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ThinkPad 535の改造

(改造は自己の責任で行ってください)


ThinkPad 535の改造に関するホームページは幾つか存在し、詳細な説明がなされています。  私もその内容を参考にさせていただいております。 なお、これらのホームページは「5.参考にしたサイトへ」でリンクさせています。

1.ハードディスクの交換

2.クロックアップ

3.メモリー増設

4.セカンドキャッシュ増設

5.参考にしたサイトへ

6.再度Windows95をインストール


Top|1.ハードディスクの交換

まずは一番簡単なハードディスクの交換を行いました。
ThinkPad 535(KF8) のハードディスクの容量は810MBで、これをIBM DADA-26480 (6.4GB)に交換しました。
最初は本体のコネクタにうまく差し込むことが出来ず、ハードディスク取り付け金具のネジ穴をやすりで調整し、 やっと差し込むことが出来ました。

現在は4GBと2GBに分割し、Windows95とWindows98を入れSystem Commanderで選択起動しています。
通常は動きの軽いWindows95を使用しています。
また、先日「ThinkPad535改造講座」のHPにWindows Meが問題なくインストール出来たと書かれていたので、 Windows98をWindows Meにアップグレードしてみましたが、私の場合はインストール時2度目の再起動の後ハングアップしてしまいました。 (2度挑戦しましたが同じ結果でした)で、Windows98に戻しました。 (アップグレードではなくクリーンインストールしないといけないのかも)


Top|2.クロックアップ

ハードディスクの交換の後は、比較的簡単なクロックアップに挑戦しました。
私は「DOS/V Magazine, 1998.12.15」の記事でクロックアップできることを知りました。(かなり遅かった)
ジャンパー1ヶ個所で120MHz (60MHz x2.0)から150MHz (60MHz x2.5)にクロックアップできるのでさっそくやってみました。
クロック周波数25%アップし、連続使用ではかなりに熱くなり、長時間使用するときは後ろ側を持ち上げ(消しゴムを間に入れる)、空気を流れ安くするように 注意しており、今のところ一度も暴走はしていません。
具体的な方法は他の「ThinkPad 535の改造」のHPに詳しく説明されているので省略します。


Top|3.メモリー増設

ThinkPad 535の仕様は最大メモリー40MB (8MB + 32MB)となっています。 しかしながら、標準DIMMメモリーソケット手前に空きランドがあります。
他の「ThinkPad 535の改造」のHPを見て、ここにモレックスのコネクタで型番"52851-1509"を取り付け、 あとはIBM (03-5445-0365)からThinkPad 535Eの保守部品で、型番"2J2534"のDIMM Addapter (\3,650)を購入すればOKであることを知りました。(これを知ったのは2000年中ごろ)
しかしながら、モレックスのコネクタの入手及びこのハンダ付けも大変そうなので、気にはなりながら諦めていました。
ところが、2000年10月後半、上記2つの部品を運良くネットオークションで入手することが出来ました。

2000.10.28の夜、気合を入れコネクタのハンダ付けに挑戦しました。 0.635mmピッチで150ピンのハンダ付けはなかなか手強く、ちょっと油断すると すぐ隣のピンとブリッジしてしまいます。

ハンダ付け完了後、下記の手順で動作確認をしました。
1.最初は標準DIMMメモリーソケットに今まで使用していた32MBのメモリーのみを取り付ける。
  恐る恐る電源をONしたところ、メモリーチェックで40MBの表示後、みごとに「ERROR画面」が出てしまいました。
  拡大鏡の手持ちがないため、裸眼目視でハンダブリッジが無いかどうか確認し再トライ。
  無事Windowsが起動しました。 ハンダブリッジがあったもよう。

2.増設DIMMメモリーソケットに手持ちの16MBのメモリーを取り付ける。
  メモリーチェックで56MBの表示後、Windowsが起動始めて「やった!」と思っていたら、途中でハングアップしてしまいました。
  1.の40MBでは正常起動したので、おそらく未ハンダ個所があると思い、怪しそうなピンにハンダごてをあて再トライ。
  これを数回繰り返し、正常にWindowsが動作するようになりました。

メモリー増設手順はこちら


Top|4.セカンドキャッシュ増設

まずはPB SRAM とTAG-RAM を入手しなければなりません。
私はPB SRAM のNEC uPD431232LFG-A8 (32K x 32, 128KB)、TAG-RAMのNKK N341256SJ-15 の入手に成功しました。

「ThinkPad 535 改造計画」HPの動作確認済みRAMの表と比較すると、PB SRAM はずばり「NEC uPD431232LFG-A8」でぴったし。  しかし、表のTAG-RAM は「NKK N341256LSJ-15」で "L" が余分に付いている。(おそらく Low Power タイプと推測)
"L" 無しでも問題ないことを願っています。

ところで、チップ抵抗、チップコン、TAG-RAM (1.27mmピッチ、28pin)の手ハンダはまだしも、PB SRAM (0.635mmピッチ、100pin) 2個の手ハンダはモレックスのコネクタ以上に大変そうだし、失敗すると被害も大きく、最悪はご臨終ということにもなりかねないので、 まだ決心がついていません。

 挑戦予定ですが時期は未定。



Top|5.参考にしたサイトへ

参考にしたサイトへリンクさせているので、興味ある方は見に行ってください。

(1) ThinkPad 535 改造講座

(2) ThinkPad 535 改造計画

(3) ThinkPad 535 (2606-KF8) Tuning 編(このHPは無くなってしまった。)



Top|6.再度Windows95をインストール

「Air H"」とか「駅でワイヤレスインターネット」等モバイルしだすと、バッテリーの消費が気になります。
Windows98SEをインストールすると、ハイバネーションがうまく動作しなくなっていたので、ハードディスクを分割しデュアルブートにしました。
6.4GBをWindows98SEに4.1GB(FAT32)、Windows95 OSR2に2GB(FAT32)、ハイバネーションに90MB(FAT16)としました。
これで、外出時はWindows95を起動しておけば、スタンバイ、サスペンド、ハイバネーション等全て正常に動作し、かつ動きもWin98より機敏になりました。


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