雑談(平成151月〜)

67、平成151225

嫁さんが、今年の夏、金魚すくいで取得した金魚を、ペットボトルの横をくりぬき(横にして)、それに水とポトスを入れて飼っている。これが、なんと死ぬことなく、いまだに元気で泳いでいる(4ヶ月)。金魚すくいの金魚は、毎年、だいたい23日ぐらいで全滅していたのに、こまめに水を入替えているのが良いのか?ポトスを入れているのが良いのか?ぶくぶくの空気ポンプもなく、えさは、ブロッコリーや、ゴマ、パン粉など「こんなん金魚が食べるか?」というものをやっているのに(ただ、最近はホームセンターで買ってきたメダカのえさをやっているようだ)。水は、水道水を1日置いたものをこまめに替えている(ちょうどペットボトルのふた部分が水を入替えるのに便利)。せまいペットボトルの中を、5匹優雅に泳いでいる。

最近のはまり。朝の子供劇場、再放送「アルプスの少女ハイジ」(楓物語)。娘は、「古井さんは、なんでもいけませんって言って、嫌やなー」とロッテンマイヤーさんが大嫌い。なぜか途中から12回分も放映されている。

66、平成15128

特別研修終了。限られた時間ではあったが、充実した満足感のある研修であった(開放感)。

講師の先生(弁護士)には、丁寧にご指導いただきました。特に、模擬裁判の事実認定に関しては、さすが目の付け所が違うなーという感じで、結論として、具体的妥当性があり、自分自身の事実認定の甘さを反省させられました。

研修終了直後行われる考査は、いろいろ悩ませる問題で、すばらしい?試験問題でした。このHPの作成のため、いろいろ調べていたことが役に立ちました。例えばrisoku.htmとか。

今回の特別研修(2回目)は、参加人数が多く、運営、事務方が大変だったと思われる。

65、平成1511

平成151011日〜、特別研修中。ちょっと疲労(頭の中で、訴訟物と要件事実がごちゃごちゃ駆け巡っています)。

64、平成15322

41日から、新しい司法書士法が施行となり、司法書士に簡易裁判所における訴訟代理権(事物管轄90万円以下の範囲内)などが与えられる。ただし、これには条件があり、定められた研修(100時間研修、予習復習はその数倍)を受け、試験に受からなければならない(能力担保とか言われている)。第1回目の研修が4月末〜6月初めまで行われる。裁判業務には力を入れていきたいので、代理権取得は念願事項。しかし、これは、希望者全員が受講できるわけではなく、人数制限がある。そして、この研修は、日常業務をしながらのものとなるため、時間的にかなりきつく、土・日はもちろん全部つぶれ、平日も夕方から夜にかけて研修がある。子供がまだ小さいので「嫁さんにパート辞めてもらわないとだめかなー」とか、「その間、まともに仕事ができるかなー」(土日夜しか時間がとれないお客さんもいるし)とか、いろいろ心配していたが、1回目の研修は、「はずれ」。今回は、がっかりというより、むしろ「ほっと」したというのが本音か(研修料払うのもきつかったし)。

63、平成15226

尼崎市に「あすひらく会」というクレジットサラ金問題の被害者団体がある。

連日、多くの闇金の被害者が、門をたたき、ここに救済をもとめてやってくる。現在、闇金被害者であふれかえっている状態である。まず、ここにやって来た人は、自分と同じ状態の人が多くいることを認識し、すこし安心する。そして、相談員の方が、闇金への対処法を教え、原則「自分で解決する」そして「解決できる」ということを意識させる(説得する)。中には「自分で解決する」という点で、おびえ、腰が引けてしまう人もいるが、はらを決め、堂々と闇金と対処している老婦人などを実際目の当たりにし、「自分もできそう、やらねば」と気を奮い立たせている。闇金被害者のベテラン?になると、自分で、過払い訴訟や、闇金口座の仮差押えをやっている人もいる。

それ以外、相談は多岐にわたり、いろいろな相談先を回り、それでも解決できず、どうしようもなくなり、かけ込んで来る人たちもいる。

司法書士会で開催する相談会とは、まったく異なった雰囲気があり、「涙あり、笑いあり」、本人が主体となって、自主的にやっていく雰囲気がある。破産申立、調停申立も、書類作成等、自分(本人)でする(自分でできることはすべて自分でする)。自らが借金(債権者)と向き合い、自ら学習し苦労しながら解決していけば、今後の立直りが確固たるものとなる。(弁護士にまかせっきり、司法書士に頼りっきりはダメ)

