続:楓の木を削る話
駒各部の面取り、表面仕上げなども施した後、チューニングをし、毎日少しずつ音出しをした。
数日おいたら、大分表板と駒脚の馴染みも出てきたようだ。
更に、仕上げ磨きをかけて各部面取りを行う。
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ニスが垂れてコロコロに固まったり、廻りきっておらず、木肌が露出したままになっていたり、ムラムラで汚らしかったf穴木口面。
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木口面表面を均して半艶消し黒で塗装した。
これだけでも随分印象が違うモノだ。
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脚の馴染みも出てきたので、再度Shadowピックアップを装着し、又更に馴染みが出るまで待つことにする。
ピックアップ出力線は共振などを避けるためウレタンフォームを巻き付けてハート穴に通した。
ところが、ところが、である…
このShadowのピックアップ、音はなかなか良いんだけれど…
接続廻りがどうにもならない。
最初に取り付けたときは出力ジャックのナット緩みで酷い雑音。
次はピックアップユニットからのミニジャックが緩んで雑音。
今日は電気的な雑音が出て楽器とは言えない出力。
調べたら、ピックアップユニットからのミニジャックの片側内部がどうも宜しくない。
振動雑音ではなく、電気的ノイズなので、多分、ジャックの配線か半田廻りに問題がある様子。
ショートしてるっぽいな…
駄目かな、返品交換かな?
参ったなゃ…
いくら何でも華奢すぎないか?
気持ちよくブンブン弾いていたら電池がずれて凄いノイズが出たし…