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〒400-0205 山梨県南アルプス市野牛島2347-1           
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あんな本こんな本
book
The Valentine Bears
冬眠に入る前、Mrs. Bearは目覚まし時計のアラームを「2月14日」にセットしました。いつも冬眠中だけど、今回はバレンタインを祝わなきゃ。アラームが鳴って起きると、Mrs. Bearはせっせと準備にとりかかります。 はちみつ、カリカリに乾燥した虫、愛の詩。あとは寝ているMr. Bearを起こすだけ。なんとも甘い、愛らしいお話にチョコレートも溶けてしまいそうです。Gift Edition 洋書


book
チャーリー、こっちだよ
「だれでもぼくじょう」は病気や傷を負ったり、まだ小さかったりといろんな動物が安心して暮らせる場所。新しくやってきた馬のチャーリーは目が良く見えない。 いつもひとりでいるヤギのジャックは、チャーリーの行動をみて少しずつ一緒に過ごすようになります。傷を癒すことは簡単ではなく、ぶつかりあい、いろんなことに巻き込まれたりするけれど、思いやりに満ちたお話です。


book
赤い目のドラゴン
姉弟が生まれたばかりの子ブタと一緒にいるドラゴンの赤ちゃんを見つけました。真っ赤な目をしたドラゴンはブタのお母さんもお手上げで、子どもたちはドラゴンの世話をしはじめ、大好きになります。 ドラゴンと子どもたちの様子を生き生きと描いたリンドグレーンの絵本。
book
大雪
アルプスの小さな村に住むフルリーナ。明日は子どものそり大会。兄のそりに飾る糸を買いに、フルリーナは雪の降る中、となり村へ出かけます。 次第に強まる風と雪。なかなか戻ってこないフルリーナを心配する兄。厳しい自然と兄妹の心あたたまるお話をスイスの画家カリジェが描きます。


book
ヴァイオリン
ずっと憧れて小銭をため、やっとヴァイオリンを手に入れた少年。いざ弾いてみるとその憧れは大きな失望へ。 しかし、ある老人との出会いで彼は音楽を楽しみはじめる。少年と老人の心情が映画を見ているように伝わってくる写真絵本。
book
Je suis là ここにいるよ
愛猫の死をきっかけに描かれた絵本。「キミがいない」ボクは日々の中で君のことを思い出しては涙する。「ここにいるよ」見えないかもしれないけど、いつものように寄り添っている。 トレーシングペーパーを使い見事にその世界観を表した1冊。


book
ぼくのせかいをひとまわり
小さなうさぎの目線から身近な世界が描かれています。同じもの、同じ環境にいてもパパとママのものとは違うぼくのもの。それぞれがそれぞれの世界をもってすごしています。静かに語られるぼくのせかい。
book
オレゴンの旅
サーカス団で一緒のクマのオレゴンと道化師のデューク。オレゴンはデュークに言うのでした。「ぼくを大きな森までつれてっておくれ。」芸をするオレゴンの様子をみていたデュークは、オレゴンの気持ちを汲み取り、2人で森を目指して出発します。


book
うみのたからもの
海でひろう貝殻。そこから広がるいろんな世界。懐かしい記憶がよみがえったり、新たな発見があったり。1つの貝殻が誘う海の物語はだんだん深く大きくなっていきます。絵本の構図も、緻密に書かれた絵も印象的です。
book
すいぞくかんのおいしゃさん
水の中の生き物だって具合が悪くなる時があります。日々観察して治療するお医者さんは、大小様々な生き物を相手に、えさの準備をしたり水槽の中を潜ったりと大忙し。
水族館の生き物たちを診るお医者さんの仕事を紹介した絵本。


book
ゆかしたのワニ
夜になるとぼくは、家のゆかしたにいるワニの歯磨きにでかける。いつものことなのでワニも慣れたもの。大きなワニの口の中をきれいにする大仕事、なかなかユニークです。見てみませんか。
book
おりこう ねこ
ねこのシマシマは毎朝ごはんをもらうのにずーっと待っていました。飼い主の家族は忙しく、やっとごはんがもらえても文句を言われる始末。我慢できなくなったシマシマは自分でごはんを準備するようになり、家族も「急におりこうになった」とびっくり。その後シマシマの生活は変わり、その様子を尻目にほかのねこたちはねているのでした。


book
ここは おうち
わたしだけのおうち」からおでかけしたわたし。わたしのまちを通り、時間や場所をもあいまいな空間を通り抜け、行きたいところに行きいろんな出会いをします。 宇宙までもとんでいって、帰ってきた「わたしのおうち」にはたくさんのともだちが。谷川俊太郎の言葉とjunaidaの絵がいろんな想像へと誘ってくれるようです。
book
家が好きな人
この本に描かれている5人の家はどれも、その人にあった居心地のよい空間。日常のワンシーンを見ると、住人の家へのこだわりが伝わってきます。 「自分がそのままでいられるこの場所と時間が好き」暖かくて柔らかい絵が何気ないけど愛おしい日々を描いている、オールカラーのコミックです。


ashinaga
あしなが
ケンと仲間ののら犬たちの最近の話題は、すらりとした美しい犬のあしなが。その見た目からのら犬たちは「でっかい家に住んでいてごちそうを食べている」 「おたかくとまってる」「小犬をゆうかいした」とあしながが悪いやつと決めつけていました。ある日ケンはあしながに話しかけられ、本当の姿を知ることになります。
themidnightfair
まよなかのゆうえんち
森に移動遊園地がやってきました。人々がアトラクションを楽しむ声や賑やかな音楽が響き渡ります。日が落ちてくると楽しかった1日もおしまい。 いえいえ、動物たちにとってお楽しみはこれから。遊園地は人が楽しむばかりではないのです。日中様子を見ていたので、勝手を知った動物たちは思い思いに楽しみます。字のない絵本


allthoughthenight
よるのあいだに…
私が寝る支度をしている頃、ママは大切な仕事にでかける。ママと同じように夜仕事をする人たち。日中はたくさんの人が働いているビルの掃除や、24時間営業のお店、始発までに線路を工事したり、ニュースを伝える人も準備する。 よるのあいだに私たちの生活を支えてくれている人はたくさんいるのです。
au10
ネコノテバンヤ
坂の途中にある小さなパン屋「ネコノテパンヤ」。ななえが1人で店番をしていると、もやっとした霧の中、帽子にコートのお客さんがパンを買いにやってきました。 おすすめのぱんを紹介しながら顔を見ると長く伸びたひげが。次に来たお客さんもコートの下からしっぽが。小さなパン屋さんでの不思議なお話。


