そこのアナタ、ディスプレイはなにを使っています? よもや、型番どころかメーカーもわからないなんて言わないですよね? ビジュアリストたるもの、まずディスプレイにこだわらなければならない。これは必須である。
2000年現在、ディスプレイの平均価格は3万円〜30万円である。ビジュアリストはどの価格帯のディスプレイを買うべきか。30万円? 答えはノー。どの価格帯でもかまわない。高いものを買うだけが「こだわり」ではないのだ。
アナタが買うべきディスプレイは、安くたって、あなたが見やすいと思えばそれでよいのだ。ただし、自分が「納得」して使うためには、それだけのデータを元に判断したい。このページでは、その判断材料を提供することを目的としている。
言うまでもなく、目に優しいことだ。1時間や2時間程度で目が疲れるようでは、良いディスプレイとは言えない。私は最長30時間以上ディスプレイに向かっていたことがあったが、目の疲れはほとんど感じなかった。
もう一つ大切なことは、心に優しいことだ。小さなディスプレイで、いくつものウィンドウを開き、狭い画面で精神的苦痛を味わいながら作業をしている人はいませんか? 「心の広い子供を育てるには、天井の高い家に住め」といいますが、いくら天井を高くしても、ディスプレイが狭くてはどうしようもありません。
良いディスプレイを探すには、まずカタログの見方を覚えなければなりません。「カタログって、難しいことばかり書いてあって、よくわからない〜」なんて言っていては、店員の口車に乗せられて、在庫の粗悪品をつかまされかねません。
ここでは、カタログにある用語の解説をしています。それぞれの項目の重要度も、ランク付けしてありますので、必要な項目だけを拾い読みできるようにしましょう。。
静電気を発生するため、ディスプレイにはほこりがこびりつきます。そんなとき、どうやって掃除をしたらいいのかを具体的に解説。特にパソコンを使いながらお菓子やジュースを飲食している人。けっこう汚れいていませんか?
「ディスプレイから発生する電磁波を防ぐ!」というふれこみの商品が、いろいろ発売されていますが……。