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アキ・カウリスマキ


Aki Kaurismki
No.1

-- ヘルシンキから、「滅び行くもの」への連帯感 --
by kitayajin
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『俺の女房は「芸術とは単純化だ」という意見でね。
これが正しいかどうか知らないけど、俺はちゃんと守っているからね。
だって、いろいろのガラクタで飾りたくったら
肝心なものがどれかわからなくなるだろう?

俺の場合はそれは「連帯感」というやつさ』



 
制作: Mika Kaurismki & Hochschule fr fernsehen und film
所要時間: 52 min.
監督: Mika Kaurismki
脚本: Aki Kaurismki ja Pauli Pentti
撮影: Toni Sulzbeck
録音: Mikael Sievers
編集: Antti Kari
舞台装置: - 音楽: Lasse Keso

キャスト: Aki Kaurismki (Ville Alfa) Pirkko Hmlinen (Tuula) Juuso Hirvikangas (Juuso) Lars Lindberg (Villeの弟) Esa Sirkkunen (Olli) Jukka Jrvel (カフェの男) Mikko Mattila (Hemingwayの友人) Matti Pellonp (Chandlerの友人) Juice Leskinen & Slam
■02.1981 Valehtelija   (The liar) 「うそつき」

 これはアキの兄のミカ・カウリスマキの作品ですが、アキが主演です。シナリオもアキのものです。映画監督アキ・カウリスマキを観測できる絶好の映画です。
  他にも映画監督が俳優となる例は少なくはないのでしょうが..古くはチャップリン、伊丹十三、ウディー・アレンからクリント・イーストウッドまであります。

 確かにアキは俳優として演技をしているのですが、かなり彼自身の地を行く演技であるように感じます。傍若無人で、エネルギッシュで、アナーキーな70年代の若者を演じる彼は、実際にもこういうタイプなんだろうなと思ってしまいます。
  うそをつき、手当たり次第に女を口説き、知人から小金を巻き上げる「カッコいい、怒れる若者」ですが、「1マルク頂戴」と声をかけてくる者にも、ベンチの浮浪者にも黙ってお金をあげるなど、敗者に優しい現在のアキを彷彿とさせます。
  映画それ自体もなかなかの出来で、面白い。
制作: Aki Kaurismki,Mika Kaurismki/Villealfa Filmproductions
所要時間: 126 min.
監督/助監督: Mika Kaurismki,/Aki Kaurismki
脚本: 撮影: Lasse Naukkarinen, Timo Salminen, Toni Sulzbeck, Olli Varja
録音: Mikael Sievers, Veikko Aaltonen
編集: Antti Kari

舞台装置: 音楽: キャスト:出演バンド Eppu Normaali & kumpanit Ismo Alanko & Hassisen kone Juice Leskinen & Slam
■09.1981 Saimaa-ilmi (The Saimaa Gesture) : (La sindrome del lago Saimaa)

  この映画『The Saimaa Gesture』はミカとアキの共作となっていますが、やはり兄のミカが全体の指揮をし、アキは背後での雰囲気つくりや、個性的なロックバンド演奏者達との接触など、補助的な役割をしていたのだそうです。 ですからこの映画はミカ・カウリスマキの作品と言うのが正解のようです。

 作品は三つのロックバンドが東フィンランドの湖沼地帯を遊覧船を借り切って巡る旅を追ったものです。 船の中での若者達の生活、ラッペーンランタ、サヴォンリンア、ヨエンスーなどで開かれるロック・コンサート。作品は『ウッドストック』のようなロック・ドキュメンタリーですが、ミカがニューヨークで作成されたあるロックフェスティバルの作品を見て、これに似たようなものにしたいといって、作ったのだそうです。
 映画は2時間のカラー作品でロックバンドの演奏がバッチリ収められています。この映画はフィンランド・ロック(SuomiRock)の愛好家ならじっくり楽しめる映画ですが、沢山ブラックユーモアやおかしな仕草があって、ロックファンではない人には少し退屈かもしれません。20年前の作品ですが、そのバンドのメインメンバーは3人ともに今でもフィンランドのポピュラーミュージック界で活躍しているのを見ると、監督達の音楽を見る眼が高いと言わざるをえません。エップ・ノルマーリ、ジュイス・レスキネンのバンド『スラム』、イスモ・アランコのバンド『ハッシセン・コネ』の3バンドです。
 最後に全員でフィンランド国家『Maamme』をロック調で唄います。

