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7:30、目醒ましがなる。起きない。
7:50、腕時計がなる。まだ起きない。
8:15、あきらめて起きる。そそくさと仕度する。昨夜のフロ事件でもってどっと疲れた。部屋のランクを上げようかという話があったけど、荷物ひろげちまったし、面倒だからもーいーか。
9:03、集合時間。下のフロントへ向かう。団員と合流。まず、Ch. Reynellaから攻略する予定だけど開くのは10:00なので、件のバーガー・キングのばったもん“腹へりジャック”へ行って朝飯。
9:20、おお...腹へりジャックは10:00にならんと開店しないのか。すぐに向かいのマクドへ直行。朝メシメニューを喰らう。
10:00、Ch. Reynellaはわしらの泊まっているセント・フランシスから車で3分ぐらいのところにあるのだ。さあ行くぞ。
10:15、Ch. Reynella...扉が閉まっている。なんだなんだー!! 10:00から開いてるって本には書いてあるぞえ。どーなっとるのや。思わずミカン盗み喰いするわしと有美子様であった。
10:30、開いとらんものは仕方なし。次の目的地リチャード・ハミルトンへ移動する。
11:00、絶景のぶどう畑をこえてリチャード・ハミルトンへ着いた。小さいワイナリーだとは聞いていたけどホントに小さい。猫がいる。みんなでなでまわす。
11:30、次々と試し飲みしつつ、件の古木シラーズのタイミングをはかる。カベルネもシラーズもちょっと大味でイマイチ。白は旨いけど$16.50は高いな。
11:35、古木シラーズは売り切れた!! おーい、そりゃーないでよ。わしらこのために来たっつーのにどないすんねーん。
11:40、いろいろおやじに交渉したが、ないもんはない。とのことでリチャード・ハミルトンを引き上げるわしら。悲しい。
11:50、次なるワイナリー、ウィラ・ウィラ突入。ここは良いのがあることを期待して次々とすする。なかなかんまい。ポートも良い。団員はどうやら昨日のレストランでポートの味をしめたらしく、次々とポートをすする。わしらはここでグルナッシュとポートを各1本購入。
12:30、マリアンバーグ着。ここでは飯も食べる予定だ。きれいなショップ。ひと通りすすってからレストランへ向かう。
ガラス張りの明るいレストランだ。喰いすぎると晩メシに差し支えるのでパスタとサラダを二人で分け合う。ペンネのクリームパスタとシーザーサラダを注文。昼酒はキワモノのピノノワールの白を6人で分け合う。さっぱり味、フラスカーティみたい。飯の量は東京盛りだったのでちょっと食い足りないけどまあいいか。マクラーレン・ベールの i で調べたところ、Ch. Reynellaが11:00開店であることが判明したので、喰い終わったらまた再挑戦するのだ。
3:30、Ch. Reynella着。件の本館へ行ったらまた閉まってる!! マジか? 全員の心に不安が走る。各建物へまわってドアを引っ張るがいずれも応答なし。うえ〜ん、なんなんだー、泣くぞ〜。半ベソ状態で撤退しようと車に乗り込む。しかし!! 出口の一番はじっこの建物に電気がついているのを有美子様が目ざとく見つける。おお!! やってるやってる。有美子様えらい。寒いのも忘れて全員吸い込まれる。郁ちゃんがまず壊れる。わーい。いっぱいあるぞ。炸裂してやるー。6人がかりで店番のあんちゃんから酒をもらう。よーしよーし。またしてもヴィンテージ・ポートに注文が集中する。わしらはここで2本ほど買った。
4:50、目当てにしていた「レイネラ・バスケット・プレスト」はここでは品切れてしまったらしく、「ちんたら」という、けったいな、なさけない名前のワイナリーへ行けば手に入るかもしれんことが判明。あんちゃんにBye Byeしてダンボールを担いで全員ちんたらへ向かった。
ちんたら着。けっこう大きくてきれいなテイスティング・ルームだけど、ここでもバスケット・プレストは品切れ状態ということが判明。破れかぶれでTシャツ購入。
5:15、本日最後のワイナリー、アンドリュー・ガレット着。きれいなワイナリーだった。パーキングの入り口にグレイとピンクのインコが300羽ぐらいたむろしている。当然野良インコである。郁ちゃんとちのさんがカメラを抱えて「インコに近づけ!!」とのことなので、そーっと車を寄せる。「見えないよー」「外、出ればいいんじゃないの?」「そーだよね」と言いつつ郁ちゃんがドアを開けて地面にとんっとしたとたんに、インコはぶわーっと逃げてしまった。大笑いされる。ショップに入ってひとまわり試飲する。まあまあの味だったが、シラーズのスパークリングというキワモノがあった。迷わず買う。またしても本山家はトレーナーを買った。
5:50、さて、ここのワイナリーにはレストランがあるので晩メシはここで喰いましょうという算段をしたが、OPENは6:30なのだ。1時間半も待つわけには行かん、との意見の一致を見る。他に2〜3軒心当たりのレストランをあたって、ダメだったら宿の飯を食べようということで落着した。
6:00、マクラーレン・ベールをぐるぐるしてレストランを探すけど、いずこもランチしかやってなかったり、休みだったりでダメだった。もー全員とも寒いし眠いし腹へるし...。本格的に雨が降ってきたので宿に戻ることにした。
6:30、宿着。まずは部屋へ上がって7:00にレストラン集合ということにした。ふー、長い1日だったな。
7:00、第2回宴会場到着。暖炉の前に陣取る。酒を選ばせろとか、デカンタ出せとか、ひとくち先にすすらせろとか、うるさい客である。
団員たちはカキにはまったらしく、前菜にカキ3連発を喰いたいとのこと。迷わずそれにする。
今日のスープはトマト風味ポタージュだっつーので、これまた6人分注文。メインは魚介のてんぷらと焼き肉を各3つずつたのんで分け合うか、という話になった。そんなに喰えるか? 酒は、
「なんだか今日はあんまり酒が進まない。調子が悪いのかな...」と不穏当な発言をするヨシコ。昼間あれだけの種類をすすっておきながら今更何をゆーのだ。もー全員そろって関西人のごとく突っ込む。
魚テンプラを喰い終わったところでなぜか皿が全部撤収されてしまった。店のおばちゃんは肉の注文のことを忘れてしまったみたいだ。腹一杯だし、眠いし、もーいいか...。ケガの功名という奴だ。
9:30、部屋に引き上げ、各自、フロ、けつを、等の作業をこなす。毎日事件が多すぎてけつをが追いつかないぞ。
10:00、寒いもんだからちょい熱いフロにつかっていたら湯当たりしてしまった。いかん、目の前が暗い。起き上がるとぐるぐるだ。気絶状態で転がる。そのまま眠ってしまった。11:30頃、見かねたTがドライヤーで頭を乾かしてくれた。
外は雨がざばざばしている。雨が降ると、緑の牧草とアーモンドの花の白、ミモザの黄緑がよくぶどう畑に映えてリトル・イギリスのようだった。
団員の旅行記(第3日目にリンク)