http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=53691]

2012-06-05 Tue

* 奈良市で2つの富本憲吉関連展示 [民芸][富本]

6月に入って、奈良市で富本憲吉関連の展示が2つ開かれている。1つは奈良県立美術館所蔵の富本憲吉の作品を、奈良県文化会館で無償公開する「掌中の美〜小品で楽しむ富本憲吉〜」。会期は6/2〜6/24。もう1つは奈良県立図書情報館の「奈良を愛した二人のケンキチ」富本憲吉と杉本健吉。こちらは6/1〜6/28。
奇しくも(と言うか)5月末で安堵町の富本憲吉記念館が閉館しており、その直後にこのような展示が開かれるとはなんとも皮肉だ。中でも前者の発表には、奈良県に記念館の存続支援を希望した関係者の神経を逆なでするような内容もあり、やりきれないものを感じる。

美術館・文化会館連携展示/奈良県公式ホームページ
[http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-82603.htm]

奈良県立図書情報館イベント情報  図書展示 「奈良を愛した二人のケンキチ」 富本憲吉と杉本健吉
[http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-800.html]
「奈良を愛した二人のケンキチ 〜富本憲吉と杉本健吉〜」展示資料リスト(奈良県立図書情報館)
[http://www.library.pref.nara.jp/event/booklist/kenkichi.html]

2012-06-03 Sun

* 実篤公園の花菖蒲 [実篤]

「手紙に見る実篤への思い」が最終日だったので、実篤記念館へ。岸田劉生、長与善郎、千家元麿の実篤への熱い思いが伝わる、いい展示だった。 実篤公園に寄ると花菖蒲がきれいに咲いていた。写真はホームページのトップに掲載。それから最近ニジマスを放流したと友の会ニュースにあった、上の池を見に行く。小さいのが十匹ほど元気に泳いでいるのが見えて安心した。元からいる大きなニジマスも確認。

* 富本憲吉記念館、5/31閉館 [民芸][富本]

奈良県安堵町の富本憲吉記念館が5月31日に閉館した。入館者の減少により運営が維持できなくなったとのこと。1980年前後は年間8,000人あった入館者が最近は3,000人程度まで減っていた。閉館のニュースを聞いて、5/30には過去最高の180人、最終日の5/31には124人の来館者があったというが、コンスタントに集めるのは難しいのだろう。
同館は奈良県に無償譲渡も持ちかけたが実現せず、後継者もないことなどから、閉館を決めたという。なお、今年10月中旬に土日だけ開く富本憲吉文化資料館になる予定。富本の生家や作品が保存されることを期待したい。

富本憲吉記念館、閉館か - 日日是白樺派
[http://d.hatena.ne.jp/musha-gumi/20120226/p2]
富本憲吉記念館閉館(続報) - 日日是白樺派
[http://d.hatena.ne.jp/musha-gumi/20120310/p1]


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