制作: Mika Kaurismki/Villealfa Filmproduction Oy
所要時間: 105 min.
監督: Mika Kaurismki
脚本: Aki Kaurismki ja Mika Kaurismki
撮影: Timo Salminen
録音: Mikael Sievers 編集: Antti Kari
舞台装置: Matti Jaaranen
音楽: Anssi Tikanmki Finlandia (Jean Sibelius, 編曲 Anssi Tikanmki) Siks oon m suruinen, Erottamattomat (Rauli-Sakari & Karhukopla) Symphony No.7 (Dmitri Shostakovich) Ikkunaprinsessa, Paratiisi (Rauli Badding Somerjoki & The Agents) Kestk siivet (The Streets) Per Vers, runoilija (Juice Leskinen Grand Slam)

キャスト: Matti Pellonp (Manne) Pirkko Hmlinen (Veera) Juuso Hirvikangas (Harri) Esko Nikari (Hagstrm) Asmo Hurula (Vyry) Jorma Markkula (Mitja) Aki Kaurismki (Ville Alfa) Aino Seppo (Tinna) Pehr-Olof Sirn (絵を買う客) Ari Piispa (Vasili) Veijo Pasanen (Carlos) Erkki Thil (ギャンブラー) Paavo Piskonen (テロリスト) Veikko Aaltonen (Juippi) Elina Kivihalme (Anna-Kaarina)
■1982 Arvottomat  (The worthless)

 アキ25歳の時の作品です。
 これも第1作目の「うそつき」同様に兄ミカの監督で、アキは脚本を担当し、自らもVillealfaの役を演じています。若く、仲の良い映画狂の兄弟の作品ですので、監督、脚本、俳優の役割がどの程度分かれているものやら。
  合作といったほうが正しいのでは?
 映画が好きで好きでたまらない若者達が創った映画ですから、アレもやりたい、コレもやりたいと、少し詰め込みすぎの感がありますが、好感の持てる映画です。アキ・カウリスマキは映画創りをいろいろ吸収した映画と言う意味で、カウリスマキのファンの必見映画でしょう。もちろん若い、さっそうとしたアキも見られます。

 この映画は一体、喜劇?悲劇?アクション?犯罪もの?恋物語?  デラシネの若者達が都会(ヘルシンキ、タンペレ)の片隅で、あるいは車で流浪する先々で(イバスキュラ、クオピオやその他、名もない田舎で)起こす出来事が、始めも終わりも、流れてゆきます。 表面的なストーリーとして絵画窃盗団がの若者たちの逃亡という形式なのですが、それ自体にあまり意味はありません。最後に、ストーリーが流れ着く街はもちろんパリを置いて他にありません。ここでも美しいピルッコ・ハマライネンが指名手配中の謎の女を演じています。彼らの乗る車も気になります。Volgaのワゴン車です。

 カウリスマキ兄弟は音楽を取り入れるのが上手ですね。汚れた雪がまだ残っているヘルシンキの街を見下ろしながらの映画のイントロ部分では、これも汚れてしまったようなジャン・シベリウスの「フィンランディア」のアレンジが流れます。
 それともう一つ気に入ったのは、若くして亡くなったフィンランドの伝説的歌手のラウリ・パッディング・ソメルヨキが歌う、「窓のお姫様」と「パラダイス」の2曲でした。パディング・ファンはこの場面だけでも、ビデオ購入お勧めです。
制作: Mika Kaurismki/Villealfa Filmproduction Oy
所要時間: 93 min.
監督: Aki Kaurismki
脚本: Aki Kaurismki ja Pauli Pentti
原作はF.M. Dostojevskiの小説
撮影: Timo Salminen
録音: Mikael Sievers
編集: Veikko Aaltonen
舞台装置: Matti Jaaranen
音楽: Shostakovitsh, Schubert