139
カピバラがやってきた
安全で静かな川辺には、ニワトリたちがやるべき仕事をしながらのんびりと暮らしていました。 ある日ハンターに追われたカピバラたちが現れて、ニワトリたちは大あわて。 今までの生活を続けるべく「きまり」をつくり、この地にいてもよいことにしました。ニワトリとカピバラの交流をのぞいてみてください。ウルグアイの絵本
au10
ライラックどおりのおひるごはん
ライラックどおり10番地のたてものからいいにおいがただよってきます。 トマトのスープを作っている人もいれば、白身魚のムニエルだったり、カレーの人もいれば親子どんぶりの人も。いろんな国の人が住んでいるのでメニューも多彩です。出来上がったらみんなで庭にあつまっていただきます!副題「みんなでたべたいせかいのレシピ」
piano
もりのピアノ
おんなのこのピアノは森にある切り株。ひとり弾いてると、動物がつぎつぎと聞きにきました。 しばらく聞いていると、みんなサッといなくなってしまいます。すると自分たちの楽器をもった動物がまた集まってきました。森の音楽会のはじまりです。
orchestra
ヤングさんのオーケストラ
ヤングさんは有名なオーケストラの指揮者。音楽会のあと、ヤングさんを新聞で紹介したいと記者がたずねました。 「どうして指揮者になられたのですか?」答えているうちに、ヤングさんの記憶はさかのぼります。そこには様々な経験と出会いときっかけがありました。
teruterubouzu
てるてるぼうずさん
外で遊びたいのに雨がやまない。てるてるぼうずを作って「はやくてんきにしてください♪」とお願いする子ども達。 「ちょっとまっててくださいね」とてるてるぼうず。雨を楽しむ生きものたちにとっては大切な時間。そして準備ができたらちゃんと願いをかなえてくれるのです。
kaerunohonya
かえるのほんや
かえるのほんやがあるんだって。森にある池のほとりの柳の木。その根元の穴を通ってたくさんのかえるが行ってるらしい。 おはなし会があったり、店の奥では手作業で本作りもしているとか。いいアイデアがまとまって新しい本が出たらしいよ。今度のぞいてみない?
mybed
ここがわたしのねるところ
世界のいろんな国のねるところを紹介しています。絵ではなく時間をかけて手で刺繍をした美しい絵本。それぞれの土地にあった寝具は工夫されていて、その国の風土を知ることができます。
houseswithastory
ものがたりの家 ー吉田誠治 美術設定集ー
物語の中に出てくる家はなんとも印象的で記憶に残るものが数々あります。絵本に出てくる家をもっと想像で膨らませてみたり、小説の内容から登場人物の家を思い描いたりすることはありませんか。 家主に合わせた空想の家33点を収録したこの画集、それぞれの家のこだわりが詰まっています。
tebukuro
あかい てぶくろ
もうすぐクリスマスという雪の舞う日に、道に落ちていた片方だけの赤い手袋。このままでは雪に埋もれてしまうと、いつも一緒にいたもう片方の手袋を探し始めます。 人でにぎわう街はとても楽しそうなのに、見つけられない悲しい気持ちでいっぱいに。探しつかれた手袋はふとしたことからある思いに気づくのです。
tebukuro
あかいてぶくろ
ちびちゃんの手をいつもあたためていた赤いてぶくろ。ある日、みぎだけ道に落としてしまい、通りがかる動物にみつけられて新たな目的で使われていきます。 なくしてしまったちびちゃんの気持ちと一緒に、動物たちが考えて落ちていたてぶくろを使う様子がやわらかいなタッチで描かれています。
monsieur
ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします
ムッシュ・ムニエルはヤギの魔術師です。弟子を探しにある町にやってきたムッシュ・ムニエル。弟子にふさわしそうな少年を見つけ、魔法を使ってさらおうとします。 ガラスの瓶に呪文をとなえ、あとは少年がやってくるだけ…だったのですが、ムッシュ・ムニエル困ったことになりました。
hemagicbed
旅するベッド
ジョージのベッドは古物屋でみつけた不思議なベッド。なんでも「どこへでも旅ができる」のだとか。 おかあさんやおばあちゃんには古いベッドの良さがわからない。おいのりのもんくをとなえて自由に旅をするジョージの夢ある物語。
jikandayo
じかんだよー!
プチトマトがキッチンのお皿の上から声をかけます。「じかんだよー!」すぐやってきたのは、オーブンから熱々ハンバーグ。 フライパンで焼かれていたオムライスも思い腰を上げました。ボールの水の中にいた野菜も水けをきって準備万端。あと集まってないのは…。なんの時間が始まるのかお楽しみ。
miti
みち
はるちゃんが棒で道をかいてます。どんどんかいていくと道がひとりでにのびていきます。 その後を追いかけるとへんてこなパン屋さんがあり、また進むとへんてこなジュース屋さん。道を追って出会うものは子ども達の空想そのものです。
bokuranomachi
ぼくらのまちにおいでよ
角にはライオンが働いている花屋さん。すごいスピードで走ってるのは馬の郵便屋さん。クリーニング屋ではカバが洗ってくれるし、ゾウは本屋のお手伝いで大活躍。 いろんな人が通りを歩くこの町はちょっと変わってるけど、行ってみたいと思いませんか?
remysan
レミーさんのひきだし
レミーおばあさんの小さなタンスには、大切なものがしまわれています。一番下のひきだしでは役目を終えた瓶や箱、リボンなど小物たちのささやく声が聞こえます。 役目を終えてもぴったり合った次の出番を、小物たちは与えられます。そしてレミーさんにも…
merrychristmas
Merry Christmas メリークリスマス
20cm弱の正方形のとびだししかけ絵本。シンプルかつすてきな彩りのクリスマスのモチーフとともに優しいメッセージを紡ぎます。 世界中に向けてメリークリスマス。穏やかで暖かい気持ちになりますように。
kotatu
こたつ
ある一家のこたつを囲んだ様子を天井から捉えた視点で描きます。こたつの場所は変わらず、そこでの家族の様子は「家のこと?」と思うくらい自然で身近。 季節感たっぷりで、寒い冬なのにこたつで過ごす暖かさを表しています。あんなこともこんなことも、そして年末年始もこたつを囲んでこうして過ごしてるなぁ。
chiheisen
ちへいせんのみえるところ
地平線を眺めていると、「でました。」何が?ページをめくると次々にいろんなものがでてきます。「ええっ」てものだったり、いろんな状況を考えるとあり得るかなんて考えてみたり。 ただただ摩訶不思議なこの世界をのぞいてみてください。笑い出すかもしれないし、じっと見つめるかもしれないし、地平線を見に行きたくなるかもしれないし。
kodomotati
こどもたちは まっている
何気なく繰り返される日々。そんな日常でこどもたちは、まっています。些細な小さなことだったり、ちょっと特別なことだったり。 無邪気な気持ちから生まれた空想上のことだったり。かつてこどもだったおとなにも、なにかをまっている気持ち伝わります。
100nentattara
100年たったら
広い草原にただ一頭で住むライオン。狩りをしていた頃を懐しく思いながらも草を食べて過ごしていた。そこへ旅鳥が降りたち「もう飛べないから自分を食べろ」と促す。 ライオンは傷ついた鳥を食べず、草原で一緒に穏やかな時間を過ごした。鳥の死期が近づき、一緒にいたいと願うライオンに鳥は言う。「また会える、100年たったら」
100yearsoflife
100年の旅
最初のページは0歳。ページをめくると1歳ずつ、たまに1/2歳進んで、その年頃にありそうな言葉や、へぇ~と思うような言葉が綴られている。当時を思い出して懐しくなったり、苦笑いしたり、同感したり。 そしてこれからの人生を思ってみたり。投げかけられた言葉をどう受けとめるか。誰かと読みあって世界観を語るきっかけを与えてくれる1冊です。ドイツの絵本。
yasuminohi
あかいかさ
晴れているのに傘を持って出かけた女の子。しばらくすると雲行きがあやしくなりました。パラパラ降る雨に傘をさして歩いていると、1匹のこいぬが仲間入り。 次はこねこが2匹、そのあとににわとりが。傘はみんなを守るようにだんだん大きくなります。アメリカのロングセラー絵本ですが、日本では約15年後の1979年に初版が出て、この度45年ぶりに新装されました。
amefuri
あめふり くまのこ
「おやまに あ~めが ふりました~♪」子どもが歌っているのを聞いてると、なんともほっこりかわいらしい歌です。 柔らかいタッチで描かれたこぐまの様子を、絵本でさらにイメージ膨らませて歌ってくださいね。「あとから あとから ふってきて~♪」
yasuminohi
やすみのひ
身の回りの日々お世話になっているものたち。「やすみのひ」は家にだれもいない日なのかもしれませんね。そんな日はどうしているのでしょう。 目覚まし時計は空いたベッドで寝てたり、靴下はテレビゲームしてたり。私たちとそう変わらないことをしているようです。帰ってきたら、いつもと違う感じってありません? そんな時はいつも頑張ってる彼らが休んでいたのかも。
jumanji
ジュマンジ
両親の留守に、家の中を散らかし放題にして退屈した姉弟。もっと面白いことを探しに出かけ、公園で見つけたボードゲーム「ジュマンジ」を持ち帰ります。 一見普通のすごろくのようなゲーム。しかし始めてみるとその迫力といったらすごいもの。3D効果のある「ジャングルぼうけんゲーム」なのですから。 そして、このゲームは誰かが最後のマスにつかないと終わらないのです。ハラハラドキドキを味わってください。
snowmaiden
ゆきむすめ
子どものいなかったおじいさんおばあさんは、雪でかわいらしい女の子を作りました。すると生きているように動き出し、おじいさんおばあさんと一緒に暮らし始めました。 すくすく育ったゆきむすめは、暖かくなると家の中や曇り空の下を好みました。ある時友達に誘われ遊びに出かけます。そしてある遊びをするのです。それはゆきむすめが避けていたものでした。ロシアの昔話。
kodomokisha
はい!こちら子ども記者相談室デス!
京都、亀岡の「かめおか子ども新聞」は、子ども記者が書いて大人が読む新聞です。その中の人気コーナーで、大人の悩みに子どもが答える「相談コーナー」をまとめたのがこの1冊。 大人の悩みは、子どもとの接し方、恋愛等、人生の様々なことに関してと幅広い。飾らずストレートな意見は、子どもだからこそわかる意見だったり、大人顔負けの内容だったり。 子どもの視点で物事をとらえ、解決の手助けもしてくれるかもしれません。
hisplaceinthesnow
ゆきがふったら
ゆきがふったら、わくわくそわそわ。真っ白なふかふかな雪に1番に足あとつけたいし、積もった雪で何を作ろうか考えるのはとっても楽しい。アイディアだってどんどんわいてくる。 除雪車がやってきてたくさんの雪をかきあつめてくれた。大きなものができそうな気配。そんな子どもたちの1日の様子を歌うような文章で、のびのびとした絵と共に描いた1冊。
outofthewoods
森のおくから
1914年カナダで本当にあったことです。この本の主人公は作者のおじいさん。アントニオは深い森に囲まれた湖のほとりに住み、森の中で遊び、周りの大人たちと過ごしていました。 ある夏の日、おそろしい山火事がおこりました。逃げる場所は1つだけ。人間にとっても、動物にとっても、湖だけなのでした。そこで起こったことは本当の話。読んだ後、何を感じるでしょうか。
theridebynights
ハロウィーンの星めぐり
ハロウィーンの夜、魔女も星が輝く空へと飛び立ちます。その下では子どもたちが仮装して「トリック・オア・トリート」と近所をまわっています。 魔女たちが楽しむ空の様子を、ウォルター・デ・ラ・メアの詩で語り、同時にハロウィーンを楽しむ子どもたちを可愛らしい絵が紹介しています。
theskywasblue
かぼちゃスープ
なかよしのねこ、りす、あひるは、いつもおいしいかぼちゃスープを作る。ちゃんとやくめが決まっていて毎日楽しく過ごしている。 ある朝、あひるが言い出した。「ぼくがスープをかきまぜる。」それはリスの仕事。そこからけんかが始まって、あひるは家を出て行った。どうなる今日のかぼちゃスープ?
thingscomefrom
どうやってつくるの? パンから電気まで
私たちの生活に身近な様々のものを取り上げて、どうやって作られているかを描いています。紙、電気、チョコレート、はちみつに洋服。 原料から始まり、作られる工程も描かれ、動物たちが実演しています。子どもの「なぜ?」に分かりやすく答えてくれる、1974年のアメリカの絵本。大人でも「へぇー!」っと感心することでしょう。
theskywasblue
そらは あおくて
お母さんの古いアルバムを見る女の子。少女時代のお母さんの写真は古めかしくて、今とは違う感じを受けます。「たいせつなことはすこしもかわっていない」とお母さん。 子どもの頃に感じた思い出は、今も変わることなく感じられるもの。青い空の下、たくさん遊んだ午後、読み聞かせをしてもらった夜、いつの時代も変わらずにあるたいせつなことを優しく書いたシャーロット・ゾロトウの1冊。
tupotupotu
ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?
雨の中、動物たちはだいじょうぶ?まずはちいさなねずみさん。きのこをかさにしてだいじょうぶそう。次はちょっと大きくなってうさぎさん。 大好物の葉っぱをかさにしました。雨の音もページをめくるごとに変わっていきます。音で表現する雨の様子、細密に描かれた動物たち。知らないうちに五感を使って楽しんでいるかもしれません。
otousandaisuki
おとうさん だいすき
動物の子どもたちが集まっておしゃべりしています。話題はおとうさんが何が運転できるか。自慢する子どもたちの話はだんだん大きくなっていきます。 最後に残った子は答えられませんでした。そしておとうさんが何も運転できないことに苛立ち当たってしまいます。でもおとうさん、ちゃんと向き合い不安に答えます。運転するのは乗り物だけとは限らないのです。
strawberry
いちご
地面になったいちごたちが話しかけてくれます。初めはまだ寒い冬。いちごは姿形もありません。雪に埋もれた葉と根っこで、暖かくなるのをじっと待っています。 春に近づくといちごの苗もだんだん変化していきます。実がなるまでの過程をいちごの言葉とともにお楽しみください。最後は思わず手をだしてしまいそうな、真っ赤ないちごが目の前に。どうぞめしあがれ。
theairplane
飛行機しゅっぱつ!
空港や飛行機の中って知らないことがいっぱいです。羽田空港に行ったつばさくんとおとうさんに代表してもらい、いろんなこと教えてもらいましょう。 乗客からは見えないところで働く人、見慣れない乗り物、たくさんの人や車が、どのように働いているのか細かく説明されています。快適な空の旅の裏側見てみましょう。
aprayer
ちいさなもののいのり
「ちいさなもの」それはこども。それはひな。生まれたばかりの子羊。地面に埋まっている種。まだまだ自分の力だけでは立てず、日々不安定さを感じながら過ごす「ちいさなものたち」。 どうぞちいさなものたちをおまもりください。作者エリナー・ファージョンの祈りの絵本は、第二次世界大戦終結の1945年出版されました。エリザベス・オートン・ジョーンズが、純粋で無垢なちいさなものたちを美しく描いています。
thedolldoctor
にんぎょうのおいしゃさん
病気やけがをした人形たち診てもらうのは「ひげせんせい」。「はやくはやく!」と連絡をもらったらすぐにかけつけます。 ひげせんせいはどんなものでも素早く丁寧にみてあげます。いろんな患者が次から次へとくるので、「せんせい、忙しいなぁ」と思っていると… ひげせんせいダウンしてしまいました。 さぁ今度は助けてもらった人形たちがせんせいをみる番です。
そばにいて親身になるってことも、回復する力になるんです。
yuki
ゆき
軽くて白いものが舞い始めた。ふわふわの雪だ。きれいだな、つめたいな。そう思っているうちに、雪は次第に積ってくる。森の動物たちの動きが忙しくなる。 自分の身を守るように。森の色が雪の色と重なって、淡いタッチの絵が幻想的な世界を描いている。優しくて厳しい雪のイメージが短い言葉とともに描かれ、感覚を呼び起こし味わうような絵本。
dongurikorokoro
どんぐりころころ おやまにかえる だいさくせん
童謡「どんぐりころころ」、だれもが知っているのは、どんぐりが泣いてどじょうを困らせるところまで。 この絵本の作者はその後が気になり、どんぐりとどじょうだけの登場にとどまらず、お池からもっと広い世界に広がり、自然のしくみにもつながる歌にしました。 なんと17番まであります。メロディーにあわせて歌うことをお勧めします。あなた自身の「どんぐりころころ」のその後もできるかも。
christmasmice
ぼくたちのプレゼントはどこ?
クリスマスの日、小さな2匹のねずみが、プレゼントを探して家の中をちょこちょこ動きます。 クリスマスの飾りつけに、たくさんのプレゼント、いつもと違う様子に興味津々、自分達にぴったりのプレゼントをさがしまわるねずみ達。サンタさんは忘れちゃったのかしら?
リチャード・スキャリーの色彩豊かな絵本です。
beforemorning
あさがくるまえに
独特で印象的な絵で描かれた日常。この絵本は「祈りの言葉」が文章になっています。静かで、シンプルで、強くて、しなやかで、短いけれど、人の心に何かを残す力があるように感じます。 「人は言葉を使って祈りやまじないを唱えてきた。自分の願いにあう言葉を声に出すこと、それは何かをおこすためと第一歩。」著者の優しい言葉が包み込んでくれます。
itazuraobake
いたずらおばけ でんしゃにのる
いたずら好きなこのおばけ、電車が大好きです。おばけだから体の形も自由に変えられるし、重さもないからひざの上に乗っても気づかれないこともある。 いろんなことができちゃうので、しらないうちにいたずらされちゃう。いたずらおばけどーこだ?丈夫なボードブックです。
oktazuke
たのしいおかたづけ
「おかたづけ」と思って、本を開くと、「えーっ!ここまで片づけてしまうなんて…」と感嘆の声があがってしまうのでは。 だからあまり中身については語らず、是非本を開いてみてくださいとお伝えしたい写真絵本です。おかたづけされるものは、地図だったり、クリスマスツリーだったり、干している洗濯物だったり。 ここまで片づけられると困っちゃうけど、読者にとってはとっても『たのしいおかたづけ』です。
paris
へんてこ へんてこ
森をとおってずーっといったところに川がある。そこにかかってる橋はへんてこだ。なんたって、その橋を渡ってる間は体がのびてしまうから。 ねこが渡ると「ネーコー」となってしまうんだって。体調にもちょっと変化があるみたい。いろんな生き物が渡ってみるけど、人間は怖くて渡らないとか。 好奇心いっぱいの子どもたちは渡ってみたくなるかもね。長新太の絵本。
writeback
ちきゅうの子どもたち
「いったいどうなっているの?」人間がもっと便利に快適にと、自然を破壊し、開発に歯止めがかからない状態であることに、地球は叫びました。 「この地球の主人は人間なのだ」と聞く耳をもたない大人。地球は子どもたちに「地球がもっているたいせつなもの、それはいつでもみんなのためにあること」を伝えます。 態度を変えない大人たちに、地球は自身の中に穴を作り、子どもたちをかくまいます。
自然と人間の在り方を問いかける、1990年刊行のドイツ絵本。
paris
パリのすてきなおじさん
「パリのおじさんを集めよう!」ひらめいて、おもしろそうなおじさん達から話を聞いてみると、年齢も国籍も価値観もいろいろで、胸を打つ話や、涙するような話もある。 在仏40年の好奇心旺盛なジャーナリストとの取材、フランスに特に思い入れがあったわけでもない著者の感想は新鮮だ。パリのおじさんの話は、世界のどこかや歴史につながり、とても深かった。
writeback
かならずお返事書くからね
アメリカ人の少女ケイトリンは、中学の授業で国名に興味を抱き、ジンバブエの少年マーティンと文通を始める。 「どんな国なんだろう?」それくらいの気持ちだったのに、マーティンは返事を書くのに窮するほど、国の混乱に巻き込まれていた。
ケイトリンとマーティンの様子が交互に組まれ、刻々と変化する状況に緊迫感、家族に支えられながら大きく成長していく過程もひしひしと伝わってくる。 1通の手紙から始まった、1997年から現在に至るまでのノンフィクション。
eachpeachpearplum
もものき なしのき プラムのき
この辺りは桃の果樹園があって、この絵本に出てくる風景を見ることができます。絵本の舞台はイギリスなのですけど。
ページごとに物語でおなじみの人物が出てきます。人物を知らなくても、細かく描かれた優しいタッチの絵と、歌のような文章が、見つけることが大好きな小さな読者を楽しませてくれます。イギリスの田園風景もお楽しみください。
sorawotsukuru
空をつくる
空は作らなくてもあるものでしょう、上を見上げれば。果たしてそうなのだろうか。欲望のままに家を建て、なくなった空があるように見せかけ、そうこうするうちに問題も出てくる。住人の事情もいろいろだ。 絵本の中の社会は実社会とつながり、登場人物の話もどこかで耳にするもので身近に感じられる。
何かを感じる、きっかけになりうる絵本。
daruma
未来のだるまちゃんへ
「だるまちゃんとてんぐちゃん」など、数多くの絵本を世に送り届けたかこさとし。子ども達が大好きな絵本として長年読み継がれています。 敗戦時19歳だった著者が、どのような時代を過ごし絵本作家になったのか、絵本作りの裏話、そしてこれからの子ども達へのメッセージが詰まった1冊です。
地域の子ども達とのふれあいから得た子どもへのまなざしは、とびきりあたたかい。
写真は2014年、彼が88歳の時に単行本として出版されたものの文庫版です。
theredwall
かべの むこうに なにが ある?