62、平成1524

平成15年税制改正で、登録免許税が減税されるということで、要綱を見てみると、所有権移転登記で、売買1000分の501000分の10に、遺贈・贈与・財産分与1000分の251000分の10に、相続1000分の61000分の2に。所有権保存1000分の61000分の2に。おっ、売買で5分の1に!結構思いきった減税だなーと思っていると(それでも高いけど)、「土地の固定資産課税台帳の登録価格の3分の1とする」というのが廃止になっている。結局、土地の場合、売買で5分の1になるのではなく、約166%1%に、という減税である。贈与などは土地の場合、逆に増税になっている。ケースにより(建物の場合など)かなりの減税になるが、そんなにでもないケース(逆に増税)もある。そういえばもともと住宅用家屋については減税措置jyuutaku.htmがあるのだから、たいしたことはないなー。(平成1541日より平成18331日まで)(仮登記の登録免許税も大幅に変わっているが、金融機関によっては、担保で地上権仮登記まで設定するところがあり、その場合は、大増税)減税??じゃないだろう。

(担保・条件付地上権設定仮登記、登録免許税大幅増、合筆登記不可に注意、必要性?)

61、平成15131

最近思ったこと。

今年2月からの制度で、創業者(サラリーマン、学生等)を対象に、会社設立につき、最低資本金(有限会社300万円、株式会社1000万円)を一定期間適用しないというものがある。優遇措置(一定期間だけ)だが、一体これを使って会社設立しようという者はどれほどあるのだろうか。資本金というものは、会社設立後、その会社の営業資金として利用できるものである。税金などと異なり、なくなってしまう(取られてしまう)ものではない。司法書士のように開業資金が少なくてできるものでも、200万円ぐらいは必要であった(私)。有限会社設立で、開業資金として300万円ぐらいは要るんじゃないのかな?。それより定款に貼る印紙代、定款認証における公証人手数料、登録免許税なんかを優遇した方が、よっぽど会社設立する人にとってはありがたく、負担が少なくなる。最低資本金という国にとって痛くも痒くもないというところで、優遇したのだろう。(ベンチャーで資本金がないけれども、どうしても法人格という箱もの(出資を募ることができる有限会社か株式会社)が必要という場合に利用か)ちなみに明細 http://www.meti.go.jp/policy/mincap/index.html

追(後日)

有限会社、株式会社設立につき、5年間、最低資本金制度を猶予し、最低資本金未満でも会社設立可能という制度だが、予想外、利用する人は多いようだ(^_^;)。金融機関への資本金の払い込みが不要、創業者(設立の中心となる人)とともに事業者も設立に加わることができる、創業者の確認手続が郵送でも可で比較的簡単な点など、手続面等で、使い勝手が良いようである。

消費税の免税点引下げ(売上3000万円が1000万円に)が検討されているが、これは、消費税をそのまま、消費者に転嫁できない小規模事業者にとっては、負担増、実質大増税になるだろう。

ヤミ金(090金融など)被害は急増。警察は、おとり捜査をしてでも、取り締まって欲しい。おとり捜査によるヤミ金撲滅一斉検挙作戦。勧誘ビラは山のようにあり、可能だと思うのだが、「おとり」はできないのだろうか(違法捜査?人手不足?)。しかし、この手の相談者が多すぎ。yami.htm

言いたい放題 iitai.htm

60、平成1516

正月早々、自宅のテレビが壊れてしまいました。いまだテレビのない日々を過ごしています。その間、子供は、やることがなくなると、あまりにも暇だったのか、自ら宿題を始め、大変静かな環境で宿題を完了させ、また就寝は、夜10時、起床は朝7時と規則正しい、平穏で静かな日々を過ごすことができました(いままでいかにテレビに支配されていたか実感)。

59、平成1511

(今年で、開業6年目を迎えます。今年も踏ん張り・我慢の年になるでしょう)

司法書士の報酬額基準は撤廃され、今年からは、各司法書士がそれぞれの報酬額を明示することになります。多くの司法書士が、当面は、従来の撤廃された司法書士報酬額基準をそのまま、各司法書士の報酬額としているようです。当事務所も同様です。司法書士についても、他の職業と同様、あらかじめ一般的に報酬額基準を設けるのではなく、市場原理にゆだね、その結果、適正な報酬額にしようとしているのだと思います。ただ、司法書士市場というものが、自由経済のなか、競争し、かつ自由な取引が可能なものとは思えない(またそれになじむかどうかが疑問な)状況では、消費者保護という観点から、なんらかの基準は必要だと思われる。裁判所への提出書類の作成については、財団法人法律扶助協会の書類作成援助支出基準が1つの目安にはなります。