キャスト: Markku Toikka (Rahikainen) Aino Seppo (Eeva) Esko Nikkari (警視 Pennanen) Hannu Lauri (Heinonen) Olli Tuominen (刑事 Snellman) Matti Pellonp (Nikander) Harri Marstio (歌手) Pedro´s Heavy Gentlemen Kari Sorvali (Solmunen) Pentti Auer (Kari Honkanen)
■1983 Rikos ja rangaistus (Crime and Punishment) 「罪と罰」

 原作F.M.ドストエフスキーの「罪と罰」の現代版で、ヘルシンキに舞台を移した設定です。
 マルック・トイッカ演じるドロップアウト法科学生のラヒカイネンは現代社会の不条理に怒りを感じる若者ラスコリニコフです。彼の下宿はサンクト・ペテルブルグのメシチャンスカヤ(現グラジダンスカヤ)通り19ではなく、ヘルシンキ中央駅近くのヴィルホンカトゥ通りの安宿です。
 原作の無垢な乙女ソーニャほどではありませんが、そこそこに無垢な娘エーバをアイノ・セッポが演じます。予審判事ポルフィーリーの代わりに、ラヒカイネンに興味を持つ警視ペンナネンを「警察官の役ならお任せ」のエスコ・ニッカリが好演。
 映画の最大のメッセージは最後の場面で、刑務所に面会にくるエーバにラヒカイネンはこう言います。「俺が殺したかったのには原則だ。だけど結局ただ一匹の虫けらを殺したに過ぎない。そして、俺もその虫けらの一人になってしまった。結局、世の中の虫けらの数は変わらないってことさ。」「なぜ、俺に会いに来た。 八年間待ったあとに、天国でも待っているとでも言うのかい?」とニヒルで冷たい言葉をなげかけます。 愛という救いすら拒否して、独房に戻るラヒカイネンの後ろ姿は悲しいですね。この妥協を拒む姿勢にこの映画の価値があると思います。
  アキ・カウリスマキの監督第一作ですが、良く出来ています。
 音楽はショスタコーヴィッチとシューベルトと監督にしては控えめで、厳粛です。

制作: Aki Kaurismki / Villealfa Filmproductions
所要時間: 80 min.
監督: Aki Kaurismki
脚本: Aki Kaurismki
撮影: Timo Salminen
録音: Jouko Lumme
編集: Aki Kaurismki, Raija Talvio
音楽: Mikko Mattila, Jone Takamki Pahat pojat (Casablanca Vox) Stand By Me (Casablanca Vox) Maybellene (Chuck Berry) Valkovuokot (Olavi Virta)

キャスト: Matti Pellonp (Frank) Puntti Valtonen (Frank) Pirkka-Pekka Petelius (Frank) Kari Vnnen (Frank) Asmo Hurula (Frank) Pertti Sveholm (Frank) Kari Heiskanen (Frank) Martti Syrj (Frank) Mikko Syrj (Frank) Markku Toikka (Pekka) Timo Ernk (Frank) Pate Mustajrvi (Frank) Saku Kuosmanen (Frank 無情) Mato Valtonen (Frank) Sakke Jrvenp (Frank) Mikko Mattila (Frank) Hande "Tuomari" Nurmio (タクシー運転手、転じて物乞い) Dave Lindholm (hobo) Aki Kaurismki (霊柩車運転手) Pirkko Hmlinen (空港にいた秘書) Heinsirkka (ヘヤサロンの女) Mari Rantasila, Sanna Fransman, Sohvi Sirkesalo
■08.1985 Calamari Union 「カラマリ・ユニオン」