どこまでも、ずうっと続く赤い壁。この壁のむこうに何があるんだろう?好奇心旺盛な小さなねずみは、出会う動物達に聞いてみると、だれも知らず、考えたこともないようす。 そこへ壁を自由に行き来する鳥に会い、壁のむこうのことを聞き、連れて行ってもらうのです。ちょっとの疑問から、考えて、動いてみる。それだけで大きく変わるものがあるのです。
themothers
おかあさんは、なにしてる?
子ども達の幼稚園や学校での様子にあわせて、お母さんがなにしてるか楽しく紹介した絵本です。この質問、「そう思ってた」と多くの人が感じるのではないでしょうか。 水色、オレンジ、黒の3色で描かれたシンプルな絵。子ども達と同じように、会社や仕事場でいろんなことをしているお母さん。週末も家族それぞれ過ごし方が描かれています。
alittlegirl
わたしが母さんなら
なにかといつも言われちゃうのです。「ああしなさい、こうしなさい」って。だからわたしが母さんなら…と小さな女の子が次々と自分のしたいことを母さんに聞かせます。 思いつく限りのやりたいことを、ひと通り聞いた母さん。自分が子どものだった頃を思い出し、ふきだしてしまいます。母さんもそうだったんですよね。
voicesinthepark
こうえんで…4つのお話
偶然公園に居合わせた4人。年齢も性別も違えば、性格も置かれている状況も違う。その4人がそれぞれの見方でその時の心情を語り、景色もそれに合わせて変化します。
気持ち次第で、同じ時空間がこんなにも違うなんて。登場人物のゴリラたちが、世のあるあるを見せてくれるのです。
andrewhenry
アンドルーのひみつきち
ものづくりが大好きなアンドルー。家のあちこちで、自分の発明したものを見せるのだけど、大きくて実用的ではないので、家族からは大不評。 そこで荷物をまとめて歩きに歩き、行き着いた原っぱに秘密基地を作ることにした。誰もいない場所で思う通りの基地を作ったら、次々に友達がやってきた。みんなやりたいようにやらせてもらえず、自分の秘密基地を求めてやってきたのだ。
子ども達が自分の居場所を見つけた頃、村では大人が大騒ぎに。
のびのびと表情豊かな白黒の線画が美しい。
harinezumitokinka
ハリネスミと金貨
ハリネズミのおじいさん、森の小道で金貨を拾います。年をとり、冬支度も大変なので、金貨で干しキノコを買おうしたけれどみつからない。出会ったリスに話すと、干しキノコをただで分けてくれることに。 「靴がボロボロだから靴を買ったら?」言われ探してみると、今度はカラスに声をかけられます。出会った動物達の思いやりで、おじいさんの必要としていたものは満たされていきます。では金貨は…?
あとがきにあるロシアの時代背景を知ると、より奥深い物を語っていることに気づきます。
leprincetigre
ウェン王子とトラ
迫力あるトラの表紙。一見怖そうに見えますが、トラの目を良く見ると優しいのです。
子ども達を猟師に殺されてしまった母トラは、憎しみから村を襲うようになり、国中を怖がらせます。 トラの怒りを静めるには王子をトラに差し出すしかない、と占い師から告げられた王は、幼い王子を山に置き去りにします。
水墨画で描かれたこの絵本から、さまざまな感情が強く伝わってきます。擬人化されていない、物言わぬトラの表情にも注目です。
runawaybunny
ぼく にげちゃうよ
家を出てどこかに行ってみたくなったこうさぎ。「ほく にげちゃうよ」と言うこうさぎに、可愛いぼうやのあとを追いかけるとかあさんうさぎ。 想像の世界を楽しむように動き回り、それを追いかける微笑ましい会話のやりとり。もしそうなったら…と次ページに描かれた絵も美しいのです。
アメリカでは1942年に、日本では1976年に発売され、長い間読み継がれてきた絵本です。
warabeuta
わらべうたであそびましょ!
和室の鏡台の前で、たあちゃんが「あがりめ、さがりめ…」と遊んでいると、鏡の中から猫とだるまがやってきた。するとこんどはだるまさんのわらべうた。 楽しい歌声に、遊びたいものたちがまたやってくる。歌いながら遊んで笑って楽しみ満載。そして、あるひと声で夢中になっていた遊びもおしまい。お別れももちろんわらべうた。
ninedaystochristmas
クリスマスまであと九日
メキシコのクリスマスはちょっと変わっています。クリスマスの間の九日間、ポサダというパーティを毎晩違う家で行うのです。
初めてポサダを経験する女の子”セシ”を通して、メキシコでのクリスマスの過ごし方を見てみませんか。高いところに吊るされるピニャタ、それを選ぶ時のワクワク感。 伝統的なお祝いには意味があり、周りの大人たちがセシの問いかけに答えます。異文化から知ること、たくさんあります。
christmasreindeer
サンタさんのトナカイ
ティーカはサンタさんから大切な仕事を頼まれました。トナカイの世話をまかされ、クリスマスイブまでにちゃんと飛べるように練習すること。 トナカイたちは、去年のクリスマスから放されて、自由気ままに過ごしてきた8頭。12月1日からティーカとその仲間たちのクリスマスに向けた準備が始まります。 メインのストーリーだけでなく、同時進行している仲間たちの様子も併せて、アドベントカレンダーのように構成された美しい1冊。
derclubi
きみがしらないひみつの三人
生まれてから体の中に三人のともだちがいたって知っていました?アタマはかせにハートおばさん、最後の一人はふとっちょのいぶくろおじさん。 彼らは生まれた時から私たちの体の中に住みついているんだとか。三人はどんな時も働いてくれて、ずっと一緒にいてくれる。三人とのお別れは死ぬ時。その後もまだどこかに私たちの何かが残る。 それはともだちがまだ働いてくれるから。ユーモアと優しさが溢れる「生と死」を語った絵本です。
newhomes
New Homes for Our Little Friends
きつね、ふくろう、うさぎ、りす、もぐらが新しい家へお引越し。それぞれの家がページになっています。 45個のマグネットを使って、小さな友達の引越しをお手伝いしましょう。ページを開くたびに家の中の模様替えができ、想像して形にする楽しさも味わえます。
他にも同じシリーズのマグネット絵本として、「恐竜と先史時代の生き物」「工事現場」があります。
dongurinoki
どんぐりのき
森をぬけた原っぱに若いどんぐりの木。初めてどんぐりがなってよびかけます。「きっとおいしいから、食べてみて。」ところがまだあおくて苦かったので、森の動物たちから冷たい言葉を浴びることに。 いつしかどんぐりをつけなくなって、数年過ぎた頃、1匹のリスがこの木を気に入って住み始めます。木と動物たちのやりとりと、隅々まで丁寧に描かれた絵。こんな物語が本当に森ではおこっているのかも。
lebaronblue
そらいろ男爵
空と同じ、そらいろに塗った飛行機に乗り、島をながめていたそらいろ男爵。地上で戦争が始まり、男爵も戦争に行くことに。 大好きな自分の本を武器に、男爵はまず分厚い辞書を飛行機から敵めがけて落として活躍します。その後もいろんな方法で本を落としていく男爵に、感心したり、クスッと笑みがこぼれたり。 第一次世界大戦開戦から100年目の年に、フランスで刊行された絵本です。
wave
なみ
母親と海にきた女の子。絵だけなのに、波打ち際で遊ぶ彼女の様子、そして波の躍動感を感じる絵本。
白黒のデッサンに、水色の絵の具の波。波の表情をさまざまな手法で描き、ページをめくると次々と変化する。ひいてはよせる波の動きに、はしゃぐ女の子の気持ちが伝わります。
foco
ココとリトル・ブラック・ドレス
有名フランスデザイナー、ココ・シャネル。彼女の生い立ちからデザイナーになるまでの物語を絵本で紹介。
既成概念にとらわれず、正直な気持ちで、新しいファッションを生み出す彼女の強さとしなやかさ。シャネルのことをより身近に、幅広く知ってもらえるのではないでしょうか。
herb
ハーブをたのしむ絵本
造園家でもある作者が、ハーブの種類から、由来、育て方や活用方法と、幅広くご紹介。ストーリー仕立てになっているので、絵も多く、子どもから大人まで楽しめる1冊。 昔から薬草として使われてきたハーブは、とても育てやすく、日々の生活で役立つ場面は結構あるものです。とても身近な植物もハーブだった、なんて発見もあるかもしれません。
floralpotager
花咲くポタジェの庭
花や野菜やハーブを一緒に植えて、鑑賞と実用を兼ねた庭をフランスではポタジェ”potager”と呼び、中世から楽しまれてきたそう。 季節ごとに、植物同士の特性や組み合わせも考え、自然に美しく庭を造り、そこで出来た恵みをおいしくいただく。そんな庭造りを提案する、写真集のような本です。 庭で取れた野菜のレシピも少しはさみ、この本自体もポタジェのよう。
alittlehouseofyourown
あなただけのちいさないえ
この本の中の「いえ」は形ある「家」のことではありません。それは私たちとって心地よく過ごせる空間、場所。ひとりひとりみんな違うのです。どこが「じぶんのいえ」かは自分でなくてはわかりません。 そこでどう過ごすかはそのひとしだい。だれも立ち入ることはできないのです。そして誰にとってもそんな「いえ」が必要だと。
この本には、そんな大切なことがわかりやすい言葉で綴られています。是非読んでみてください。
onnanokotoame
おんなのことあめ
雨…うんざり。そんなことはありません。おんなのこは雨が大好き。雨と一緒に遊ぶのです。雨が降ってきたら嬉しい生き物たちと一緒に。その表情と気持ちの豊かさ。 雨が降ることでもたらされる美しい色彩。このおんなのこと同じように、雨の中楽しそうに遊んでる子、いますよね。見返しまで美しいチェコの絵本。
keizousan
ケイゾウさんは四月がきらいです
にわとりのケイゾウさんの家は幼稚園の庭。春になると新入生が入ってとても賑やか、そして落ち着かなくなります。ケイゾウさんの家にもうさぎのみみこがやってきました。 みみこは可愛い雰囲気をして結構したたか。
ケイゾウさんの目線で、幼稚園の1年分がまとめられた短編集です。結局、振り回されることが多いケイゾウさんは、四月に限らず嫌いなものいっぱいです。 ちょっと口も悪いけど、その気持ちも分かる…ときっと思うはず。
bokudake
ぼくだけのこと
兄弟の中で右のほっぺにえくぼができる、家族の中で1番蚊にさされる、クラスの中で…、小さい世界からどんどん広げていって「ぼくだけのこと」を見つけていく少年。 いいところもよくないところもあげていったら、世界中たくさんの人がいるけれど、全く同じなんてないんじゃないかな。そしてまだまだ知らない「ぼくだけのこと」いっぱいあるんだろうな。
rosamunde
ロザムンドおばさんの贈り物
イギリスを舞台に書かれたお話が7つ。どれもどこかにありそうで、起きそうな、とても些細な日常の小さな出来事。話の登場人物もさまざまです。だからこそ、とても身近に感じられ、読み手にも感情が伝わりやすい。 人々が生かされている土地や自然の描写も、印象深く残ります。いろんな視点から描かれた話に寄り添い、自然と物語の中に入ってしまう感覚。気にも留めない時間の中にも、こんなにも大切な時があることを、ロザムンド・ピルチャーが優しく静かに楽しませてくれます。
ohnogeorge
どうする ジョージ?
犬のジョージ、ハリスがちょっとでかけてくる間、いいこにしていられる?「もちろん、ぼくはいつでもいいこだよ」とジョージ。でもね、なにか興味をひくものがあると、じっとしてはいられないもの。 いいにおいがすると、うごくものやきれいなものをみつけると、反応したくなっちゃうのです。「どうする ジョージ?」誰もがジョージの表情に笑顔になってしまうはず。ジョージがその辺にいませんか?
lamoureux
恋するひと
ある男の子が女の子をからかうのってどうして?からかわれた女の子がお母さんに話すと「あなたに恋をしてるんじゃないかしら」と。恋って何?恋するってどんな気持ち? 形の見えないものに、子ども達が考えます。話し合っている様子と、彼らの考えも同時に描かれ、美しくデザインされたフランスの絵本。
love
LOVE from The Very Hungry Caterpillar
はらぺこあおむしからの溢れんばかりの"LOVE"を描いた小さな洋書。
口にしたら、言うほうも言われたほうも照れちゃいそうな甘い言葉。でも気持ちはその通りなのです。 直接伝えられなかったら、はらぺこあおむしに伝えてもらいましょうか。飾りすぎず、素直で、色鮮やかな絵とともに「I Love You!」と。見返しまでハートいっぱいです。
shirokumakutsuya
シロクマくつや
寒い山の中、シロクマの家族がすてきなあき家を見つけました。靴屋をするのにぴったりです。さっそく家族みんなで準備をし、お店をオープンすると、たちまち評判になりました。 でもこの家だれが建てたものかしら?と思いながら過ごしていると、毎日大にぎわいのお店に、「ドスーン!」と大きな揺れとともに巨人があらわれました。
かわいらしい絵にひきこまれる1冊です。
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ケンカオニ
のぶちゃんがおもちゃ箱に入れようとしたボールが、とっちんに当たってしまい、とっちんは気持ちがおさまらない。頭に赤いケンカオニがくっつきました。今度はとっちんが、のぶちゃんを怒らせます。 するとのぶちゃんの頭にも青いケンカオニが。やってはやりかえしがエスカレートし、おさまりがつかなくなった時、ケンカオニのお父さん動き出します。
sparrow
こすずめのぼうけん
おかあさんすずめからとび方を教わり、こすずめがやってみると、初めての体験が思いのほか上手にできて、どんどん遠くに行ってしまいました。でも疲れてしまって、巣を見つけると立ち寄って聞きます。 「ここでやすませていただいてもいいですか」 鳥たちは、同じ仲間ではないからと休ませてくれません。そうしているうちに辺りは暗くなっていきます。
このぼうけん、だれもが経験しているのではないでしょうか。
swallowairlines
つばめこうくう
つばめこうくうって知ってます?つばめの飛行機なのです。今回はカエル親子の南の島への旅に密着します。
出発のくものす空港では出発までの手続きをわかりやすくご説明します。 到着までの機内の様子、そして通り過ぎる街の景色もどうぞ楽しくご覧ください。到着のはちのす空港もとても素敵な空港です。楽しい旅、ご一緒しませんか。Have a good flight!
bestchristmaspresent
世界で一番の贈りもの
第一次大戦中のある夜 イギリス軍とドイツ軍の戦いの場で、クリスマスを祝う言葉が聞こえた。罠だと思うイギリス軍。しかし、次第にクリスマスを祝う雰囲気に変わり始めた。 家族や仕事、趣味の事、話が進むにつれ、友のような感覚も芽生え、互いに無事家族のもとへと祈る。 そんな束の間の休戦を綴った妻宛の手紙を、主人公は購入した古い机の引き出しでみつけます。持ち主に返すべく、探し訪ねるのもクリスマスの夜。3人の登場人物にとっての、世界で一番の贈りものです。
koujigenba
うごかす!めくる!こうじげんば
35×25cmのすこし大きめなしかけ絵本。しかけの数は60以上と盛りだくさん!
9種類の工事現場で、めくって、動かして、それぞれの工事の工程を体験します。 どうやって橋をつくるのかな?道路はどうなんだろう?建物は?飛行機は?船は?働く乗り物もたくさん出てきます。現場で働く人でないとしらなかったこと。楽しく、わかりやすく紹介します。
yorunokaerimichi
よるのかえりみち
ちょっと暗いお話と思いきや、とっても温かい絵本なのです。お母さんと一緒の帰り道、暗くなった街に1つ1つのやわらかな光りがつく。 窓越しに見える明かりから、想像してみるそれぞれの生活。みんなどんな夜を過ごしてるのかな。暗くたってこわくない。がんばった体をゆっくり休ませて明日を迎えよう。おやすみなさい。
dreamsnowadvent
ゆめのゆき ポップアップアドベントカレンダー
エリック・カール"ゆめのゆき"のアドベントカレンダー。
表紙を開くとページの真ん中に木が立ち上がり、12月1日からクリスマスまでの25日の25個の扉。扉を開けて、その日の飾りを1つずつ木につけ、クリスマスツリー完成です。 あと何日?クリスマスまでの毎日が楽しくなる1冊。
belleboo
ベルとブゥ おいしいいちにち
ベルとブゥのシリーズの1冊。あさごはん、おなかのすいたウサギのブゥは大好きなクッキーとケーキをおねだりします。 ベルはあさごはんにはもっといいものがあると提案しますが、ブゥにはいまいち。そこでベルはブゥを誘って庭の野菜や果物をとり、あさごはんの準備を始めました。 だんだんと辺りはおいしい匂いがたちこめ、ブゥの様子にも変化が。おいしいって幸せ。
myfavoritestore
かいものづくし
いろんなお店が立ち並ぶ商店街。リズム感よくお気に入りのお店を紹介します。淡い色合いと柔らかな線は、夕方のぼんやり明るい街灯と、人でにぎわう通りを思い出させるいい組み合わせのよう。 お家で頼まれたおつかいあり、通りがかりのあいさつあり、学校帰りのコロッケ立ち食いあり、夕飯準備の買い物あり。みんな楽しいおかいもの。
lepetitchatdelisa
リサこねこをかう
リサは田舎の家に行ったとき、家族と朝市へ出かけました。そこには、とても可愛いこねこが何匹も売られていました。 買って欲しいとママとパパに頼んではみたものの、断られてしまい、リサは田舎にいる間だけ誰とも口をきかないことに。 すると、窓の外に一匹の可愛いこねこをみつけて、みつからないように飼ってみたけれど…
theblueseed
そらいろのたね
ゆうじくんが飛行機を飛ばしていると、きつねが飛行機が欲しいと言ったので、きつねが持っていたそらいろのたねと交換しました。 ゆうじくんは庭にそらいろのたねを植えて水をあげると、そのたねはそらいろのいえとなって咲きました。どんどん大きくなって、次から次へと動物と友達が集まってきました。
korehamaru
これは まる
まずはオレンジを置いて1つのまる。ここから何かを使ってちょっとアレンジすると、また違うものに変身。次はまるを2つにして、あるもので工夫を加えると、また変身。
身近なまるを使って、どんどん変身させていったら、たくさんのアイデアが出てくるはず。そしてなかなかのアイデアマンだと発見するかも。
chachan
チャーちゃん
チャーちゃんは死んだ猫。死んだ後、彼がどんなふうに感じてるのか、どんなふうに過ごしているのか、そして現世を生きるものにどんなことを伝えたいのか、さらりと明るく、そして力強く描いています。 色鮮やかにのびのびと描かれた美しい死後の世界。そこで軽やかに動きまわるチャーちゃんは、生も死も関係なくそのままのチャーちゃんです。
ohayokyoryu
おはよう きょうりゅう
恐竜大好きな子にこの写実的な絵が人気です。いろんな種類の恐竜を紹介しながら1日が過ぎていきます。 ずっとずっと昔は地球にいた恐竜。夜がきたら月や星を見て眠りについて、朝がきたら目を覚ます。のどが渇いたら川に行って水を飲み、兄弟はけんかもし、子は親に甘えます。ずーっと昔、ここでそうしていたのです。
oshikuramanju
おしくらまんじゅう
紅白のおまんじゅうが”おしくらまんじゅう”します。まず最初に紅と白のおまんじゅうの間でおされるのは茶色のおまんじゅう。知らずにおされて泣いちゃった。 それから登場するのは個性的な食べ物たち。おされたらどんな風になるのか、次のページを見なくても想像できちゃうかも。寒い日は”おしくらまんじゅう”で動いて温まりましょう。
georgeandfirefighters
おさるのジョージ しょうぼうしゃにのる
知りたがりやのジョージがきいろいぼうしのおじさんと行った先は消防署。見学している最中、普段みかけないものに興味津々。そうなったらじっとしていられないジョージです。 みんなから離れてあれこれしているうちに、本当の家事がおきてしまいました。さるの身軽さで消防車に乗りこみます。
shiritorisimashoe
しりとりしましょ!
楽しい食べ物の絵でしりとりしましょう。「あ」の食べ物から始まり、見開きでしりとりが続き、次のページをめくると「い」から始まる食べ物に。50音順に上手く続いています。 「゛」や「゜」のある文字も登場します。食べ物だけでなく背景も凝ってますので、文章はなくてもストーリーが楽しめます。
gamannocake
がまんのケーキ
料理がテーブルに並ぶとすぐにでも食べたくなりますよね。準備が整ったのに、「あれが足りなかった。ちょっとまってて。」お話はここから始まります。 デコレーションケーキを前に、もう待ちきれない二人。どちらかが引き止めてくれればなんとか待てるのに、ケーキのことを想像していたらもう我慢も限界。食べる準備にとりかかると、1枚の紙きれが目に入りました。さぁどうなったでしょうか。
cassenoisette
ぶたいしかけ くるみ割り人形
クリスマスツリーの下に素敵な贈り物をみつけたクララ。それはうっとりとしてしまうほど美しい王子の形をしたくるみ割り人形。「ついておいで」くるみ割り人形はクララを旅に連れ出しました。 旅の様子は繊細な切り絵が3層ほどの奥行きで舞台のように作られています。切り絵から映し出される影も美しい演出のひとつ。
animalsbath
もりのおふろ
もりのおくにあるおふろ。ゆげが出てあったまりそう。そこへライオンがやってきて、気持ちよく体を洗っていると、ぞうがやってきました。背中を洗ってとライオンが頼みます。 ぞうが背中を洗っていると、わにがやってきました。ぞうがわにに頼むことは…。なんとなく想像できます。次から次へと動物たちがやってきて、最後はライオンも頼まれるのです。みんなでおふろを楽しみました。
bigbearhug
ハグくまさん
いつでも誰でも抱きしめてしまう不思議なくま、それがハグくまさん。小さな生き物は食べちゃうところですが、ハグくまさんは抱きしめるのです。何でも抱きしめるハグくまさんが、大好きなのは木。 ところが、一番好きな木を切ろうとしている人間に会い、葛藤します。大好きな木を切ろうとする人=きらいな人、それでも抱きしめられるのか。ユーモラスだけでなく何か深いものも感じます。

