我思ふ…

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第六十回テーマ 少年法改正は良いが… (00/11/28火)

11月28日火曜日、国会で改正少年法が可決・成立し、来年4月から施行されることとなった。

刑事罰対象年齢の引き下げなどを盛り込み、基本的に厳罰化されている。

少年法の厳罰化は別に構わないと思う。

一部では少年犯罪の抑止にはならないという意見もあるがそれでも別に良いのでは?

罪を犯したのなら相応の事をして償う。

ただその罪がこれまでより厳しくなっただけ、要は罪を犯さなければ良いのだから。

これまでが軽すぎたという見方もあるわけだから、私は妥当なのではないかと思う。

そして今回改められた点の1つに被害者への配慮というのも見られた。

これまで少年審判等の記録は被害者ですら閲覧することが出来なかった。

それが認められるようになった点などである。

しかし加害者への厳罰化が強まったのに比べると、被害者の権利はそれほど強まっていないように思える。

たとえば、私も度々取り上げる被害者への過剰なマスコミの報道。

20歳未満ならば殺人を犯しても実名、顔写真報道はなされない(原則として)。

しかし20歳未満に殺された20歳未満(20歳以上でもだが…)の被害者は実名も顔写真も公開される。

この辺りは常々疑問に感じる。

今回の少年法改正のニュースがTVで取り上げられていた。

その中のインタビューで登場したのは

"数年前に少年グループの暴行によって19歳の息子を亡くした父親"だった。

その殺された19歳(当時)の被害者少年は写真も名前も当たり前のようにTV画面上に写った。

このケースはその父親が取材を許可したからそういうふうになったのだろう。

しかしそれもやはりTV局がオファーをしたから恐らくその父親はTVに出たのだろう。

やはりどこか、何か間違っているように思えてならない。

少年法の改正、加害者への厳罰化は良いだろう。

しかしそっちばかり見てしまってはいないか、もう1つの側面を見落としてはいないだろうか。

  

第五十九回テーマ 読者の存在 (00/11/11土)

韓国から帰国した翌日からコツコツと今回の旅日記を書いていた。

チョコチョコ書きながら何日間かかけて完成させた。

それを書いている作業はそれほど苦痛ではなかった。

卒論や学校のレポートなども同様に"書くもの"である。

それなのに何故かそれらを書くのは苦痛とまでは言わないが面倒臭い。

あまり率先して「書きたい」とは思えない。

一因として卒論やレポートは自ら調べて書かねばならないという手間がある。

その点旅日記は体験を書くのだから比較的楽に書くことが出来る。

しかしそれよりももっと大きな要因があった。

それが読者の存在だと思う。

卒論やレポートを書いても読むのは先生くらい。

よほど出来の良いレポートでないと他の生徒には読まれないだろう。

評価も成績という形でハッキリと表れる。

ここに公開する旅日記は数人ではあるかもしれないが読者がいてくれる。

読んでくれていると思える。

その違いがヤル気の違いに結びつくのだと思う。

先生のA評価よりも友人の「旅日記面白かったよ」の一言が嬉しい。

  

第五十八回テーマ シドニー五輪、女性の活躍とパラリンピック (00/10/23月)

今世紀最後のスポーツの祭典、シドニー五輪が終了した。

今回日本勢が取ったメダルは女性の方が多かった。

男性が計5種目に対して女性が計11種目。

それによって一部のメディアで「女性のためのオリンピック」だった、という意見を聞いた。

またどっかの評論家気取りが逆に「男性陣は情けない」などという意見を言っていた。

そりゃ違うだろ、そもそも競技人口が違う。

女性がスポーツをやる、ということは先進国やある程度の発展途上国だから出来ることではないだろうか?

ましてや五輪に出るわけだから尚更である。

それほど発展していない途上国では女性はスポーツどころではないような気がする。

同じようにパラリンピック。

障害者のスポーツの祭典である。

障害者がスポーツをやるというのもやはり先進国だからできることだと思う。

ある程度の経済力と支援がないと成り立たないものなのでは?

