常温煙霧機とは...
各種液剤を 加熱することなく、空中を浮遊するような
細かい 煙状の霧 にして散布する機械です。
一般に、噴霧散布する”霧”には、その粒子の大きさなどによって、 ①落下するもの と ②空中を浮遊するもの とがあります。 液体の比重や環境によっても異なりますが、粒子径が非常に小さな(18~20ミクロン以下の)霧は、噴霧後すぐに落下せず空中を浮遊します。 また、閉空間(室内)に於いて大気中の水分が飽和状態(湿度100%)でない場合には、粒子径が小さな霧は、結露現象を起さず(周囲を濡らすことなく)、空気の対流により拡散浮遊します。 各液剤をこのような状態の霧にして噴霧すると、室内の隅々まで均一に散布することができます。
常温煙霧機では、粒子径1~10ミクロン程度の細かい霧を発生さることができます。 |
①霧吹やハンドスプレー・動力噴霧機など |
②煙霧機など |
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霧の粒径が大きいため、散布後すぐに落下し、直接散布した表面しか液剤は行き渡らず、表面が濡れてしまいます。 | 霧の粒径が小さいため、散布後すぐには落下せず、空中を浮遊し、部屋全体に液剤が霧として行き渡ります。 |
この浮遊する”霧”を吐出させる方法としては、 圧縮空気を利用する方法の他、加熱気化式、遠心式、超音波式などの方法がありますが、 粒子の細かい霧を常温で大量に吐出することができ、目詰まりなどの故障が少ない方法としては、圧縮空気を利用する方法が最適です。 福千では 独自技術による『ノズル』で この浮遊する煙霧を実現します。 |
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従来の一般的なノズルに比べ、以下の特長があります。
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