ちびくろ・さんぼ
お母さんに作ってもらった服を着て、お父さんに買ってもらった靴をはき、傘を持ってジャングルに出かけたさんぼ。怖いトラに次々出会い「たべちゃうぞ!」と言われ、自分のものを差し出します。 すべてトラにあげてしまったさんぼの前で、今度はトラ達がけんかを始めました。ご存知の方はけんかの様子覚えてるでしょう。そのけんかからできた「バター」でさんぼの家族はホットケーキを楽しんだのでした。
gaspard
ガスパールこいをする
リサが友達から聞きました。「ガスパールこいしてるんだよ。」それからガスパールのことが気になってしかたありません。考えれば考えるほど眠れなくなり学校に遅刻。 するとリサの席に噂の彼女が座り、ガスパールと隣同士に。リサの乙女心はいかに?
letssingandcook
おいしいものつくろう
簡単でさっと作れるレシピが8つ。リズム感ある文章と、可愛らしい絵で紹介されています。ただのレシピ本でなく、物語になっているところもこの絵本の特徴です。 出てくるのは森に住む動物たち。動物の家族が、朝、昼、晩とご飯を作ります。
parienliberte
パリ・ドアノー
パリを舞台に人々の普段の生活を見ると、時代背景、街の風景、人々の出で立ちが違っても、変わらないものがそこには見える。ロベール・ドアノーの写真は日常にあるものが演出されているものが多く、ふと笑いを誘ったり、被写体に同感したり。 「ひたすら待ち伏せをするだけ」の中で撮られたこれらのシーンは、見ていて心地良ささえ感じる。
funekun
ふねくんのたび
ちいさなふねくん、男の子の手紙を届けるため旅に出ます。行き先は女の子の住む大きな島。大きくて広い海はちいさなふねくんにとって大冒険がいっぱい。 途中いろんな島があったり、嵐に出くわしたり。初めての海の旅、ふねくんと一緒に楽しみませんか?
arigatonohanabata
ありがとうの花束
いろんなシチュエーションでの「ありがとう」が、いろんな花束の写真と一冊の小さな本に。
この中の文章のどれかで、何かを気づいたり、思い出したり。 日々に寄り添う言葉が、たくさんではないけれど、伝えてくれます。「ありがとう」
snacktime
きょうのおやつは
本を置いて表紙が直角になるように開きます。開いたページが鏡になっていて、置かれているページが写る仕掛けになっています。
お話はパンケーキを作っておやつの時間に食べようというもの。ボールやお皿が半分しか描れていないのに丸く見えるし、1人分しか描かれてないのに2人分あるし、奥行きもあるように見えます。 絵にあわせて手を添えると、自分でお玉を持ってるよう。紙の絵本にもいろんな可能性があります。
silkhat
シルクハットぞくは
よなかのいちじにやってくる
「シルクハットぞく」とは、シルクハットをかぶり黒い服に黒いマントを羽織った人達。彼らは夜中の1時になるとたくさん集まってきて、何も言わず、ただ目で合図を送り、ある仕事のため飛び立ちます。 ここまで聞くとなんだか怖そうですが、彼らの表情はとても優しい笑顔。
眠っている世界中の人のもとへ、気づかれないようにそーっとやってきて、見守っているのです。今日もぐっすり、おやすみなさい。
thedot
てん
お絵描きが苦手な少女。真っ白な紙の上に「なにかしるしを書いてみて」と先生にうながされ「・」(点)をひとつ描いてみた。 これが額縁に入って立派に飾られたのを見て、彼女の中で何かが動いた。きっかけってどこにあるかわからない。自分の力、どこで発揮されるかわからない。 だけど、ちょっとしたことで何かが動く。
cleverbill
かしこいビル
おばさんの家にあそびにいくことになったメリー。お気に入りのものをあれこれトランクに詰め込んで、やっと出発。 ところが、兵隊のお人形ビルを入れ忘れ、ビル自身が慌ててメリーを追いかけることに!予想以上のビルの動きに、驚きと愛おしさを一緒に感じてしまうかも。
bababachan
ばばばあちゃんのマフラー
マフラーの話は冬のもの?と思いがちですが、ばばばあちゃんのマフラーは1年中大活躍です。マフラーの使い方はちょっと考え方を変えるだけで結構あるものです。 そこまで使うとマフラーもボロボロになります。楽しい仲間とマフラーのお話、楽しく暖かくなります。
today
今日
ニュージーランドで見つけた読み人知らずの詩。小さな子どもを持った女性の日々の中で読まれたものです。やることはたくさんあって、思い通りに行かないこともあって、周囲の声も気になる。 見えるものと見えないもの、気持ちの持ちよう、それは子育て中の女性だけでなく誰にでも通ずるのではないでしょうか。
onetoten
びっくりかずあそび ONE TO TEN
1から10の数字をテーマにした楽しい仕掛け絵本。飛び出すだけでなく、まわしたり、ひっぱってみたり。その動作によって出てくる仕掛けも異なります。 出てくるものは同じ数の鮮やかな色彩で描かれたもの。1冊の中に仕掛けがいろいろあって大人も楽しくなってきます。
daidokorodougu
台所道具を一生ものにする手入れ術
こんな台所道具がほしいけど、手入れの仕方がわからない。素敵なキッチン用品を見つけても、果たして使いこなせるかどうか。 そんな悩みを解決してくれる本がこちら。作り手25人が長く使い込んでいくための手入れ術を教えてくれます。手入れ術だけではなく作者が工房で聞く話からもいろんなことがわかります。 道具がだんだん使い勝手がよくなり、自分のものになってくる。そうなることを願ってできた1冊。
welcometomytown
やきいもの日
けんかをして素直になれない二人にひょんなことで「やきいも」が仲直りのきっかけとなりました。いつも遊ぶ公園で落ち葉に埋まりながら友達のことを考えたり、思い出を振り返ってみても、けんかの気持ちはおさまらない。 おじいちゃんが枯葉でやきいもを作ったと二人を呼びました。おいしいやきいもを食べていると、だんだんお互いの気持ちがほぐれてきて…。このやきいもの日が二人の思い出の日になるのでしょう。
sweetdreams
しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん
寝る時にあるのが当たり前の布団ですが、ぐっすり眠れるのは布団のおかげ。
男の子に「あさまでひとつおたのみします」そう頼まれると敷布団はおねしょの不安を、掛け布団は足の傷を、枕は悪夢の心配を、「まかせろまかせろ」と寝ている間に解決してくれる。そんな様子を描いた高野文子初の絵本です。 目を閉じて暗い世界になっても、暖かく守ってくれてありがとう。
ringokorokoro
りんごころころ
どこかで「えーんえーん」と泣いている。その声を探しに行ってみたら、大きなりんごの木でした。 だれもとってくれなくて重いよといって泣いていたので、ハナコちゃんりんごの木を揺すって実を落としてあげました。そしたらころころ転がってりんごはあっという間にどこかに。 こんどはハナコちゃんが泣いてしまいました。リズムのよい、りんごころころのお話。
daddysbirthdaycake
はやくかえってこないかな
パパの誕生日にケーキを作ったもみちゃん。うらやまで木の葉や木の実をとってきて、準備は整いました。でもなかなかパパが帰ってきません。 目の前にはまだ温かいケーキが。我慢が出来なくなって1口だけパク。喜ばせたい気持ちと、待ちわびる気持ち、そして誘惑の気持ち。特にお祝いの時ってそうなるものですよね。
kogumachanmizuasobi
こぐまちゃんのみずあそび
こぐまちゃん、じょうろでお花に水をあげます。つぎはきんぎょにふんすいのように水をあげて、あついのでありの行列にも水をあげます。そしたらしろくまちゃんもやってきました。 こどもは水遊びが大好き。友達といっしょだと水遊びもだんだんエスカレート。最後はお風呂できれいにしましょ。
thehareandthetortoise
うさぎとかめ
昔から語り継がれている「うさぎとかめ」。こちらはブライアン・ワイルドスミスの美しい絵で描かれた絵本です。うさぎとかめの言い争いがきっかけですることになった競争。 ほかの動物たちも興味津々。うさぎは自慢の足でぴょんぴょんと走り出し、亀は持ち味の我慢強さでレースに挑みます。もうお話を知ってる方も素敵な絵と一緒に読み返してみませんか。
kotorinookurimono
小鳥の贈りもの
小鳥が生まれてから飛び立つまでの様子を、人の生き方とかねあわせて描いた絵本。 ここに書かれているメッセージは、いつかどこかで思い出してもらいたい大切なこと。そんなにたくさんのメッセージではありません。でも、優しくてあたたかいエネルギーに満ちています。 静かにそっと支えてくれている、そんな感じもします。
thesouthpaw
サウスポー
ふとしたことがきっかけで、けんかしてしまった。感情のままに相手のよくないことばかりつついて、もっと状況をひどくしてしまい、少し時間がたつと、相手のことが気になりだす。 男の子と女の子が手紙で気持ちを伝えます。なかなか素直になれないけれど、どこかに歩み寄るチャンスが転がっている。ふたりもそれに気がついたのです。
otsukisama
お月さまってどんなあじ?
お月さまってどんなあじがするんだろう。動物たちはずっとそう思っていたので、お月さまに近づこうとします。まずはカメが山の上に。それでも届かないので、ぞうがその上に。 だんだん近づこうとする動物たちを、お月さまもちょっと離れてみたり。独特な絵の表情のなかで、動物たちのやりとりとそれを聞いているお月さま。そしてずっと下でみている生き物。 みんながお月さまのしたで眠ります。
mygranpasface
ぼくのおじいちゃんのかお
白黒のおじいちゃんの顔写真と天野祐吉の文。たしかに言われれば…と笑みがこぼれるおじいちゃんの様子。身近なことで敢えて言葉にしないのだけど、そうそうとうなずいてしまうのです。 限定の復刻版です。
bananasensei
ばななせんせい
ばななせんせいは幼稚園のちいさい組のせんせいです。外のぶらんこで遊ぼうとしてもおにいさんおねえさん達が先に使っていてかわってくれません。
そこでぱななせんせい、自分の体を使ってシーソーになったり、すべり台になったり。それを見ていたおにいさんおねえさん、うらやましくなってしまいます。
birthday
おたんじょうびのひ
おたんじょうびに生まれた時のことを家族から聞くってないものです。先生から「家族から生まれた時のことを聞いてきてください」と言われたよしふみくん。 クラスのみんなも自分がどうだったのか、聞いてみたくなりました。家族は6年前に戻って懐かしく思い出します。
自分の知らない自分のこと。ちょっとてれくさくて笑っちゃうけど、嬉しいたんじょうびです。
obakeicecream
おばけのアイスクリームやさん
おばけのアイスクリームやさん、出会った森の動物たちにちょっとかわったアイスクリームをくばります。うさぎちゃんにはうさぎの形、ねこちゃんにはねこちゃんの形のアイスクリームなのです。 森のみんな、おばけのアイスクリームやさんが大好きです。おばけの形のアイスクリームは… みんながいつも食べてるものと形が変わらないかもしれませんね。
snake
へび のみこんだ なに のみこんだ?
まずはなにかをのみこんだへびのシルエットから始まります。ページをめくるとのみこんだものが明かされます。食べたいものだけじゃ飽き足らず、したい放題のみこむので、次のページで予想以上のものが登場します。 このへび何でものみこんでしまいますので、どうぞご注意を。コラージュの絵もお楽しみに。
haruneko
はるねこ
”はるねこ”は、毎年春をはこぶことが仕事。ところが春をはこぶのに必要な「はるのたね」をなくしてしまったから大変。 そこで、あやははるねこに折り紙で春をつくってみようと誘います。楽しく一緒にいろんな春を作っていくと、本当の春がやってきました。
のびのびと描かれた、春色の絵本です。
howtoputonyourunderwear
パンツのはきかた
ぷたさんがパンツのはきかた、紹介します。まずはかたあしをいれるでしょ。それからもういっぽいれて、ぎゅっとひっぱる。リズムよく歌うようにすすんでいくと… さあできあがりってところで、あらあらパンツがうらがえし。
可愛いブタの絵は佐野洋子、文は岸田衿子。最後に楽譜もついてます。歌って楽しくパンツをはいてみよう。
busnanone
バスなのね
いろんないすを並べてみたら、バスに乗ってるみたい。運転手になってバス停でとまってみたら、動物たちが乗ってきた。 みんなを乗せてまた出発。バスの中はゆれたりもする。ちょっとしたハプニングだって。それも楽しい”バスなのね”。
treasureofshetlandknitting
シェットランドのたからものニット
英国の最北端、シェットランド島。そう聞いただけでも寒さは厳しいのだろうと想像できます。だからこそシェットランドニットは豊かな文化を育み、受け継がれてきました。 美しいフェアアイル編みは人の手で編まれ続けてきたものです。手芸本だけに収まらない充実した内容は、島やニットの文化や歴史、様々なニット達の紹介と、数種の編み図、いろんな角度から撮った写真で構成されています。
theumbrellaqueen
かさの女王さま
タイの山あいにかさ作りを続けてきた村がありました。女性はかさに蝶や花を描き、お正月に村一番の絵描きは「かさの女王さま」に選ばれます。小さなヌットはお母さんに憧れ、ずっとかさに絵を描いてみたかったのでした。 描くことが許され、ヌットは絵付けをするのですが、伝統の絵柄ではなく、象の絵ばかり描いてしまいます。そこへ、王様が「かさの女王様」を選びにやってくることになりました。
sparkleandspin
ことば
いつも何の気なしに使っている『ことば』。あらためて『ことば』とは何か考えてみると広く深いのです。意味を伝えるだけでなく、感情も表すことができるし、擬音語だけでも、何かが伝わる。 世界にはいろんな『ことば』があって…。とりとめなくなってしまうけど、読んでみて気づかされることは多い。大事に使いたい『ことば』です。
christmasnoobake
クリスマスのおばけ
「こわいけど気になる…」小さな子どもは「おばけ」のお話が大好きです。クリスマスはとってもたのしいけど、おばけのこどもはどうしているのかな?みんなが楽しんだ後はごちそうもなくなっているし。 こわいけどおばけのことを気遣う、子供ならではの優しさを描いた、せなけいこの絵本です。
thecatvisitor
黒ねこのおきゃくさま
寒い冬、部屋を掃除する貧しい一人暮らしのおじいさん。年をとってからの生活が大変であることを嘆きながらも、一週間に一度だけの楽しみ「おいしい肉のごちそうと寝る前にミルクに浸したパンを食べること」を嬉しく思っていました。 外で音がしたので扉を開けると、やせた猫が入ってきました。おじいさんは猫に自分の楽しみを分け与え、ついには全てあげてしまいます。おじいさんの気持ち、猫のしぐさ、挿絵からさらに伝わる情景。心に静かに伝えるお話、この時期、味わってみてください。
heartwarmingpresents
あたたかいおくりもの
もりに住むどうぶつたちのところに、『もりのき』から手紙がとどきました。どの手紙にも「とってもさむいのでセーターをあんでほしい」と書いてありました。 どうぶつたちはみのまわりにある毛糸をあつめて、セーターを編むのです。クリスマスのまえのばん、どうぶつたちは編んだセーターを手に、もりへでかけます。あたたかいお話がつまった小さな絵本です。
michka
ミシュカ
ミシュカはある女の子のこぐまのぬいぐるみでした。でもその子のきまぐれにうんざりし、家を逃げ出します。雪の森の中を歩いていると、家の中では見ることのない経験をし、サンタクロースのお手伝いをしているトナカイに出会います。 トナカイに頼まれて、サンタクロースの手伝いを楽しむミシュカ。最後の家にやってくると、プレゼントが足りないことに気づきます。
フランスで長く語り継がれてきた物語には、ミシュカを通じて様々なことを想像してほしいという願いも。
kurukurukurumi
くるくるくるみ
田舎でおばあちゃんがくるみのおいしい料理を作ってくれました。 くるみってどんなふうになるんだろう?と思ったら、おじいちゃんとおばあちゃんがいろんなことを教えてくれます。それにクルミの木だって近くにある。 くるみってよく見かけるし、食べるけど、もっと知ってみると面白い。おばあちゃんのレシピものっています。
bakeshopghost
ケーキやさんのゆうれい
コーラ・リーは国いちばんと言っていいほどのケーキやさんでした。でも今は他の人にわたったお店に、ゆうれいとして出てくるのです。 新しいケーキやさんはコーラ・リーのゆうれいが怖くて出て行ってしまいます。ある日この店を気に入ったアニーがお店を買うことにしました。コーラ・リーはまたしてもゆうれいとなって出てくるのです。 ある気持ちを伝えたいばかりに。
movingblocks
のりもの つみき
青と赤と緑と黄色のつみきが並んでいます。切り抜かれたページをめくると、乗り物がでてきます。丸くくり抜かれたところはタイヤになります。バスにも汽車にも船にもなります。 いえいえ、もっと大きな乗り物にもなるんです。
本物のつみきで遊ぶ楽しさを、本の中でも体験してみてください。小さいサイズのボードブックです。
dontspillthemilk
ミルクこぼしちゃだめよ!
舞台は西アフリカの二ジュールという国。山の上に羊を連れていったお父さんに、ミルクを届ける女の子。頭の上にミルクがいっぱい入ったおわんをのせて、こぼれないように、慎重に運びます。 途中、その土地ならではの景色が次々とでてきます。ミルクをこぼさず届けられるか、という話の結末も気になるところですが、この本のもう1つの魅力は絵の鮮やかさ。西アフリカで出会う様々な者、物に目が惹かれてしまいます。
manuelo
野はらの音楽家マヌエロ
ある夏の夕暮れ時。グローバーデールの野原では、マヌエロという名前のカマキリが美しい音楽に聞きほれていました。マヌエロは自分もきれいな音をだせたらいいなぁと思い、羽などで音をだしますが・・・
tanta
たんたのたんけん
8月29日の朝、たんたは「ばんざい」と、飛び起きて窓を開けました。今日はたんたの誕生日、いつものようにズボンをはこうとしたとき、白い封筒がたんたの足元に飛び込んできました。 そこからたんたのたんけんがはじまります。
rokube
ろくべえ まってろよ
穴に落ちた犬のろくべえ。穴は深くて、中は真っ暗。大人に相談してみても解決策なんて出てきません。「自分達でなんとかしないと」と仲間といっぱい考えて、知恵を出して、やれることはやってみる。 子ども達の優しい気持ちがひとつになって救い出すまでの物語に、いろんな気持ちを感じ、一緒に体験してしまいます。
koori
こおり
表紙のカキ氷おいしそうですね。夏にはなくてはならない氷の1つ。冷蔵庫の氷ってどうして中が白いんでしょう。そんな身近な氷を例に挙げ、氷になる前の水のこと、水から氷になる仕組み、そして氷の性質へと進みます。 ジュースを凍らせたら?色のついた水を凍らせたら?氷の性質が分かると、話はもっと大きな世界につながります。雲の中の氷が雨、海に浮かぶ氷、海水のこと。そして氷があるから地球が穏やかに保たれてること。
ningengokko
にんげんごっこ
人間の住むところはどんなだろう?と思っている森に住む動物たちに、人間と住んだことのある猫が教えます。動物たちに人間の生活にある『もの』になってもらって説明します。だけどその『もの』になった動物たち大変なんです。 とんだにんげんごっこが始まりました。人間の住むところ、動物たちにちゃんと伝わるんでしょうか。
okasandamono
おかあさんだもの
おかあさんの声を聞いて集めて、そしてできたこの絵本。子育ての間にいろんな気持ち、体験、環境があります。子どものことだけでなく、いろんな人、いろんなことが絡んでいることもあるでしょう。 どんなに大変な時でも「産んだ日のことを思い出すとまた前向きになれる」と話すおかあさんが多いのだそうです。おかあさんだけでなく、おかあさんから生まれる全ての人に。この世に生まれてきた日を思い出すために。
pianotuner
ピアノ調律師
デビーのおじいちゃんは世界一のピアノ調律師。ピアノに囲まれた生活をしているのだからと、おじいちゃんはデビーにピアニストを目指してもらいたいと思います。でもデビーはおじいちゃんと同じ調律の仕事がしてみたくてしようがありません。 彼女にとっては調律の音が美しい音楽なのです。好きなことだからこそ起こしてしまう子どもならでは突拍子もない行動、ひたむきさ、ゴフスタインが丁寧に物語ります。好きなことがあるってすばらしい。
philharmonic
105人のすてきなしごと
オーケストラが奏でる音楽、聴いたことがありますか?指揮者の合図でいろんな種類の楽器の演奏がひとつにまとまり、素晴らしい音楽となって、観客に感動を与えます。そんなオーケストラの105人のある晩の様子が描かれているのがこの絵本。 年齢も家族も個性も違う105人が、心をひとつにして美しい音楽を演奏するためにはどんな準備をするのでしょうか。「オーケストラの105人」がタイトルを改め、あすなろ書房より出版されました。
countrybunny
ふわふわしっぽと小さな金のくつ
イースターはキリスト復活を祝い、春の訪れに感謝するお祭りです。イースターではイースター・バーニーといううさぎが幸運を呼ぶ卵を配るという大切な役目を果たします。 春になるとたくさんの子どもを産むうさぎと復活を意味する卵はイースターの象徴なのです。世界にたった5匹のイースター・バーニーになりたいと夢見る母さんうさぎのお話ですが、イースターを知る上でも読んでみたい1冊です。
okasshinokuni
おかしのくにのうさこちゃん
「おかしのくに」聞いただけでワクワクします。いつものことに飽きてきたうさこちゃんが「もし...」と空想し始めたのが「おかしのくに」。 キャンディが雨のように降っていて、石はチョコレートでできていて、飲み物はみーんなジュース。だれからもナンニモ言われなくって...思う存分空想したあと、うさこちゃん気づきます。それでいいのかなって。 自分で発見すること納得することって大きいです。
onita
おにたのぼうし
おにたは気の優しいおにです。こっそりと隠れている家では、知らないうちに靴磨きをしてあげたり、なくしたものを見つけてあげたり。 そんなことは誰もしらず、節分には「鬼は外、福は内」と豆を撒くので、家にはいられません。どこの家も節分が行われてるなか、トタン屋根の家から女の子が出てきました。 豆のにおいがしないその家に住み着こうとおにたは思うのですが・・・。
tebukurowokaini
手ぶくろを買いに
表紙を見ただけで昔読んだ感想を思いだす方が多い絵本です。教科書にも登場し、長い間読み継がれてきた代表作。 しんしんと雪の積もる冷たい冬の日の、狐の親子の愛情と、人間社会との繋がりを見つめる物語。世代を超えて、お話から、絵から、感じることがたくさんあります。
12matescalender
こよみともだち
日本には暦にあった行事がたくさんあります。四季もあるのでそれだけでも月から月への移り変わりを表現しやすいのかもしれません。 この本は”1月さん”が”2月さん”を訪問して、を繰り返し12月まで、月ごとの特徴を紹介する絵本です。最後はそれぞれの月がこよみの家へお引越し。
crictor
へびのクリクター
へびのクリクターはあるご婦人のペットです。それはそれはとても可愛がってもらい、クリクターは学校に行って勉強をし、人助けをすることもありました。 へびって怖いばかりのイメージですが、クリクターは人の役に立ってみんなから愛される存在なのです。「すてきな三にんぐみ」とは全く異なる絵の描写ですが、トミー・ウンゲラーの作品。
aboutchristmas
クリスマスってなあに?
クリスマスってどういうものなのか、どんな準備をするのか、クリスマスの料理がどういうものなのか、クリスマスにまつわるいろんなことを紹介しています。 使われた色は数色で古風な雰囲気で描かれた絵が素敵な絵本。本来のクリスマスの過ごし方、知ってみたいと思いませんか?
giftofnothing
おくりものはナンニモナイ
大好きな人におくりものをしたいのに、その人はなんでも持っていた。なにをあげたら喜んでくれるんだろう?それは「ナンニモナイ」。 「ナンニモナイ」を探しに街へ出かけたり、じっと考えてみたり。「ナンニモナイ」のおくりものっていったいどんなもの?
ringonoki
りんごのき
家の庭にある1本のりんごの木。季節にあわせて変化するりんごの木を話しかけ、手をかけ、木が実をつけるまでの様子を綴った絵本。 身近な自然と一緒に過ごすことは、大地からの恵みに感謝することを改めて思い知らせてくれものです。チェコの絵本。
kumasaburo
くまさぶろう
くまざぶろうは世界中でも珍しい、すばらしいどろぼうです。すばらしい?どろぼうなのに?気づかないうちに物を盗んだりしていたのです。くまさぶろうも。 でもそのうち、悲しかったり痛かったりする子どもの気持ちを盗んで自分がその気持ちになり、子ども達を喜ばせるようになりました。 なぜって、子ども達の喜ぶ姿をみるのが嬉しいからなのです。
frogwent
かえるだんなのけっこんしき
スコットランド、イングランドからアメリカに広がり、昔から歌い継がれたおはなし歌。かえるだんながねずみの娘に求婚し、結婚式を挙げるまでの様子が描かれています。 野原での結婚式、参加した仲間の様子が繊細に美しく描かれ、色使いも独特。文章はテンポ良く進みます。
agoodday
とってもいいひ
何か悪いことがあると「なんてついてないんだろう・・・」と落ち込みがち。この絵本の登場人物にもそれぞれ落ち込むことがありました。でも、そんな日でも悪いことばかりではなかったのです。1日のうちに起こってる出来事は様々。 その中でどんな些細なことでも良かったことを思えば、悪かったことは薄れていくのかもしれません。そんな風に考えられたら、笑顔がもっとたくさん見れるはず。
unlivre
まる まる まる のほん
「よむほんではありません」とあります。なぜなら、描いてある”まる”の絵をつかってあそぶほんだから。
赤、青、黄色の”まる”を使って作者の言葉にあわせて動作すると、次のページでは何かが変わってる。変化を想像する楽しみをページをめくる楽しみに、デジタルの考え方をアナログにしたユニークな試みの本なのです。 あかちゃんから大人まで遊んでみてください。
ensokubus
えんそくバス
「あしたはえんそくだ~!」前の日からわくわくどきどきしてしまいます。えんそくの準備はとっても楽しいもの。
