愚行連鎖 久々のアクセサリ

VZJ95との生活:25/タイヤカバー

軽井沢にて
LJ78から使ってた無地黒ビニールレザーのカバーがかなりくたびれてきたので、夏休み前に純正のセミハードというタイプを購入。
(バカにしてる位、高っけぇ〜!ナンなんだ?この値段!)

これはLJ78から引き継いだ無地黒のカバー。
16'215/80用なのでちょっと窮屈である。


白馬にて こちらが95用純正のセミハード・タイヤカバー。
これ、輸出用のホイールカバーにちょっと印象が似ている。
ホイール部分のみ樹脂製の円盤で、タイヤ部分は黒のビニールレザー。
カタログにはホンの小さな写真しか載って無くて詳細不明で頼んだが…
黒カバーのトレッド部分左右両側に銀印刷でテールカバーのプレートと同じ“LANDCRUISER PRADO”の文字がでっかく入っている。
う〜ん…
絶対に無地の方がセンス良いと思うんだけどなぁ。
黒マジックで塗りつぶしてやろうかなぁ。


プレートのPRADOステッカーはそのうち剥がしてしまうつもり。
本当は真ん中のプレートすら無地黒が欲しかったのだが、なかなか無いのだ。
ハードタイプ(タイヤカバーまで硬いもの)は、あまりに仰々しいのと、万一の時に邪魔くさそうなので、パス!

タイヤカバー側面 タイヤカバー側面 ご覧のように、両側面にでかでかと銀文字の印刷で“LANDCRUISER PRADO”と擦り込まれている。
いや、そんなにしつこく教えて頂かなくても、既に存じております…
T4さんも同じ事を述べている)
カタログにはこんな仕様であることは一切書かれていない。
後面プレートにもなんだか格好良さげな英文と共に同様の車名のステッカーが貼ってあるし…

コウイウのを「大きなお世話」という。



純正オプションカタログを見ると、ステッカーには「俄に信じがたい価格」が設定されている。
このタイヤカバーだって、印刷とステッカーがなければ少なくとも数千円は安く提供できるはずである。
大体、ステッカーだのロゴ入T-シャツだのと言うモノはユーザーサービスに只で配るべきモノで、何故金を払ってまでやる気もない企業広告や自分の車の名前を誇示しないとならないのか理解に苦しむ。
寂しいと思う向きは、それこそ、自分の好きなステッカーを買ってでも貼ればいいのだ。

ちなみに、ウチの車に貼ってあるステッカーはクラブ・エンブレム等以外の社名、商品名等のものは全て、貰い物である。
そして、貰ったから貼るのではなく、そのステッカーの指す物に対して「同意」あるいは「評価」したから貼っているのである。



ドイツ仕様ナロー こちらは、欧州仕様に装着されているホイールカバー。
ホイール部分だけでタイヤのゴム部分は剥き出しになっている。
どうやって固定されているのか、前から不思議に思っていたのだが…
タイヤラックの中心にボルトがあるようだ。

でも、スペアタイヤだったらホイールよりも紫外線劣化が怖いゴム部分を隠すのが本来だよな…
ちなみにこの写真はドイツ仕様。質実剛健で格好良い。


フランス仕様ナロー・ショート
こちらはフランス仕様ナロー・ショート。
フランスにしてもドイツにしてもWebカタログに堂々とナローが載せられている。
どう考えても、ワイドもナロー居住性などに全く変わりがないPRADO、タイヤが細くて車幅が狭くて重量が軽い方が良いに決まっている。(独断と偏見)
でも、立派で豪華でないと売れない(ホントか?)と言うのは…
国民性なのか、いいように騙されているのか…
よく見るとサイドステップすら付いていない。


欧州仕様の顔
欧州仕様はこの顔。
国内ではオプションの、メッキ縦グリルを黒成型のままにしたような感じである。
サイドミラーも黒で、上品ですっきりしている。
ううむ…日本人はピカピカが好き?



魅力の輸出用パーツ

輸出仕様テールプレート これを見て「おや?」と思った方はかなりのプラド通。
国内仕様では小さな文字でLandCruiser ボールド大文字でPRADOと書かれたプレートになっている
欧州では商標権の関係で“PRADO”と言う名称が使えない(使いにくい?)のだそうだ。
噂ではあの、鞄屋のプラダからクレームが来たとか来ないとか…
それで先代78プラドも彼の地ではLandCruiser-IIを名乗っていたのか。

しかし、この輸出用プレート、シンプルで実に格好良い!