簡裁代理権取得のための研修が始まります(これが重要)。

雑談(平成141月〜)

58、司法書士業務をしてきて思うところ(その1)。

1、被相続人(死亡した人)に配偶者がいる場合、第三順位の相続人(兄弟姉妹)の制度を廃止した方がよい。例えば、子供のいない夫婦で、夫が死亡し、残された妻が、その夫の財産を相続しようとした時、妻以外に相続人として登場するのは、夫の兄弟姉妹です(子供 等(直系卑属)がおらず、親 等(直系尊属)もすでに死亡している場合)。その兄弟姉妹が死亡している場合は、その子供(甥、姪)が相続人になります。妻としては、夫の兄弟や甥姪には、いままで会った事がない場合もあり、こういう場合、相続争いになるケースが多い。妻としては、夫の財産については内助の功などで貢献しており、子供がおらず、夫の財産はすべて相続すると思っていたところ、そういう訳にもいかないということになります。これは、遺言で解決できますが、遺言がない場合で、特に自宅などの不動産が相続財産の場合、もめることが多い(遺産分割協議が調わず、相続登記ができない場合が多い)。

韓国の民法では、配偶者がいる場合、兄弟姉妹は相続人としては出てきません。日本においても、現在では、それの方が合理的であり妥当だと思います。

2、保証人制度というのはなくした方がよい。お金を借りる際、貸主から「保証人をつけてくれ」と言われることはよくあります。そして、借りる人から、「保証人になってくれ」と頼まれる方は、そのお金を借りる人の親族や、立場の弱い人で、「絶対迷惑はかけないから」と言われ、保証人にしぶしぶなるということになります。そして、お金を返せなくなれば、保証人が全責任をもつことになります。逆に、お金を返す資力がないにもかかわらず、「保証人には迷惑はかけられない」ということで、無理してお金(極端な場合、死亡保険金や犯罪行為によるお金)を用意する場合もあります。また、相続で、被相続人死亡から、大分期間が経った後、実は被相続人に保証債務があり、突然(寝耳に水)、相続人に請求される場合もあります。本来、お金を貸す方は、お金を借りる本人の資力のみを考慮してお金を貸すべき(もしくは、不安であれば、そのお金を借りる人の財産に担保をつけるべき)で、保証人という(人質のような)ものをあてにしてお金を貸すのはおかしい。保証人制度というものが当たり前のように存在している日本では、「保証人の悲劇」というのは、当たり前、一般的、に生じるものである。

3、登記をする際の登録免許税が高い。

57、平成14819

神戸地方法務局 尼崎支局で、商業登記がコンピュータ化され、平成14826日からオープン!。819日に会社設立の登記申請をしようと窓口(尼崎支局)に行くと、職員の方に「ちょっとこっちへ」と案内され、奥の商業登記の係に連れて行かれ、「ちょっと10分ぐらい待っといて」と言われる。15分後、登記官 曰く「補正はないからこれで受けつけます。帳簿の謄本だったら、明日(20日)か、あさって(21日)には取れますから。コンピュータ化後の証明書については88日申請分から尼崎支局内部で移行作業をするのでいつ発行できるかわかりません」だと。

なんと15分の間に、申請書類をチェックし、類似商号まで調べたらしい。びっくり。(@_@)

826日商業登記コンピュータ化オープンということで、819日から21日までの申請分は、実質、即日補正である。22日、23日は、会社謄本、印鑑証明書の取得は不可で、土日をはさみ、26日からコンピュータ化。

コンピュータ化までの非常事態とはいえ、これだけ早くできるのなら、普段ももうすこし早くできないかな。

56、平成14528

小学生になる息子は、欲しがるおもちゃがすこし変わっている(高価なものを欲しがらないのは助かるが)。スライムとかいう「ねちょぼよっ」とした得体の知れないものや、むしめがね、タイムウォッチ、強力磁石・・など、変なもの?が好きである。散歩していると木の枝などの棒や、変な形の石を拾って、大事そうに家まで持ち帰る。先日、どうしても買って欲しいものがあるというので、見てみると、あの懐かしい、「ルービックキューブ」。大分前に、はやった頃、どうしても6面ができなかったのを思い出す。買ってやると、1面はできるがそれ以上はできないようで、しばらくするとやらなくなった。なにげなく私も兆戦してみると。