女性や障害者がスポーツをやることがどうこう、というのではない。

ただそういう現実もあるのでは、ということだ。

  

第五十七回テーマ 公共事業 (00/9/13水)

台風14号の影響により11日夜から東海地方を中心に襲った大雨。

それは記録的大雨となり、河川の増水等により死者までもが出る大災害となった。

今回の水害を教訓に果たして日本の治水事業が万全なのかなどの議論をTVで耳にした。

設備投資をして治水事業に力を入れる、つまりは公共事業。

現在では何かと悪者扱いされている公共事業なわけだ。

今年の始め、徳島県徳島市で吉野川可動ぜき建設に反対する住民投票が行なわれた。

その建設計画は1000億円をつぎ込み、100年に1度の水害にも耐えられる可動ぜきを作るのが目的だった。

それを「無駄な公共事業」として見直しを求めた住民投票を行なったのだ。

結果は反対多数となり、現在は建設見直しの方向へ進んでいる。

今回東海地方を中心に襲った記録的大雨。

雨量はまさに100年に1度の大雨と言われるほどのものだったらしい。

そして河川はそれに耐えられなかった。

治水事業がしっかりしていなかったのではないか、と言う人達。

その一方で無駄な公共事業見直しを叫ぶ人達。

国を運営するって大変だな。

  

第五十六回テーマ ニセ札作るなら今!! (00/7/15土)

これは犯罪幇助罪で違法な書きこみになってしまうのかな?

話題の(?)2000円札が今月19日の水曜日から流通開始らしい。

既に新札の図面は新聞等で公開されている。

もし高度なニセ札を作る技術を持っている人がいれば既に作れるのではないだろうか。

そして流通初期段階でそのニセ札を使ってしまえば…

銀行員等はともかく小売り系の店員なら流通初期の段階では本物と偽物の区別がつきにくいだろう。

まさにニセ札作るならイマ!である。

それでニセ札が大量に出回ったらどっちがホンモノだか分からなくなったりして。

もしその件で警察に捕まったらこう言いましょう。

警察・「これはニセ札だろう!!!」

「違います、ニセん円札です。」

ダメだな…

  

第五十五回テーマ 総選挙雑感 (00/6/28水)

6月25日衆議院議員選挙・総選挙の投票が行なわれた。

私が選挙に投票するのは2度目、総選挙は初めてだ。

11時30分頃に投票所である地元の小学校へ行くと行列が出来ていた。

しかしその列を作っている殆どの人は高齢者、私と同年代の若者は1人もいなかった。

その投票所の列の中に超高齢化社会と化した未来の日本の姿を見たような気がした。

20分ほど雨の中で列に並びようやく投票することが出来た。

ご存知の通り現在の選挙制度は小選挙区比例代表並立制。

我々は小選挙区と比例代表の2つに投票しなければならない。

それと同時に最高裁判所の裁判官の信任を問う国民審査も行なわれた。

つまり3枚の投票用紙が配られる。

投票所ではそれが分かりにくかった。

まず小選挙区の投票用紙を貰って投票する。

次に比例代表と国民審査の用紙を貰って投票する。

投票箱も複数あってどれをどれにいれるのかが分かり辛かった。

もう少し段取りを考えた方が良いだろう。

行列が出来ていたのも頷けた。

 

選挙の結果は投票率が62%程、この数字はどうなのだろうか?

事前の世論調査などでは「必ず投票に行く」という人が70%を越えていたという。

それから考えるとそう高くはないだろう、やはり当日の雨が響いたか。

事前調査などで60%ほどの投票率なら自民(与党)勝利の色が濃かった。

現実は最大野党の民主党が大躍進を遂げるも、与党は議席こそ減らしたが絶対安定多数の議席を確保。

どうにも中途半端な結果となった。

中途半端、今後の政局を表わす言葉でないことを祈ろう。

来年には参議院議員選挙がある、各党とも大変だね。

  

第五十四回テーマ 選挙権と被選挙権 (00/6/20火)

総選挙が公示されいよいよ選挙戦も本格化してきた。

今回は前々から疑問に思っていたコトを記したいと思う。

表題の通り選挙権と被選挙権の問題である。

日本の国政選挙の場合、衆参両院とも選挙権は満20歳以上の日本国民に与えられている。

しかし被選挙権は違ってくるのだ。

衆議院の場合だと被選挙権は満25歳以上、参議院の場合は満30歳以上である。

これは何だかおかしくはないだろうか。

何故に選挙権は20歳からなのか?

