愚行連鎖 コメントを避けようかな、そろそろ…
(ごめんね、かみさん、道楽者で)

GB楽器博物館

その他の楽器類

変わった楽器を見るとすぐに欲しくなる…。

弦 楽 器

5Strings Open back banjo
5Strings Open back banjo

これは現在我が家にある楽器で一番古くからあるもので高校生の時にバイトしてやっと買った楽器。今はなきPIRLESと言うメーカー製。
前にも書いたが、大学を出る年に実家が火事になり、その時に唯一燃え残ったのがこれだった。
当時楽器を買ってもケースにまで手が廻らず、ほとんどが裸か簡易ケースに入れてあったのだが、これだけはハードケースに入っていて難を逃れたのであった。
やっぱり楽器はちゃんと管理しないとねぇ…
(…と言いながら、今もすぐに弾けるようにほとんどの楽器が壁にかけてあったりする)

Tokai 5Strings banjo

Tokai 5Strings banjo

これは、10数年前に池袋の楽器屋の片隅にうち捨てられていたものを交渉して譲ってもらったもの。
注文流れのオーダー品だったらしいが、ブリッジのねじが1つ紛失していて弦が張れない状態だった。
楽器屋のニイちゃん「こわれてるから1万円でいいや!」
もちろん「買った!」であります。(ほんとだな?ほんとにいいんだな??)
どこにも狂いは無いし、何せものすごく凝った装飾に高級感が溢れている。
(フィンガーボードのインレイなんて総唐草でっせ、旦那)
ブリッジのねじはすぐに調達しほんの数分で復活してしまった。
カタログを取り寄せて調べたが、既製品としては載っていなかった。
その後、専門店で5弦釘(カポ代りに使う)を打ってもらった時に聴いたら「恐らくオーダー流れで20万はしない程度かな?」だと…
やったね!

Flat Mandlin

BlueBell Flat Mandlin

これも衝動買いの極致で手に入れたもの。
この子とは、神田をふらふらしていた時に、中古楽器店でぱっと目が合ってしまったのだった。
色がかわいかったのとデザインがちょっと変わっていたのが決め手。

Flat Mandlin

Aria A300 Flat Mandlin

またしても衝動買い…。
頼んだパーツ入荷の方に接し、楽器屋へ急行、パーツ受領時にふと…
「貼付けピックアップ幾らくらいかなー」…と見回したら、在庫が無い。
「残念だねー」(実際、買うつもりはなかったのだ)
ふと、USEDの展示を見ると、フラマンが下がってた。
(既にラインナップにはないタイプだし、貼付けピックアップ付いてるし…うちのフラマン壊れかけてるし、ピックアップ買ったつもりで、良いか?)
「明日来るからしまっておいてね」
かくして“ギター”は増えてはいない。断じて。ギターは…

Contact Picup これが件のコンタクトピックアップ。
本体には“Belcat GUITER TRANSDUCER”とある。
「一万円はしないくらいだろうから、楽器代込みでも廉いモノだ」と担当さんに話したら、「このピックアップは3千円位ですよ…」
(そういや、確かにGuyatone辺りで2千円位のを見たことあったっけ…)
しかし、もはや引っ込みは付かない。
「いいっす!いいっす!どっちにしてもフラマン、もう一つ欲しかったし…」
悪いと思ったのか、随分値引きしてくれた。有難う、池袋I楽器のEさん。

何故か縁あって、2台目のA-Typeマンドリンである。


マンドリンと言えば、普通の人は背中がボール状に丸くなった“ラウンド・バック・マンドリン”(イタリアンとも呼ばれることもある)を想像するだろう。
しかし、マンドリン属には主にブルーグラスなどで使われるこの“フラット(バック)マンドリン”を始め、アイルランドの“アイリッシュ・ブズーキ(または“シターン”)”(元になったギリシャの“ブズーキ”はラウンド・バック)等、背中が平ら(微妙に膨らみはある)な一族も多いのである。

