ALCYONE LEGEND For 170馬力への挑戦Vol 17


左側画像はウォーターポンプのエンジン側部分です。

構造は極単純でありますが中心部にある羽「インペラーといいます。」がこの羽がファンベルトで回されて冷却水をエンジン
各部へ循環させます。

小さいながらも能力は結構あって、3000rpm時に毎分20リッター以上の水を送り出します。

ちなみにVS、VRの羽よりかVXの方が僅かに小さくなっています。

VS、VRより排気量の大きなVXが羽が小さいと疑問に思いますが、右側画像での丸く開いている大きな穴がありますが、
ここにラジエターのロアーホースとの継ぎ手が挿入されるのですがこの継ぎ手のパイプ経がVS、VRと比較すると格段に大
きくなっていて大量の水を送る事が出来るようになっています。


ポンプ裏面です。

エンジンとは紙のガスケットを介してボルト5本で締結されています。


左側画像はオイルポンプ取り付けた所ですがオイルポンプ本体の詳しい説明は別の機会に行います。

右側はピストンを上死点にセットした時にピストンヘッドがシリンダーより、どれだけ飛び出すかを計測しています。


計測の結果、0.27ミリ飛び出していました。

わずかな数値ですがこれだけでも圧縮比の算出時の貴重なデータとなります。


画像が不鮮明なのですが新品のシリンダーヘッドです。

何で新品かというとシリンダーヘッドの面研磨を行うのに加工屋へ出した所、吸気と排気のバルブシートの間が僅かに亀裂が
見つかり修正不能となりました。

詳細は次のページにて


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