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〜第8日目〜
喰い過ぎで手が震える...。
1997.8.15(金)、今日も晴れ

7:30、起床。うー、背中の胃のうしろ側の筋が痛い。胃薬と改源を投与。

8:00、1Fの朝食会場へ。また今朝もステーキが出たらつらいな。

8:15、今日はステーキは付いてない。ラッキーだ。

9:00、部屋に戻って荷物を出す。

本日の予定

  1. まず、ガケっぷち三姉妹見物
  2. リリアンフェルズでポロシャツ購入
  3. シドニー市内へ一直線
  4. 宿に荷物を預けて車返却
  5. 各自、物欲大魔人と化す

9:15、ビクトリア山下山。運転は安全ブランドのかばさん。ナビはわし。そーいえば、昨夜の夕飯の酒2本は宿のおやぢのプレゼントであると判明。体で稼いだ4本目の酒。

9:30、リリアンフェルズでトイレタイム。マウスウォッシュがあったので、全員口を洗ったらしい。気持ちは分かる。

わし・わしらは、ホテルグッズコーナーへ突入した。なんか、アイテムが増えてるぞ。おお、カサ、$30、買うぞ。帽子、$25、買うたる、買うたる。トレーナーも欲しいぞ。持ち帰りの難儀もかえりみず、ひたすら炸裂するわしであった。

10:00、リリアンフェルズを出て、さらに山を下りる。

12:30、市内はやたらに一通の道が多いし、昼飯タイムのサラリーマンは両脇からバンバン飛び出してくる。こらあー、ひかれたいのか!! オーストラリアの信号はやたらと気が短いので、マトモに青信号になるまで待ってて渡ろうとすると、行きたいところへはたどり着けんのである。街中が無法地帯だ。

一通にハマって10分ほど到着が遅れた。

1:00、おそるべしドカドカ荷物をかついでロビーに上がる。このままでは酒屋の配達は裏から来いと言われそうだ。

カートに3家族分の酒を乗せてエレベータに乗ったかばさんは、通りすがりの人に「でかいパーティーでもするの?」と聞かれて、「うん」と答えたという。

1:30、やっとのことで部屋に異動した。早いとこ車を何とかしないと駐禁になりそうなので、代表で郁ちゃんとかばさんがハーツへ車を持っていった。妻たちは、地図を握りしめて、ショップの印を付けに906号室に集合。気合いが入っている。

2:00、わしらは路上に出た。いままでヒツジとブドウの木しかないところにいたもんだから、いきなり大都会に出て人がいっぱいいるのでびっくりする。

QVB突入。ここから先はフロもの屋百連発だ。

ソックショップ、くつした20個。

The Body Shop、まっすぐバスビーズコーナーへ向かって、50個購入。

くらぶつりぶりん、せっけん12個、バスビーズ30個。

レッドアースは地下2階へ移動していた。なんだか、店の雰囲気が変わって、シュウウエムラみたいな化粧品屋風の店になっている。店のおねいさんに「買い物カゴをくれ」と言って、せっけん30個購入。笑われる。

3:10、一度宿へ戻って荷物を置いた。主要な仕入れは終了。「4:00、DJsのフードホール、HPソースの前で」ということにした。ヨーフク屋、ぱんつ屋、くつ屋で、はあはあする。

3:20、センターポイントの安ヨーフク屋にかーいいワンピース$39.00を発見。すかさず試着室でヨーフクを脱ぎはじめると、「ひゅぅ〜〜〜〜〜〜」と音がして、建物中の電気が消えた。あ、なんだ、なんだ、非常ベルもなってるぞ。大阪の修学旅行の中学生たちも「なんやー、買い物できへんでー」と騒いでいる。まるで阿倍野の近鉄デパートにいるようだ...。

店のおねいさんに「停電だからいったん店の外に出てくれ」と言われ、そそくさと服を着て外へ出た。建物中が真っ暗だ。宝飾品屋に至っては、ガードマンが出動している。

3:30、Tと第一待ち合わせば書にした本屋へ向かうが、なんか様子がヘンだ。DJsもピカディリービルも電気が落ちたみたい。本屋の前も停電難民であふれ帰っている。をを、すごい人混み。これではだめだ。人の見分けが付かん。どうやら、1ブロック分全部が停電したらしい。復旧にはかなり時間がかかりそうだ。