さぁ、えんそくの当日。忘れ物はないかな?みんなそろっているかな?確認してバスは出発します。嬉しい楽しい気持ちがいっぱいで誰も気付いていないことがありました。焦っているのはあの人だけ・・・
rappa
このラッパだれのかな
ちいさなラッパ、このラッパだれのかな・・・ 次のページでそのラッパの持ち主が登場します。ラッパの形や音にあわせて、小さな生き物だったり大きな動物だったり。
まどみちおの文に中川宗弥のやさしいタッチの絵が心に和む1冊です。
namakemono
きちょうめんななまけもの
動物園で見るなまけものは、名前のとおり「怠け者」なんだと思っていました。でもみんなが見ていないところでは頑張っているんです。そんななまけものの裏での様子を紹介しています。
なまけものっていいなぁと思ってる方、なまけものは「怠け者」のふりをしているようですよ。あちらの方が一枚上手だったようです。
howahowasakura
ほわほわ さくら
満開のさくらの花びらが風に舞うなか、女の子も追いかけるように春の季節を楽しみます。咲いている期間が短いからこそ、この薄いピンクのはかない花びらを思い切り愛でようと。 文章は短く、さくらから連想されるシンプルな言葉がならびます。幅広い世代が共感できる季節の絵本です。是非春に手にとってごらんください。
motenasigohan
もてなしごはんのネタ帖
タイトルどおり、急なおもてなしにもさっと用意の出来るごはんのネタ帖です。簡単なのになんで思いつかなかったんだろうこの組み合わせ、意外な組み合わせだけどおいしそう、といったレシピがずらり。 洋風和風からテーブルコーディネートまで内容も豊富です。1つのレシピでバリエーションが広がるのも特徴のひとつ。そこから自分だけのバリエーションに広がりそうな料理本です。
princessnokingdom
王国のない王女のおはなし
王国のない王女が馬車に荷物を載せて、自分の王国を探しながら過ごしていました。お供は馬車をひく馬のプリティだけ。彼女の美しさに王様や王子達はいがみ合いますが、王女には本当に必要なもの、本当の気持ちに気づいていました。
果たして王女は自分の王国をみつけることができるのでしょうか。美しい切り絵のようなシルエット、細かな描写もお楽しみください。
thankyoubook
ありがとうのえほん
見わたしてみるといろんなところに「ありがとう」と感謝をあらわすことができるのです。毎日の朝ごはんにも、日中暖めてくれる太陽にも、生活に彩りを与えてくれる花たちにも。
忙しい日々の中でたくさんの「ありがとう」があることを気づかせてくれるフランソワーズの絵本です。
akaoni
泣いた赤おに
気の優しい赤おには「おにどものためにも人間と仲良くなりたいと思っていました。家へ招待するためにお茶やお菓子を用意して待つも、人間はおには怖いものだと思って入ってきません。 そこで仲良しの青おにが提案します。自分が悪者になってそれを君がやっつければいいと。人間と仲良くなれたものの、その後の青おにを心配する赤おに。鬼同士の友情が胸に響くお話です。
kitsuneyama
きつねやまのよめいり
きつねのむすめがよめいりするとき、家族はちょうちんをもってみんなでよめいりみちを送ります。
1番目のむすめのよめいりは山中のきつねが行列を作り、山がちょうちんで明るく見えました。2番目、3番目とむすめがよめいりする時には、よめいりみちの事情が変わっていました。人間社会の影響を受けていたのです。そして5番目のむすめの時には・・・。
owlmoon
月夜のみみずく
冬の夜更けに父さんと一緒にみみずくさがしに出かける少女。彼女の語りが雪の降り積もった森へと読者をいざないます。 静寂な森の中でみみずくに会えるのだろうか、寒さで張りつめた空気の中、自然の不思議を目にしながら父さんの後を歩きます。少女の気持ちと自然の豊かさを描いた作品です。
josephcoat
ヨセフのだいじなコート
ヨセフのコートはあちこち擦り切れてつぎをあてていました。それでジャケットにして、また擦り切れてつぎをあてて・・・。 これを繰り返し、コートはだんだん形を変えていきます。最後には何になるのでしょう。そこまでして?と思うかもしれませんが、だいじなコートなのです。コラージュや切り抜き、ちょっとした格言も盛り込まれています。
glittlewizard
まほうつかいのトビィ
魔法使いのトビィは空が飛べず、友達もできません。ある日、森でドラゴンに出会い、ドラゴンはトビィの空飛ぶ練習につきあいます。 ひとり練習を続けていると、ナイトがドラゴンたいじをすると知り大慌て。早くドラゴンに知らせないと、と焦るトビィ。ナイトが見つける前に伝えることができるのでしょうか。
onarauta
おならうた
サツマイモの季節ですね。この本、谷川俊太郎のおならの詩なのです。リズムと音でさらに楽しいのです。リズム感良く何度か読んだらきっと覚えてしまいます。 飯野和好の迫力ある絵も印象的。みんなで大合唱できそうです。
sukimanojikan
すきまのじかん
たいようのじかんとやみのじかんのあいだにある、すきまのじかん、日中のようにあかるすぎず、かといって夜のように暗すぎないうすぼんやりした夕暮れの時間です。 たいようのおうさまとやみのじょおうさまは仲が悪く、どちらのじかんにもすきまのじかんの居場所はなく、その間のわずかなじかんにそっと忍び込むことにしました。 ある時、むこうがわのじかんによあけのおひめさまがいると聞き、会いに行こうとします。やわらかな気持ちがすきまのじかんらしさなのでしょう。この時期にしんみりと伝わります。
goodnightme
おやすみ、ぼく
ベッドに入ったもののなかなか眠れない。もう寝る時間だってわかってるのに。今日も1日いっぱい遊んでくれた、ぼくのあし、ぼくのひざ・・・。体に順におやすみを言って、また明日一緒に遊ぼうと約束。 そしたらだんだん眠たくなってきた。おやすみ、ぼく。今日も1日ありがとう。明日もよろしくね。
risutootsukisama
リスとお月さま
リスのお家の木の枝にお月さまが落っこちた!どうしよう。どろぼうだと思われたら大変と、何とかしようとするリス。このお月さま、重くて硬いのです。 通りかかった森の動物たちと奮闘するうちにお月さまの形が・・・。見返しから見返しまでストーリが続きます。動物たちの空想が面白い一冊。
aoitorinohon
青い鳥の本
「本をぱっとひらいて、そこにある文章を読む占い」をビブリオマンシーと言うのだそうです。自分の直感で開いたところが自分へのメッセージなのかもしれません。 占いというよりも何かを気づかせてくれる、そっと後押ししてくれるそんな言葉が散りばめられています。気になったらページを開いてみてください。今のあなたが求めている言葉を。
kasa
かさ
空は灰色で薄暗いのに、みんなが持っているかさが色とりどりの空間を作り出す。ちょっと落ち込み気味だった気持ちも明るくなる。 かさは雨にぬれないようにするためのものなのに、雨降るなか、かさを使って遊んでみたり。そういうことしたくなりますよね、小さな冒険者たち。
plantsitter
はちうえはぼくにまかせて
鉢植えの世話が好きなトミー。夏休みは旅行する人たちのために鉢植えを預かるアルバイトをはじめます。植物にあわせて置く場所や水の量を考え、植物はすくすくと育ちます。 トミーの家はだんだん緑が増えていき、ジャングルのようになったり。何かに気がつき、トミーは植物のことをもっと知ろうとします。みんなが旅行から帰ってきたらどうなっているのでしょう。
kinouta
木のうた
イタリアの作家、イエラ・マリの文字のない絵本。
見開きのページに大きな木が一本。ページをめくると季節が少しずつ変わっていきます。 木の様子、動物たちの動き、草花の変化。自然の生態系をシンプルな形でとてもうまく表現している一冊です。季節ごとに使われる美しい色も楽しみの1つ。
gardener
リディアのガーデニング
1930年代の不況のアメリカを舞台に主人公の少女が暗く落ち込んだ大人たちを持ち前の明るさで笑顔にしていくという話。
リディアは大好きな家族と離れて町でベーカリーをするおじさんと一緒に住むことに。どんなことをしても仏頂面のおじさんを何とか笑わせようとリディアは準備を始めます。 自然の美しさは周囲の人々に笑顔を取り戻し、そしてついにおじさんも。文章がリディアの手紙で構成されているところも面白いところ。
chororin
ちょろりんのすてきなセーター
とかげの子ちょろりんはとっても寒がりや。寒い風が吹くなかを歩いていると、ようひんてんのまどガラスに気になるものをみつけます。 それはあたたかそうな春のはらっぱ色をしたセーター。どうしてもそのセーターを欲しくなってお金をためるようとがんばります。本当に欲しいものに対するちょろりんの気持ちが大人達にも伝わって・・・
friendlybook
すきがいっぱい
いろんな”すき”がいっぱい詰まったマーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本。
すきになるものはさまざま。すきなものがたくさんみつかると、いきいきとしてワクワク楽しくなってくる。 そんな気持ちが細かく描かれた絵からも伝わってきます。すきなものがあるって本当に素晴らしい。あなたのすきなものはなんですか?
ochakaihe
もりのおくのおちゃかいへ
おばあちゃんの家に雪かきをしに行ったお父さん、ケーキを持って行くのを忘れてしまいました。キッコちゃん、森のむこうにあるおばあちゃんちへ1人で出かけます。 お父さんの後姿を追ってある建物の中をみてみると動物たちの姿が・・・。
全体をモノトーンで描き、主人公とそれぞれのページの中心になるものに赤や黄色を使い、ストーリーに引き込まれそうな感覚。動物たちの表情も迫力あります。
yukigayandara
ゆきがやんだら
雪が降ったから幼稚園がお休みになった。飛行機で帰って来るはずだったお父さんも今日は帰れない。通る車も少なくて辺りは雪の降る静かな音だけ。 降っている間は外に出てはだめ、とお母さん。いつもと違うことがいっぱいでわくわくする気持ちをおさえて「ゆきがやんだら・・・」。あれもしようこれもしよう、そしていつものような時間が戻ってくるかな。
oshogatsu
もうすぐおしょうがつ
どうぶつたちが新年を迎えるまでの様子を紹介します。大掃除にもちつき、障子のはりかえ、新年のためのお買い物。やることはいっぱいあります。 いつもと違う様子に子ども達もわくわくです。大晦日はおそばを食べて、夜は遅くまで起きて除夜の鐘とともにお正月を迎えます。
fujisan
富士山にのぼる
遠くから何度も見ている富士山。映像でも何度も見ている富士山。でも登ってみると知らないことがたくさんある。登山中の景色、頂上から見下ろした景色、見かける植物、星空、周りの森や洞窟。 登ってこそわかる、感動する、富士山のいろんなことを著者自身の体験も盛り込んで伝える写真絵本。
morinookurimono
森のおくりもの
雪がとけた野原の切り株の上で毎日バイオリンの練習をする男の子。でもあまりの音に通りかかる動物たちはさっさとその場をはなれます。 そんなことはお構いなしに、季節が変わっても男の子は練習を続けます。クリスマスの夜のために。するとその音色もだんだん変わり、動物たちもささやかなお手伝いをし始めます。 小さな積み重ねが素敵なプレゼントに。
nutcracker
くるみわりにんぎょう
クリスマスの夜、マリーは大きなクリスマスツリーの下に置かれたプレゼントの中に木でできたくるみわりにんぎょうを見つけました。 時計が12時を打つとなにやら騒がしい音が。たくさんのねずみがマリーに飛びかかり、くるみわりにんぎょうとおもちゃの兵隊が助けようとします。 バレエ組曲としても有名なお話です。
fcholiday
サンタのなつやすみ
忙しいクリスマスを終えたサンタのお話。暖かさを求めて世界を旅します。その土地ならではの事柄を楽しんだり舌を巻いたりしていると、「あれ、サンタさんじゃない?」 どうも子ども達にはわかってしまうようなのです。夏休みを満喫して家に戻ってみると、世界の子ども達からたくさんの手紙が。さ、今年も仕事が始まるぞとサンタさん準備を始めるのでした。
kihanannimo
きは なんにも いわないの
おとうさんと一緒に公園に行ったすーくん。「おとうさん、木になって」とお願いします。木になったおとうさんに登ろうとするのですが、登り方がわかりません。「おとうさん、どうやって登るの?」 でもおとうさんは黙ったまま。自分でなんとか登り、木の上から見える様子を語りかけます。でもおとうさん黙ったまま。見守ることの大切さ、ほどよい親子の距離、この父子の様子からうかがえます。片山健の絵本。
enfune
えんふねにのって
川の近くの幼稚園に通う子ども達の様子をいきいきと描いた絵本。「えんふね」の運転手は船頭さん、途中からお友達も乗ってきます。橋の下を通ったり、橋の上から野菜をもらったり、自然を身近に感じながらの道中はすばらしい体験の宝庫。 やさしい線と色合いでありながら、細かい描写といろんな角度から描かれた壮大な風景。是非手にとってご覧ください。
duckling
かもさん おとおり
森の中で生活していたかもの夫婦。子育てをするには危険が多いということで、ボストンの街で住処を探します。そんな街の中で・・・と思うのですが、案外やっていけてしまうのです。
そこには素敵な出会いと信頼関係があります。そうありたいですね、いつの時代も。白と茶色で描かれているだけなのにこのいきいきとした表現力。すばらしいです。
ohikkoshi"
おひっこし
りすが木のあなからでてきます。1匹かと思ったら、ぞろぞろいっぱい続きます。リスの大移動、街を通りぬけるのも我が物顔。 小さい生き物がこんなに大きな集団になったら、おひっこしも迫力があります。
100%ORANGEの絵本。
atarimae
あたらしいあたりまえ
「暮しの手帖」編集長、松浦弥太郎が何気なく過ごしている毎日を楽しく、そして新鮮に過ごすためのヒントを綴っています。
日々の暮らしはあたりまえの連続。でもよくよく見てみるとそのあたりまえもいろんな種類のあたりまえが。著者の経験から得た新しいあたりまえを紹介しながら 日々のしあわせを感じることを提案しています。
noichigo
のいちごそうはどこにある?
小さなホップさんがのいちごがたくさん実った丘に4階建ての家を建てました。その家の名前は「のいちごそう」。 しばらくすると動物たちの借り手がみつかり、のいちごそうは満室になりました。ところがその後いろんなことがおこります。
緑と赤で書かれたかわいいスウェーデンの絵本です。
goldenegg
きんのたまごのほん
ちいさなひとりぼっちのうさぎがたまごをみつけました。中からなにやら音が聞こえます。「男の子?うさぎ?ねずみかな?」 気になって押してみたり、上に乗ってみたり。何か出てきそうでなかなか出てこないたまごの中のもの。そうこうしているうちにうさぎは眠り込んでしまいました。
レナード・ワイスガードの美しい絵。表紙のたまごはイースターエッグでしょうか。
haiku
E.J.キーツの俳句絵本
春の日や 庭に雀の 砂あひて
日本のすばらしい詩の文化、俳句。一茶、蕪村、子規などの俳句にアメリカの絵本作家、エズラ・ジャック・キーツが俳句からイメージを膨らませて素敵な絵をつけた絵本。 英訳もついて、たくさんの楽しさが詰まった1冊です。限られた文字数で表現される自然の美しさや心情。音のひびきもいいのです。
people
せかいのひとびと
世界にはどれくらいの人がいると思う?たくさんいても同じ人は1人もいない。大きさ、肌の色、髪の色、言葉、考え方、習慣、文化・・・。 たくさんの違いを絵で表し、”せかいのひとびと”を紹介しています。みんな同じだったらとってもつまらない。でも違いがあるといろんな楽しみがある。あなたと私が違うように。
dareno
だれのあしあと
「ゆきのたくさんふる日、うれしくなったねずみくんがそとにでてみると。ゆきの上にあしあとをみつけました。 「だれのあしあと?」あしあとの先には楽しいお友達がつぎからつぎに。あしあとからお友達を想像してみてください。
pokapoka
ポカポカホテル
ひとりで留守番をしているたっちゃんがたいくつそうにしていると、きつねがスリッパをくわえて庭をよこぎります。 「まって!」とすかさず追いかけるたっちゃん。その先には動物たちのふゆごもりの世界が続いていました。
ようこそポカポカホテルへ。
yukinohi
ゆきの日 on Christmas day
「ゆき」っと聞いてワクワクしたときっていつだった?まだだれも足あとをつけていない雪の上を歩いたとき。ふわふわの雪の上をわざところんだとき。 それってもう何年も前のこと…あの頃から何か変わってしまったのでしょうか、日々の生活に振り回されているうちに…
そんなことを思い返せたらいいですね、ゆきの日に。
santaclaus
サンタクロースっているんでしょうか?
「サンタクロースって、ほんとうにいるんでしょうか?」ニューヨーク・サン新聞社に届いた8歳の少女からの質問。1897年、記者は愛情いっぱいの温かい言葉で彼女への答えを社説に載せました。 幼い頃だれもが思ったこの質問。100年以上も前にこんなやりとりが実際新聞上で行われたなんて素敵です。
halloween
ハロウィーンってなぁに?
10月になるとところどころでかぼちゃやおばけ、コウモリの飾りをみかけます。子供たちが夜、思い思いに仮装して練り歩きお菓子をもらったり。「ハロウィーン」のイベントと知ってはいても詳しいことは意外と知らない。
魔法使いのビビもそうでした。でもおばあちゃんからハロウィーンの由来や飾り付けの作り方、仮装の仕方を教えてもらい、ハロウィーンの夜を楽しみます。ビビのおばあちゃんからハロウィーンのこと教えてもらいましょ。
kaerimichi
かえりみち
野原の真ん中で女の子が迷子になって泣いていました。するとこぎつねがやってきて「いっしょにさがしてあげるよ。」1人のときよりずっと心強くなって、女の子のお家がみつかります。 喜んでお別れすると今度はこぎつね、帰り道がわからなって泣きはじめます。そこへ別の動物がやってきて…。動物が入れ替わりながらお話が繰り返されます。みんな無事にお家に帰れますように。
lb&ly"
あおくんときいろちゃん
レオ・レオーニの作品の中でこの1冊は印象的。あおくんと仲良しのきいろちゃんが遊んでいたら、嬉しくて嬉しくて「みどり」になって…というお話。
1つ1つの色を足していくと違う色になることの面白さ、人の交流・融合というテーマにも取れる内容は幅広い年代に読み告がれています。
tree
木をかこう
種が落ちて芽が出て棒がのびて…まずは木の成長の仕方を説明し、木の描き方を見せています。ある規則に従って描けば、どんな種類でもどんな環境にある木でも思ったように描くことができる。 木には様々な形があるのだからといろんな視点で表現される木。ついには立体的な木まで。
イタリアの造形デザイナー、ブルーノ・ムナーリ。彼の遊び心に溢れている1冊です。
umbrella
かさ
雨の降るなか、傘を持って駅までお父さんを迎えにいく女の子。墨一色で描かれた街の中に女の子の持った朱色の傘が映えます。 普段通る道でもひとりだとまた違って見えるもの。女の子の目線で見える街、待ちゆく人々の中でしっかりとおつかいを果たす姿。 絵だけで十分伝わってきます。
bird
BとIとRとD
8つの小さなストーリーをおさめた酒井駒子の絵本。
小さな女の子の繊細な気持ちが独特な画風からも伝わってきます。 言葉にして説明できない、子どもの気持ち、それゆえのふるまい。誰もが小さい頃経験した出来事が懐かしい気持ちを思い出させてくれます。それは大人にとって些細なものなりがちですが。
grain-daile
grain-d'aile グランデール
”とてもかるい”という意味の「グランデール」と名づけられた女の子。たんぽぽの綿毛のようにふわりと風にのり、小鳥達と遊ぶグランデール。でも翼がないので飛べません。 大きくなったらいつか羽がはえてくる…そんな言葉を信じて空を飛びまわることを夢見るのでした。
フランスの詩人ポール・エリュアールの唯一の童話にオードリー・フォンドゥカヴの鮮やかな水彩画。父が娘に優しく語りかけるトーンにぴったりです。
kageoi
影追いの街
影のない影追い街。そこでの100の不思議なシチュエーション。読んでいくとあり得ない不思議な感覚にとらわれながらも、デジャヴのように”そうであったかもしれない”と思えてくる。 言葉も文化も生活習慣も違うところへ旅をするのが好きな方なら、これが幻想の世界とは思えないかもしれない。そしてまた見知らぬ場所を旅をしたくなるかもしれない。どのページから読んでも楽しめる1冊。
tofu
お豆腐屋さんのとうふレシピ
国産大豆を100%使用し、昔ながらの製法で手作りしている「三之助豆腐」。豆腐屋さんが考えた毎日でも簡単においしく作れるレシピ150をまとめた1冊です。 豆腐自体がシンプルだからおかずからデザートまで、幅広いバリエーションができるのでしょう。いつもの食べ方にひと手間加えるだけで、新たな豆腐の味を発見できるのが嬉しい。 油揚げ、厚揚げ、がんもどき、豆乳のレシピも入っています。
breakfast
朝ごはんの献立
映画「かもめ食堂」「めがね」のフードスタイリストとしてお馴染みの飯島奈美による朝ごはんのレシピ集。日々の食卓に出てくるなんてことはないメニュー。手の込んだ難しいものではなく、簡単で心を込めて作られた朝ごはん。 映画の食事シーンを思い出させるような、素朴だけど丁寧でぬくもりを感じる朝ごはんのレシピがぎゅっと詰まってます。
granma
パリのおばあさんの物語
しわも白髪も長い苦楽の人生を彩る素敵なポイント。年齢を重ねることで次第に無理が出来なくなってきても、それを受け止めておばあさんはいいます。「やりたいことが全部できないのなら、できることだけでもやっていくことだわ」 そして1人静かに思い出します。フランスに移民してきた時のこと、移民である旦那さんに出逢った時のこと、ナチスドイツの迫害から逃れる日々のこと、子ども達との楽しい日々。
フランスで幅広い世代に読みつがれているというこの絵本。岸惠子が訳しました。
sukoyakani
すこやかに おだやかに しなやかに
日々何気なく思ったり考えているしていること。とりとめのないことのような気がして、その思いをしまったまま日常を過ごす。それが文字で表され、言葉が繋がって、詩となって表現され、読んだ時になぜかほっとする。
そんな詩集だと思います。
谷川俊太郎 著
alice
不思議の国のアリス
お馴染み「不思議の国のアリス」。ツヴェルガーのこの絵をどこかでみたことがあるかもしれません。 絵本とはいえ読み応えのある文章に柔らかな色彩のイラストが入った素敵な1冊。紅茶を飲みながらアリスと一緒に夢の中へ…
ほどよくとられたページの余白や行間から、そんなゆったりした雰囲気を感じられます。
nevertoolittletolove
ちっちゃくたっておっきな愛
ねずみのちびちびくん。だいすきなこがいます。ちびちびくんよりずっと大きい。でもキスをしたくてちびちびくんがんばります。 ずっと上を目指していろんなものを使って届こうと。シンプルなしかけ絵本。ちびちびくんの努力届くでしょうか。そして相手はだれ?
snow
ゆき
ひらひらと舞いはじめた”ゆき”。でも大人は感心なさげに言います。「こんなの降っているうちにははいらない。」
それでも”ゆき”は降っている。仲間を呼んで通りに出ればどんどん積もる白い”ゆき”。ユリ・シュルヴィッツが素敵な雪の世界を描いています。
snowbirthday
雪の日のたんじょう日
たんじょう日は特別な日。何日も前からどんなたんじょう日になるか考えるとワクワクするものです。 スティーブンも家族からのプレゼントや友達とのパーティを楽しみにしてました。そして一番のプレゼントに雪が降って欲しいと思っていました。 お話が少し長めの絵本。バーバーラ・クーニーのシンプルな挿絵が当時のアメリカを思い起こさせます。
thisday
きょうというひ
「きょう」は「きのう」とも「あした」とも違う「きょう」という日。
きょうというひのためにセーターをあみ、雪でちいさないえをたくさんつくります。ロウソクのあかりできょうというひをてらすために。ちいさないのりだけれども、ひとつさらにひとつとひろがっていったら世界をもかえるかもしれない。心やすらかにきょうというひを迎えられますことをお祈りいたします。
yume
ゆめ にこにこ
朝起きて顔を洗って、歯を磨いて、1日が始まります。春は小川のせせらぎを、夏は海水浴を楽しみ、変わりゆく季節ならではのいろんなことを体験します。雨が降っても風吹いても1日の終わりはやってくる。さぁねむる時間、楽しい夢がみれますように。もちろん正夢も…
snowmanchristmas
ゆきだるまのクリスマス!
みんなが寝静まったらゆきだるまのクリスマスパーティ。まちのひろばへと出かけ仲間と一緒にツリーを飾り、ママたちはお菓子の準備。 曲が流れるとダンスを踊り、サンタもプレゼントを持ってやってくる。一晩中楽しんで眠くなったら、夜明けまえにみんなでおうちに帰ります。作ったはずのゆきだるまがなくなってたらびっくりするから。 すみずみまで鮮やかに描かれた楽しい絵本。
christmascarol
クリスマス・キャロル
チャールズ・ディケンズの名作にリスベート・ツヴェルガーの繊細で柔らかなタッチの挿絵がはいった絵本。孤独で偏屈な老人スクルージは過去を後悔し、現在も素直に受け入れるができず未来を不安に持って生きていました。 彼の頑なな心はクリスマスイブの夜に現れた幽霊たちに忠告され次第に変化していきます。小説をそのまま絵本にした読み応えのある一冊です。
alligatorsmusic
ワニのオーケストラ入門
オーケストラで使われる様々な楽器たちが自分たちのことを得意気に語ります。楽器の性格、音質、オーケストラでの役割、と難しそうですが、クラシック音楽・オーケストラをもっと身近に感じられるウィットに富んだお話になっています。 音楽・美術は楽しませるものであるのに、なぜか複雑な形になってしまいがち。それを楽しく知ってもらいたいという作者達の思いが詰まった1冊です。
frogsballet
カエルのバレエ入門
しなやかで美しいバレエ。でも舞台裏ではバレリーナの日頃の努力、体力、運動量は相当なもの。 芸術的技術を習得することは簡単なことではありませんが、とんだりはねたりが得意のカエル達がポーズをとってバレエの技術を愉快に説明します。 バレエをやっている人、興味のある人、観るのが好きな人はもちろん、いろんな方に読んでいただける入門書です。

