ALCYONE LEGEND For エンジン脱着編2
つり上げて取り出し中のエンジンです。
ここではオイルプレッシャーのセンサーが付いたまま作業していますが安全パイでセンサーを外して、作業する方がいいです。
画像ではブレてわかりにくいですが、エンジンを引き上げていく時に出来るだけ前方へ移動しておいてラジエターサポートの
淵ギリギリ迄で移動して引き上げていきます。
ここまで来れば、脱着手術はもう成功です。
右側は降ろしたエンジンですが水平対抗エンジンの平たいイメージからすると、結構大きく見えます。
補器類を上に積み上げて、オイルパンが下の方に出っ張っているので仕方ない所ですが、いざ上部に構築された部品を取り除
いていくとまさしく、水平対抗というエンジンが現れますので、分解編に期待して下さいませ。
エンジンが降ろされ、ひっそりとしているエンジンルームです。
キャニスターラインからの3本のホースが哀愁を漂わせていますね。
トルクコンバーターの外周にギヤが見えますが、この部分がセルモーターの歯と噛み合って始動時にエンジンが回転します。
エンジンクロスメンバーはエンジンの固定だけでなく左右からボデーのサイドフレームを連結することによって車体全体の
強度、剛性を上げるのに役だっています。
エンジン自体はマウント「振動を吸収するゴムの固まり、若しくは液体封入式のゴム」を介してメンバーに2点でボルト
ナットで固定されています。
次のページではエンジン単体を眺めて簡単な説明をしていきたいと思います。
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