A style or snakehead?
フラット・マンドリンのリファレンスとも言えるGibsonには、FとA、二つの系列がある。
Fタイプはボディ左肩にカタツムリのような渦巻きがついた非対称型。Aタイプは左右対称の水滴型デザイン。
 Fタイプのうち、F、F-2、F-3、F-4までが表板真ん中に楕円のサウンドホール(オーバルホール)。F-5以降は、バイオリン式のfホールになる。Aタイプにもfホールの物がある。

Auto Harp

OSCAR SCHMIDT Auto Harp

オートハープを始めて見たのは小学校の時、音楽室の片隅に捨てられていたものだった。
当時は「なんか変な楽器」と思っただけだったが、フォークブームの時、アメリカンミュージックで使われているのを聴いてすっかり好きになった。
一見簡単な「バカチョン」楽器のようだが、これが結構奥深い。

Auto Harp

Aria Auto Harp

何故か二台あったりする。
基本的にこの楽器が好きなんだろうなぁ。
上のはアメリカ製(だと思う。ドイツ人みたいな名前だけど…)、こちらは国産。
そう言えば、昔“五つの赤い風船”(ふ、古いッ!)で西岡たかしも抱えていたっけ。

Fiddle

Fiddle

バイオリン属の楽器の音色はやはり最高。
クラシック系のストリングスアンサンブルの音も、ジャズやカントリーのフィドルの音も大好き。
で…好き、と使える、とは全く別物で、擦音楽器は全く上達しない…
ヴィオロンは悲しからずや…フグ田マスオさんの演奏より酷いかも知れない…
人前で音を出すのは犯罪だと我ながら思う。
ちなみに中国製の超安物。


ウクレレの項、独立

Charango
Charango

これは10数年前に、J.S.(バッハではない)氏にいただいたもの。
本来はアルマジロの甲羅でボディを作るものだが、これは木製で、アルマジロ甲羅の彫刻がされている。
(写真参照…と、言っても大圧縮しちゃったんでよく見えないか…)
ただ…どこを探しても教則本の類が見つからず、チューニングさえ解らないので、壁の飾りと化している。

二胡

二胡(胡弓)

胡弓と言う方が通りが良いかもしれないが本当は「二胡」と呼ばれるらしい。
日本の胡弓は三味線の小型の様な形をしているが、これはもっと胴が小さく、共鳴皮はヘビである。
中国の楽器で、物悲しい音色は何とも魅力的である。
物悲しい、といったがプロの演奏家が激しい早いパッセージを演奏するのを聞くと、とても同じ楽器とは想えない迫力がある。
こんな単純な楽器で、どうしてこんな凄いことができるの?

こないだ楽器屋でアイリッシュブズーキ(ケルトの複弦楽器)を見つけてしまった。
欲しいよなぁ!でも、小遣いないよなぁ。
(ブズーキはそもそもギリシャ辺りの民族楽器らしい)

Strumstick

Strumstick

もう、完全に衝動買いである。
三男坊を連れて遊びに出かけたら、通りすがりの楽器屋に飾ってあった。

何だ?これ!?

ミョーに細くて長くて、Martin Backpackerギターのボディを小さくして、長い棹を付け、マウンテンダルシマのフレッティングをしたような…
形やフレッティングを見る限りではアパラチアン辺りのローカル楽器か?
楽器屋によると伝統的楽器ではなく、Backpackerのデザインをしたヒトが作った新しい楽器だそうな。

面白いっ!

