凡例

  1. 発掘現場の土層の説明には、農林水産省農林水産技術会議事務局監修『新版 標準土色帖』を使用した。また、石器の色調についても当該石器の中央部分を同上の土色帖を使用して、測定した。
  2. 出土した石器の計測方法は以下の凡例図のとおりであり、大きさはノギスを使用してセンチメートルの小数点以下2桁までの数値を求めたものであり、また、重量についてはグラムの小数点以下3桁までを求め、3桁目を四捨五入して表記してある。
  3. 剥離面の切り合い関係については、松沢亜生方式(松沢1959)を踏襲したもので、隣接する剥離面の新旧関係を表現したものである。
  4. 今回計測した素材の計測値で斜軸値とは、打面・打点・素材の先端部の3点を基準として計測したもので、斜軸値0とは、打面からの垂線が素材の先端部と重なることを表す。R‐Lの表記は、石器あるいは剥片を背面方向からみた時に、Rは右側、Lは左側に軸が触れていることを示している。
凡例図
凡例図

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