20歳になったら世間は彼らを大人と認め、酒も煙草もOK、そして選挙権も与えられる。

20歳になれば国民の代表を決める選挙に投票できるほどの判断力等を持っているとするからではないのか。

その判断力をもっているとされるのに自分がそれに立候補できないというのはおかしい。

まだ20歳では若いから…等の理由なのだろうか。

だったら選挙権も与えるな。

今の制度だと20歳で選挙権を持つ人達は同じ歳の候補者がいないということになる。

自分と同じ歳の候補者がいれば少しは選挙に注目しようと思う若者もいるはずだ。

選挙権が20歳で与えられるのなら被選挙権も20歳からで良いではないか。

当選するしないは民が決めることだが立候補できないということはスタートラインにも立てないということだ。

しかしこれが改善されるのはよほどのことがないかぎり難しいだろう。

選挙制度を変えるのは国会。

その国会議員は当たり前だが皆被選挙権があるから当選したのだ。

当然衆議院議員は皆25歳以上であり、参議院議員は30歳以上である。

被選挙権年齢の引き下げなど彼らにとってなんのメリットもない。

「20歳の現役大学生議員誕生」などというニュースが聞かれるのはいつの日になるだろうか。

  

第五十三回テーマ 総選挙迫る (00/6/7水)

久しぶりの政治ネタ、いよいよ総選挙が迫ってきた。

6月2日に衆議院解散、総選挙は13日に公示、25日投票だ。

事実上の選挙戦は既に始まっている。

自民党は森首相の一連の失言(「神の国」「国体を守れるのか」)によりかなりの苦戦を強いられそうだ。

野党はこぞってこの失言を取り上げては「首相の資質」を問うている。

しかし選挙は揚げ足とり、言葉尻とりではない。

政策というものを明確にして欲しい。

ところがどの政党の政策も当たり前だが聞こえの良いことしか言わない。

それだとどうしてもどの党に対しても疑問符がついてしまう。

その中で1つ面白い公約を発見した、民主党の「課税最低限引き下げ」という公約だ。

課税最低限とは

サラリーマンの夫,収入のない妻,子供2人という平均的な世帯で所得税が課税される最低の年収。

日本の今年度の場合は368万4千円。

つまりこの368万4千円以下の年収なら所得税を払わなくて良いのだ。

それが課税最低額である。

その最低額を引き下げようというのだから所得税を払う人(世帯)が多くなるのだ。

つまりは増税である。

増税を公約にして選挙戦に挑むなどは無謀とも思える。

だからこそ面白い、興味深い公約であるといえる。

しかし民主党の候補者の中には「有権者の誤解を招く」と言っている人が多いという。

そして敢えて街頭で積極的に訴えたり選挙公報には載せないという。

それはチョット違うのではないか。

公に約束するのが公約なのにそれを敢えて伏せて選挙戦を行なうのは何か違う気がする。

こういう公約だからこそ必然性を説き、納得してもらおうと思わなければ。

そういう所から変わっていくともっと選挙も面白くなると思うのだが。

でも恐らくそれだけでは伝わらないのだろうな…誰だって取られる税金は少ない方が良いのだから。

なんにせよ選挙の結果が楽しみである。

  

第五十ニ回テーマ バスジャック事件発生 (00/5/4木)

ゴールデンウィーク中、佐賀から福岡へ向かう長距離バスが若い男に乗っ取られた。

刃物を持ち6歳の女の子を人質にしてバス内に立て篭もり東京へ向かえと要求。

かなり興奮状態らしい犯人は数人の乗客に切りつけて1人は死亡。

国内で発生したバスジャック事件で死人が出たのは初めてのことだ。

犯人は17歳の少年で事件は発生から約16時間後に警官隊突入で解決した。

事件の発生はバスから逃げ出した乗客からの通報で分かった。

また、隙をみてバスから飛び降りて脱出した人も数名いた。

バスから飛び降りて脱出した人々は非常に自己中心的だと思わざるを得ない。

自分一人が助かれば良いという考えではないか。

緊迫した状況下で極限状態に追い込まれたら人間はそういう行動に出てしまうのかもしれない。

もし自分がそのバスの中にいたら実際に自分もそうしたかもしれない。

しかし敢えて第3者的立場から言わせてもらえば、飛び降りた人々は卑怯で自己中心的だ。

人質にされているのは幼い少女、当然飛び降りた乗客もそれを知っていただろう。

それなのに自分だけは助かりたいという考えでバスから飛び降りる。

その行動が犯人を刺激するかもしれないということを考慮に入れたのだろうか?

  

第五十一回テーマ 子供が被害者の事件報道(00/4/27木)

子供を誘拐して身代金を要求する。

先日もその少し前にもそのような事件が起きた。

子供は無事に保護、犯人逮捕、一軒落着である。

このような事件が起きた時にいつも思うことがある。保護された子供の報道である。

親子の対面、保護された子供をTVで写す、新聞の一面に「無事保護」と写真付きで掲載する。

果たしてそのことに意味があるのだろうか?