即、買いである。

名称をStrumstickと言い、Bob McNallyサンというヒトが作っているようだ。
付属品はコーデュラナイロンのバッグ、12頁のマニュアル(英文)、替え弦、URLと電話番号がかかれたウルトラライトゲージのピック2枚とカセットテープ(英語のインストラクション)である。
楽器名に“TM”があるので、楽器屋の言うとおり、作者独自の楽器なのだろう。
私が衝動買いできる位の価格なので、作りはそれなりである。
木目も殺してないし、チューナー等は6連タイプを鋸でぶった斬ってヤスリ痕も生々しい。
ストリングエンドも真鍮釘に弦を引っかける構造で、エンドピンは真鍮のヒートンだし、付いているストラップ(?と言っていいのか?)等はあっと驚く“ゴムひも”である。
でも、このいい加減さが逆に味である。

弦は29 1/2"、チューニングはG,D,Gでゲージは.023/.014/.010のループエンドタイプである。
これはバンジョーかマンドリンの弦の流用なのだろう。
マニュアルによると、30 1/2"でD,A,Dチューニングの“Grand Strumstick”と言うのもあるらしい。
マウンテンダルシマに似たフレッティングは全音/全音/半音/全音/全音…と、要するに解放から順番にドレミファソラシド…である。
良いなぁ、アバウトだなぁ。

音は小さな楽器の割にかなり賑やかである。しかし、イヤな煩さではない。
マウンテンダルシマの場合は膝に乗せて、木製のバーなどを使ってスライドで使うこともあるようだが、この楽器場合はどれか1本の弦を押弦し、他の2弦は解放のままジャラジャラとストロークで鳴らす。
よって、頻繁に不協和音が発生するが、それがまた凄く味を出している。
オープンチューニングと言うよりも「ドローントーン」に近い雰囲気である。
要するに、いい加減な楽器なのだが、それがまた実に楽しい。
付属のカセットラベルに“Enjoy The Noise”と書かれているが、まさに一言でこの楽器のあり方を表している。
まさに、こういうのを“楽”器と言うのだろうな。
でも、カセットの模範演奏を聴くと結構テクニカルな演奏があって奥が深い。
しばらくハマりそうな楽器ではある。


その他の楽器
ケーナ
ケーナ

アンデスの笛。
構造的にはただの筒で、尺八に似ている。
死んだ恋人の大腿骨を笛にして演奏した名人の伝説を聞いた事がある。
なんとも、美しくも壮絶な話である。

サンポーニャ

サンポーニャ(パンパイプ)

ヨーロッパにはパンパイプと言う同一構造の笛があるが、これはアンデスのお土産物。
要するに昔やった鉛筆キャップを吹くのと同じ原理。
効率が悪い楽器なので体調が悪い時に吹くと酸欠でハイになって気絶しそうになるぞ。

サンポーニャ

サンポーニャ(パンパイプ)

楽器屋を冷やかしていたら、ワゴンの積みあがった特価品の片隅に転がっていた。
大きさから言って、楽器というよりお土産用のアクセサリーの感が強いが、作りが奇麗で色と形が可愛いのでつい買ってしまった。

ううむ…こうなってくると癖というより本能に近いなぁ。


マウスハープ
マウスハープ(ハーモニカ)
早い話がハーモニカである。
大きい方がクロマチックと呼ばれるもので、レバー操作で派生音(半音)が出るようになっている。
小さいのはブルースハープと称されるもので、10穴20音、各調毎に1本づつ用意する必要がある。
昔ながらの複音ハーモニカの音もなかなか素敵なのだが、残念ながら現在我が家には無い。
昔、ハーモニカ好きのお袋にプレゼントした楽器が長調と短調の二本を1本にまとめた変わった楽器だった。
自分もこれが欲しくて探しているのだが、現在はもう生産されていないのかも知れない。

ミニ・ハーモニカ

ミニ・ハーモニカ

クロームに光っている方がYAMAHA製。
その脇にあるのがAria製であるという触込みだったのだが、本体には刻印の類が一切無く、簡単な白箱に入れられていた。
どちらも全長4cmほど、4穴8音で一応音楽を奏でることが出来る。
かつてホーナーのミニ・ハーモニカも持っていたのだが、いつの間にか無くなってしまった。
この4穴ミニ・ハーモニカというのは確立したジャンルらしく、各ハーモニカメーカーは大抵ラインナップしているようである。
用途としてはステージの余興や、ハーモニカファンのアクセサリーなのだろう。必ずネックチェーンがついていることがそれを物語っている。
でも、本体を丸ごと口に含んでアメリカン・フォークソング何ぞを演奏すれば、かなり味がある