エリザベスは本の虫
ものごころついたときから本が大好き。実在した図書館員であり読書家のエリザベス・ブラウンのお話。 やせっぽっちで目が悪いエリザベスはどんな時でも本を離さず、本に囲まれた生活を過ごします。 本好きが思わすうなずいてしまう物語を、やさしい水彩の絵とリズム感のある詩的な文章で楽しませてくれます。
karubekeiko
自然がくれた愛情ごはん
自然食料理家 かるべけいこの野菜料理の本。写真家である夫とともに熊本の阿蘇で食の自給を目指しながら、家族のこと、食のこと、自然のことについて語ります。 美しい料理の写真とレシピ。細かい分量が書かれてないのは五感を使って料理をしてほしいという著者の思いから。素材を大切にした野菜料理、どうぞご覧ください。

3びきのこいぬ
3びきのダックスフンドはいつでも一緒。バーバラ・クーニーが愛らしい犬の様子を描いています。いくつかの素敵が盛り込まれているこの絵本。 1つはページごとに違う背景の色が茶色のダックスフンドのを引き立たせてます。そしてもう1つ、装丁がなんとも言えず素敵なんです。
tien
10ぴきの いたずらねこ
オレンジ、茶、白と限られた色だけで可愛く描かれたねこのかぞえ歌。お話は10ぴきそろったところからはじまります。
9ひき、8ひきと何かを理由に少なくなっていくねこたち。最後のページまでいったらまた最初から繰り返したくなります。
mizuumi
しずかな しずかな みずうみ
しずかなしずかなみずうみに可愛い仲間たちがつぎつぎとやってきます。こんなきれいなみずうみ、楽しまないともったいない! どこかでみたことのある可愛らしい仲間たち、紅茶のお店カレルチャペックのやまだうたこの作品です。
kugatsuhime
九月姫とウグイス
タイの国に9人のお姫さまがいました。そのうち一番下の九月姫のところにやってきたウグイスをめぐって、お話が続きます。8人の姉とのやりとり、最愛のウグイスへの気持ち、様々な心模様が描かれ、それは私達が日々感じるとても身近なもののような感も。 サマセット・モームが書いた唯一の童話。
littleone
ちいさな1
1ってつえみたいないっぽんのせんだけ。ひとりぼっちのちいさな1は仲間を探し始めます。おさらのうえの2このなし、ひなたぼっこしている3とうのぬいぐるみのくま。どこにいってもことわられてしまう1は仲間をみつけられるのでしょうか。 シンプルでカラフルなデザインはアン&ポール・ランド。谷川俊太郎の訳でお楽しみください。
leesewebster
いちばん美しいクモの巣
だれも住んでいないお城の中はクモの巣でいっぱい。リーゼも巣を作るために城中を探し回り、気に入った部屋をみつけます。そこでリーゼはいままでとはちがう巣を作ろうとがんばります。リーゼの巣はどうなるのか、身近なクモの巣をあらためて見直してみるのもいいかもしれません。
lovebugs
Love Bugs ~むしむし愛ラブユー~
いろんな虫たちがページをとびだして愛を語りかけます。ハートの形をした手のひらサイズのしかけ絵本。日本語と英語で書かれた大人の絵本です。虫たちの愛らしさに思わずにっこり。
choucho
ちょうちょのくに
ドイツの絵本作家ジビュレ・ファン・オルファースの最後の作品。自然をテーマに四季の美しさを描いた彼女の作品はおよそ100年前に描かれたものであっても時を感じさせない美しいメッセージで綴られています。『ちょうちょのくに』もその1つです。
kobutapancake
もしもこぶたにホットケーキをあげると
うちのこぶたにホットケーキをあげると、きっとシロップもほしいっていう。シロップをかけてあげるときっとつぎは…。こぶたの性格をわかってる女の子は次から次へとこぶたのすることを考えます。「あんなこともこんなこともしちゃうんだろうな、うちのこぶた」ってね。
threelittlepigs
THREE LITTLE PIGS
昔から語り継がれている『3びきのこぶた』。描く作家によってもこぶたの表情はさまざま。この3びきのこぶたは暖かい色合いで可愛らしい雰囲気。それでもおおかみはちょっとこわい。Paul Galdoneが描いた洋書をとりあげてみました。
sakurairo
そらはさくらいろ
満開のさくらの木の下でねころんでいると、ひらひらとさくらの花びらが落ちてきていい気持ち。その様子をみて「なにやってるの」とのぞきこむものいろいろ。みんなでねころがってみるとそらもさくらいろなんだな。
majomori
マジョモリ
朝目を覚ますと机の上にマジョモリへの招待状が。それは誰も入ってはいけない森。でも招待されたのだもの、と気持ちは森へと急ぎます。梨木香歩の文章に繊細で柔らかなタッチの絵。天気の良いのどかな日はこんなことが起こるのかも。
jurgenlehl
ヨーガン レールの社員食堂
天然素材の持ち味を生かした服・バック・ジュエリーを提供しているヨーガン レール。 設立者のヨーガンさんは新社屋には気持ちのいい場所で日々変化のある食事を取れる食堂を作ることに。この社員食堂に惹かれた著者が1年実働216日の体に優しい献立とその写真を1冊の本にしました。
nikochan
にこちゃん
色あざやかないろんなにこちゃんが登場します。やさしいタッチの色彩からは自然と笑顔がこぼれてしまいます。みわたすといろんなところに”にこちゃん”いるのです。あっちにもこっちにも…ほら そこにも。
hinamatsuri
もりのひなまつり
ねずみばあさんのところに森にすむのねずみこどもかいから手紙が届きました。もりのひなまつりをしたいので、ねずみばあさんが暮らしている蔵にあるおひなさまをもってきてほしいと。 ねずみばあさんも箱の中に入ってるおひなさまも「まいりましょう」とわくわくです。おうちのひとに見つからずに森へ行ってこれるのでしょうか。
fete
ふたつのバースデーケーキ
ふたごの兄妹の誕生日。おいわいしよう!ケーキをつくろう!いちごの水玉のバースデーケーキとチョコレートのモノトーンバースデーケーキ。 お菓子研究家いがらしろみのテキストに100%ORANGEのポップな絵が可愛らしいレシピ絵本。
lionosama
じがかけなかったライオンのおうさま
ライオンのおうさまが本を読んでいるめすライオンに一目ぼれをしました。そこで手紙を書くことにしました。でもおうさま字が書けないのです。 今までガォーとほえていればよかったから。おうさまはいろんな動物達に手紙を書くよう命令しますが、おうさまが書きたい手紙にはなりません。どうする、おうさま?
moshimoyukiga
もしもゆきがあかだったら
ゆきの上を歩きながら、ぼくはふとかんがえた。もしもゆきがあかだったら…、もしもゆきがあおだったら…。 色のイメージで表す空想の世界を駆けめぐり、目の前にあるまっしろなゆきにたどり着いた。あしあとをひきかえしてもぼくは会えるんだろうか…きみに。色鮮やかなエリック・バテュの絵本。
solangeetlange
イザベルと天使
一人暮らしのぶたのイザベル。好きなことは新しいことを見つけ出すこと、空想すること、食べること。 面倒くさがりやなイザベルが毎日通ってるところ、それは美術館。なぜってお気に入りの絵の中の天使に恋してしまったから!愛らしいイザベルの行動に乞うご期待。
efuto
絵封筒をおくろう
画家、絵本作家のものをはじめ、いろんな絵封筒が一杯つまった一冊。 スピードや合理性を求める今のコミュニケーション手段。この世に1つしかないオリジナル絵封筒は送り手から受取り手に渡るまでいろんなワクワク感をもたらしそうです。そして待つこともワクワクの1つになるのでしょう。
catsweater
ねこのセーター
寒がりなねこなんです。でも穴のあいたセーターを着ているんです。なまけものなんです。どんぐりに帽子をかぶせる仕事をしていてすぐに飽きてしまいます。 そしてせっかちでおぎょうきも悪くて…でもそれがこのねこ流。寒がりでも今日も穴のあいたセーターを着るのです。
keitodama
セーターになりたかった毛糸玉
「大きくなったらこうなりたい…」と思うように、セーターになりたい赤い毛糸玉がいました。 運よくセーター用に買われたのに半端に余ってしまい、あと一歩のところで夢が叶わず、形を変えて、巡りめぐって行き着いたところは。 使う側の気持ちではなくモノの気持ち。視点をかえてみるとこれまた面白い世界です。

