新・闘わないプログラマ No.264

256回記念企画(8)


「256回記念企画」の第8回目です。

No.36 「問答」 1998.7.6
この会話形式というのは書くのが楽なので、ネタが無いとか、時間が無いとか、そういうときに誤魔化て駄文をでっちあげるのに重宝します ←おい。この回で初めてこういう書き方したんですね。この後も、この手法の手抜き駄文を増産しています。
「その4『おとなのインターネット』」で「電話、かけに行っている?」なんてのは時代を感じさせるというか、周りを見渡してもダイヤルアップでインターネット接続している人は、知り合いの中にはほとんど居なくなりました。
「その5『闘えないプログラマ』」で、「この『if (s == "hogehoge")』って絶対、真にならんぞ」って書いたことに対して、「『char *s = "hogehoge";』などとしていたら真になることもあるのではないか」という指摘をもらいました。はい、「絶対、真にならん」というのは嘘ですね。ただ、それはプログラマの意図とは多分(確実に?)違うだろう、ということで ←いいわけ。

No.37 「トラブル人間模様」 1998.7.13
「顧客側にあるコンピュータや通信機器で稼動させることは希で、こちら側で運用も面倒を見ることがほとんどです」などと書いてますね。最近は必ずしもそうでも無くなって、お客さん側の機器でシステムを動かしたりするのも結構あります。不況のせいか、新たに機器を導入したりせずに、「いまウチで使っているパソコンをクライアントとして使って欲しい」とか…とは言え、Windows 95しかまともに動きそうもないPCなどは出来れば避けたいのですけどね。
さて、トラブルに関しては、昔も今も相変わらずです。
「この設計ではこういうトラブルが起こる可能性があります」
「いいから、この通りにやれ。費用の問題でこれ以上は無理だ」
「じゃあ、お客さん側に『これこれのトラブルが稀に起こる可能性があるが、それでもいいですか?』と確認して下さい」
「わかった、確認しておく」
……
「どういうことだ? なんでこんなトラブルが起こるんだ?」
「だから、前に確認しましたでしょう? このトラブルが起こる可能性がある、と」
「そんなこと、いまさら言うんじゃない! お客さんは烈火のごとく怒ってるそ!」
なんてのも、最近あったりして…というか「最近」に限らずよくあるんですけどね。

No.38 「名称未設定」 1998.7.20
Windows 9x系のOSもやっと無くなりつつあるようですが、Windowsのバージョン(アップ)で私がとりあえず評価している、というか、使ってみたいと思ったのは、
Windows 3.1 - 「実用」になった最初のWindowsか? それまでは「WindowsはExcelのローダ」とか言われてました…要するに、Windows上でまともに使えるアプリケーションがExcelしかなかった、ということ。
Windows 95 - 下にあるDOSは見なかったことにすれば、とりあえず32bitのアドレス空間上でアプリケーションは動くし、プロセス毎にアドレス空間は分離しているし、今となっては当り前の機能を備えた一般向けWindowsということで(NTカーネルのWindowsはもっと前からあったのですが)。あとはネットワーク機能が標準装備、というのも。Windows 3.1で空きメモリに苦労しながらDOSのドライバをCONFIG.SYSに書いたことを思えば、天国でした。
Windows NT 3.51 - Windows 95と同じアプリケーションが(一応)動く最初のNTカーネルのWindowsということで。
Windows NT 4.0 - 今のWindowsの標準的なユーザインタフェースを持つ最初のNTカーネルのWindowsということで。
Windows 2000 - NTカーネルで初めてPnPが使えるようになったり、やっとWindows 9xの機能がほぼ全て使えるようになった。これでノートPCなどでも実用的に使えるようになった、と。
というわけで、うちでは全部(と言っても2台だけですが)Windows 2000にしています。Windows XPはなんか見た目が鬱陶しいのでパス。

No.39 「別の話」 1998.7.27
家では、今はVineLinuxを入れています。いやこれがベストなのかどうかは分かりません。ただこれに慣れちゃったものですから。別に、他のLinuxディストリビューションやら、なんとかBSDやらに喧嘩を売っているわけではありません、単に他のにするのが面倒だ、というだけです、はい。
そういえば「社内規則でフリーソフトは使ってはいけない」なんてのがありました、その昔。今、思い出しました。こんなアホな規則、誰も守らない(というか「守れない」という方が正確か?)ので、そのままウヤムヤになってしまいました。

No.40 「『アンチマイクロソフト』という現象」 1998.8.3
今となっては「アンチマイクロソフト」ということ自体が流行遅れというか、そういうアレですが(←どういう「アレ」だよ)、当時の状況で書かれた駄文だ、ということで。ごにょごにょ。

さて、この「記念企画」、いつまで続けようかなあ。

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