ALCYONE LEGEND For １７０馬力への挑戦Vol 25

右側画像はケースを前面から見た所です。

左側画像は横から見た所です。

右側画像のオイルパイプとあるのはカムシャフト自体にオイルを吹きつける為のパイプです。

赤丸で囲んである部分にボルトの頭が見えますが、オイルパイプ「正式名称はリリーフパイプ」からのオイルはこの部分から供給
されるのですがこの部分にはオイル圧を調圧する為のリリーフバルブが設けられていて、絶えずオイル圧を調整しています。

左側画像の赤円の所にヘッドから油圧が供給されます。

この部分はヘッドとの間にゴム製の０リングでシールされていますが経年変化でゴムが硬化してカムケースとヘッド間がオイルが湿って
いる車が多いです。

黄色で囲んである部分はそれぞれ油圧の通る部分です右端の縦長の形状のが先ほどの画像でのオイルパイプが付く所の裏側です。

右側画像はカムシャフトのベアリング部が入る部分ですがここもクランクケースでのクランクシャフト同様、オイルで潤滑されていますので、
油圧が通る穴がありますが。カムシャフトの方にはベアリング「メタル」のような別体の部品はありません。

左側は上記画像右の拡大ですが縦長の穴の中にバルブが仕込まれています。

手にあるのは先ほどの画像での油圧の通る部分のシール用のパッキンです。

カムケースにはめ込む金具の内側にゴムのシールがモールドされた一体型になっています。

画像が不鮮明ですがカムケースにシールを装着した所です。

この３個のシールはＶＸのみで１８００の４気筒では設けてありません。

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