GBのアームチェアCinema見ist:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(原題::Fantastic Beasts:The Secrets of Dumbledore)

監督 デヴィッド・イェーツ
脚本 スティーヴ・クローヴス/J・K・ローリング
原案 J・K・ローリング
原作 J・K・ローリング
出演 エディ・レッドメイン/ジュード・ロウ/エズラ・ミラー/ダン・フォグラー/アリソン・スドル/カラム・ターナー/ウィリアム・ナディラム/ポピー・コービー=チューチ/ジェシカ・ウィリアムズ/キャサリン・ウォーターストン/マッツ・ミケルセン
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
製作 2022/米
上映時間 143分


先々代、昭和天皇陛下のお誕生日。
世間では連休の始まり。
ウチは暦通り。
天候悪し。
昨夜カミさんが「映画観に行く?」と言う。
勿論、映画ならいつでも随伴しますぜ。

2月14日にウェストサイド観て以来だから2ヶ月半。
良く禁断症状が出なかった物だ。まぁ、劇場に出向きたくなるほどの作品もなかったのだが。

本日の作品
主要(というか最重要)登場人物を演じた役者が家庭内暴力関連の名誉毀損訴訟でゴシップ新聞との裁判で敗訴して降板させられ、もう一人のやはり最重要人物も治安紊乱行為とハラスメントの容疑で逮捕・起訴されると言う大スキャンダル作品。
人気シリーズとは言え、まぁ、良く公開にこぎ着けたよねぇ。

同作はこの後も続き、全5作になると発表されている。

映画を観たあと、食事でも、とデパートの食堂街へ向かうも何処も大行列。
地元に戻って「なか卯って入ったことない」というカミさんとさくっと素早く済ませ買い物を済ませ、早々に帰宅したのであった。

人気シリーズの三作目。
12は確かに劇場で観たはずだが2の方は殆ど記憶にない。
実は4年前、まだ生後半年の孫1号の子守を仰せつかって、大任を終えたあと夕方から劇場へ臨み、途中殆ど落ちていたという…
そもそも解りにくい作品ではあったが。
復習のため、TVで放映されたその前作の録画を一寸前にじっくり見ておいたのであった。
最重要人物のキャスティング変更があったが、個人的には降板させられた有名俳優よりも今回演じた役者の方が役柄イメージに合っていたような気もする。
ただ、降板させられた役者のファンであるカミさんは(降りたことは知っていたが)その役がどの人物かが解らずかなり混乱したようだ。
ストーリーそのものが撹乱戦なので仕方ないか。(違う)

副題“ダンブルドアの秘密”はアルバスさん個人の秘密も一寸びっくりだが、それだけではなくダンブルドア一族の秘密でもあった。
アルバスさんの“秘密”は何とも現代の世情に合わせたようでううむだし、やたらとアフリカ系、アジア系のキャラが活躍するのもねぇ。なんかわざとらしい気がしないでもない。
映画そのものは長尺を感じさせない速度感で、くすぐりも多く、まぁなかなかの作品と言って良いだろう。

劇場の惨状

上映中前の列に座った若い女二人組みがずっとおしゃべりを続け、私ゃ切れる寸前だったが、カミさんも爆発一歩手前だったそうな。
彼女らの退席したあとはぶちまけたポップコーンと紙屑の惨状であった。
親の顔が見たい。






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