新・闘わないプログラマ No.258

256回記念企画(2)


「256回記念企画」の第2回目です。

No.6 「95と97と98と」 1997.11.9
WindowsやOfficeやInternet Explorerのバージョンの話をあれこれ書いてますね。最初の部分なんか、皮肉な調子を狙って書いてますけど、今から見るとかなりイタいかも知れません。若気の至り(←って、これ書いたとき、いったい幾つだよ)ということで、目をつぶって下さい。
しかし、Netscapeはみごとに潰されましたね(って言い切ると語弊がありそうな気もしますが)。と言いつつ、私は先日書きましたように、いまだにNetscapeを使っていまして、この間Netscape 7に上げたばかりだったりします。このNetscape 7、まだ枯れていないせいか、挙動不審なところも随所に見られたりして、一番困っているのが、ある日突然、設定とかを記録したプロファイルがきれいさっぱり無くなってしまう、というかなり致命的なものです。バックアップを頻繁に取ることでしのいでますけど、ううむ、どうしたものか…。
さて、Microsoft Officeに関しては、その後、職場で一斉にOffice 97に替える、というのがありまして、それから今に至るまでOffice 97を使っています。それ以降の新バージョンは全く使ったことが無くて、「Office 97でも全然困らん」というのは、私にとっては今でもそうです。もしかして最新版(Office XPでしたっけ?)だと、画期的にすごい機能が着いていて、それを使わないと時代に取り残される、なんてことがあるのかも知れませんが…多分、そういうことは無いでしょう。
あと、DLLが勝手に置き換わって、なんて話題も書いてますけど、システムファイルの保護なんていう機能がWindows 2000以降(でしたっけ?)ではサポートされるようになりましたけど、やっぱりその場しのぎの印象は否めませんね。

No.7 「電子メール狂詩曲」 1997.11.17
これを書いてから5年が過ぎて、電子メールもすっかり定着しましたね。いまどき、仕事上で、メールによる連絡が無い事態というのは非常に少なくなりました。逆にFAXなど、私自身ここ何年も触ったことがありません。まあ、昔はこんな状況だったんだよ、という風に読んでいただければ幸いです。
ただ、最後に書いてあるメールによる情報漏洩、こいつはますます問題になってきているみたいですね。メールをサーバ側ですべて保存しておくとか(部下が送ったメールはすべて上司にBCCで届くようにしている、なんてこともやっているところがあるみたいですし)、キーワードでメールのフィルタリングを行うとか、いろいろあるみたいです。でも悪意があってやる場合には、いろいろ頑張っても情報漏洩は防ぎようがないと思うんですけどね。多分「やっている」という事実自体が重要なのでしょう。問題が発生したときの言い訳のために。

No.8 「私は何をやっているのだろう」 1997.11.25
ううむ、5年経っても状況は大して変わっていないような…。しかしNC(Network Computer)は見事に流行りませんでしたね。まあ、今から思えば、仕方ないと言えば仕方ない、そうなる運命だった、とも言えるわけですが…。

No.9 「バックアップの悲劇と喜劇」 1997.12.1
ハードディスクの値段(と言うか、容量あたりの単価)が劇的に下がったこともあって、バックアップもリムーバブルメディアじゃなくてハードディスクからハードディスクへ、なんてのも多くなりました。数百GBの大容量のデータベース、などという話題が出てますけど、その程度はいまどきのハードディスクなら数台あれば入ってしまうような容量ですし(もう少し経てば、1台のハードディスクでテラバイトになりそうな勢い)。
この間仕事で絡んだシステムも、テープ装置もバックアップソフトも高価だし、信頼性は低いし、メディアも何十回か使ったら駄目になる(と言うか、それ以上は保証しないとメーカ側が言っている)わりに高いし、バックアップには時間がかかるし、ということで、ハードディスクにバックアップすることにしました。数世代分のバックアップを保存できるくらいのディスクを用意しても値段はテープ装置を導入する場合より安価だし、ほぼメンテナンスフリー。

No.10 「マスコミ用語をめぐる不思議」 1997.12.8
新聞は突込みどころ満載過ぎて、最近はもう面倒くさくてつっこむ気も失せました。
まあ、新聞がおかしな用語を使うのは、読者の要請(「日本語の乱れ」だの「カタカナ言葉ばかりで分かりづらい」だの、読者側からの投書もいっぱい来るんでしょうし)という面もあるような気もしますから、新聞を作る方ばかりを槍玉に挙げても仕方ないのかも知れません。
問題となるのは、明らかに間違ったことや、「それ、間違ってはいないけど、読者の大半が誤解するだろう、その書き方じゃあ」ってのでしょうね。今でもよく見かけますが。

ううむ、一度に書くのはやっぱり5回分が限度だな。今週もたったこれだけ書くのにかなり時間が掛かってしまったし。

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