無事な姿を報道したいという意図。

どんな子が誘拐されたのだろうと知りたがる視聴者の知る権利に応える。

マスコミ側は色々とその意味を述べるだろう。

しかしあまり意味があるとは思えない、被害者の子供にとっても少なくとも好影響だとは思えない。

少し前の事件だが誘拐された子の小学校入学式の模様まで報道されていた。

「元気に小学校入学」とかいうテロップで(幼稚園だったかな?)

これなども意味は皆無だと思わざるを得ない。

そっとしておいてやれば良いのにと思う。

今回は誘拐事件で子供が無事だったからまだ良しとしよう。

しかし殺人事件の場合はどうだろう。

昨年末に京都で起きた小学校殺害事件、数年前の神戸での殺傷事件。

何度も何度も被害者の子供の写真がTV画面上に掲載された。

毎度のことだが被害者の人権というものをもう少し考えるべきだ。

ましてや子供の場合は尚更だ。

  

第五十回テーマ 石原知事問題発言?(00/4/22土)

「不法入国した多くの三国人・外国人が非常に凶悪な犯罪を繰り返している。」

石原都知事が今月9日自衛隊の式典で発言した。

「三国人」というのが差別用語に当たるとして一部から抗議を受けていた。

石原知事も当初は頑なに謝罪を拒んでいたが遂に正式に遺憾の意を表明した。

読売新聞の編集手帳にあったのだが石原知事は

「不法入国した多くの三国人」と言っているのだ。

この不法入国という点を忘れてはならない。

多くのマスコミは三国人という部分だけを取り上げて騒いでいる。

頭に不法入国をしたという言葉があるとないとでは意味合いがかなり変わってくる。

しかし三国人という言葉自体に差別的な意味あいが含まれているのならやはり問題か。

それにしてもマスコミっていうのは細かい所まで突っ込んでくる。

石原知事にしてみればチョロっと言った言葉のつもりが大きな波紋を投げかける。

少し前の金融監督庁長官の誰かさんも地方でチョロっと言った失言で辞任に追いやられた。

責任ある立場というのは大変だ。

参考までに…

第三国人

1.当事国以外の国の人

2.第2次大戦前及び大戦中、日本の統治下にあった諸国の国民のうち、日本国内に居住した人々の俗称。

敗戦後の一時期、主として台湾出身の中国人や、朝鮮人をさしていった。三国人

大辞林 第2版 三省堂より

  

第四十九回テーマ 災害報道(00/4/1土)

3月31日北海道の有珠山が20数年ぶりに噴火した。

噴火前から地震等が相次ぎマスコミ等も報道していた。

そして遂に3月31日13時過ぎに噴火。

私はちょうど昼飯を食べていてNHKの高校野球を見ていた。

臨時ニュースで噴火速報を流す。

数10分後には各民放とも臨時ニュースに切り替えて噴火の模様を伝えていた。

NHK教育とテレビ東京を除いた全局で有珠山噴火の報道をしていた。

そこまでやる必要があるのだろうか?

災害報道は大事なことだがほぼ全局を挙げて報道するようなことではないのではないか。

ましてや地元での災害ではないのだ、そこまでやる必要性が感じられない。

どの局でも最初の情報量に大差はないだろう。

地元自治体や省庁などの発表を流すだけなのだから。

それならば全ての情報を1局に集中させた方が良いと思う。

その方が見る方も落ちついてみることが出来る。

そのような報道態勢に出来ないものだろうか。

  

第四十八回テーマ 女性の営業(00/3/21火)

私も就職活動でいくつかの企業の説明会を聞いてきた。

そこで気になるのがやはり企業の全社員に占める女性の割合が少ないということだ。

ましてや営業職に付いている女性はゼロという企業もザラにある。

たとえばこれは某自動車販売業の説明会に参加したときに思った。

「若者や女性をターゲットにした車」を売っているのに営業職は全員男だったのだ。

女性をターゲットに売るなら女性の営業職がいても良さそうなものだが…

自動車販売の他もいくつかの説明会に参加した。

しかし私が参加したいずれの企業でも女性で営業職についている人はゼロだった。

どうしても営業というと男の仕事というイメージがある。

しかし女性の観点からの営業というのも良いではないか。

それをやっている企業もあるだろうが全体から見るとまだ少ないだろう。

某企業のグループ面接で隣の女性が面接官に言っていた

「週末を楽しみにするような女にはなりたくないんです」

名言だね。

  