4:00、とりあえず、電力が復活したのでDJsのHPソースの前に行く。ここで待ってればむかえにくるだろう。

4:10、Tと合流。再び活動開始。DJsのワインコーナー見学。まずまずの品揃えと値段。それほど法外な値段では売ってない。良心価格。4:20、バスに乗って、サーキュラーキーへ移動。オーストラリアン・ワイン・センターへ下見に行く。ここにくればなんでもあることが判明。12本用ヒコーキ機体積みの箱$12.50も確認した。

5:00、再びセンターポイントの中。さっき試着し損ねたワンピース購入。うれしい。

5:15、ヨーフク屋のとなりにあったパンツ屋で、「鉄腕アトムぱんつ(Atomic Boy Pants)」と名前のついたすごいパンツを発見。買ってしまう。笑える。

5:30、ストランドアーケードの中をよろよろ見学。足が痛い。どうやら、5:30で閉店らしく、シャッターがおりはじめている。つかれてきたので早めに宿に戻ってメシ屋の算段をする。今日こそは、海のもの屋で軟骨地獄だ。団員の気合いは高まっているので、はずせない。

昨日までのパブ飯でわ、オーストラリアの飯が誤解されたままで申し訳ない。

6:30、全員ロビーに集合。バスでテイラースクエアへと向かうことにした。

郁ちゃん有美子様は、台所用品屋で溺れていたらしい。かばちの組は、かばんや周りのコースを選んだという。どうしてこうも生活観のある店ばっかりまわるのだ。

7:00バルカン・シーフード着。まず、6人席確保。よーしよーし。酒選びは、わし、T、郁ちゃんの係になった。

郁ちゃんは突如「今日の酒代はわしのおごりぢゃけん、皆さん好きなのえらんでいいけんね」と言う。をを!! 全員、CroserとかHenschkeとかに手がのびそうになる。

7:15、いくらよそ様のおごりであるとゆーても、BYOの店屋でもって$20以上の酒を飲むのは反則であろう、とわしは思った。まずは、$8.50〜$12.50のシャルドネなど3本購入。メシ屋に戻ったら喰いモノ選定係の人々はすでに整列していた。カキ3連発+ガーリックプローン+パスタ+シーフードプラッターが提案された。誰も逆らう物のいる筈もなく、それにしましょう、と言ってオーダーするのだ。全員切れたように酒を飲むのはいつものことだが...。

7:50、酒がばんばん空く。カキが一瞬で空になる。エビの奪い合いがはじまる。白身魚のグリルが骨だけになる。という、おそろしくハイペースな夕飯になった。1時間たたないうちに3本空いた。これぞ、どかどか団の本領である。正確に言うと、「人数+1本」というのが基本的な適量とされているのだ。

8:00、第2次酒仕入れ部隊が出かけていった。またしてもシャルドネ2本購入。やっぱしワイナリ巡礼をするとラベルを見る目が変わってくる。メシ屋に戻ると再び宴会が始まった。またしてもガーリックプローンの追加、パスタ、イカスミ雑炊が注文されていた。うーむ、食いすぎで手がプルプルしている。

9:00、店内大繁盛。立って順番待ち30人はあたりまえの店なのでおそろしく混雑している。わしらはもー食いすぎ飲みすぎで動けん。こっから先はもータクシーで帰るけんね。これ以上酔うとかばさんが眠ってしまうのですばやく店を出た。

9:30、タクシーでヒルトンにつけてもらった。これなら酔っぱらいでも歩いて5分で宿に着ける。

10:00、宿に戻った後、すぐフロにはいって、荷物固めにはいった。Tは呼んでも起きない。

10:45、Mの荷物は完成した。一分のスキもなし。内容物は、せっけん、バスビーズ、くつした、衣類、洗面用具。約18kg程度。うーむ、コンパクトだ。手持ちはワイナリのグラスとリリアンフェルズの傘2本。

10:55、ねる、ぐー。


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