ALCYONE LEGEND For 170馬力への挑戦Vol 13


灯油は無色透明なので分かりやいように色の付いたウーロン茶を入れてみました。

この計測に使うガラス板ですがよく通販では透明のアクリル板で市販されていますがアクリルは細かい傷で透明度が
落ちるのと、油分に対する変質、平面度が?なので筆者はガラスを用いています。

ちなみにこのガラス板は近所のガラス屋で切り出してもらって¥200でした。

注射器はテルモ勤務の知り合いがいたのでタダでしたが使用用途に疑問を抱かれましたが..........。


こんな感じで最後まで注入して容量を計測します。

残念ながらこのデータが現在、行方不明でモルダー捜査官に依頼中であります。

発掘出来た暁には詳細なデータを掲載します。


ピストンピンを支持する場所に穴を開ける為にポンチマークで印を付けました。

これはピストンが下降していく時に油滴をこの穴に叩き込んで出来るだけ潤滑をよくしようかなという発想ですが効果の程は
いかほどかは分かりません。

もしかしたらこの開けた部分から疲労破壊が始まるかもしれないし、効果はメーカーに言わせると0だと言われるかもしれま
せんがトライする気持ちが大切でとにかくチャレンジしました。

穴の位置は真ん中からズラして内側に開ける事にします。

右側画像を見れば分かりますが中心の位置ですとスカート部を構成している部分になってしまうので強度的に?かなと判断
しました。


ドリルで穴を開けています。

初めは上品に作業台の上で行っていましたが垂直に真っ直ぐに開けるのが難しいので最後は足で踏みつけてグリグリ
と貫通させました。


ドリルで穴を開けた後、リーマで最終仕上げをしています。

ドリルで加工したままにしておくと切削傷から疲労破壊が始まるので穴の面取りと内壁部の仕上げを怠らないようにせね
ばなりません。

ちなみに穴の大きさは3.5ミリです。


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