第四十七回テーマ プレイステーション2発売(00/3/7火)

次世代ゲーム機として発売前から注目を集めていたプレイステーション2が3月4日遂に発売となった。

予想通りの爆発的な売れ行きで2日間で100万台の売上を達成する見込みという(達成したのかな?)。

発売後どこへ行っても「売りきれ、次回入荷は未定」となっている。

事前の盛り上がりなどからバカ売れすることは予想できたはず。

だったらバカみたいに生産すれば良いのだ。

おい、やりすぎだろってくらい生産してしまえばよいと思うのだが…

最初は手に入れ辛くして希少価値を高めていき話題作りにもなるという計算なのだろうか。

なんだか釈然としない。

私?就職が決まったら買っても良いかな(笑)

  

第四十六回テーマ 2月29日の提案(00/2/29火)

閏年、4年に1度だけ1年間が366日となる年である。

この年にはオリンピックが開催され、アメリカの大統領選挙も行なわれる。

そしてその1日増えるターゲットにされたのが2月29日だ。

せっかく4年に1度だけおまけの1日が貰えるのに世間では何事もなくいつも通りの生活だ。

なんだか勿体無いし味気ない。

そこで提案、どうせならこの日は何もかも休みにしてしまえば良い。

4年に1度、おまけの2月29日だけは病院・警察等の最低限必要なもの以外は全て休み。

電車もコンビニも休み!観光地やレジャー施設も全部休み!新聞もテレビも休み!

4年に1回くらいこんな変な1日があっても良さそうなものだが…

  

第四十五回テーマ 英語は世界共通語?(00/2/25金)

先日、新宿で就職関連のセミナーがあってそれに参加した。

都庁のすぐ前にあるビルでその就職セミナーは行なわれていた。

セミナーの後に時間があったので都庁に行ってみて展望台に登ってみた。

友人と2人で何をするでもなくボーっと景色を眺めていると突然話しかけられた、しかも英語で。

見ると「いかにもアメリカン」って感じの男性が英語でホニャララと。

和訳すると「あそこに見えるのは公園か?ニューヨークで言うセントラルパークみたいなものか?」

と代々木公園を指差して聞いている。

「Oh,Yes. It's a park.」みたいな事を言ったら納得したようだった。

それで終わりかと思ったら何やら色々と話しかけられた、もちろん全て英語で。

一応こっちも学校教育は受けていて多少は英語が判るので一応の会話は成立した。

その男性はテキサス州ダラスから来ていて現在は自由が丘の英会話学校で働いているという。

だったら少しくらいは日本語を話せそうなものだが全て英語で会話した。

その彼に対しては何の不満もなく、良い体験が出来たと思った。

しかし一般的に西洋系外国人はみな英語で話しかけてくる。

日本にいるにも関わらず平然と英語で話しかけてくる。

日本は教育が進んでいるから一応の英語は喋れるだろうとの考えからだろうが…。

それでもなんだか英語を使えばなんとかなるみたいな「英語が一番」的雰囲気が気に入らない。

例えばバイト先でも英語で話しかけてくる外国人のお客さんがいる。

英語で話しかけられて、こっちが「?」みたいな顔をすると相手が「判らないのか?」みたいな表情になる。

苦笑いされることもある、呆れられるようなこともある。

そりゃ確かに英語は世界共通語かもしれないけどここは日本なんだよ!と声を大にして叫びたい。

我々がアメリカに行ったら英語を喋る。だからアメリカ人も日本に来たら日本語を話せ。

相手が英語で話しかけてきたら思いっきり日本語で返してやれ。

英語だからって怯むことないぞ、英語がなんだー!日本語に誇りを持てー!、ここは日本だー!

そしてこう言ってやれ「Here is Japan. So speak Japanese!」…って英語で言った時点で負けだね(笑)

  

第四十四回テーマ 衆院定数削減法案成立(00/2/4金)

先日、国会において衆院定数削減法案が可決された。

現在の衆議院議員は500人、その数を20人減らすという法案。

すぐに20人をクビにするということではなく、次回の総選挙から当選人員を20人減らすということだ。

この法案を野党は「審議が充分ではない」として国会参加に応じない方針をとった。

この法案は野党抜きで可決されたのだ。

この暴挙に怒った野党側は今期の予算審議を含めた今後一切の審議に参加しないとしている。

どうも納得がいかない。

要するに国会議員を減らす、国会議員のリストラである。

おおいに結構ではないか。

自自公には批判も集まっているが、この法案だけはおおいに賛成できる。

国会議員の連中は自分がその削減される20人に入るのが恐いから反対しているようにしか思えない。

ましてやそれに反発して国会審議を拒否するとは言語道断。

一般企業でたとえるなら出社拒否ではないか。

国会審議を拒否しているその瞬間にも連中には給料(税金)が払われているのだ。

そんなことをしているお前らこそみんなクビだよ。

  

