iclib
Automation
Datas
Data
Codes
Code
DpacFiles
DpacFile

iclib Automation Object

 株価データや銘柄情報を扱うオブジェクトです。

Filename
 InstalledDirectory\iclib.DLL
Method
Codes
Datas
DpacFiles
GetCodesOf
GetFolder
SetDebugMode
WriteTrace

IDispatch* Codes()

 Automationオブジェクトが所有しているCodesオブジェクトを返します。CodesオブジェクトにはAutomationオブジェクト構築時にInstalledDirectory\code.csvが読み込まれています。


IDispatch* Datas(BSTR Market, BSTR Symbol, long CreateType)

 Datasオブジェクトを返します。

引数

Market :上場市場を文字列で指定します。
Symbol :銘柄コード(Ticker Symbol)を文字列で指定します。
CreateType : = データ形式 {0, 1, 2, 3, 4, 5, 6}

0 (TypeCsv) CSVファイルを用いてDatasオブジェクトを構築します。
1 (TypeDpac) DPACファイルを用いてDatasオブジェクトを構築します。
2 (TypeFpac) FPACファイルを用いてDatasオブジェクトを構築します。
3 (TypeCsvFile) CSVファイルをフルパスで指定してDatasオブジェクトを構築します。MarketにCSVファイルのフルパスを指定します。Symbolは使用しません。
4 (TypeEmpty) 空のDatasオブジェクトを構築します。
5 (TypePandb) パン・ローリング相場アプリケーションのデータベースを用いてDatasオブジェクトを構築します。
6 (TypeJet) Jetデータベースを用いてDatasオブジェクトを構築します。

IDispatch * DpacFiles(long DpacType)

 DpacFilesオブジェクトを返します。

引数

DpacType : = {1 (TypeDpac), 2(TypeFpac)}


IDispatch * GetCodesOf(long CreateType)

 指定したデータ形式のCodesオブジェクトが取得できます。TypeDpac, TypeFpacを指定した場合、最新のDpacファイル, FpacファイルのCodesオブジェクトを返します。

引数

CreateType :データ形式(値はDatasメソッド参照。TypeDpac, TypeFpac, TypePandbのみ。)


BSTR GetFolder(BSTR Market, BSTR Symbol, VARIANT_BOOL CreateIfNotExist)

 指定銘柄の各種情報を格納するフォルダを取得します。取得したフォルダにはコメントファイルやCSV形式の株価データファイルなどが格納されます。

引数

Market :上場市場
Symbo 
:銘柄コード (Ticker Symbol)
CreateIfNotExist 
:フォルダが存在しない場合、作成するか否かを指定します。

戻り値

指定銘柄の各種情報を格納するフォルダをフルパスで返します。


void SetDebugMode(long Mode)

 デバッグモードと通常のモードを切り替えます。

引数

Mode :

0 通常のモードに戻します。
0以外 デバッグモードに移行します。

void WriteTrace(BSTR Message

 デバッグモードで実行中の場合に、任意のトレースを取得します。

 通常、デバッグモードではiChart内の主要なオブジェクトの構築・破棄・メソッド呼び出しをトレースしますが、それらに加えてクライアント側の操作・処理のタイミングを知りたい場合に使用します。

引数

Message :トレースに出力したい文字列を指定します。



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