[Home] [旅行記の一覧] [この旅行記の目次] [前の日] [次の日]
8:00、起床。眠い、つらい、だるい。今日はもーどこへも行かんでいいから眠っていたいと思うのだが、8:30にはフルイングリッシュの飯を食べなくてはならんのだ。
8:30、朝飯会場へ。かばちの家がすでに茶を飲みつつけつをを書いていた。
8:50、わしらのどかどか旅史上、最もゴーカな朝メシが出た。目玉焼き、フルーツ、ベーコン、マッシュルーム、焼きトマト、とどめは、薄切りのステーキ!! 薄切りとは言え8mmぐらいの厚みはあるのだ。
焼きトマトとマッシュルームがやたらに旨い。ここの宿はオーナーだか料理人だかが変わって、飯はグレードアップしている。
9:30、やっとのことで食らいつくした。通常の2食分はあるだろうか。「よし子今日はいっぱい食べられる」との発言がある。よしよし。皆さん胃拡張の傾向があるのではなかろうか。
9:45、一度部屋へ戻って荷物を持って、出発は10:00の予定にした。腹が重くて立ち上がれないのである。
10:00、マッジーへ向かって出発。片道3時間とのことなので、かばちのコンビに地図を渡して、T、Mは最後列の社長席へ移動した。始めての最後列で、Tはすっかり観光気分。
12:00、殺風景な道を走って、何と2時間でマッジー着。かばさんは120km/hでぶっとばしたのだ。をを早い。うーむ、マッジーは近い、と認識を新たにする。3年前にもう二度と来ることもないと思ったマッジーの町は、相変わらず白人村で、静かで、晴ればれとしていた。
まず、Informationで地図、ワイナリ案内を入手。やっぱりわしらはここでもすすってしまうのである。しかし、いずれもいまひとつ。ぱりっとしないのが多いな。
2:30、マッジーの中心部へ戻ってきた。30分のフリータイム。本屋、肉屋をのぞきたい人、不動産屋をのぞきたい人、パブでけつをを書きたい人、それぞれの思惑通りに歩いていいのだ。
2:35、わしらは、まっすぐパブへ吸い込まれた。
ここまで田舎だと、学校卒業した後はシドニーへ出て会社員になるか、地元に残って農業するか、あとは地元の商店で働いてから嫁に行くかの3パターンくらいしかないらしい。平日の2時すぎだとゆーのに20代の若い衆が昼酒を飲んでゲームをしていた。
3:00、集合時間。車に戻る。
またしても120km/hで飛ばしてMtヴィクトリアに戻るのだ。さらばさらばマッジー。今度こそもう生きて二度と来ることもないだろうな。
3:20、また殺風景の中を走る。眠たくなってきた。
運転を本山夫妻に任せて、わしらは社長席でぐーぐー眠った。運転手夫妻は眠気を避けるために、脳神経の部位名をひとつずつ確認していた。
5:00、ぴったし、宿着。これなら飯の後、星見物もできるし、ゆっくりフロに入れる。けつをも書ける。洗い物もする。いやー今日はグータラした一日だった。
6:00、1Fの暖炉部屋に降りてけつををつける。部屋のテーブルは物書きには適さないのだ。
降りていくと、本山家がいた。話によると、各地でなくし物、忘れ物をしているらしい。わはわはわは、またか。世の中には自分よりも集中力の散漫な人がいると分かって安心した。なにしろ、郁ちゃんは足数王、手荷物王なのだ。1個2個なくしたところで本人も気がつかないのだった。
6:30、飯タイム。アントレはエビ天・酢豚ソースと、キルパトリック。メインはトリ唐カレー味と、牛ステーキ。さすがに一週間経つと団員も慣れたらしく、最初に無防備にパンを食らう者もいなくなる。
6:45、宿のお嬢Emma(3才)が、わしらのテーブルを物かげからうかがっている。昨日からわしらのことが気になって仕方がない様子だ。お話したいので、まずはおヨーフクの模様から尋ねる。子供はジュラシックパークのトレーナを着ているのだった。3才児にしては、やたらしゃっきりとしている子供だ。ジュラシックパークのビデオの話をず〜〜〜っと有美子様に訴えている。
7:00、Emmaは有美子おばちゃんがお気に入りである。やっぱし子供は優しそうなおばちゃんが好きなのだ。やがて飯が来たので次々と食らう。飯が出てきたら、子供はいつのまにかいなくなった。
9:00、コモンルームに引き上げてお菓子と茶を無心する。わしは、今日はアイスクリームだけで良い、と言った。そーしたら、どんぶり型のすごい深皿にお玉一杯分のバニラアイスクリームが出た。全部食らう。苦しいぞ。
9:30、また郁ちゃんは重装備でバズーカかかえて外へ出ていった。部屋が急にしーんとする。
10:15、部屋に引き上げ、荷物がためをする。明日は8:00朝飯、9:00出発予定なのだ。
10:50、ねる。ぐー。
団員の旅行記(第7日目にリンク)