第四十三回テーマ Y2K、陰謀説(00/1/2日)

無事に2000年を迎えましたね。

懸念されていた2000年問題も大きな問題には全くならなかった。

ましてや生活レベルでの問題などもなし。

海外でも大きな問題はなし。

騒ぎ過ぎだった感は否めないようだ。

非常食や懐中電灯などを買いこむ人も多数いたでしょう。

今回は使えなかったけれど災害対策としては良かったかもしれない。

日本人の災害に対する備えを再認識できたという点で。

今回のことで防災用具を揃えた家庭もあるはずだし。

そして2000年問題最大の焦点だったかもしれない銀行の問題。

銀行口座のお金がなくなってしまうかもしれないという問題。

これが騒がれたおかげで年末は銀行のATMは例年よりも多くのお金を入れていたらしい。

そして例年よりも多くの人が年末にお金を卸したという。

ということは現在世間の人々の財布の中は昨年よりも潤っていると考えて良いだろう。

人間やはり財布の中にお金が入っていると使ってしまうものではないだろうか?

そしてその結果消費を刺激して景気回復…

もしや2000年問題がこんなにも騒がれていたのは景気回復を期待する政府の陰謀ではないだろうか?

国民レベルでは何も起きないことを判っていながら敢えて不安を煽るような報道をした。

もしかしたら何か起こるかもしれませんよ、最低限の備えはしていてください。

そう考えると全てのつじつまがあう。

日本人の防災に対する認識を改めさせる。

国民の手元に現金を持たせることによって消費を刺激する。

なかなかやりますな、小渕さん。

そして今年の年末は21世紀問題(なんだそれ?)とか言っちゃうのかな。

あ、でもその前に衆議院解散総選挙があるね。

自自公で大丈夫かい?小渕さん。

あれ?テーマが変わってきたな。

  

第四十二回テーマ 何か言ってみろよ…(99/12/10金)

自分ももしかしたらそれに含まれるかもしれない。

それにしても…

大学で授業を受けていて思う。

たとえば英語の授業、先生から

先生「その文を読んでみてください。」

ボソボソボソボソ」……聞こえねーよ!!

先生「その文を訳してみてください」

「……」……単語の意味が分からないなら聴けよ!!

先生「この問題が全問正解だった人?」

……手上げてんだかわかんねーよ!!

意見を問われてもなにも言えない、考えてないのか言えないだけなのか…

手を上げろといわれても控えめにしか上げられない…

当てられてもわかりませんとすら言えずに黙っている…

それだけは勘弁してもらいたいね、端から見ているこっちの腹が立つ。

なんでも言いから言ってみろよ…って。

ちょっとでも自分の意見持ってんだろって。

大学生に限ったことじゃないな、きっと。日本人全般に対して言えちゃうんだろうな。

しかし私も公衆の面前で言うのではなく、こんな所に色々書いて憂さ晴らし…フゥ。

  

第四十一回テーマ やってくれます、神奈川県警(99/11/14日)

不祥事続きの神奈川県警に決定的な不祥事が発覚。

覚醒剤を使用していた署員を組織ぐるみで隠蔽工作。

なんと指示したのは神奈川県警本部長(当時)、神奈川県警のトップが自ら指示していたのだ。

指示した元本部長を始め、当時の神奈川県警のトップ連中が一気に書類送検された。

神奈川県警にしてみれば泣きっ面に蜂、である。イヤ、身から出たサビだね。

よくもまぁ次から次へと不祥事が出てくるものである。

誰でも叩けば埃がでるとはいえ、チョット出すぎだろう。

神奈川県警側は「信頼回復を目指す」とそればかり言っている。

が、どうすれば信頼回復できるだろう?

もっと隠れているだろう神奈川県警内部の不祥事をばんばん明らかにする。

うーん、違うなぁ(笑)

軽犯罪でもばんばん逮捕して検挙率を上げる。一般人でも片っ端から逮捕逮捕逮捕。

うーん、これも違う(笑)

やはり時が解決するしかないかな。

 

 

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