ハーモニカについては ハーモニカ 吹いてみよっか! TanyさんのWebが面白い。

ハーモニカ各種
ハーモニカ各種

上の緑色っぽい箱の物と、右下少し短い水色の箱の物が「伝統的な」複音ハーモニカである。
“ハーモニカ”よりも“ハモニカ”と言う表記の方がしっくり来る、アレである。
「ハァーモニカぁが欲しかったんだよぉ〜」と、ちょっと前に、やっぱり手に入れてしまった物である。
シチュエーションとしては、夕暮れの土手などで、高倉健のような、格好良いがしょぼくれたオッサンがポケットからそっと出して「うさぎおいし…〜」、そんなイメージであろう。
長い方が“C-24穴”短い方が“Am-21穴”。ハモニカのナショナルブランドとも言えるトンボ製である。
複音ハーモニカ、とは、一音に上下二つの穴、二つのリード(真鍮などの振動体)があり微妙な音のずれが哀愁を帯びた音色を醸す楽器である。
「日本人の心の琴線に触れ…」等という表現をしてしまいたくなる音色でもある。
音列は、吹音・吸音毎組み合わされ和音構成するように並べられ、楽器そのものが調性を持つ。
上下二つ穴でもオクターブ・ハーモニカのように1オクターブ違いのリードを持ち音の厚みを出す物もある。
小さいのは上でも紹介した、ブルースハープ、最近はTen-Holes等とも呼ばれる小型ハーモニカで、最近のアコースティック・ブームにより見直されているようだ。
ここでは、とりあえずCDAGの4本を並べてみた。
これはVictryと言う無名のブランドだが、他にも何本か所有しているはずである。
それらはAria製だったが、上の息子に貸したら、帰ってこない。


テン・ホールズ
テン・ホールズ

上の息子から戻ってきたテン・ホールズ。
店頭ではAria製と言う触込みだったが、何処にもメーカー表示はなかった。
プラスチック製の結構しっかりしたケースには“South Band”と書いてある。
それほど悪い作りではないが、高級品でないことだけは確か。
まぁ、使えないことはないと思う。

キーがA・C・Gなのは、店頭にこれしかなかったからである。

英文の取扱説明書の末尾に「楽器はいつも綺麗にしておきましょうね。」と書いてある。はぁ〜ぃ!


ムックリ
ムックリ

アイヌの民族楽器である。
分類では口琴に当たる。
竹に割れ目を入れて紐を付けただけの構造で、口の前に構えて張った紐を弾いて口の開け方で音程を付ける。
カントリーなどでも使われる金属枠に鋼の振動子を付けた“ダッチハープ”も同様な構造だが(スヌーピーがたまに演奏するぞ)ムックリはダッチハープより音出しが難しく、またその音もはるかに小さい。
(う〜ん!ダッチハープが行方不明だ、誰かに貸した覚えもあるのだが…)

ダッチハープ

ダッチハープ(ジョーハープ)

行方不明だ…と思っていたら出てきた。
引っ越しやらなんやらで引き出しの奥深くに眠っていたのだった。
これは20年くらい前に買った二代目、初代は友人が遊んでいた壊してしまった。

カリンバ
カリンバ(親指ピアノ)