“デューク”GUCCI氏愛車
実際に装着されたのがこの写真。
モデルは麦秋館目黒地区の“デューク”GUCCI氏愛車。

ううむ…やっぱり格好良い!
製造時期によって、この銀地に黒文字の他、黒地に銀文字もあるそうである。
ウチの青プラには更にシンプルに黒字/銀文字のが欲しい!
なかなか入手難なのだそうだが…


この2枚の写真は、無理を言ってオーナーであるGUCCIさんに譲っていただきました。
THE SPIRIT OF GUCCI


国内仕様テールプレート こちらが国内仕様テールプレート。

決して悪いとは言わないが…国内販売に於いては、伝統ある、しかし、少なからず「泥臭い(と一般人は思うのだろう)」“LandCruiser”と言う名より、他社のスマートな四駆群に対抗しうる“PRADO”と言う「現代的??」なブランドを大切にしているようかである。
私にとっては、あくまでも“LANDCRUISER(prado)”であって、“(landcruiser)PRADO”ではないのだが…(ま、いいか…)


輸出仕様前期型テールプレート …と言うわけでNetツーハンで入手してしまった、輸出仕様(前期型)テールプレート。
かなりきちんと厳重に包装されて届いた。
この黒地/銀文字は前期型にあたる。G氏の銀地/黒文字は後期型である。

次の休みにゆっくりと交換しよう。

皆さんが気になる購入先はTOYOTA車純正輸出仕様パーツ専門のWEB ShopGENUINEである。



テールプレート 上が国内仕様、下がヨーロッパ仕様のテールプレート。
国内仕様のPRADOロゴは細線枠付の綺麗なモノではあるのだが…

注意して欲しいのは、この手の商品は仕入れルートなど諸々の問題により、定価は有って無いような物であると言う事。更に、いわば「欲しければ売ってやる」商法が横行し、実際の売値は千差万別。私の場合税別3,000.(まぁ、納得できる価格)で購入したが、調査中に全く同じ物を税別5,980.で販売している通販業者も見つけた。某氏から頂いた情報によると、9,800.と言う『爆裂価格』も存在するようだ。
(もしかすると、逆にもっと安いところもあるのかも知れない…)


道具類 用意した道具はこんな所。

手持ちの金属リング二つにに丈夫な釣り糸を結んだものを作った。
(ドライバーで接着部に隙間を空けて、糸を割り込ませ、リングを持って引っ張り、両面テープを剥がす)

真ん中は市販のシール剥がしカッター。
この他に細いマイナスドライバー(#1以下でシャフトが丈夫なモノ)、養生用のガムテープ等である。


テールユニット 既存のプレートを剥がしたところ。

プレートの両面テープは超強力なモノで、市販の「強力」と銘打つモノなどとは比較にならない接着力がある。
かなり力を必要とするので、もちろん作業に当たってはプレート取付け部周囲を厳重に養生する必要がある。
プレートを外した後はプラ製品特有の湯口が見えて、何とも情けない。


輸出仕様前期型テールプレート 輸出仕様(前期型)テールプレート装着完了。
この地味さ、シンプルさが何とも言えない。
とはいえ、こんなモノに気が付くのは本当にマニアだけなのである。
しかしながら、こういう細かいコダワリがあるからこそ楽しいとも言える。

お気づきの方がいらっしゃるかも知れないが、ナンバー取付けビスは特殊形状ビスである。
これは犯罪防止用であり、もちろんフロントのナンバーにも施してある。
形状が解るほど解像度の高い写真はお見せできないが、封印部分は別として、3本のビスは各々数mmづつサイズを変えてあり、3種類の特殊レンチがないと外すことが出来ない様にしてある。
実は、オートバイのナンバーを盗られたことがあるのだ!

▼更に輸出部品へ、続く




オマケ

幻のX-90
夏休み、立山で出逢った。
稀少車SUZUKI X-90である。
最初はなんだか分からなかったのだが、よく見るとモーターショーで見覚えがある。
コンセプトカーではなく、実際に市販されていたのだ。
中身はエスクードそのまま、室内もエスクードである。


X-90後ろ姿
オーナーの方と暫く話したのだが、国内で数百台売られたとのこと。

SUZUKI X-90
ボディー:2ドアTバールーフ
最高出力(PS/rpm):100/6,000
最大トルク(kg-m/rpm):14.0/4,500
燃料タンク容量(l):42
エンジン型式:G16A型/水冷4サイクル直列4気筒
弁機構:SOHC16バルブ
内径×行程(mm):75.0×90.0
総排気量(cc):1,590
圧縮比:9.5
燃料供給装置:EPI(電子制御燃料噴射)
全長(mm):3,710
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,550
ホイールベース(mm):2,200
トレッド(mm):前 1,425/後 1,430
最低地上高(mm):160
車両重量(kg):
5速MT 1,080
4速AT 1,100
乗車定員:2名


▼続く


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