HOW LITTLE LORI VISITED TIMES SQUARE
littlelori 「タイムズスクエアを見たい!」早速LORIはタイムズスクエアを目指して出かけます。地下鉄に乗って、フェリーに乗って、バスに乗って…あらゆる交通手段を使うもののなかなか目的地に着きません。 一人歩道で泣きじゃくっているとカメが言いました、ゆっくりゆっくりとね。LORIと一緒にニューヨーク巡りをしてみませんか。
kaerimichi
雪のかえりみち
傘も持たずに学校へ出かけた僕とお兄ちゃん。授業中は雪が積もるのをワクワクし、降り止まない雪で早めに下校となりました。 いつもとは違う帰り道。お母さんは仕事だから迎えに来ないし、お兄ちゃんとは会えないし。寒さが余計心細さを感じさせます。でも世の中捨てたもんじゃない。いろんなこと経験して大きくなっていくんですよね。
unishi
ね,うし,とら……十二支のはなし
少年時代アジアで過ごしたエロール・ル・カインのエキゾティックな絵に引き込まれる十二支のお話。 新しい十二支のために12種類の動物をえらんだ半神半人のシュン・ユー。でも皇帝は1番目になって他のものを支配する動物をなかなか決めれません。 そこで町の人々に決めてもらおうとねずみとおうしを町につれていくことに。さてどうしてねずみが1番に?
tosanohanashi
とうさん おはなしして
7匹のこねずみがベッドに入ってお父さんにおはなしをおねだり。「おはなしおわってすぐにおねんねするなら7匹ぶん7つのおはなしをしよう」
おとうさんのおはなしもさることながらアーノルド・ローベルの絵も素敵な小さなお話集。素朴なタッチと色彩が楽しめます。
santaobasans
サンタのおばさん
「サンタは男の人」 誰もがそう思ってることでしょう。でも新しいアメリカ支部のサンタ候補は女性なんです。 それで各国支部のサンタが集まって会議を開きます。さて女性でもサンタになれる?サンタのお国柄も出ていて面白い、東野圭吾のクリスマス・ストーリー。
branky
くろうまブランキー
小さなくろうまが原っぱでうまれました。名前はブランキー。主人はとてもいじわるで、ブランキーがいくら一生懸命働いても小屋も作ってくれません。 クリスマスの夜、重い荷物が運べないことで主人にたたかれ、立ち上がれなくなったブランキーのもとに天からそうっと降りてきたのは…
george_christmas
メリークリスマス おさるのジョージ
きいろいぼうしのおじさんとクリスマスツリーを買いにでかけたジョージ。 いろんな木をみているうちに一番大きな木のてっぺんに登ります。するとしらないおじさんがその木を切ってトラックに積みどこかへ運びます。 突然の出来事にジョージは木にしがみついたまま。そのあとジョージが着いたところは…
christmasstory
クリスマスのものがたり 4冊
可愛い刺繍で描かれたクリスマスの物語達。小さな3冊「あっちゃんとゆびにんぎょう」「サンタさんのいちにち」「100こめのクリスマスケーキ」は イブのお話が異なる主人公の視点で書かれ、3冊とも繋がっているのです。もう1冊「サンタさんありがとう」はプレゼントが足りなかったしんちゃんにサンタさんがくまのぬいぐるみを作るお話。 どれも細かいところまで素敵に刺繍された絵がなんともいえないのです。
robot
MY LITTLE BLUE ROBOT
アメリカからきたロボットの工作絵本。 しっかりしたボール紙で出来たページには組み立てるためのパーツが入ってます。出来上がったら隠れてしまう部分にも電気回路が描かれているなかなかのもの。 作ったらまた本の中に戻せて、なんといってもこのロボットおしゃべりするのです。そのために必要なのは…
santasan_itazurakko
サンタさんのいたずらっこリスト
サンタさんの家では子ども達から届いた手紙を読んでいたずらっこリストを作っている最中。そのリストに名前がのってる子ども達はプレゼントをもらえないそう。 「だめだ…いたずらしちゃった」って子、心配です。でもクリスマス前に誰かが助けに来てくれるかも。その時は優しい気持ちになっていてね。
unerwartete_geschenk
思いがけない贈り物
クリスマスイブの夜、仕事を終えたサンタクロースの手元に残った人形。誰かに渡し忘れたのか、サンタクロースはパソコンのキーを叩いて調べます。 出てきたリストから子ども達を訪ねてみると…。
モノが溢れたこの世の中、子ども達の欲しいものもさまざま。プレゼント達も大事にしてくれるところに行きたい。 大人と子どものための絵本です。
iloveyou
布絵本「I Love You」
くまの親子のI Love Youが描かれたカラフルなタグつき布絵本。 触ったりひっぱったりするのが大好きな赤ちゃんのファーストブックにも最適。
他にいろんな動物がでてくる「Sweet Dream」、4枚の写真が入る「くまさんアルバム」があります。
papa
パパーッ!
ベットの中で本を読んでたら、なんだかだんだん眠くなってきた。ん、だけどなんだかへん・・・となりにいるものなに?「パパーッ!」 「どうした、なんにもいないぞ」大人は見えないっていうけど、僕達には見える 僕とはちがういきものが。こどもだけの夜の世界はこんなものかもしれません。
halloweenhouse
ハロウィーンのおばけ屋敷
牢屋を飛び出したふたりの囚人が駆け込んだところは・・・。 「ここは、ハロウィーンの館」どのページもこの文から始まり、狼男に吸血鬼とつぎつぎに何かが現れる。やっとこさ逃げてきたのに、運の悪いふたりのおとこ。これじゃ牢屋のほうがよかったかな。
pumpkin_moonshine
パンプキン・ムーンシャイン
1938年にアメリカで出版されたターシャ・テューダーの処女作。ハロウィーンの日、主人公のシルヴィー・アンがかぼちゃちょうちんを作るため、大きなかぼちゃを探しに出かけます。 自然に囲まれ19世紀風の暮らしを送っているターシャならではの作風です。パンプキン・ムーンシャインとはかぼちゃちょうちんのことだそう。
autumnharvest
きんいろのとき
きりぎりすがなきはじめる頃「霜がおりるまであと6週間」と古くから言ったそう。 さぁ秋の始まり、黄金色の小麦に森の木の実、葉の色も変わり足元には落ち葉、ハロウィーンに収穫を祝う感謝祭、北米の秋を舞台に季節のお話が綴れられています。「ゆたかな秋のものがたり」という副題がぴったり。本の中もきれいな秋色です。
hatake
はたけのカーニバル
はたけの野菜たちがそれぞれの個性を生かしてカーニバル。野菜を育てたおじいさん、酔っ払って夢見心地でお祭りを楽しみます。 どの野菜もこのときばかりといろんな挑戦をします。畑で見る野菜たち、見てないところで実はお祭りしてるのかもしれません。力強いタッチの絵からエネルギーいっぱいもらえそう。
hoshiusagi
星うさぎと月のふね
誕生日にマトリョーシカをプレゼントされたリセル。「マトリョーシカのいちばん小さなお人形に願いごとをして人形を中に戻して飾っておくと願いごとがかなう」と聞き「月のふねにのって星の国にいけますように・・・」と願います。 でもなかなか願いは叶いません。ある夜マトリョーシカをあけてみると・・・。夜空を見上げ、誰もが星に願うとなぜかやわらかい気持ちに。
cat
猫の建築家
何度生まれ変わっても建築家になる猫の話。「造形」を考え「共生」を意識する日々。窓から外を眺めては「ものの形」を観察し、路地をぶらついては「美」とは何かを問う。哲学的な短い文章とノスタルジックな絵が絶妙なバランス。日本語・英語で書かれています。
spotty
おかえりなさいスポッティ
兄弟がみんな真っ白なのに、茶色のもようがあって青い目のスポッティ。僕はこの模様が好きなのに、みんなと違うといけないの?そこから冒険に出たスポッティが出会ったものは。おとなの先入観、偏見ってなんなんでしょう。
”mori" 森の絵本
暑い夏はボーっと体を休めたいもの。もし避暑地に行ったら、森を訪れてみたらどうでしょう。緑に囲まれ穏やかな気持ちになったら、どこからか声が聞こえるかもしれません。この本のように。
attends まってる。 MOI J'ATTENDS...
一生のうちどれくらい”まってる”という状況があるのでしょう。思ってるよりずっと多くていろんな種類の”まってる”があって、どれもとっても優しい響き。口にしなくても、みんな結構"まってる"ものなのかもしれません。そしてそこには赤い糸が絡んでるのかも。日本語・仏語で書かれてます。

