企業全体の経営資源の有効利用の観点から統合的に管理し、経営の効率化をはかるための手法・概念である。
ERP(企業資源計画)とMRP(資材所要量計画)の概念をベースにして、最新のIT(情報技術)を活用した、
受注から出荷までの一連のサプライチェ-ン(生産管理、販売/購買/物流管理)と、
財務/管理会計、人事管理などを含めた企業資源を効率的に計画し管理するための統合情報システムである。
ERPは、企業全体の経営資源を有効利用の観点から統合的に管理し、経営の効率化をはかるための手法・概念でありますが、 その概念をベースに、最新のITを活用し、企業全般にわたるヒト・モノ・カネの資源を効率的に計画し管理するための 統合情報システムとして構築されたものです。
すべての業務、部門で1つに統合されたマスターを共有し、売上金額などの数値情報は全社で常に1つの場所で管理する、 所謂“1 Fact, 1 Place”を実現する大福帳型のデータベースを保持しています。
様々な企業の改革ニーズに対して、
・リアルタイム経営の実現
・グローバルスタンダードなビジネスプロセスの構築 など、
企業全体最適の視点で業務プロセスを統合しスピード経営を実現するための仕組みです。
先ず、ERP導入は経営課題解決のための一つの手段であることを認識しなけらばならない。
経営者は自分の会社への夢・理想(経営理念・ビジョン・ミッション)をもっている(筈)。
現状の経営課題の解決と会社の将来の夢を踏まえて、あるべき姿への理念を表した経営戦略が策定され
会社が進むべき方向性が示されていなければならない。
しかしながら、現実にはグローバル化により複雑化し激変する経済環境下で
”どうあるべきか?”、”何を為すべきか?”を導き出すのは容易なことではない。
余談ですが、安岡正篤氏の言葉に”成功は、一分の霊感と九分の流汗に由る”とあります、
いくら霊感や閃(ひらめ)きがあっても努力がなければ成功はおぼつかない、ということです。
経営戦略は策定することが目的ではなく、常に変化という荒波の中で会社が転覆しないように舵取りをし続けなければなりません。
経営戦略はそのための羅針盤であり舵そのものです。
経営目標を実現するためのCSF(重要成功要因)となる課題解決に向けて、具体的実施項目に落とし込み
実現手段としてERP機能を評価しIT化戦略に組み込んでいく必要があります。
①導入目的の明確化
ERPパッケージを導入することで、何を解決するのか。業務改善(BPR)どのようにするのか。目的を常に念頭に置いて導入することが目的にならないようにする。
②経営トップのリーダーシップ
業務を変える、システムを変えるには、今までの「企業文化」をも変える意気込みがないと上手く運ばない。これには、経営トップのリーダシップが特に必要になる。
③プロジェクトメンバーの選出
プロジェクト進行中には多くの判断、決断を下す場面がある。それには各業務に精通したエース級の人材が必要となる。プロジェクト進行中もシステム稼動後もキーマンとなる人材を選出することが条件となる。
④良いパートナーの選択
ERPパッケージの導入には、経験豊富な専門家の協力が必要になる。このパートナーの良し悪しが鍵となる。
⑤アドオン開発の削減
アドオン開発が予定より増えてしまうと、コストがかかり、また日程も超過する危険性が増してくる。「現行使用しているから」という基準ではなく必要性のレベルから判断する必要がある。
ケース研修による経営改革の実践的な疑似体験を通して、経営環境変化が
生み出す経営課題の存在の“気づき”の重要性についての理解と
経営改革による経営課題解決手順について学んでいただきます。
・重要な経営課題の解決策(経営戦略)策定の進め方
・経営戦略の実現を支援するIT経営企画策定の進め方