 この映画のタイトルはいったいどこから来たのでしょう? 『イカ墨同盟』という日本語訳もあるようで、ヤリイカなり墨イカ のことを指しているようですが、よく分かりません。でも気にしなくても良いようです。アキは後々「『カラマリ・ユニオン』は酔っ払って、あるいは二日酔いで作られた最後の映画としたい」と述べたとか... 何とも奇妙な映画です。ロードムービーと言うのでもない。人生のel Doradoを探す「社会派Odyssey」とでも言うべき作品です。

 主人公は15人のフランクと1人のペッカで、合計16人いるのも異常です。フランクはフィンランドの男の名前ではなく て、フランクで気さくな田舎者のアメリカ人を連想させますが、この映画ではあくまで庶民的なフィンランド人を代表しているのです。一方、ペッカはフィンランドの典型的な男の子の名前ですが英語を操る変な男。これは監督自身でしょう か? Frankie goes to Hollywoodにヒントを得て、フランクは皆ハリウッドを目指すが、俺は目指さないと言っているのかも知れません。
 彼らが生まれ育った「カッリオの地」を離れ、先祖から聞かされた黄金境「エイラの地」を目指す物語なのです。ヘルシ ンキをちょっとでも知っている人ならすぐわかりますが、カッリオはヘルシンキの下町、エイラは大使館などの多い高級住宅街です。その距離は直線距離で2.5km、道路までほぼ真っ直ぐなので、歩いても1時間足らずです。ここがアキ 流の発想なのです、この2.5kmは殆ど絶望的に遠いのです。社会的に遠いのです。 フィンランドにもヨーロッパ流の階級社会の尾ひれが一杯残っているので、庶民が上流階級にのし上がるのは楽ではありません。アキ流に言えばこ の間には、沢山の困難、落とし穴や誘惑が待ち構えているのです。それに庶民の、労働者の、若者たちの「連帯感」と言うのは日本では想像できないほど強いのです。「仲間を捨てるな」、「仲間を裏切るな」がアキの場合にも、連帯感となり、弱い者への優しさとなってあらゆるところに発散されています。

 ストーリーは旅立ちから始まります。「泣きの賛美歌の時は終わった。出発の時が来た。」と、全員に人生の旅立ちが告げられます。その儀式では教会のミサなどでの牧師の言葉「父なるキリストの血と...」が繰り返されます(=誕生と洗礼)。 そして町の中心街までは皆一緒に運ばれるのです。(=義務教育)
 ブルースがバックに流れる中、皆で地下鉄を乗っ取って行きますが、降りたところで、もうやられてしまう者も出てきます。 ここから先は、各自各様の仕方で荒波にぶつかっていくしかありません。
 何せ16人もの主人公のエピソードが次から次に展開するので、始めはなんだか目まぐるしくて、混乱してしまいます。ただ救いは全員がフランクですから、このエピソードの洪水をいちいち追いかけなくてもいいのかもしれません。成る程こういう映画の展開の仕方もあるのか、と呆れ、感心してしまいます。

 それぞれのエピソードはじっくり見てゆけば、個々にそれぞれ面白く、いろいろの映画やフランス詩人達から借用した会話なども織り込まれているようです。
しかし、一人、また一人とフランクたちの試みは挫折していきます。仲間を捨てたり、利用したり、裏切ったり、ある時はお互いに慰めあったり、少ない収穫を分け合ったり、仲間同士でバスを共同購入して行こうと考えたり。 女の力を借りて「エイラの地」を目指すチャンスに恵まれるフランクも現れます。女をだましたり、女に復讐されたり。
 こうした挫折ばかりのエピソードのなかで、キラッと輝く瞬間もあるのです。それはロックを歌うとき、演奏するときです。この時だけ彼らは生きています。皆で唄う『悪童連』(Pahat pojat)。それから、一人になった悲しみの時に唄う『Stand By Me』どれも聞き応えあります。なんといっても、このフランクたちにはSuomi Rockのそうそうたるメンバーが一杯参加しています...余談ですが、この作品からアキ・カウリスマキとマト・バルトネン/サッケ・ヤルベンパーのコンビのつながりが始まります。コンビがレニングラード・カーボーイズを結成して、アキと組んで、レニグラ・シリーズやレニグラのプロモーション映画などに展開してゆくのです。
 いろいろのエピソードの末、それでも数人は何とかエイラの地の海岸までたどり着きます。しかしそこで待っているのは「遅れてしまった」という苦渋にみちた言葉だけです。エイラの地から更に先にel Doradoがあり、そこへの船に乗り遅れてしまったという意味なのでしょう。大西洋の向こうでしょうか?それともバルト海の対岸のエストニアでしょうか?

