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6.50、5回目のアラームが鳴っている。やっと気がつく。鳥がピーピー。15C、57%。寒い。エアコンを入れる。
7.05、本当に起きんと集合時間に間に合わない。あわてる。
7.35、朝メシ会場へ。喰いすぎないように気をつける。トースト2枚。シリアル、果物。
8.30、出発。
9.10、Henschke着。早朝から飛ばす。9種類テイスティングする。ここのおばちゃんも日本語を少し解するみたいだ。
10.30、Ch. Yalumba。建物は立派だ。Cuvee Twoなるスパークリングが笑える(Cabernet Sauvignonのスパークリングなのだ)ので1本購入。
12.00、Seppelt着。ここまでの運転は有美子様だった。緊張感あふれるドライビング・テクニックを次から次に披露している。ここのワイナリはたいしたモノはなかったので何も買わない。近所のうまい昼メシ屋を聞いておく。SaltramのBistroがいいらしい。
13.20、Saltram着。ここはワイナリーだが、単に昼メシを喰うのみである。ビストロだときいていたが、単なるPUBだった。
14.10、PUBを出てPeter Lehmannに向かう。
14.45、Peter Lehmann着。Stonewell Shirazとかは飲めるかなぁ...。
Cellar Door限定のChenin Blancから始める。なかなかうまい。同じくCellar Door限定のMerlotも試す。うまい。Stonewell Shiraz 1992も試す。これはちょっと高いなあ。91なら¥3000で買えるしなぁ。
15.15、今晩のメシ屋「1918」発見。予約しておく。
15.20、Rockford着。Petalumaのオネーサンおすすめのスパークリング・レッドが目的である。おお、こぢんまりとしている。猫もいる。いいぞいいぞ。
ところが、件のRed SparklingはSold Outであった。いくつか試したが、いずれもSo So。カバさんが義理で1本、各自Shiraz Sauceを1本ずつ買って撤退。
16.00、Miranda着。中規模のワイナリー。Rovally Ridgeという銘柄がWine Spectatorでいい点だったので寄ってみる。しかし、ここもSo Soであった。飲みやすくてあまり高くないGrey Labelを1本義理で買う。
わしらが出たら、あっと言う間に「Closed」の看板がかかった。そーか、16.30までの営業なのね。
16.30、さあ、がんばればもう1軒行けるぞ、どーする、体長?
ちょっと遠いけどPenfoldsに行こうということになった。17.00までだから、だめもとである。勝率30%ぐらいだな...。
16.55、なんと5分前にすべりこみで間に合ったぞ。入ってしまえばこっちのものだ。追い出されはしない。BIN128、St. Henry、BIN407などをテイスティング。「じゃ、BIN407安いし買って帰りましょう、Grangeはセットものでしか買えんしねー、さあさあお会計...」と思いつつ、ふと横を見ると、厳重に鍵のかかったケースにバラ売りのGrangeがあるでわないか! 1本$280!! うーん、うーん、うーん、うーん、うーん、うーん、えーと、えーと、えーと、えーと、えーと、よーし、よーし、よーし、よーし、...と30秒ほど考えて整列した。買う! 買うぞ!
こんなに高いワイン買ったのは生まれて始めてだ。ドキドキしたぞ。ヒコーキで運ぶときもこれだけは箱詰めするわけにはイカン。ハンドキャリーだな。
17.25、Penfoldsを出て、メシ屋に行くか、いったん宿に戻るか算段する。メシは18.30からだから、そこら辺で時間をつぶすことにする。スーパー行ってガソリンスタンド行けば1時間ぐらい何とかなるだろう。
18.05、ガソリンスタンドで給油。ついでに買い物。
18.15、ちょっと早いがメシ屋についてしまった。あらかじめ、メニューとワインリストをもらっておいたので、何喰うか、何飲むか算段する。結局決まらん。うーむ。
18.30、メシ屋「1918」突入。なかなかちゃんとしとる。でもなんとなくPUBっぽい。
18.45、注文は決まった。各自喰いたいものを注文する。ついでにワインも注文する。
18.50、スパークリングが来た。目の前で開けてくれない(後方5mのところで開けていた)。ちょっと不安になる。
18.55、赤を持ってきた。HenschkeのHill of Grace 1985である。$130もするんである。鼻息が荒くなる。はあはあはあ。で、不安は募る。振り回しながら持ってきたのだ。デカントが必要だと告げると、奥に持って行ってしまった。不安は的中する。奥の方で抜いてデカンタにジャボジャボ注いで持ってきたのだ。一度はあきらめたが、再度呼びつけて突き返す。却下だ却下だ。別のボトルを要求する。
2本目も振り回しながら持ってきた。これも却下。このウェイターぜんぜん理解しとらん。
3本目は自分で取りに行くことにした。トーゼン自分で抜いて自分でデカントする。おー、すごい澱だ。こりゃ振り回しちゃいかんぜよ。はあはあはあ。
20.45、喰い終わった。苦しい。うまかった。Bistroと名乗っているが、実態はPUBであった。まぁ、それでも、うまかったことには変わりはない。
21.00、メシ屋を出て宿に向かう。郁ちゃんが運転すると言い張る。一同不安になるが、彼を止められるものは居ないのだ。
21.30、なんとか宿にたどり着く。ホントに真っ暗な田舎道だった。6人いるからまだしも、2人だったらちょっと怖いなぁ。
21.45、荷物をおろしてワインの整理である。3家族あわせてキッチリ5箱ある。どーするんだ...。やはりMt. Victoriaで何本か消費しましょうということになる。義理で買っちまったのはSoSoなのが多いので、それらを中心に消費する計画である。よしよし、そーすればもっと買えるケンネ。
それにしても、みなさんグラス12個のことを忘れとる(わしも忘れとった)。誰が持つんだ?
22.00、ワインも梱包し終わったので解散。明日は8時出発だ。
23.00、わしらの荷物はワインを除くとあいかわらず少ない。Mは「かばんがスカスカだ。」と不平不満をもらしている。そーかそーか、空段ボール詰めてあげよう。すき間があるのは良くないケンネー。
24.15、今日の記録をつけ終わる。もうそろそろ眠いはずだが、目がさえてしまった。でも、本気で寝ないと明日は朝が早いのだ。
2774歩。今日は本当に疲れた。くたくただ。でも、すごく達成感がある。
団員の旅行記(第5日目にリンク)