有名なアフリカの親指ピアノ。
これは端材を利用して自作したもの。


こきりこ類

こきりこ
こきりこ類:こきりこ

「こきりこのお竹は七寸五分じゃ」と歌われるのがこれ。
要するに煤竹を切ったもので、拍子木の様に使う。

板ささら

こきりこ類:板ささら

こちらは木片を紐でつないだもので、取っ手の部分を両手で持って手首を返すと、ジャッジャッっと小気味良いリズムを刻む事が出来る。

摺りささら

こきりこ類:摺りささら

竹と木の棒を紐でつないである。
竹の先端はささら状に割ってあり、木棒の方には螺旋状のでこぼこが刻んである。
要するに“ギロ”なのである。

  →こきりこ


オカリナ C:Soprano
オカリナ C:Soprano

オカリナが引き出しの奥から見つかった。
オープンバックバンジョーの所で「我が家にある楽器で一番古くからある」と書いたが、実はこれが一番の古顔。
中学の頃買ってもらった楽器。
本当は一回り大きいアルトが音も好きで欲しかったのだが、当時一寸高くて親に遠慮した結果、小さなソプラノになった。
当時から小心者。

オカリナ C:Soprano/F:Alt
オカリナ

期せずして手に入った“欲しかった”Fオカリナ。
長男が学校の音楽の時間に買わされたモノ。
授業が終わったらもう要らないんですと。
(息子、もう大学生だもんなぁ…イヤんなっちゃうよ)
当然我がコレクションに移管である。
上の大きめなオレンジ色の方である。

調性はF。このくらいの大きさと音域の方が“オカリナ”という感じがする。
Cはちょっと小さすぎて運指が難しいし、音も、ちと刺激が強い。
ちなみにどちらもプリマ楽器の販売だが、Fの方は「製造元:株式会社アケタ」と書いてある。
なんと、あの明田川荘之サンである。
こんなこともやっていたんだ…
西荻の“アケタの店”ではオカリナ教室をやっているそうな。
ううむアケタとオカリナ…どうもピンとこないなぁ。
(モダンジャズや浅川マキのライブの印象しかなかった…)

コカリナ

コカリナ

付き合いで黒坂黒太郎と言う人のコンサートを聴きに行って、帰りに会場で売っていたのでつい買ってしまったもの。

最初、プログラムは“オカリナ”の誤植だと思っていたが、これはハンガリー生まれ「木で出来たオカリナ」である。
オカリナ同様閉管、構造的には長さ8cm程のホイッスルに指穴(6個)を付けたようなものである。
なかなか味のある良い音がするものではあるが、運指が特殊なので慣れるのに一苦労。
音域は1オクターブ1音なので、コンサートでは何本かを接続した「子持ちコカリナ」と言うタイプを使用していた。
紐は首から下げる為のもので、機能には直接関係が無い。

Irish Tin Whistle/D

Irish Tin Whistle/D

勤め帰り、駅構内のワゴンセール。「イギリスフェア」だと。
懐かしくも美しい、Celtic Musicが流れていた。
ワゴンのCDを漁っていると、その脇に変な箱が…

前から欲しかったティン・ホイッスルである。
神田あたりの楽器屋にも売ってはいるが、あまりに玩具チックで、何となく買うのを躊躇われていたのだった。
単純な楽器ほど、テクニックの巧稚が歴然と出る。そう言った意味では、リコーダー以上にこの楽器は難しい楽器と言えよう。
だいたいが“Tin”、本来は“錫(すず)”の意味だが、一般にはブリキを意味する。
オズの魔法使いのブリキマンではないが、安っぽいモノの代名詞でもある。
しかし、この“Tin Whistle”はテクニシャンの手に掛かるとそれは…それは、叙情溢れる素晴らしい音色を紡ぐのだ。


さて、この楽器の調性はD。他のピッチのモノも輸入されているのだが、この店にはこの調性のみだった。
と言うよりも、この「豪華入門セット」はDのみのラインナップなのかも知れない。
模範演奏CD、各国語(英・仏・独・西・伊・日)の簡単なマニュアル/運指表とCD収録曲の譜面。これは買い得だろう。
曲目は「サリーの庭」「庭の千草」「スカボロ・フェァ」「アメイジング・グレイス」等々27曲。
CDの音質はイマイチ今二だが、そんなことはもはやどうでも良い。
アイルランドの風が我が作業部屋に吹き込んできた…


笛…なんだが…
笛…なんだが…

さる温泉場の土産物店で何となく買ったもの。
笛…だと言う事は確かなんだが…
適当に開けられたトーンホールがあらゆる音律を全く無視しているのが凄い!
音階、等と言う通俗的、断定的なものはここには存在しない、音程など完全に超越しちゃってるのだ。

Cowbell

カウベル各種

左の2つは腰やザックに下げられるようになっている。
ちなみに左下の物は、さる山中を単独行しなければならなくなった時、丁度クマ出没騒動が起こり、恐かったので買って腰に下げて歩いたもの。
しかし、これって楽器か??