amadare 雨だれぽとり
雨だれとしずくのやさしい話が8編。やわらかい色彩の絵と一緒になごませてくれる小さな絵本。
apres Apres la pluie/ あめふって・・・
雨のかわりに降ってきたいろんな味のあめ玉。金色の縁取りをしたしずくや涙をみてると、そんな気分もたまにはいいかも。小さな絵本。

bamukero バムとケロのにちようび
せっかくの日曜日なのに雨で外に出られない。でも2人が一緒ならたいくつなことなんてなし。ページの隅々まで楽しませてくれるこの本を見てるとこんなところがあったらな~と思うのです。
subway Subway
舞台はニューヨーク、お母さんと女の子が地下鉄に乗ってお出かけ。「down,down,down」とリズミカルな短い文章とカラフルな絵で地下鉄の様子を表した洋書の絵本。楽しい1冊。

pyon ぴょーん
縦にめくる小さな絵本。かえるからはじまりいろんな動物がページをめくると「ぴょーん」。この繰り返しに例外も。それもまた楽しい。
g&l Gaspard and Lisa's Rainy Day
雨だからってそんなに家の中で楽しんでもらったら困ります。それほど彼らのアイデアはすごい。外で遊べなくたって関係なし。ただ思いついたことをやっただけ。大人はいたずらっていうけれど。

goaisatsu ごあいさつごあいさつ
かえるのかぞくがピクニックに。いろんなものにあいさつをすると何かがおこります。あいさつするとみんなが気持ちいい!可愛い色使いでさらにほんわか気分。
tiki チキチキチキチキ いそいでいそいで
ものおきで見つけた古い時計をつけたとたん、チキチキチキチキと時間を刻みます。いそいでいそいで!まわりもみんないそぎだした。どこかと似てる、それって・・・わたしたち?
ippo はじめのちいさないっぽ
3ぴきのあひるの兄弟が森でまいごに。「もうくたくた」と座り込んだおちびさんに、「はじめのいっぽ」っと踏み出すことを教えるおにいちゃん。いっぽいっぽを重ねると、無事おかあさんのところに。どんなこともはじまりは「はじめのちいさないっぽ」
ofuro おふろやさん
文字がなく絵だけでストーリーが展開。おふろやさんといえば、といった様子が細かく描写。知ってる人にとっては笑いながら頷いてしまい、そうでない人には日本の一部を知る良い機会。おふろやさんが少なくなってしまったのが残念。