文房とは「書斎」のことを指し、南唐の李ベン(南唐初代皇帝)は澄心堂(ちょうしんどう)という 書斎を建て、三代皇帝李イクはその名を冠して「澄心堂紙」を作り、李廷ケイ墨、南唐官硯(龍尾硯) 呉伯玄の筆を合わせて「南唐四宝」と称したことから、紙・墨・硯・筆を「文房四宝」と云われる様に なった。 この中でも硯は長く使用しても消耗することもなく反って骨董価値が高く、代々受け継がれていった。

#李ベン(888〜943)十国南唐の初代皇帝 #李イク(937〜978)李ベンの孫、第三代皇帝



     

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    最終更新日2023.01.11

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