 ラストシーンではフランク(マッティ・ペッロンパー)とフランク(ピルカ・ペッカ・ペテリウス)がエイラへの道を間違えて、別の海岸にでてしまいます。二人は結局、エストニアに向かってボートを漕いでゆきます。ここで流れる音楽はオラビ・ビルタの唄う哀愁満ちたタンゴの名曲「二輪草」(Valkovuokko)です。そしてオーラスは「ドーン」という爆発音。不吉な音です。沢山のフィンランドの若者達がel Doradoを求めて、社会主義の理想郷を求めてソ連に移っていきました。
  恐ろしい、冷酷な運命が待ちかまえているのも知らずに...
制作: Aki Kaurismki / Villealfa Filmproductions; Atte Blom / Megamania
所要時間: 8 min.
監督: Aki Kaurismki
脚本: 撮影: Timo Salminen
録音: 編集: 舞台装置: 音楽: SleepySleepers(Leningrad Cowboys)

キャスト: Silu Seppl (Rocky) Saku Kuosmanen (Igor) Heinsirkka (Doris) Mato Valtonen (マネージャー) Matti Pellonp (Alyosha) Jaakko Talaskivi (Dimitri, ロシアのマネージャー ) Sakke Jrvenp (衛兵) Neka Haapanen, Asmo Hurula, Jussi Kersch, Marjaana Mykknen

■14.06.1986 Rock'y VI   「ロッキーVI」

 何の目的で作られた短編映画なのかはっきりしません。
 一説には、レニグラの前身Sleepy Sleepersのプロモーション・ビデオだそうです。一方、シルベスター・スタローンの嫌いなカウリスマキが『ロッキー』を揶揄する内容でつくったともいわれています。あるいは1975年ヘルシンキで行われたETYK東西サミットのパロディとも、ソ連とアメリカの冷戦構造を批判したものとも言われています。
  かって、フィンランドとソ連の外交問題にまでなりかけたロックの異端児グループとカウリスマキが共鳴したのは大いにうなずける説明です。

 映画はFrankie goes to HollywoodのTwo Tribesのムージックビデオに類似しているそうです。 カラスムギのポーリッジを食べ育ったシベリアの怪力ボクサー、イーゴル(サカリ・クオスマネン)とハンバーガーを食べて育だち、世界制覇を目指すハーレムの英雄ロッキー(シル・セッパラ)の世界タイトルマッチがヘルシンキで行われることになります。ロッキーの逆転勝利が今回も起こるのでしょうか? 知らない人には無声映画と思わせますが、一ヶ所だけ「だめだイーゴル!!」とマネージャー(マッティ・ペッロンパー)が筋トレと減量に苦しみ、ご馳走に手を出すイーゴルに叫ぶので、無声映画ではないことが分かる仕組み。
  バックグラウンドには始めと終わりに「ボルガの舟歌」が、それ以外の部分ではSleepy Sleepersの「Rock’y VI」の曲が流れています。 イーゴルのマネージャー役のペッロンパーとロッキーのマネージャー役のマト・バルトネンが滑稽。
  主な登場人物はペッロンパーを除いて、すべてSleepersのメンバーです。

(文・kitayajin - 河田舜二)

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