ディスプレイの周りのプラスチック部分を掃除するには?

基本的に、全ての家電製品や周辺機器に言えることですが、プラスチック部分は、水に濡らしてから、堅く絞った柔らかい布で拭きます。経験上、グンゼの下着がしっかりしていて傷も付けません。ディスプレイの電源は、切っておいた方が汚れが目立ちます。

布を2枚用意して、水拭きと乾拭きを同時に行えば、たいがいの汚れをとることができます。

しつこい汚れには?

台所用の中性洗剤(中性、ってのがポイント。酸性・アルカリ性は厳禁)を使用します(が、あまり効果はないでしょう)。また、お風呂用の石鹸は、残留物が多いので、使用しない方がよいでしょう。研磨剤は傷を付けるので使用してはいけません。

さらにしつこい汚れには?

薬局からアルコールを購入します。アルコールには、メタノールとエタノールがありますが、誤飲の危険がありますので、エタノールにしましょう(メタノールを誤飲すると死にます)。千円あればお釣りが来ます。アルコールは、霧吹きを使用して冷蔵庫内の殺菌洗浄もできますので、1本あると重宝します。アルコールの他に、布を用意します。ティッシュは繊維が砕けて拭いた後が汚くなりますので、いらなくなったくつ下とか肌着(もちろん洗濯した後で)が柔らかくて、傷が付きにくいです。不要な布がない場合は、キッチンペーパーがおすすめ。水に濡れても丈夫なので、私も使っています。布にアルコールを湿らせて、汚れた箇所を拭くと、汚れがアルコールに溶けて、キレイになります。ただし、調子に乗って機械の内部などを拭くと、アルコールによって溶け出す材料もありますので、アルコールを使用するのは外側だけにしておきましょう。

ちなみに、オーディオのクリーニングキットなどの洗浄剤は、薄めたアルコールと洗浄剤の混合物なので、説明書に書かれている場所以外で使用することはさけた方がよいでしょう。

ディスプレイの表面(ガラス管面)を掃除するには?

基本的には、ディスプレイの周りのプラスチック部分と同じようにクリーニングします。ただし、ディスプレイの表面には、低反射コーティングが施されており、堅い布でごしごしこすると、表面のコーティングが削れてしまいますので(削れなくても傷が付きます)、柔らかい布限定です(経験上、やはりグンゼの下着がベストでした。タオルは繊維のくずがつくのでおすすめできません)。しつこい汚れには、先と同様にアルコールがおすすめですが、なるべく最後の手段にしましょう。

信号端子を掃除するには?

端子の金属部分は、アルコールにて拭き掃除をします。ただし、素人の掃除では、拭いた後に残る繊維くずや、汚れの固まりができますので、よっぽどのことがない限り掃除する必要はありません。苦労する割にメリットが少ないことは、なるべくやめましょう。