文房四宝

筆について

☆	筆
 @兼毫(けんごう)筆  硬い毛と柔かい毛を混ぜ合わせたり、上毛を被せてある。
       材質は羊毛、イタチ、天(あま)尾(お)(馬の尻尾)学童・初心者用

 A剛毫(ごうごう)筆  硬い穂先で初心者にも使いやすい筆。漢字用で強い線をだす。
       材質はテン、イタチ、天(あま)尾(お)(馬の尻尾)

 B柔毫(じゅうごう)筆  羊毛筆ともいい、にじみ、かすれが出やすく腰が柔かいので
        作品用の筆。

筆の太さや大きさは、普通軸径の約四倍程度が「中鋒」といい「中鋒」の
5〜6倍の長さのものを「長鋒」、それより長いものを「超長鋒」と呼ぶ。

特号・・・・軸径 16o以上
1号・・・・   15o
2号・・・・   14o
3号・・・・   13o
4号・・・・   11o
5号・・・・   10o
6号・・・・    9o
7号・・・・    8o
8号・・・・    7o

一般的に1〜3号筆は「半切」用、4〜6号筆は「半紙」用、7〜8号筆
を「かな」用に用います。
筆は、作る過程において、最後に、「衣毛」といって、筆の芯のまわりに
薄く別の毛を巻きます。
茶色の筆は、馬の胴毛(腹毛)の場合が多く白毛は、白馬の胴毛(腹毛)か羊毛を使います。
使われている芯にどのような毛が使われているかを見極め、判断することが筆選びのポイントです。
 


最終更新日2019.01.11