これに はまってしまった(私)。HPで調べると、結構、6面を合わせる解法が載っている。夜中の3時ぐらいまでやっていたら、妻に「そんなに暇なん」とあきれられてしまった。6面できると息子には「すごい!」と尊敬されたが、妻は冷たい眼。

55、平成14517

西宮市(強調)の甲子園球場(辺り)は阪神タイガース戦がある日は、にぎやかである(いわんや阪神・巨人戦をや)。

阪神甲子園駅前(ダイエー近く)では、手拭のようなもので、ほっかむりしたおばちゃん達が、「その券、なんぼで売る気なん」とか話している。チケットのダフ屋?

ちょうどお昼頃、ナイトゲームにもかかわらず、球場前は長蛇の列。

試合が終了し、球場から出てくる人波を見た、小学生の長男は、目が飛び出さんばかりに驚き(@_@)、小学校での日記に「こんな人が多くいるのは見たことがない。ほんとにびっくりした」と記入。妻も?最近、にわか阪神ファンになり、阪神戦をテレビにかじりついて見ている。

4月、破綻した関西西宮信用金庫の通帳を尼崎信用金庫の通帳へ移行する手続をしようと思い、尼信へ行くと、1時間待ち、なんで?、あの「阪神が優勝したら利率アップの定期預金」を契約しようという人であふれているようだ。

 

平成14年。今年で、開業 5年目となる。財産分与(離婚)による移転登記、任意売却による移転登記、会社の解散・清算登記、個人破産申立、民事再生(個人)申立等 社会情勢を反映した仕事が増えている。今年は踏ん張りの年か。

雑談(平成131月〜)

54、私が、2年ぐらい前に読んだ書籍で、「社長失格」というものがあり、その内容が取り上げられた番組が放映された(928日)。実際の人物も登場し、たしか書籍では、悪者(私の印象では)であった住友銀行の、融資担当者も出ていてびっくりしたが、興味をもってみることができた。

「銀行は、つぶすべき企業を温存させ、つぶす必要のない中小企業を(手っ取り早く回収できるからといって)つぶしてしまった」というコメンテイターの言葉が印象に残った。

53、平成13927

インターネットでの登記情報閲覧は、便利なので(料金は高いけど)、利用回数が増えている。今日、閲覧しようと思って、つなげたけれど、「ただいま検索中」で止まったまま、まったく表示されない。「なぜ!」? ウイルスの影響か、インターネット回線が非常に混んでおり、支障が出ているようだ。案内に「お急ぎの時は、法務局で、登記事項証明書をお取下さい」だって。遠方で、かつ急いでいるからインターネットで見てるのに。これが取引直前閲覧だったらと思うとぞっとした。

多重債務者からの相談は、ちょこちょこあるけど、新しくできた「民事再生(個人版)」の手続でいける人は、なかなかいない。債務者本人から「民事再生はどうですか」と言ってきたりするが、どう考えても破産しかない(破産手続で生活再建)という状態の人ばかり。

52、平成137

以前、特定調停のことに触れたが、裁判所によってかなり対応が異なるようである。調停委員の質にかなり影響される面があり、また、事件が多く調停委員の数が不足していることも原因となっている。「利息制限法への引き直し計算はしない」と言いきっているところもあるとか。ひどー

司法書士の仕事って、忙しい時と暇な時の差が大きい。浮き沈みが激しいのである。それにしてもメールでの質問だけは常に多く、対応できていない。

51、平成13524

NHKのドキュメンタリーで、東海村での臨海事故で被ばくした大内さんがとりあげられ、亡くなるまでの状況が報道されていた。

染色体が破壊され、遺伝子情報がなくなり、そのため体は設計図を失い、皮膚細胞などが新たに造られなくなるという。放射線を浴びた直後は、比較的ましでも、その後、徐々に障害が出、朽ち果てていくように死んでいく様は、かなりショックであった。

50、平成13322

幼稚園の先生「お父さんのお仕事は何?」

息子(6歳)「えーと。新聞配ってるの」

(それはアルバイトやろ!それももう辞めてるし。いまだに「しほうしょし」とはなかなか言ってくれない)帝人のコマーシャルと同じで、なかなかイメージできない職業は覚えられない…

それが広がり、近所では、新聞屋に勤めていると思われている。

それにしても、1月から3月はいろいろ忙しかったなー(しみじみ)

(天使のように大胆に、悪魔のように繊細に)

zatudan.htm