ホイッスル
サンバホイッスル&スライドホイッスル

実家に遊びに行った時に見つけた。
まだまだ実家に置きわすれている物がありそうだ。
サンバに凝っていた20年くらい前に手に入れた物。
サンバホイッスルは元祖LPの製品で、やはり音が違う。
スライドホイッスルの方は、製造者は分からないがかなりしっかり出来た物で、効果音(幽霊出現、ヒュ〜…ドロドロの“ヒュ〜”ね)などに使う本格仕様。


土笛

土笛

昨年夏、帰省途中、信濃路のとある「道の駅」で買った物。

素焼きのカワラケと言った雰囲気で、音階がある物ではなく、構造的には単なるホイッスルである。


土笛
同封されていた説明書には…
空気だまりの口元に、唇から風を送って音を産み出します。
さあ、あなたも縄文の音色♪を再現してみましょう。
と、ある。

“ぴぃ”と、何とも素朴というか、もの悲しい音が出る。
本当に縄文時代にこんな笛があったのかどうかは定かではない。


トーキング・ドラム
トーキング・ドラム

ずっと欲しくて探していて、やっと見つけた。アフリカの民族楽器。
どちらかというと、通信や呪術に用いる物ではないかと思っている。

構造的には日本の“鼓”に似ており、両面の皮にテンションをかけるための革紐が渡されている。
ストラップを肩に掛け、革紐のかかった胴の部分を脇の下に挟んで、テンションを調整することによって、音程や音色を変化させることが出来る。
慣れてくると、これで会話を楽しむことさえ出来るのである。


クィーカ

クィーカ

産婆いやさサンバには欠かせないブラジルの楽器である。
これも、昔から欲しかったモノ。
打楽器に分類されるのであろうが、実は皮に着けられた細い棒を擦って音を出す。
感じとしては“ふごふごほげぇ〜”と言う些か間抜けな音である。良いなぁ。

なんとKITである。
またまた、衝動的に手に入れてしまった…



カホン

カホン

久々に愚かった…
鞄ではない。

これはカホンである。




Xaphoone

ザフォン(Xaphoone:Bamboo Sax)

大分(一年以上)前に入手していて、写真を撮るのを忘れていた。
これは合成樹脂製だが、元々は天然の竹を削って作られている。
時々東京の盛り場の露天でガイジンさんが行商をしているのを見かける。
最初はハワイ辺りのヲッサンがコツコツ一人で作っていたらしいが、最近はこの合成樹脂製のモノも造り始めて、一般の楽器店にも卸されている。
私のは通りすがりの楽器店で衝動買いしたモノ。

Xaphoone リード、リガチャはサックスのモノを流用している。

買ったは良いが、このマウスピース部分を見て分かるように、一般の木管楽器とはかなり違った形状をしている。
口にくわえる部分が異常に太いのだ。
サックスと同じやろ?楽勝やん!
等と思ったのは甘い考えで、このマウスピースの形の違いはかなりの難物で、そう簡単にはマトモに音が出ない。


チャルメラ

チャルメラ

楽器店店頭で、一つだけ埃を被っていた安っぽいオモチャのようなビニールの鞄。

これは?

と中を見て、即座に買ってしまった…

チャルメラ

中身はこんな感じ…

木製のボディと金属製の朝顔部分、真鍮製の吹き口と、完成品のダブルリードが3つ入っていた。

チャルメラ
ダブルリードの木管に触るのは初めてであった…

これも…

音、でない…



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