愚行連鎖 エンドピンキャップの話

GB楽器博物館

本当は外して使う物らしいが…

>これまでのお話

さて、お立ち会い。
またしても100円ショップ話題。

ステッキ用石突きキャップ


これは何か?と問われれば…

100円ショップで売られているステッキ用石突きキャップである。

エンドピン

内部底面には鉄板が鋳込まれており、かなりしっかり出来ている。

サイズは19φと16φ。


エンドピン これはPalantinoのエンドピン。

下はオリジナルで、19φ。
ホームセンターなどで売っているステンレスパイプがそのまま使えるのであった。
(上で装着しているのは東急ハンズで入手したステンパイプ)

オリジナルのパイプには三角錐型の樹脂製のエンドが打ち込まれており、ゴムキャップは装着されていない。


エンドピン
Palantinoの場合は、ステーの位置がかなり下で、石突きキャップをそのまま装着するとエンドピンを最短にしたときに突出してしまい、運搬時など立てたときにボディ側に装備された脚が接地しなくなり、安定が悪くなるので、キャップを切りつめて、最短時にボディの足と高さが揃うようにして装着した。


エンドピン
ついでに東急ハンズにて入手した、ステンパイプ用上部用の飾りキャップ。
オリジナルでは、上端は黒いゴムキャップが被せられているだけである。
クローム・カラーの飾りキャップに交換するだけで、かなり見た目が良くなる。


ゴムキャップ
ゴムキャップ三点。

右から東急ハンズで入手の家具用キャップ。(単価62円ほど)
Palantinoのパイプ上端に付いていたキャップ。
100円ショップで入手したグレーのキャップ。(単価25円)


エンドピン こちらはYAMAHA SLB-200のエンドピン。
Palantinoに比べると高い楽器だが、エンドピンそのものは同じようなモノで、エンドポールとも呼ぶべき、ただのステンレスパイプ。
切りっぱなしのパイプに左の家具用と同様のゴムキャップが被せられているだけである。
こちらはパイプ径15φ。
ガムテープを一巻きすると、16φのステッキ用石突きキャップがドンピシャの寸法である。


外国製のエレクトリック・アップライト・ベースには、最初からこのステッキ用石突きキャップと全く同じ形のキャップを装着しているモノがある。

実は、このキャップ、しっかりしており、かなり安定性が高くなるのである。

エンドピン
こちらは、ATELIER Z “CUB” Elite。

エンドピンとしてはそれほど高級なモノではなさそうだが、それでも楽器専用という形をしている。
ゴムキャップは汎用で、家具用などと同じモノ。


エンドピン 実は、このゴムキャップ、一度紛失してしまい、新たに購入したモノ。

ATELIER Zの純正ゴムキャップはいくらするのか知らないが、コントラバス販売店でエンドピン・キャップとして購入すると一つ数100円はするはずである。
Aria SWB純正のゴムキャップはこれより一回り小さいサイズで一つ500円程度である。

もちろん、私がそんな金額の物を買うはずもなく…
このキャップは東急ハンズで入手したモノで、単価は50円程である。

残念ながら、この細く小さいサイズのステッキ用石突きキャップは見たことがない。


と、言うわけで、私は、100円ショップやホームセンターの類が大好きなのである。
>続く


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